サザーランド(コードギアス)

登録日:2012/01/29 Sun 03:16:23
更新日:2024/04/21 Sun 21:45:22
所要時間:約 17 分で読めます







「いいか、全部隊に徹底させろ!全力を挙げて奴らを見逃すんだ!!」


出典:コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE2 「覚醒 の 白き 騎士」 毎日放送、サンライズ、コードギアス製作委員会 2006年10月12日放送より


コードギアス 反逆のルルーシュ』及び『R2』などに登場する第五世代ナイトメアフレーム(KMF)


【目次】




【機体データ】


型式番号:RPI-13
分類:第5世代型KMF
全高:4.39m
全備重量:7.48t
動力:エナジーフィラー
推進機関:ランドスピナー
武装:
内蔵式対人機銃
スラッシュハーケン×2
スタントンファー×2
アサルトライフル
対人用ライフル
大型ランス
ケイオス爆雷
大型キャノン



【機体解説】


皇暦2017年時点でのブリタニア軍の主力KMF。
頭部後方に伸びた二本の角のようなパーツが特徴。
また、頭部正面にあるファクトスフィアの下にはこれまでの世代ではほとんど見られなかった眼孔のようなくぼみがあり、顔に似た意匠が見て取れる。
以降の世代もこうしたデザインが増えていく。
通常量産機は頭部と四肢が紫色に塗装されている。


KMFが汎用兵器として普及したことから、いずれ起こるであろう他国とのKMF同士の戦闘を主眼に置いて開発された。
前世代機のグラスゴーをベースに設計されており、基本構造を継承。頭部の情報集積用の展開式ファクトスフィアやスラッシュハーケン、ランドスピナー、緊急脱出装置などの基本装備はほぼ同じ位置・機構で採用している。
汎用五指マニピュレーターによる携行武装の変更や、コクピットブロック側面のハードポイントなどへ装備の追加が出来、市街戦から森林、砂漠など幅広いフィールドで活動可能な高い汎用性も健在である。

同時に実働データの蓄積などによる基礎技術向上からグラスゴーに比べて機体そのものの基本性能全般が上がっており、特に機体の機動・運動性やコクピットの居住性が向上。
前者はランドスピナーの改良で「超信地旋回」による即座の方向転換が可能となった。
後者のコクピットはグラスゴー同様胴体から後方に突き出した箱型ブロックに配置され、内部も同じ座席型だが、排熱システムなども改良されており、長時間の作戦行動にも対応可能になっている。
乗降時には後部のハッチを開閉し、座席自体が前後移動してパイロットを出入りさせる。また、ハッチには乗降用のワイヤーも併設されている。

起動にはUSBメモリ状の起動キーと機体ごとに設定されたIDパスワードを必要とするなど、一応の保安装備が設けられている。
一方で、操縦システム自体はそう複雑な仕様では無いらしく、正規の訓練を受けた騎士候位のパイロットは勿論、まともにKMFへの騎乗経験も無い民間のテロリストでも十分操縦可能という扱い易さを備える。
……まぁブリタニアからすればこの辺は痛し痒しなのだろうが。

機体構造の確立や装備の充実など汎用兵器としてバランスのいい水準に達しており、本機は「KMFのスタンダード」といえる機体である。
本機の技術は後にグラスゴーにもフィードバックされている。


劇中序盤からブリタニア軍の主力機として多数が配備されており、エリア11のレジスタンス達を相手に圧倒的な威力を見せつけていた。
だが、ルルーシュがブリタニアへの反逆を開始すると、レジスタンス側に奪われたうえに次々と撃墜されたりと一転してやられメカに。
それ以降も黒の騎士団の新型機である紅蓮月下は勿論、前世代機の筈の無頼にまでやられる始末…。

