パーシヴァル(コードギアス)

登録日:2012/02/04 (土) 00:54:33
更新日:2022/04/25 Mon 06:46:45
所要時間:約 3 分で読めます






イレヴンよ!戦場の真実を知っているか?
日常で人を殺せば罪になるが戦場ならば殺した数だけ英雄となる!


出典:コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN18 「第二次 東京 決戦」 毎日放送、サンライズ、コードギアス製作委員会 2008年8月10日放送より




目次




機体データ


型式番号:RZA-10JS
所属:神聖ブリタニア帝国 ナイトオブラウンズ
分類:第8世代相当型KMF
全高:5.13m
全備重量:9.07t
推進機関:ランドスピナー
フロートシステム
武装:4連クロー
ミサイルシールド
ハドロン砲×2
スラッシュハーケン×3
カールレオン級浮遊航空艦



機体概要


帝国最強騎士の一角ナイトオブテンにして「ブリタニアの吸血鬼」の異名を持つルキアーノ専用機。
毒々しい紫色のカラーリングが特徴。
名前は他のラウンズ機同様『アーサー王伝説』の円卓の騎士・パーシヴァル卿から。


好戦的で攻撃的な彼の性格を反映しているのか、鋭い角やニードルなど機体の各部はかなり鋭利で刺々しい形状をしている。
あまり面影は無いが実は試作ヴィンセントを基にして開発された機体。そのため肩部前面にファクトスフィアを内蔵している。
つまりランスロットの系列機であるが、それらの原型機に比べても全くひけを取らない高い機体出力を持っており、
それを活かすように機体各部に過剰とも言える数の武装が搭載されている。

機体の基本構造は他のブリタニア系KMFに準じ、コクピットブロックは背面に配置。
内装はランスロット系の物と同仕様だが、ルキアーノの趣味に合わせてかコンソール部分などは真っ赤に塗られている。
コクピットブロック側面には独自の固定型フロートユニットを装備。
このフロートユニットのフロート翼は他の機体の物に比べると横幅が短く可動軸も無いシンプルな構造だが、フラップ部分が大型化されており空中での機動性を高められている。
勿論脚部にはランドスピナーが取り付けられている為地上での運用も十分可能である。

機体特性としては、これらの装備による単独での突破力を主眼においている模様。



武装


  • 4連クロー
右腕に装備された板状のブレード。
普段は四枚を束ねて固定しており、使用時には腕部に設置された円周状レールに沿って展開される。
そのままでもブレードとして使用出来るが、レール上を高速回転させながらブレイズルミナスを発生させることで「ルミナスコーン」と呼ばれるドリル状のエネルギー武器としても機能する。
ルミナスコーン発生時には戦艦の船体をぶち抜く程の貫通力を持つ突撃武器になる。
作中、ルキアーノは生身の敵兵の眼前にルミナスコーンを突き付け脅えさせたうえで突き刺すという外道極まりない使い方をした。
なお、作中ではルミナスコーンとしてしか使っていない。

  • ミサイルシールド
左手に携行している四角い。中央部分にはニードルがある。
装甲を左右に展開すると中からニードルミサイルを発射出来る。発射口は上下に三つずつ、計六門。
ミサイルは小型だが着弾した瞬間には爆発せず目標の装甲に食い込んで内部で炸裂し破壊する。そのため暁くらいなら容易に撃破できる。
また、防御面でも紅蓮聖天八極式の輻射光輪を受け止めるだけの強度を確保している。
後に回収され、ランスロット・フロンティアに装備された。

  • ハドロン砲
大腿部に2門内蔵。使用時は脚部上部のカバーを開いて砲門を展開する。
本来大型機に搭載される物を内蔵式で搭載したため、口径は小さく一射ごとの照射時間も短めで、ビームは弾丸のような形で放たれる。
そのため単発の威力は限定的だが、それでもKMFを撃破するには十分であり、連射性も高いため攻撃性能は高い。
機能的にはガウェインなどの通常型よりも蜃気楼のハドロンショットの方が近いか。

  • スラッシュハーケン
頭と両肩に装備。強化型。
特に頭の角に内蔵されている物は装飾にしか見えない形状であるため隠し武器的な意味合いが強く、近接戦では相手の意表を突いた攻撃出来る…のだが、カレン相手には通用せず。



劇中での活躍


□皇暦2018年(『反逆のルルーシュR2』)

ビスマルクギャラハッドと共にエリア11に配備され、カゴシマ租界に侵攻してきた黒の騎士団の陽動部隊と交戦。

その多彩な武装と突破力で多数の敵機を撃破し、回避が困難とされる六角吶喊陣を仕掛けてきた6機も一瞬で全滅させた。
また、墜落寸前になった自軍のカールレオン級(船員の退艦も終わっていない状態)をハーケンで引きずって陽動部隊の旗艦であった大竜胆にぶつけようとしていたが、これは星刻神虎によって阻まれている。

第二次トウキョウ決戦が開始されると、直属部隊のグラウサム・ヴァルキリエ隊を率いてトウキョウ租界に向かい、アーニャモルドレッドとの戦闘で消耗していたゼロの蜃気楼を強襲。
ついでにゼロを助けに来た玉城の暁部隊も一蹴した。

その際に生じた一瞬の隙をついて蜃気楼を撃破寸前まで追い込むが、そこにカレンの紅蓮聖天八極式が現れてグラウサム・ヴァルキリエ隊を殲滅された上、蜃気楼も逃してしまう。
ルキアーノは標的を紅蓮に変えて襲いかかったものの、全ての攻撃をあっさりと見切られ、最後は頭部を鷲掴みにされたまま輻射波動を直に撃ち込まれ、脱出も叶わず撃破されてしまった。



扱いに関して


項目を読めば分かるとおり、どっからどう見ても立派なかませ犬である。
まぁ、パイロットからして死亡フラグの塊みたいな人だったのだからしゃーないか。

他のラウンズの機体の中には画面に映ることすらなく一瞬で撃破されちゃった機体が2機もいるんだから、それに比べりゃ本機の扱いなんてまだマシな方である。



関連機体


ヴィンセント

ベースになった機体。




追記・修正は六角吶喊陣を破ってからお願いします。

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最終更新:2022年04月25日 06:46
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