ドラゴン族(遊戯王OCG)

登録日:2012/07/23 (月) 14:54:00
更新日:2024/03/14 Thu 08:11:52
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伝説の巨竜、神の力を纏う――。『巨神竜』、復活。

オレのプライド───そしてオレの魂!

またオレと共に闘ってくれるか 光と闇の竜……

王者の鼓動、今ここに列をなす!天地鳴動の力を見るがいい!

闇に輝く銀河よ、希望の光になりて我が僕に宿れ!

漆黒の闇より愚鈍なる力に抗う反逆の牙!今、降臨せよ!

閉ざされし世界を貫く我が新風!


ドラゴン族とは、遊戯王OCGにおける種族のひとつ。

●目次

概要

他のカードゲームの御多分に洩れず、非常にパワフルなモンスター達が犇めく強力な種族である。

青眼の白龍真紅眼の黒竜がずば抜けて有名だが、第4期までは他の上級ドラゴン族は層が薄く、タイラント・ドラゴンやカイザー・グライダーあたりが数少ない戦力になった程度。
現在はその強さやかっこいいイメージから原作漫画やアニメにおいても優遇されており、特にZEXALまでの歴代ライバル達が操る切り札は全てドラゴン族モンスター。
というか5D'sに至ってはタイトルからドラゴンがテーマ。
ARC-Vでは主人公他、いろいろと曰くのありそうなドラゴン族モンスターが登場している。
エースカードに選出されやすい一方で、純粋なドラゴン族デッキの使い手は意外と少なく、レギュラーキャラだとミザエルやリボルバー(特にマスタールール時)ぐらい。


OCGにおいては特に上級、最上級モンスターに優秀なものが多く、展開力や持ち前のパワーを生かしてガンガン攻めていくのに適している。
その一方、下級モンスターは「決して弱くはないが、何かが足りない」といったものがほとんど。
種族全体として「質」の展開力に長ける反面「数」の展開力に難がある為、盤面を先に制圧されたり、特定の上級モンスターに対してピンポイントで対抗策を打たれると大変。

その性質から、いかに素早く上級モンスターを召喚出来るかが、勝負の分かれ目となるだろう。

ちなみにドラゴン族モンスターはSTRIKE OF NEOSからRETURN OF THE DUELISTで途切れるまで、6年以上パックに登場していた。

ドラゴン族テーマ



以下、代表的なドラゴン族モンスター

通常モンスター

みんな大好き社長の嫁で、通常モンスターでは最高の攻撃力3000を誇る。
遊戯王黎明期、Vol.シリーズの頃は「サンダー・ボルトで除去って青眼で殴る」が基本戦術だったので、最強のモンスターとして大活躍していた。
その後、エキスパートルールが導入され、生け贄召喚のルールが出来てから一気に使いにくいモンスターとなってしまった。

しかし星8、光、ドラゴンの通常モンスターという
あまりにも恵まれたステータスや専用サポートの充実ぶりから、現在は当初の輝きを取り戻しつつある。

現在では攻撃力0でデッキから呼び出されたり
キサラみたいな少女が杖を装備したり、変なマスク被ったり、デュエルマッスルになった瞬間に
墓地から出てくるというフットワークの軽さを見せている。
また、相性のいいSモンスターには「銀龍」と「精霊龍」がいる。

征竜魔導環境の頃は「征竜」と組んだり、「魔導」では「乙女」とのシナジーを活かしてアタッカーになったりと面白い活躍をしていた。

青眼の亜白龍(ブルーアイズ・オルタナティブ・ホワイト・ドラゴン)」の登場後は、「目覚めの旋律」で2体まとめてサーチして使われることが多い。
「トレード・イン」に対応し、「伝説の白石(ホワイト・オブ・レジェンド)」でサーチできることからデッキを回転させるコストとしても使える。