どうしてこうなった…。

しかし本編中、主人公が最初に搭乗する機体という意味ではけっこう美味しい機体でもある。
『R2』でも主力機の座を守り続けており、早速黒の騎士団に奪われるわ敵も味方も次世代の新型機ばかりだわとロクに活躍の場がなかったものの、最後まで現役で運用され続けていた。

また、本編開始時の主力機だけあって配備数が多く、多数の派生機が存在する他、別機種のスペアパーツとして腕だけが登場することも何度かあった。
そのため整備性・拡張性がとても高く、整備環境も良いのがこの機体の最大の美点と言え、これはヴィンセントガレスといった次世代量産機では到達出来ていないものである。

劇場版として描かれた続編『復活のルルーシュ』では味方側主力量産機としてまさかの復活を遂げる。
近代化改修を施され、若干角が取れて曲線的なイメージになったが、その造形は正に新世代のサザーランドである。

ちなみにグランブルーファンタジー客演時にも雑魚敵として登場。
倒された時に脱出装置が発動する等妙にこだわっている。
…のだがゲームシステムの都合上生身の人間に楽に倒される、最悪の場合一般女子高生の蹴り一発で爆散するというシュールな光景が繰り広げられた。


【装備・武装】


  • ファクトスフィア
頭部に内蔵されている複合センサーと情報処理システムが一体化した装置。
通常時も光学センサーとして機能しているが、正面上部に設置された四枚のカバーをを開くことで複合センサー部を露出。
この状態では広帯域の電磁波や音波などを取得し、外部からの取得情報の精度を上げることが出来る。
機構的にはグラスゴーの物とほぼ同じだが、小型化に成功したため頭部自体がグラスゴーより小さくなっている。

  • 内蔵式対人機銃
胸部に装備。銃身が可動し正面から下方にかけてを射角とする。
小口径なのでKMF相手に有効打は望めないが、対人制圧では高い威力を発揮する。

  • スラッシュハーケン
胴体左右に2基装備。
ワイヤーは腕部の接続部分を囲うように装着された円形ブロックに収納されており、少なくとも数十mは伸ばせる。
ハーケン部分も円形ブロックの円周上を移動でき、正面から後方斜め上までをカバーする。
武器として以外に、壁面に打ち込んでの登り下りといった移動手段、航空機などからの降下ワイヤーなどとしても用いられる。

  • ランドスピナー
足首部分装備されている高機動外輪。
脚部から独立した可動肢の先端に車輪が内蔵されており、これを設置させることで高速走行を可能とする。(足の裏にも車輪が仕込まれている)
グラスゴーの物と外観の差異は無いが改良され、超信地旋回が可能となっている。
通常の陸上走行以外にも機体の左右に開くことで建造物の隙間を登ったり、KMF用の射出ランチャーでの加速に用いたりと用途は広い。

  • 脱出装置
グラスゴーと同様の緊急脱出装置。
内蔵されたロケットモーターによってコクピットブロックを機体後方に射出。そのままある程度距離をとるとパラシュートとクッションを展開して着地、パイロットを戦闘区域から逃がす。
通常はコクピットシート横のレバーを引くことで作動するが、一定以上の機体ダメージを感知するとオートでも作動する。

  • スタントンファー
前腕部に装備する格闘戦用武器。
普段は折り畳まれており、使用時には手首付近を軸に半回転してトンファー部分を展開。通常の打撃に加え接触した相手に電流を流す。
基部からスタンガン部分のみを出して使用することも出来る。
選択式のオプション外装だが、打撃武器というシンプルな仕様かつコンパクトでアサルトライフルとの併用も容易なため装備されることが多かった。
しかしリーチが短く破壊力も低く、KMF装備の急速な発展の中では性能不足となっていった。
後のグラスゴーにも追加装備可能。

  • アサルトライフル
グラスゴーの頃から採用されているメインウェポン。
後部グリップで保持して片手撃ち出来るが、射撃精度を高める際にはフォアグリップも用いて両手持ちする。
対KMF用装備としては十分な威力を持っており、フルオートでの射撃も可能。
銃身上部にはグレネードランチャーも搭載され、面制圧だけでなくピンポイントでの破壊能力もある程度確保している。
コクピットブロック下部にマウントが可能。

