使徒ホラー(牙狼-GARO-)

登録日:2012/07/21(土) 00:09:33
更新日:2023/10/24 Tue 01:08:58
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使徒ホラーとは、『牙狼-GARO-』に登場する、強大な力を持った7体のホラーたちの総称。
長く封印されていたが、牙狼1期本編終了前後に7体すべてが復活。
公式では「最凶の魔獣ホラー7体」と紹介されている。

どの使徒ホラーも高い知能を持ち、7つのエレメントに罠を張り、人間を襲い食らうという非常にタチの悪い性質の持ち主。
幾人もの魔戒騎士魔戒法師が彼らの前に敗れ、殺されてしまっている。
なお名称は「魔○ホラー」と、頭に「魔」が付く。

劇場版『RED REQUIEM』で登場、名称は小説版『妖赤の罠』で登場している。
我らが黄金騎士牙狼こと冴島鋼牙が元老院から討伐の命令を受け、魔鏡ホラー・カルマの情報を得たためか烈花たちの街を訪れることになった。


『RED REQUIEM』では魔塔ホラー・ベビルと魔鏡ホラー・カルマの2体しか出ていないが、すでにベビルと遭遇した時点で鋼牙によって2体が討伐されている(どの使徒ホラーが討伐されたかは不明)。

『RED REQUIEM』のカルマとの戦いの後から『MAKAISENKI』の間に残り3体も倒され、すべての使徒ホラーが討伐された。
鋼牙はメシア、レギュレイス、使徒ホラーの討伐と功績を立てた結果、『MAKAISENKI』では元老院付の騎士となったのである。
尚、鋼牙は使徒ホラー討伐をたった2ヶ月で終わらせている。勿論カルマとの戦いのように一人では勝てなかった戦いもあっただろうが……


■使徒ホラー紹介
◆魔塔ホラー・ベビル
鋼鉄の体を持つ、断頭台のような巨大な頭と牛のような体を持つホラー。
普段は赤ん坊に偽装し、母親役に手下のホラーを偽装させている。
そして最悪の場合はその母親役のホラーすら食らう、ホラー食いのホラーでもある。
頭部の断頭台を武器にするが、同時にそれが弱点でもあり、牙狼との戦いではあっさり動きと弱点を見切られ、倒された。
あまりのあっけなさに、ベビルが使徒ホラーだということを忘れかけてるファンもいたりする。使徒ホラー(笑)その1。

◆魔鏡ホラー・カルマ
『RED REQUIEM』の一連の事件の黒幕。
通常のホラーは動物に憑依するが、カルマは鏡に憑依する珍しいタイプのホラー。
鏡の中に迷宮を作り、普段はそこに潜み、手下のクルスやシオンに指示を下している。
捕食方法は、人間の欲望を鏡に映しだし、それに魅せられた人間の陰我を食らうというもの。
鏡を破壊したところで、別の鏡に移動するだけで意味は無く、鏡の中に入って直接倒す必要がある。
ただし、カルマの鏡に入るには、鏡の前で死ぬ必要がある。しかもカルマを倒した後に蘇れるわけではない。
もしくはルビスの魔剣という道具を使用すれば生きて鏡の中に入れるが、こういった道具類を持っているのは
魔戒騎士ではなく魔戒法師なので、協力してもらう必要がある。
通常は紫色のドレスを着た美しい女性の姿をしているが、本来の姿は四肢が無数の鏡の破片で構成された全裸の巨大な女性。
この四肢を駆使して強力な攻撃を仕掛けてくる。
最後まで鋼牙と烈花を苦しめたが、英霊達の力を借りて変身した竜陣牙狼によって倒された。


以下の5体は劇中未登場だが、設定だけはされている。
◆魔塵ホラー・ダロダ
全身が微粒子の集合体というホラー。
地上にある砂や埃を集結させる事により、幾らでも体積を増やせる。
早い話がジョジョのスタンド、ザ・フールと似た能力。
この能力から、恐らくエレメントは砂であり、そういう場所に潜んでいたと思われる。

