劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト

登録日:2011/07/24 Sun 15:11:43
更新日:2024/03/28 Thu 14:04:53NEW!
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1万人のエキストラ 1万人の仮面ライダー部隊 ISSA Justiφ's-Accel Mix- Ω さいたまスーパーアリーナ キャラの死に方がトラウマ ギスギスシーン多し ディストピア デルタ出る ←出ません ←つ(Δ_)でるたーん パラダイス・ロスト パラレルワールド 井上敏樹 仮面ライダー 仮面ライダー555 仮面ライダーオーガ 仮面ライダーサイガ 劇場版 劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト 劇場版仮面ライダーリンク 同時上映との凄まじい温度差 名作 夏映画 失楽園 救世主伝説 ← 闇を切り裂き光をもたらす ←聞こえねーよ! 映画 東映 特撮 田﨑竜太 真田アサミ 神作 鬱展開 鬱展開の嵐 \オーガ!/\オーガ!/\オーガ!/ →カモーン



遠くない未来、どこかの国──

全世界は人類の進化形〈オルフェノク〉によって支配されていた


真・救世主伝説。


ライダー部隊出現、いよいよ聖戦開始。


『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』とは、2003年8月16日に公開された『仮面ライダー555』の劇場映画作品である。
同時上映は『爆竜戦隊アバレンジャー DELUXE アバレサマーはキンキン中!』。


【概要】

「TV本編に先駆けて最終回を公開する」というTV本編との連動を重視した内容(実際は本編とは繋がらないパラレル)だった夏映画前作『劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL』とは打って変わって、
「次回作は独立した1本の映画として成功させる」という意図から、本作はTV本編とは全く関わりのないパラレルの世界観で物語が展開される。
監督・脚本は『555』TV本編から引き続き、田﨑竜太と井上敏樹の両名が担当。
主題歌は『555』本編の主題歌であるISSAの「Justiφ's」のアレンジ版「Justiφ's-Accel Mix -」。

今作の大きな見所として、
  • 総勢1万人の仮面ライダー(ライオトルーパー)部隊の襲撃
  • 夜の廃遊園地を舞台にしたファイズの復活戦
  • 菊地啓太郎が変身した、妙にキャラが明るいカイザ
  • 1万人ものエキストラが見守る中、アリーナで繰り広げられるファイズVSサイガ、そしてオーガとの決戦
  • TV本編に先駆けて明かされる乾巧の秘密やファイズの最強形態・ブラスターフォームの登場
……等が挙げられる。
特にさいたまスーパーアリーナで戦いを見物している観客は、一般公募をしたところ9万人もの応募があったという。
その中の1万人がエキストラに選ばれ、本作のエンドクレジットに掲載される*1と共に、当時のギネスブックに記録された。

上記の「ファイズ復活戦」と「アリーナでの決戦」の2つのシーンの熱い展開や迫力のある演出に魅了された人も多く、
2010年の夏映画である『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』と並んで「平成ライダーの劇場版最高傑作」と評する声も多い。
本編とは完全な別世界を舞台にしていることから、本編未視聴でも多少の知識があれば楽しみやすいという面も高評価の声の多さに繋がっている。


【あらすじ】

かつて人間が地球の支配者だった時代は、終わりを告げた───。

オルフェノクと呼ばれる人間を超越した存在により世界は支配され、残された「人間」はあとわずか。
残った人間はオルフェノクの脅威に怯えながらも、オルフェノクの支配から人間を守るべく「人間解放軍」としてレジスタンス活動を繰り広げていた。

そんな中、人間解放軍のメンバーはオルフェノクの中心的組織であるスマートブレインから、『帝王のベルト』を奪取しようと画策する。
その一方、人間解放軍に所属する少女・園田真理は行方を眩ました救世主・ファイズの帰りを待ち続けていた……


【登場人物】

主要人物

人間解放軍の一員としてファイズに変身して戦っていたが、ライオトルーパー部隊に連れ去られ、そのまま行方不明となっていた。
その後、乾巧としての記憶を失い、ミナの幼馴染み「隆(たかし)」として靴屋で働いていた。
後に記憶を取り戻し、ファイズとしてスマートブレインとの決戦に挑む。
ちなみに、記憶喪失時は猫舌が治っていたが、記憶が復活すると元に戻った。