こちらはご存知城之内くんの相棒。
赤眼ではない。深紅でも龍でもない。
対となる「青眼の白龍」とは違い、星7の2400打点といった点から、使おうとしてもどうしても力不足感が露呈してしまう。
しかし、第9期では大量の新規が追加され、新たな戦い方が成立した。
真紅眼融合(レッドアイズ・フュージョン)」で墓地肥やししながら大型の融合モンスターを繰り出し、バーンダメージを与えつつ殴ることが可能。

また、「レッドアイズ」を参照する蘇生カードは豊富なので、手軽に蘇生してランク7エクシーズに繋げることができる。


効果モンスター

  • タイラント・ドラゴン
第二期のパック「闇を制する者」で繰り広げられた「ハ・デス軍vsドラゴン軍vs王国軍」の三つ巴の戦いの、ドラゴン軍のリーダー。我らが切り込み隊長もこの戦争の参加者。
実は意外と珍しい正統派のドラゴンそのまんまのデザインで人気があり、様々なカードのイラストに登場。
効果も癖こそあれど豪快なインパクトがありその面でも人気。

上述の真紅眼の派生モンスター。通称「レダメ」。
ドラゴン族デッキの必須カードにして展開の要兼切り札。
登場してからしばらくは入手困難だったが、ストラクに再録されて容易に入手出来るようになった。
かつてはドラゴン族が一部を除いて地味だったためながらく無制限に留まっていたのだが、星10なのでグスタフマックスされ制限化、そしてワンキルに悪用された結果あえなく禁止化
あまりにもレッドアイズとは無関係な汎用性の高すぎる性能から、真紅眼ファンからはこいつはレッドアイズに含めるのかという議論が時折交わされる。
後にある程度弱体化されて開放。前ほどの無法は出来なくなったが、ドラゴン族デッキの潤滑油として今日も活躍している。

  • 冥王竜ヴァンダルギオン
相手のカードをカウンター罠で無効化した時に特殊召喚でき、無効化したカードの種類によって異なる追加効果を発揮できるという【パーミッション】向きのモンスター。
魔法を無効化すれば相手に1500ポイントのダメージ、罠なら相手の場のカードを1枚破壊、モンスター効果なら自分の墓地からモンスター1体を蘇生できる。攻撃力も2800と高め。
現在はボルテニス等のライバルもいるが、こちらは特殊召喚時のリリースが必要ないことや条件次第で相手のカードを破壊する以外のメリットをもたらせる点で勝る。

手札1枚を捨ててモンスターの効果破壊を防ぐ効果を持つ上級モンスター。
スタダの弱点である「一時的に場を離れる」効果を補うことが出来るのが大きい。
しかしやはり除外やバウンスには無力。スタダと違って魔法、罠を守ることが出来ないことにも注意が必要。略称はマテドラ。

GXにて万丈目サンダーの使用するレベルモンスター。手札をコストに全体除去を行い、LVが上がる毎に範囲も広がる。
後にダーク化もした。……っていうか闇属性デッキでダークが大暴れして制限カードになってた時期もあるくらいには使われた。

こちらもレベルモンスター。LVが上がる毎に強力な魔法耐性を身につける。
破壊を得意とするアームド・ドラゴンとはある意味対の関係と言えるか。
「王宮のお触れ」と合わせて魔法罠を封殺するデッキが流行った。

  • 混沌帝龍(カオス・エンペラー・ドラゴン)-終焉の使者-
最凶最悪の龍。デュエルどころか遊戯王OCGそのものを終焉させかけた。
今でこそエラッタも込でかなり落ち着いた良カードになったのだが、かつては対抗手段の少なさから「出されたら負け」レベルのバケモノであった。

ぶっ飛んだネーミングとイラストアドが持ち味の、カイトのエースモンスター。
攻撃力2000以上2体をリリースして特殊召喚する効果、
戦闘相手と共にバトルフェイズ終了まで除外される効果、エクシーズを対象に除外した場合素材の数だけ強化される効果を持つ。
それぞれの効果は特別優秀とは言い難い。が、決して役に立たない訳ではない。特に2つ目の効果のおかげで場持ちが良いのは大きい。
歴代ライバルのエースとして、ステータスや3体合体したモンスターの存在、攻撃名等、青眼を意識したと思われる要素が非常に多い。