◆魔雷ホラー・バクギ
雷鳴の如き速さで移動するホラー。
古の時代は雷と共に現れたが、現代社会では電気を通っていくらでも移動できるようになっている。
ジョジョのスタンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーだと思ってもらえば大体合ってる。
こんなやつを鋼牙はどうやって倒したのだろうか…。
GOLDSTORMの10話では似た能力持ったホラー「ゼラーザ」が登場した。

◆魔紙ホラー・パルク
自らが持つ紙に描いたものを実体化させ、罠を張り巡らせるホラー。
なんとなく陰陽師とかを彷彿させるホラーである。
はっきり言って能力は他の使徒ホラーと比べると非常に地味。ベビルほどではないが。

◆魔針ホラー・ニドル
特殊な針を打ち込む事により、他の生物を操る能力を持つホラー。
その能力で人間を利用し、人間を集めて捕食する。
…バグギほどではないが、このような厄介な能力を持ったやつをどうやって倒したのだろうか

◆魔音ホラー・ユニゾ
美しい歌声を奏で、その歌声で人間に幻覚を見せて操り、捕食するホラー。
神話のローレライを思わせる能力である。
なお、その歌声に反して姿は非常に醜いそうである。


アニメ『炎の刻印』及びその4年後を描いた劇場版「DIVINE FLAME」にも以下の個体が登場。
ザルバやガルムに使徒ホラーと言われ異名も持つが、鋼牙が討伐した使徒ホラーと同種の存在かは不明。

◆魔響ホラー・マンドゥーラ
植物でできた女性のような体を持つホラー。
主に頭部のツインテールのようになった蔦を自在に伸ばしたり分裂させて戦う。
歌の様にも聞こえる声で森に迷い込んだものを惑わせ捕食する。
森で幼い姉弟を襲っていたところを真に『守りし者』として復活を遂げたレオン・ルイスと再びガイアの鎧の後継者となったアルフォンソ・サン・ヴァリアンテに阻止され、
ガロに牙狼剣を突き立てられ動きを封じられた隙にガイアの剣で両断されて倒された。使徒ホラー(笑)その2。
見た目や能力からエレメントは樹木で、森に罠を張っていたと思われる。

◆ニグラ・ヴェヌス
ガルム曰く「この世で最も美しい」とされるホラー。
バゼリアの湖にすみ着き、男はその美しい顔からのディープキスで生気を吸い取りながら凍結・粉砕し、女はのっぺらぼうの顔からホラーの牙を突き出して顔面を引きちぎって食い殺す。
かつて繁栄していたバゼリア王国の姫・サラに起こった悲劇を期に、彼女を憑代としてその姿の一部をとっている。
また、サラを愛するダリオ・モントーヤは、彼女がホラーと化した後でも彼女「だけ」を守るという騎士としてあるまじき使命を貫き、劇中で黒曜騎士から暗黒騎士に堕ちてしまう。
無数の手や光弾を放ちながらレオンやアルフォンソ、エマ・グスマンと善戦するも、最終的にはエマの糸車ガトリングで致命傷を負う。

彼女を失いたくないダリオはツィルケルの環の中に彼女を放り込むが、ニグラは環とダリオを取り込んで「サー・ヴェヌス」へと変化を遂げる。
サー・ヴェヌスの形態では、腹部から無数の追尾式の槍を飛ばしたり、ツィルケルの環の力で相手を一瞬のうちに次元の狭間で飛ばすという驚異的な力を見せる。
登場早々にレオンの右腕、アルフォンソとエマを次元の狭間に飛ばし、ロベルトとヒメナを庇い盾となったヘルマン・ルイスを退場させてしまうが、天剣煌身ガロとなったレオンによって討滅される。



◆魔記ホラー・アニヲタ
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最終更新:2023年10月24日 01:08