人間解放軍の象徴的存在。
行方不明となった巧が帰って来ると信じ、救世主ファイズの存在を仲間に広める。
物語後半で反逆者としてスマートブレインに囚われ、公開処刑されることに。

オルフェノクでありながら、オルフェノクと人間の共存を望む青年。
人間達にも正体を明かし、人間の味方をするが、巧や真理、啓太郎など一部を除いた多くの人間達には疎まれている。
その現実に嘆きながらも真理達に協力するが、人間側の理不尽に苛まれ、さらに村上の策略により結花と海堂を亡くし、人類に対して絶望感を抱く。
その後、スマートブレインの尖兵として人類と敵対する道を選び、仮面ライダーオーガとして巧たちの前に立ちはだかる。
なお、彼はTV本編でも人間の悪辣さを見て似たような運命を辿ることになる……

演:黒川芽以
記憶喪失の巧(隆)と暮らす少女。亡き父の後を継いで靴屋を営んでいる。
ガサツでズボラと自称しているが心優しい性格の持ち主。
木場達3人のオルフェノクにも好意的だったが、そのために近所の人間達からは陰湿な嫌がらせを受けていた。
最終的には井上脚本らしく、悲しい結末を迎えてしまう事に……


人間解放軍関係者

人間解放軍の一員。巧と真理の友人であり、巧の帰還を信じる者の1人。
草加の死後、飲めば死ぬが、カイザに変身できる薬品「変身一発」を飲んでカイザに変身し、ライオンオルフェノクを倒す。
自身ではなく、カイザのベルトのほうが灰になったことで命拾いするというオチが待っていたが、啓太郎の覚悟と変身後の雄姿は必見。

仮面ライダーカイザに変身し、オルフェノクと戦う人間解放軍の用心棒
外面だけは良かったテレビ版とは打って変わって、終始自分こそが救世主であると豪語し、真理達の前であろうと傲慢に振る舞う場面が目立つ(とはいえ、それでも他の人間達に対する態度とは雲泥の差だが……)。
他にも同じく本編との差を出す為か、真理からもTV本編の「草加くん」ではなく「雅人」と呼ばれていた*2
ただし、陰湿な面などは見せない。
本編開始から30分ぐらいで仮面ライダーサイガに挑むもあっけなく敗北、最後までベルトに手を伸ばして戦う意思を見せながら死亡した。

演:速水もこみち
人間解放軍のリーダー。勇猛果敢に戦うが、その反面自分勝手な性格で手段を選ばない。
また無責任な一面もあり、対オルフェノク用スパイラル弾を勝手に持ち出してスマートブレイン本社に潜り込み、『帝王のベルト』を手に入れようとして返り討ちに遭い、
仲間達が次々にオルフェノクに殺される中、助けようとせずに自分一人で逃げ帰り、挙句作戦失敗の責任をスパイラル弾を開発した野村に転嫁していた。
最終的には因果応報の末路を迎えるが、それが木場達の悲劇の始まりになってしまう……

  • 野村
演:大高洋夫
人間解放軍の開発担当。対オルフェノク用の兵器をいくつか開発しているが、いずれも実用レベルには至っていない。
しかし、終盤ではギア不適合者でも服用すれば一度だけベルトで変身できる代わりに死んでしまうという薬品「変身一発」を開発した。


木場の仲間達

木場の理念に共感し、彼と行動を共にするオルフェノクの少女。
本編と違い、啓太郎ではなく完全に海堂一筋。性格も気弱ではなく、優しさと強さを兼ね備えている。
スマートブレイン潜入の際、エラスモテリウムオルフェノクの毒針と角の一突きで絶命した。

木場と共に行動するオルフェノク。
自分達を白眼視する人間達に口では愚痴を吐いているが、本心では人間を愛しており、木場の想いも深く理解している。
本編とは違い、結花に想いを寄せている。
スマートブレインに潜入した際、エラスモテリウムオルフェノクに喰い殺された。


スマートブレイン関係者

演:ピーター・ホー
『帝王のベルト』の一つ・サイガギアで仮面ライダーサイガに変身する外国人の青年で、スマートブレインからの刺客として送り込まれた上級のオルフェノク。
「変身」以外は常に英語を話し、自分と敵対する者に挑発的な言動を見せる。
加えて『帝王のベルト』を使いこなす者らしく、草加が変身したカイザを容易く打ち破り、ファイズも追い詰めてみせた。
詳細は個別項目を参照。

