キタキタおやじ

登録日:2009/08/01(土) 00:22:20
更新日:2024/03/26 Tue 11:49:36
所要時間:約 3 分で読めます





本名 アドバーグ・エルドル

剣と魔法、踊りまでこなすスーパー賢者。
勇者のパーティーの最大の戦力であり、なくてはならない存在である。
どこかの国の王子とも言われるが、ときおりやさしい一面も見せるナイスガイ。





-いいーおどーりー-































CV:緒方賢一(1期・2期)/小西克幸(3期)


魔法陣グルグルの主要キャラクターの1人(?)である。


キタの町町長で、町に代々伝わる神聖な女性の舞踊「キタキタ踊り」を一般公開することで町を繁栄させることに成功した経歴がある。

しかし神聖な踊りを見世物にした祟りなのか、後にキタの町には女子が生まれなくなり、踊り手が絶えるという憂き目に遭うことに。

そこでオヤジが考え抜いた末に出した結論は「自分が踊る」という奇策であった。

その苦肉の策は、見事に大失敗に終わる。

この大失策により町は急激にさびれ、追放こそされなかったものの町長を失脚し、町の宿屋の経営者・兼・キタキタ踊り最後の伝承者という立場になった。


後に祟りが収まったのか、町に新たな女子であるミグが誕生した。
しかし当然のことながら彼女は後継者になることを断固拒否。
現在はキタキタ踊りの後継者を探す為、世界を旅している。

なにげに登場人物中最強とされ、HPは1650もあり、いかなる目に遭っても気絶すらしない。
(ちなみに作中でかなりの強敵であったモンスターですら200を越えていない)
防具を付けていたとは言えども、ラスボスの攻撃を受けてすら全くの無傷であった。

「伝説の防具が壊れてしまいましたな」ムクッ

攻撃面でも、ニケとククリが逃げ出すほど狂暴な魔物であるグエンチャを踊りの動作で2体まとめて瞬殺できるぐらい強い。
(ニケは「踊っている間に体が戦士のレベルまで鍛えられたのか」と考えている)

ただ常に踊りを見せつけようと所かまわず出没するため、ちょくちょく行動不能にはなる。すぐ回復するけど。


因みに大抵の妖精からは非常に嫌われている。実は自業自得な場合もあるけど。
  • 挨拶をしただけで露骨に嫌な顔をされる。
  • ノコギリ山のボスを倒したお礼に自由に滞在を認められているが、与えられた宿は犬小屋。
  • ニケククリの仲を応援しようとしている妖精たちから邪魔者扱い。
  • 挙句の果てに妖精に殺されかけたことがある。
【妖精村殺人事件・こしみのは見ていた】(岩山の中腹から墜落)
【妖精村殺人事件・すね毛は死の香り】(岩山の中腹から墜落)

そしてアニメ版では
【妖精村殺人事件・そして誰もいなくなった】(燃えながら*1岩山の頂上から墜落)


哀れキタキタおやじ。


きりなしの塔では精霊に半ば監禁されかけたこともある。
「大地の治療が必要でふ」


また、その異様な姿から魔物と間違えられることも少なくない。
妖精と一緒にいるところを目撃された村人から「モンスターと妖精が手を組んだ」と誤解されてしまったり。
非常に自己主張が強く、その発言やいつでもどこでも奇怪なダンスをしようとしたりすることから、彼に好意的に接する人物はほとんどいない。
もちろん魔物からも異常にタフで、何よりも変態なのでよく引かれている。


作中の後半では、事情がありながらだが、

そんまれきょっきゅらきょ
はりちょろぎゅっきゅらぎゅぎゅ
にゃんこらしょー

等と叫びながら勇者ニケ等一行を探していたため、存在をバグ扱いされた。



因みにグルグルの世界では、

魔王ギリ勇者ああああがウンコに早く行きたくて倒されて、キタキタ踊りによって封印される』
という歴史が正史とされている。


なんと後のスピンオフでもこの歴史は大々的に受け継がれているのだ。

スピンオフ作品である「舞勇伝キタキタ」では、遂に主役の座についている。

ついにキタキタ踊りが好きな娘が現れました。


頑張れおやじ。



続編のグルグル2でも相変わらずであり、
例えば出身地のキタの町には戻ってきていないが、アレな人物として相変わらずニケ達からも町民達からも警戒されている。
やはりというべきか、あまり彼を知らないためか謎の勇者扱いされることもあるが、
(子供の教育に悪いこともあって)近寄ってはいけない変態扱いされていたりもする。
第101話ではとうとう公式で意味がないカラッポのものと断言されてしまった。


……などと、ここまで結構散々なことばかり言ってきた気もするが、作中では声を荒げて激しく怒ることは全く無く、ギャグ以外で泣いたことも無い(感動でむせび泣くくらいか)。
子供(主にニケ・ククリ)に対しても敬語を崩さず、気難しそうな人物にも怖じることなく言葉を尽くして誠意を示し、迷える若者には優しくも厳しくかつ真面目に諭し導く等、本質的には極めて冷静かつ真摯な大人の男。
基本未成年だらけの勇者のパーティでは、冒険や戦闘以外の面においても頼れる貴重な存在であることも事実である。
また、異常な耐久力を活かせばタンクの役割としても存分に活躍できる(作中では進んでそういう事をしたりされたりする描写はなかったが)。
ここまでひどい扱いになる理由は、キタキタ踊りこそがおやじにとって何より優先される事柄であり、彼なりの誠意・敬意の最上位であるという一点においてのみであると言える。


ピ〜ヒャララ〜


キタキタおやじ「追記修正にまた来てくだされー」

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最終更新:2024年03月26日 11:49

*1 魔法陣の「ツチヘビ」にモンスター扱いされて攻撃されたため。ここまでは原作通り。