「烙印世界」テーマの主人公であり、ある日空に開いた大きな"ホール"より落ちてきた竜の本来の姿。見た目は浅黒い肌の少年の姿だが、出自が出自なのでちゃんとドラゴン族。
フィールドへの着地成功後、手札を一枚切って自分自身と相手のモンスターを素材に融合を行う。要するに生きた超融合。
各種「烙印世界」テーマに対応した融合体を持っており、条件も「そのターン中に特殊召喚されたモンスター」「一定攻撃力以上のモンスター」と比較的緩めとなっている。相手を除去しつつ、こちらは大型を立てて威圧するという戦術がメイン。
サポートテーマである烙印や物語上の敵でもあるデスピアとは特に相性が良いが、融合体の条件を複数満たせる壊獣とも好相性。

  • 覇王眷竜ダークヴルム
フリー対戦中毒者…もとい、ズァークの眷属にして過労死担当。アニメでは唯一の下級ということであの手この手で使い回されていたが、現実でも同じであった。
覇王門サーチによる覇王眷竜サポートカードなのだが、最後にしれっと書かれた「このカードが墓地にいる状態で自分の場にモンスターがいなければ自己蘇生する(※この手の効果にありがちなターン1制限や再利用封じの除外はありません)」がミソ。
覇王眷竜や魔術師などで使う際にはオマケになるこの効果が、ドラゴン族デッキではむしろ本体としてとにかく悪用されまくった。
竜の渓谷でデストルドーと共に落とせば簡単にレベル7シンクロを出せた為、エンシェント・フェアリー・ドラゴンを速攻で呼び出す起爆剤として暴れまくり、最終的には本来の用途である覇王眷竜+魔術師の【覇王魔術師】でも使われまくった為、あえなく制限入り。
それでも未だに「勝手に墓地から生えてくる便利なドラゴン」として、ドラゴン族グッドスタッフデッキに採用されている。
ズァーク共々最近浄化されて光属性になったらしい。

  • 輪廻竜サンサーラ
終始シリアスだった漫画版万丈目が用いたモンスター。漫画登場時点からその効果からドラゴン族使いにOCG化を熱望されていた1枚。
効果はドラゴン族限定のダブルコストと、墓地にいるこのカードの除外する代わりに墓地からレベル5以上のドラゴン族1体をサルベージしつつ、追加でアドバンス召喚ができるというもの。
高レベルドラゴンの再利用は説明不要な便利さで、アドバンス召喚まで含めるとオッドアイズ・アドバンス・ドラゴンが噛み合う。
レベル1かつ光属性、おまけに攻守0という点もサーチのしやすさに繋がっている。

  • 輝光竜セイファート
ミザちゅわ~んミザエルを意識してデザインされたOCGオリジナルカード。ミザエルモチーフなので宇宙に関する用語を名前に持つ。
場と手札のドラゴン族を任意枚数墓地送りにし、そのレベル合計と同じレベルのドラゴン族をサーチでき、さらに墓地のこのカードを除外することで闇か光のレベル8ドラゴン族を墓地よりサルベージできる。
墓地送り対象はコラプサーペント&ワイバースターや上述のダークヴルム等、墓地に落ちてからが本番なモンスターが良いだろう。

8期最凶最悪の死刑囚集団「征竜」、その一つにしてシャバの空気を吸うことが許された者。それでも効果が単純にヤバいので制限カードだが。
手札から風属性とこのモンスターを墓地に送ることでとりあえずビール感覚で適当に1体好きなドラゴンをサーチ可能。そしてドラゴンか風属性を手札か墓地より除外する事で墓地より自己蘇生。
風属性との協働を前提とするが、非常にゆるい条件でのサーチや特殊召喚効果からドラゴン族デッキで未だ引っ張りだこな1枚。風属性かつドラゴンということでドラグニティやアームド・ドラゴンとは特に仲良し。