スマートブレイン社長。頭部だけの存在となり、生命維持装置の中にいる光景がシュールな笑いを誘う。
アリーナで真理をエラスモテリウムオルフェノクの生け贄にして人間を排除しようとした。

後述の『HERO SAGA』で語られた前日談ではライオトルーパーver.2に変身。
その後、ローズオルフェノク時にファイズブラスターで首を切り落とされ、レオに回収された事が明かされた。
また、同作ではスマートブレインの新たなプロジェクトとして各家庭に「青いバラ」を送り、それに触れた人々をオルフェノクに覚醒させる、または灰と化したことが明かされた。

  • スマートレディ
同社のスポークスウーマン。
首筋のスイッチで真理の姿になるなど、人間ではないような描写が見られた。

  • ライオトルーパー部隊長/ライオンオルフェノク
CV:小山剛志
ライオトルーパー隊の隊長。
1万人のライオトルーパー隊総攻撃でファイズを一度は倒す。
なお、ライオトルーパーの変身が解けた後は終始オルフェノク態のままだった。
部隊長のはずだが、啓太郎が変身したカイザには一方的に攻撃された末、最期は彼のゴルドスマッシュを受けて灰化し、死亡した。

  • エラスモテリウムオルフェノク
体長15m、全高7m、体重14tの巨大オルフェノクで、TV本編に登場した『オルフェノクの王』ことアークオルフェノクを除けば最強クラスのオルフェノクと思われる。
元は普通のオルフェノクだったが、常に激情態の姿を維持し続けた結果、理性を失ってしまい単なる怪物として暴れ回っている(よく見ると額部分に本来の上半身らしき部分が確認できる)。
その巨体故、踏みつけや突進でも必殺級の破壊力で、鼻腔から出す毒針の威力はクレインオルフェノク激情態に致命傷を与えるほど。
反面、視力は低下してしまったらしく、目を6つに増やす事でかろうじて視力を保っている。
アリーナで真理を殺そうと襲い掛かったが、ファイズとオーガの妨害に遭い、最期はファイズ ブラスターフォームの「フォトンバスター」の一撃を受けて灰化した。
同期のアバレる戦隊敵組織が劇場用に作り出しながらも尺の事情で出せずじまいだったギガノイドではない

  • 3人の黒幕
演:納谷悟朗、飯塚昭三、加藤精三
スマートブレインにおいて、村上より遥か上の立場である黒幕の男性達。
明言されなかったが、恐らくは彼らもオルフェノクであると思われる。
劇中では映像で村上と会話を交わしていた。
ちなみに演じたのは昭和ライダーシリーズの敵組織の首領・または幹部を演じた方々で、
納谷氏は初代『仮面ライダー』のショッカー首領や『仮面ライダーストロンガー』の岩石大首領、『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』のバダン総統などを、
飯塚氏は『仮面ライダーBLACK』の大神官ダロムや『仮面ライダーBLACK RX』の海兵隊長ボスガン、加藤氏は『BLACK RX』のジャーク将軍の声を担当していた。


【登場仮面ライダー】

『555』のライダーのうち、仮面ライダーデルタは未登場だが、後述の『HERO SAGA』によると、草加に騙された三原修二が村上のバラの花びらで灰にされて死亡。
残ったデルタギアはレオに回収され、それを基に『帝王のベルト』が開発されたとされている。
後付けとはいえデルタと三原が登場しなかった出なかった理由付けはされたが、草加に騙されて死亡した三原が哀れである……。
ちなみに彼によると、流星塾生の中で唯一木村沙耶がオルフェノクとして覚醒したらしいが、それ以降触れられないので消息不明。

巧が変身する仮面ライダー。本作では「闇を切り裂き、光をもたらす救世主」とされている。
当初はライオトルーパー部隊に敗北して生死不明となり、巧も記憶を失っていた*3
夜の廃遊園地での復活戦ではファイズのスーツ特有の電飾(フォトンストリーム)が映えてカッコいい。
アクセルフォームは2回登場し、1回目は滅多に見られない「アクセル(強化)クリムゾンスマッシュ」を披露。2回目はサイガと超高速で鬼ごっこを繰り広げた。
終盤ではブラスターフォームが登場。ファイズとオーガ、それぞれの必殺技の激突の瞬間はまさにクライマックス。