  • 対人用ライフル
人間サイズの目標への殺傷を目的とした火器。
威力や連射性はアサルトライフルに劣るが、精密射撃を可能としている。

  • 大型ランス
対KMF用の
グロースターも装備しているが、こちらは前期型で色が銀色。展開ギミックも無い。
機体自体がグロースターほど近接戦向きではないためか通常部隊ではあまり装備されておらず、作中では純血派や皇族直属部隊、親衛隊くらいしか使用していない。

  • ケイオス爆雷
腰部アーマーに収納されている筒状手榴弾型の武器。
投げると一定方向に対し数秒間扇状に散弾をバラまき続け辺り一面を蜂の巣にする。
威力はかなりのものだが正確な狙いが付けられないせいで自機や味方機まで巻き込まれる可能性がある。
そのため乱戦での使用には向かず、キューエルがジェレミアを粛清しようとした時やギルフォードがナリタ攻防戦で藤堂に対して使ったぐらいである。
ただし、外伝ではロケットランチャーのように射出し離れた位置に攻撃を行える改良型も登場。

  • 大型キャノン
これもグラスゴーから採用されている武器。
コンテナ状に折りたたむことでコンパクトにして持ち運び出来、使用時には砲身やグリップを展開し肩に担ぐか前腕部に接続して発射する。
ただしスタントンファーを装備している場合は位置が重複するため腕に直接接続して使用することは出来なくなる。
威力が高く特別なパワーソースも必要としない扱いやすい武装であるため、遠距離砲撃用として後発のKMFでも使用されるなどアサルトライフルほどではないが普及している。
劇中ではブラックリベリオンなどで使用された。

  • ナイトメアVTOL T4
垂直離着陸輸送機。U字状の機体が特徴。
運搬時にはうつ伏せ状態のKMFを格納。投下時にはKMFが持つスラッシュハーケンを牽引ワイヤー代わりにして目的地にKMFを投下する。
また、投下せずKMFを宙吊りにして空中から攻撃を行わせることも出来る。
機体自体は第二次太平洋戦争時のグラスゴーから既に使われており、他のKMFでも使用可能。
本編では主力機としてのポジションから、サザーランドが使用する場面が多かった。
しかし一機につきKMF一体しか運搬できず単体での交戦能力の低さなどの課題もあり、フロートシステムが普及するに従って徐々にその姿を消していった。



【派生機】


『反逆のルルーシュ』及び『R2』で初登場した機種


□サザーランド(純血派仕様)

ジェレミア率いる純血派将校が使用する機体。ファクトスフィアのカバーと両肩が赤く塗られている以外は通常機と違いは無い。
ジェレミアを始めヴィレッタやキューエルなど序盤の主要キャラが搭乗しており出番は多い。
ヴィレッタ機がルルーシュに奪われたのを皮切りに撃破される機会も多かったが、ジェレミアは改造後も依然このタイプを使用している。


□サザーランド(黒の騎士団仕様)

行政特区での一件で強奪した機体を識別のため、緑にリペイント。
ブラックリベリオンで投入された。


□サザーランド・エア(特派仕様)

特派に配備されていた白いサザーランド。ランスロットで使われた技術の実用化を検討するための機体だったようで、腕にブレイズルミナスを装備。
コクピット上部にも量産試作型のフロートを装備しており、ランスロット用の初期型よりエネルギー消費は抑えられているが、まだ長時間の飛行に耐えるものではない。
セシルが搭乗してスザクの援護とアッシュフォード学園の生徒達の避難までの時間稼ぎを行っていた。


