夢原のぞみ/キュアドリーム

登録日:2012/05/09(水) 05:21:56
更新日:2024/02/23 Fri 23:38:06
所要時間:約 10 分で読めるよ!




失敗したら、もう一度やり直せばいいんだよ!
チャレンジは、何度だって出来るんだから!


夢原のぞみとは『Yes!プリキュア5/〃Go!Go!』の登場人物で、主人公。



サンクルミエール学園の2年生。同じクラスのりんとは幼なじみ。

両親とのぞみを含めた3人家族で、父・勉は童話作家、母・恵美は美容院を経営している。

ちなみにりんの母親とのぞみの母親は、学生時代からの友人。

とても明るく元気な性格だが、勉強ダメ、スポーツもダメ、その上天然というアホの子。さらに不器用でドジっ子で方向音痴と、マイナス属性の極み。
かれんさん曰く「国宝級のドジ」。
夢についても「特にやりたい事もない」と呟いては、りんに心配されていた。
プリキュア史上初の、特技が何もない主人公である。

そんなのぞみだが、誰かのために一生懸命になれる真っ直ぐさ、何事にもくじけない前向きさといった一面を持つ。
その前向きさは、何度も仲間達の心の支えになっており、実質皆のリーダー役。

また、その性格は敵として生み出されたダークドリームと全て解った上で友達になったり、
5のラスボス・デスパライア様と和解したりする程のおおらかさを持つ。

何かを決める際には、

「○○しちゃうぞ、けってーい!」

の口癖と共に、高らかに宣言する。
大体の話は、この宣言で始まる事が多い。

ドジな面が多く見られるが、うららの仕事を見学しに行った時は成り行きでマネージャー代理をする事になるも、
いろんな人からの頼みを余す事なくこなす(皆の協力もあったが)など、意外と出来る子。
本業の鷲尾さんからも「いいマネージャーになれる」とまで評価された。

勉強面でも、少しずつだが成績が上がった(主に小々田先生が担当している国語)あたり、基本やれば出来る子である。

そして言わずもがな、りん、うららと共にかなりの大食い。
ちなみに好物は卵焼き。

途中から登場した妖精・ミルクとは、最初こそ互いの印象は良くなかったものの、話が進むにつれ和解し、いい喧嘩友達になった。

ココとは、曲がり角でぶつかってこけた所を抱き留められるという、何とも少女マンガの定番のような出会いを果たす。
※少女マンガです。

その後図書館に現れたココを追い掛けた際、ナイトメアとの戦いに巻き込まれ、プリキュアとなり戦い、ココの夢を手伝う事を決意。

その後は南の島やクリスマス等、交流が進む度ココの本質に惹かれていく(上北ふたご先生の漫画版ではより顕著)。

終盤では、「いつかはパルミエ王国に帰る」という現実に悩むも、ココと約束した夢を思い出し、迷いを吹っ切る。

最終回付近(クリスマス回)ではついに涙の告白。
決戦後には「先生になる」という夢を見つけた事をココに伝えていた。

続編の『GoGo!』冒頭では、ココに「会いたい」という想いを書いた手紙を書くなど、完全に恋する乙女。ココさん爆発しろって言っていいですか。
そして劇場版では遂に…

また、教師になるための勉強は続けており、『5』時代よりは進歩が見られるようになっている。


プリキュア・メタモルフォーゼ!


○キュアドリーム

大いなる希望の力!