草加が変身する仮面ライダー。
ファイズ不在の間はオルフェノクに対抗できる唯一のライダーだったが、草加はサイガに敗北して最終的に戦死。
その後、啓太郎が不適合者用のドリンク剤・変身一発の効果で命と引き換えに変身。ライオンオルフェノクを撃退後、ベルトの方が灰になったが、おかげで命拾いした。
なお、サイドバッシャーは草加の死後はスネークオルフェノクが搭乗し、ミサイル攻撃でどうにかサイガを退けることに成功している。
ちなみに、啓太郎カイザのスーツアクターは、ファイズ同様に高岩成二氏が担当。

一般のオルフェノクが変身する量産型仮面ライダーで、後にTV本編終盤にも6体が登場。
スマートブレインは1万人ものライオトルーパーによる部隊を編成しており、残り少ない人間を殲滅すべく、人間達の集落を襲撃する。
詳細は個別項目を参照。


『帝王のベルト』

本作オリジナルの仮面ライダー。
人類根絶のためにスマートブレインが開発した最新型のライダーシステムで、『天』『地』の2つが存在する。
(『HERO SAGA』を正史とするなら)デルタギアを基に造られたため、拡張性を度外視した分スペックはファイズやカイザを大きく上回るが、
その高出力故にオルフェノクの中でも「上の上」たる者でなければ変身時に灰化してしまう危険な代物。
人間解放軍は噂でしかその存在を知らなかったが、木場達の行動でその存在が明るみになった。
他のギアのようにアタッシュケースに入っておらず、普段はスマートブレイン本社の祭壇に並んで設置されている。
どちらも最終的にファイズ(ただし、オーガの場合はエラスモテリウムオルフェノク 激情態)によって破壊された。

レオが『帝王のベルト』の一つ・「天のベルト」ことサイガギアで変身する仮面ライダー。
ファイズ アクセルフォーム並みのスピードを持ち、草加を倒すほどの実力を持つ。
映画での立ち位置は完全にラスボス戦前の中ボス的ポジション

スマートブレインの策略で人類を憎むようになってしまった木場が、『帝王のベルト』の一つ・「地のベルト」ことオーガギアで変身するスマートブレイン最強の仮面ライダー。
フォトンブラッドは最も出力の高い金色になっており、そのパワーを活かした肉弾戦が持ち味。
詳細は個別項目を参照。


【派生作品】

  • 『555』
映画公開に合わせて発売された、本作のノベライズ版。著者は桜庭一樹。
戦闘描写周りは多少オミットされているものの、各種登場人物の立ち位置が映画と比べても読者が感情移入しやすめのマイルドなものになっており(特に草加と水原が顕著)、こちらの内容を支持するファンも少なくない。

『月刊ホビージャパン』の2005年10月号~2006年1月号にかけて掲載されたジオラマストーリー。
本作の前日談という扱い*4で、元々はTV本編とさほど変わりのない世界が、ある時を境にいつもの日常が一気に崩壊していった事がうかがえるストーリーとなっている。


【余談】

1万人エキストラの中には声優真田アサミ氏や福山潤氏、間島淳司氏*5、『ロックマンゼロ』のキャラクターデザインを務めた中山徹(鉄乃巨刃)氏、
公私共に『トランスフォーマー』でお馴染みのイラストレーター兼フィギュア原型師の大嶋優木氏などが確認されている。
NHKの『ザ☆ネットスター!』(『MAG・ネット』の前番組)に真田氏が出演した際には555ネタでも盛り上がった。



巧、どんな項目にするの?

さぁな。できるところまで……追記・修正するさ。


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最終更新:2024年03月28日 14:04

*1 ちなみに1万人エキストラに参加した方々のクレジットは、劇場公開版では「THANK YOU!」、ディレクターズカット版では「SEE YOU AGAIN!」のメッセージ共に掲載されるという粋な計らいが取られた。

*2 ちなみに、TV本編でも真理以外の塾生からは当初「雅人」と下の名前で呼ばれていた。

*3 なお、ファイズギアは本作では真理が持っていたが、スマートブレインから奪い返したのか、それともスマートブレインが捨てたのかは不明。

*4 ただし、レオの正体が映画本編でライオトルーパー部隊長が変身していたライオンオルフェノクとなるなど、一部映画本編とは異なる描写も見受けられる。

*5 後に映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』にて仮面ライダーW、『仮面ライダーセイバー』でサンショウウオメギド(ハンザキメギド)の声を担当。