□サザーランド・エア

サザーランドに量産型フロートユニットを装着した形態。これにより単独飛行が可能になった。
また、『R2』ではルルーシュが式根島の部隊をギアスで操って自分の指揮下に置いており、ロイヤルガードのヴィンセントと交戦している。神根島に降り立つ時に整列して槍を構えて道を作る姿は圧巻の一言である。
最終決戦時にもウォードと共に多数配備されておりダモクレスに突入したがトリスタンに撃破されている。


□サザーランド可翔式

ジェレミアのサザーランド(純血派仕様)に飛翔滑走翼の翼部分と暁用の大型バズーカを装備。
重武装とジェレミアの技量で旧型機ながら高い戦闘力を持つ。
ギアス嚮団殲滅作戦で投入されたが、V.V.ジークフリートとの戦闘で一部を破損。


□サザーランドJ

破損した可翔式を改造した、サザーランド・ジークのコアユニット。
アーニャモルドレッドとの戦いでサザーランド・ジークが破壊された直後に現れたジークの中の人
一瞬のスキを突いて油断したモルドレッドに取り付き自爆、鉄壁のブレイズルミナスを破壊しジェレミアの勝利に一役買った。
なおこの時に突撃するサザーランド、モロにファクトスフィアより下、顔の意匠がアップになる
印象的すぎてサザーランドはここが顔だと思ってしまう人も多かっただろう。

サザーランド・ジークのコクピットを兼ねているため操縦系はジークフリートと同じ神経電位接続に変更され、ジェレミアは自身の背中と座席に内蔵されたプラグを接続すればフリーハンドで操縦可能。
また、(外観上は)上半身は元のサザーランドのままだが、下半身はランドスピナーと簡易型フロートユニットのみで構成された簡素な物になっている。色はオレンジと緑。
KMFとして機能していはいるものの、あくまでもサザーランド・ジークの管制ユニット兼自走式緊急脱出装置のようなものであるため、武装らしい武装はスラッシュハーケンのみ。



亡国のアキト』で初登場した機種


□サザーランド(ユーロ・ブリタニア仕様)

ユーロ・ブリタニアで使用されているサザーランド。
基本デザインは『反逆のルルーシュ』などで登場したタイプと変わらない。
しかし四大騎士団で運用される機体は四肢のベースカラーはシルバーとなり、その他の部分は所属騎士団のイメージカラーで塗られている。
アサルトライフルなどの通常武装の他、ミカエル騎士団用の物はスタントンファの代わりに折りたたみ式のアックス、折り畳み式の大型のシールドを装備する場合もある。


□サザーランド(ドローン仕様)

無人機に改造されたサザーランド。
ボディは通常タイプとほぼ同じだが、頭部はアンテナ状のパーツが追加され、コクピット部分は骨組みだけで内部の制御装置が露出した異様な姿になっている。
制御装置の性能は低く複雑な動作は行えないが、迎撃くらいは可能。
機体色は本国仕様に近い紫系。


復活のルルーシュ』で初登場した機種


□サザーランドⅡ

超合集国体制の下、旧帝国の主力機だったサザーランドをベースに開発された近代化改修機。
原型機のデザインを踏襲しているが、各部装甲の形状はやや複雑なものとなり、特に肩周りのボリュームが増し力強い外観となっている。
武装としてスラッシュハーケンやアサルトライフルを持つ他、両肩に有線通信ケーブルなどの補助装備も備える。
なお、ベース技術の発展に伴ってか第7世代機扱いとなっている。

作中では複数機が潜入部隊によってジルクスタンに持ち込まれ、戦闘の他に潜伏場所での電源代わりに使われたりした。


□サザーランド・ローヤル

ジェレミアの専用機。
ゼロレクイエム後に彼が退職金代わりに持ち逃げしたサザーランドJをベースにした機体ともいわれている。
そのためか四肢も通常のサザーランドやⅡとも異なる独自形状になっており、頭部の左前面はジェレミアの仮面を模したような意匠が加えられている。
武装はアサルトライフルに加え、両腕にブレイズルミナスと多連装ハドロン砲(通称オルガン砲)を内蔵したシールドが装着されており、攻防両面で見た目以上の性能を有する。