のぞみが変身した希望のプリキュア

変身後は、全体的に髪が伸びロングに。ツーサイドアップも輪のように結われている。
「ココの夢を叶えたい」という強い意思から、ピンキーキャッチュを得る。
キャッチュの色はピンク。

親友という事もあってか、ルージュと連携する事が多い。GoGo!やオールスターズではレモネードがチェーンで捕縛→ドリームが攻撃というパターンもお約束。

また、主人公ポジからか必殺技は大体フィニッシャー担当。


スイッチが入ると人が変わるタイプなのか、変身後は非常に凛々しくなり、高いカリスマ性が前面に出てくるようになる。
プリキュア5のメンバーは勿論、オールスターズでも一癖も二癖もある多数のプリキュア達を一手に纏め上げる恐ろしい人。
オールスターズでのもう一人のリーダーであるキュアブラックはどちらかと言うと背中で引っ張るタイプなのでうまく分担されている。


戦闘力も高く、本編だけでもどんどん戦闘スキルが向上している様子がうかがえるが、その進化は今なお続いており、単独で敵を圧倒したり、必殺技がやたら強化されたり、使えなくなったはずの技が再度使えるようになったり、10数年ぶりに新しく強化フォームが追加されたりしている。


「夢見る乙女の底力、受けてみなさい!」

○必殺技

プリキュア・ドリーム・アタック
ピンキーキャッチュから蝶の形をしたエネルギーを掌で打ち出し、相手にぶつける技。ブンビーさん曰く「ナイトメア本部を破壊する程」の威力。
『GoGo!』以降は使っていなかったが、『ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』で久々に使用。ピンキーキャッチュがないからか、右手の甲から蝶を出して左手で打ち出している。
今まで使えていなかった理由は『5』と『GoGo!』とで力の源が異なっていたからと思われるが、いつの間にか使い分けができるようになっていた様子。

プリキュア・クリスタル・シュート
ドリームトーチ使用時の必殺技。大量の結晶を相手に向けて一斉に放つ。
『鏡の国のミラクル大冒険!』では自分を庇って消滅したダークドリームを侮辱したシャドウに怒りと哀しみの一撃をぶつけた。

プリキュア・シューティング・スター
『GoGo!』以降の必殺技。
全身にオーラを纏い、手前に蝶のオーラを放ちながら相手に向かって突進する技。
また、纏ったオーラを切り離して攻撃することもできる。

オールスターズでは、S☆Sの二人と共にフュージョンを怯ませたり、空から降ってきた数十体以上のザケンナー達の塊を正面突破したり、ムシバーンをほぼ一撃で倒していたり、更にヒット後複数の光へと分裂→ムシバーンの背後でドリームに再結合というこれまでに無かった演出まで加わっていたりとやたら強化されている
突進技なことを利用して仲間を抱えて突撃することで仲間の運搬手段として使用したことも。

マーブルスクリュー(仮)
ミルキィローズとの合体技。
レインボーローズ・エクスプロージョンのように二人に力を分け与え、ミルキィパレットとクリスタルフルーレから撃ち出す。
原理は異なっているが、言うまでもなく初代の必殺技、マーブルスクリューそのものである。
イソーギンとヤドカーンのコンビを倒した。


○シャイニングドリーム

想いを咲かせる奇跡の光!

お菓子の国のハッピーバースディ♪』に登場。
キュアドリームがミラクルライトの光を受けてパワーアップした姿。
衣装がピンクがかった白へと変わり、装飾も派手に。更に背に純白の翼が生え、空中戦も可能になった。ドリームさんマジ天使。
ムシバーンとの地上空中問わない超スピードの剣劇は一見の価値あり。

○武器

スターライトフルーレ
シャイニングドリームの使う剣。元々GoGo!での5人はそれぞれのフルーレを持っていたが、武器として使われたのはこれのみ。

余談だが、シャイニングドリーム化した時周りに居た他のプリキュア達が居なくなっていた為、
ローズ共々後述の薔薇ビットとしてフルーレと一体化していたのではないかと言う説もある。

○必殺技

スターライトソリューション
スターライトフルーレから放たれたビットと共に自分自身を無数の光弾と化し相手を貫く。
受けた相手は光となって消滅する。
見た目こそ神々しいが、相手を蜂の巣にした上消滅させるという、プリキュア史上稀に見るエグい技だったりする。