ジルクスタンでの戦闘の際、モルドレッド・ビルドアップと共に持ち込まれ月虹影の援護の他変電所の破壊任務などにあたっている。


双貌のオズ及びO2』で初登場した機種


□サザーランド・グリンダ

赤と黄色で塗装されたグリンダ騎士団仕様。
通常装備の他にザッテルヴァッフェを装備している。


□サザーランド・アイ

電子戦に対応し、索敵・指揮機能の向上などを図った実験機。
ファクトスフィアが準ドルイド「ウァテスシステム」を搭載した高性能なものに変更されており、頭部後方には円盤状パーツ、側面には集音装置を追加している。
これらの装備により戦場の状況を瞬時に把握し味方機とのデータリンクも行える。
ただしドルイドシステムより難度は低いとはいえウァテスシステムの操作にもある程度の情報処理適性が求められる。
武装はシュロッター鋼製ナイフと量産試作型のヴァリスで実験機としての側面が色濃い。
尚、ヴァリスのエネルギーを賄うため左腕にユグドラシルドライブが外付けされている。


□サザーランド・スナイパー

狙撃仕様。右手に狙撃用携行型のハドロン砲を、左手に大型シールドをそれぞれ保持している。
頭部のファクトスフィアをはじめ機体各部の装甲も変更されている。


□サザーランドW

KGF「サザーランド・イカロス」のコアユニット。
機体形状・仕様はサザーランドJとほぼ同じ。
ただし神経電位接続は使用されていない。


□サザーランド(警備騎士団仕様)

KMFリーグ会場などの警備任務に使用されているサザーランド。
高威力のコイルライフルと小型シールドを携行する。


□サザーランド(プルートーン仕様)

特殊部隊プルートーンの使用するサザーランド。
色が黒い以外外見は通常機と変わらないが内部フレームやOSに相当手が加えられており高い性能を誇る。


□サザーランド(ブルーバロンズ仕様)

特殊部隊ブルーバロンズが使用するサザーランド。
パイロットが皆男爵位以上の爵位を持つ貴族であるため、機体も青・白・金を用いた派手なカラーリングとなっている。


□サザーランド・エア浮遊航空実験機

フロートユニット量産に向けてR2以前に製造されたフロート装備のサザーランド。
特派仕様とは異なり本体は通常機と同型。


□サザーランド(プラズマブースター装備)

サザーランドの背面にプラズマブースターを装着した状態。
プラズマブースターはフロート以前にKMFの単独飛行を可能にした数少ない装備だがフロートに比べるとかなり大型で地上戦に移行する際にはパージしなければならない。
また、空中での自由度もフロートには劣ると思われる。


□エストレヤ

エリア24(旧スペイン)のテログループ「マドリードの星」が使用するサザーランドのコピー機。
頭部が二角帽子を被ったような形状になり左肩には短いマントが装備されかなり派手なデザインになっているが性能面では特に変化はない。
EUなど、マドリードの星以外の勢力に流出したと思しき機体も確認されている。


『白の騎士 紅の夜叉』で初登場した機種


□サザーランド・カスタム(シュネー・ヘクセン機)

ナイトオブセブン親衛隊「コノエナイツ」の青年騎士シュネーの機体。
基本は通乗機と同じだが、基本カラーは淡いグレーに変更。
スナイパーライフル(『R2』でデヴィットのグロースターが装備していた物と同型)を装備すると同時に、コクピット右側面のハードポイントに取り付けたアームを介して頭部前面に高精度照準センサーを取り付け射撃精度を向上させている。


□サザーランド・カスタム(レド・オフェン機)

「コノエナイツ」の青年騎士レドの機体。
こちらも基本は通常機と同じだが、携行火器として銃剣型のライフルを装備。
更に左腕には特派仕様と同じブレイズルミナス発生器を装備しており、防御能力を向上させている。



DS版』で登場した機種


□サザーランド近距離型

近距離用のカスタマイズが施されたサザーランド。カラーリングは緑。
両腕のスタントンファが強力な電磁トンファとなっており、重ねることでスパークを起こすことも可能。


□サザーランド遠距離型

遠距離用のカスタマイズが施されたサザーランド。カラーリングは赤。
背中に長銃身のキャノン砲を2門装備し、携行火器としてキャノン砲を装備。


□サザーランドバランス強化型

遠近にバランスよく強化されたサザーランド。
通常機と武装やカラーリングに差はない。


□サザーランド特殊武装A型

遠距離型を強化したサザーランド。カラーリングは金。
バックパックから両腕に接続する2門のグレネードランチャーを装備。


□サザーランド特殊武装B型

遠距離型を強化したサザーランド。カラーリングは紫。
こちらは背中に大型のミサイルポッドを装備しており、制圧能力に長ける。


□サザーランドホバー試験型

ホバー飛行の試験用にカスタマイズされたサザーランド。カラーリングは青。
両肩に巨大な二つのブースターが装備されている。武装は通常機と変わらない。


□サザーランド電子戦型

電子戦用のカスタマイズが施されたサザーランド。カラーリングは銀。
両肩にジャミング用の装置が装備され、敵KMFに干渉する。


□サザーランドREVO

重武装が施されたサザーランド。カラーリングは金と青。
両肩にキャノン砲と小型ミサイルポッドが装備されている。


□サザーランド一点突破型

背中に長大な迫撃砲を装備したサザーランド。
迫撃砲による遠距離からの爆撃を得意とする。


ロストストーリーズ』で初登場した機種


□サザーランド・カスタム

ランスロット用の装備の実証実験機として特派が組み上げたサザーランドの改造機。
青と水色を基調としたカラーリングを施されており、頭部は小型化された試作ファクトスフィアを搭載。
後方に伸びた二本角状パーツは通常機体と同じだが、頭部の外装が改められ白いマスクとその上に配置された赤い2対4つのセンサーカメラによってヒロイックな顔立ちになっている。
その他の本体形状は通常のサザーランドとほぼ同型で固定装備として肩にスラッシュハーケンを装備。
手持ち武器としてランスロットの物とほぼ同型の試験用ヴァリスを使用するがエナジー消費が激しいため、コクピットブロック下部にエナジーフィラーを増設しここから有線でヴァリスにエネルギーを供給する。
近接用のオプションとして、グロースターと同型の展開式電磁ランスを装備する事もできる。

作中ではブリタニア軍に潜入し特派預かりとなった主人公に与えられ、実質専用機として扱われる。
蒼月同様、『LOST COLORS』のランスロット・クラブを意識した機体と思われる。
なお、上記のシュネー機などと違って設定上機体名にパイロットの名前などを付けられていない。


□アロンダイト

サザーランド・カスタムをさらに改修した機体。
ランスロットの武装をほとんど搭載しており、ランスロットの量産試験機であるヴィンセントへの検証実験機の役割を果たす。
ランスロットの面影を強く残す頭部デザインに変更され、両肩はヴィンセント・ウォードに近い形状のファクトスフィアになっている。
コックピット下部の外部エナジーフィラーは引き続き搭載。
頭部、肩以外は通常のサザーランドとほぼ同じ形状で、サザーランドの各パーツにランスロットと同じMVSとブレイズ・ルミナスを2基ずつと、ヴァリス1基を装着している。
ランスロットタイプの頭部を持つ白と濃紺のカラーリングのサザーランドというデザインは、ランスロット・クラブの原案を彷彿させる。







出典:コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN1 「魔神 が 目覚める 日」 毎日放送、サンライズ、コードギアス製作委員会 2008年4月6日放送より


追記・修正は「オレンジ」を公表してからお願いします。

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最終更新:2024年04月21日 21:45