【余談】
  • 元々夏木りん役で受けていた三瓶だったが、同じくりん役のオーディションに来ていた竹内順子のお試しの掛け合い役として呼ばれる。オーディション上ではライバルとはいえ、先輩の演技を邪魔になってはいけないと、テストなのにド本気でのぞみを演じきり、これがのぞみ役に選ばれた理由の一つにもなった。なおこの決定は本人が一番びっくりしたらしい。
    • 決定を知った同業者の反応。水沢史絵「えっプリキュア?しかもセンターでピンク?!ないない!!」仙台エリ「センターの可愛い子ちゃんの声は誰になったんだろうと思ったら三瓶由布子!!マジで!?」三瓶由布子「私もビックリしたから!!」


  • 5後期EDのガンバランスで、最後に見せるドリームのウインクは破壊力抜群である。


  • DX3』では、ムシバーンを倒す際に再び悲しげな表情を見せていた。
    小説版ではその時の心情が補完されている。

    「……ムシバーン……」

    また、『DX2』以降はパワーアップ形態として「キュアレインボー・ドリーム」が登場。
    コスチュームはシャイニングドリームの装飾を少し変えたものになっている。

  • 『NS3』で教師になる夢を実現させるが、授業で自分が思い出す以前に魔法で答えを導き出されたのを機に、
    夢の世界に閉じ込められたことにいち早く気付いた。

    「今のは私の実力じゃありません。これは都合の良い夢ですね!」

    そして生徒達に「夢は自分の力で叶えるもの」であることを説き、戦いの場へと向かっていった。
    2年間、夢を守るために戦い続けたのぞみの成長がうかがえる場面と言えよう。

  • 放送当時行われたニチアサ合同企画『合体スペシャル2008春』で、30分前の仮面ライダーキバ共演したことがある
    児童雑誌の特典CDで初代プリキュア1時間前のスーパー戦隊と共演したことはあるが、
    映像媒体において同期のヒーローと共演したプリキュアはドリームが初めてである。
    半年後は炎神戦隊ゴーオンジャーゴーオンレッドバトルスピリッツ少年突破バシンの主人公・馬神トッパとも共演した。
    東京ドームシティで開催された「プリ!キバ!ゴー!夏のキャラクターまつり」でもキバやゴーオンジャーと共演したりと、
    2008年は何かとニチアサコラボが多かった年でもある。

    キバ本編最終回間際で(一時的とはいえ)ファンガイアのキングとなったキバ
    5GoGo!最終回でキュアローズガーデンの守護者・フローラから後継者の資格を得たドリーム。
    この二人に運命の鎖を感じたのは気のせいではないだろう。

  • プリキュア10周年作品『ハピネスチャージプリキュア!』では2話(2014/2/9)のお祝いメッセージを担当。
    第1話(2014/2/2)の担当がキュアブラックだったので、次はキュアホワイトキュアブルームだろうと予想したファンの予想を大きく裏切った。
    奇しくも、その週は一迅社から発売されたキャラデザの川村敏江女史の『東映アニメーションプリキュアワークス』の発売された週でもある。
    …と、いうことでちょっとしたサービスともみられなくもない?かも。



よーっし!
まだまだ追記修正しちゃうよ~!
けってーいっ!


画像出典:Yes!プリキュア5GoGo!、ハピネスチャージプリキュア!
© 2008,2014 ABC・東映アニメーション
© 2008 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

この項目が面白かったなら……\けってーい!/

+ タグ編集
  • タグ:
  • Yes!プリキュア5
  • Yes!プリキュア5GoGo!
  • プリキュア
  • 三瓶由布子
  • キュアドリーム
  • 大いなる希望の力
  • 中学生
  • アホの子
  • ドジっ子
  • ピンクの子
  • やればできる子
  • 大食い
  • ココの嫁
  • カリスマ
  • 主人公
  • 愛すべきバカ
  • ダークドリームの友達
  • 仮面ライダーと共演
  • 夢原のぞみ
  • ともお
  • 桃キュア
  • プリキュア個別
  • へそ出し
  • 漢女
  • 漢←女だが

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年02月23日 23:38