8期最凶最悪(ry。例によって制限での復帰。こちらは炎属性と自身の墓地送りで相手のカードを1枚割れる。
シンプルながら強力な効果であり、当時は「○○はブラスターに割られるからダメ」「ブラスターに割られないかどうか、割られてもカバーできるか」とデッキ構築時における仮想敵として扱われるほど。
今でこそ「対象を取る破壊」はかなり対処がしやすい効果となった上に制限なので飛び交う事は無いものの、全盛期征竜はこの効果を好きなタイミングでポンポンと放ってきた為、メタ用の永続魔法・罠やモンスターをすぐに除去されていたのだ。
現在でも「緩い条件で撃てる緩い制約の破壊効果」「炎属性をコストに使う」という点が便利である為、炎属性デッキの隠し味として使われ始めている。

  • 深淵の獣(ビーステッド)マグナムート
自分または相手の墓地にある闇・光モンスター1枚を除外することで、簡単に特殊召喚出来るドラゴン。
しかも条件付きとはいえ何故か相手ターンでも出せる。さらにこの特殊召喚はビーステッドの共通効果なので他のビーステッドも同じことをやる。
このモンスターは特殊召喚成功後のエンドフェイズ時、マグナムート以外の任意のドラゴン族をデッキからサーチor墓地から回収可能。要はビーステッドどころかドラゴン族デッキの万能リクルーター。
自分の墓地をリソースにしてもいいが、相手が闇・光のデッキであれば相手のリソースを枯らしつつ新たな後続を呼べるというとても便利な1枚。
シンプルに色々やりすぎたので制限カードになった。


融合モンスター

  • F・G・D(ファイブ・ゴッド・ドラゴン)
遊戯王OCGにおける固定の攻撃力では最高値となる5000打点が一際輝く。
登場当初は縛りこそないとは言え、場と手札にドラゴン5体を用意する必要がある融合モンスターということでロマン扱いされていた。
しかし後にこのカードと相性がいい未来融合―フューチャー・フュージョンと龍の鏡が登場。
これらを駆使した通称「未来龍」は一躍要注意デッキに仲間入りした。
光属性以外のモンスターとの戦闘では破壊されないが、そもそもこの攻撃力では滅多に戦闘破壊されない為若干空気気味。
しかし光属性には「ダメステ入っていいすか?^^」でお馴染みのみんな大好きガチムチ天使がいるので注意。

  • 深淵竜アルバ・レナトゥス
アルバスの落胤+ドラゴン一体以上で出せる融合。そしてその実態はドラゴン族版のフォートレスである。
フォートレスと同じく融合を使わず相手と自分の場の素材になるモンスターを墓地送りにして直接特殊召喚可能で、相手がドラゴン族デッキであればアルバスが強力なメタカードとなる。
さらに素材数が多いほど攻撃回数が増える効果、墓地に行くと「融合」もしくは「フュージョン」をデッキからサーチする効果と、とにかく書いてあることに無駄がない。

出張専門テーマ召喚獣に属する融合モンスター。水属性+アレイスターで出せる。
高い守備力とあらゆる効果の対象にならず、破壊も受け付けないという場持ちの良さがポイント。
とはいえ、『OCGの環境』で活躍したかといえば微妙なところもあり、除去しようと思えば割と簡単に除去できる。
もっとも、緩い融合指定と召喚獣というテーマそのものの汎用性の高さから、超融合で相手を吸うために使うという用途にも使えるのは便利。
……そして、このカードの本領は『OCGではない環境』。遊戯王デュエルリンクスでは一転して極悪耐性のバランスブレイカーとして暴れまくり、最終的に禁止されるまでになった。


シンクロモンスター

かつてのエクストラデッキ採用率第1位にして蟹のエースで嫁でドM。アニメラストで雌疑惑浮上。
自身をリリースして破壊効果を無効にする非常に使いやすい誘発即時効果を持つ。しかも自己再生可能。
ただしあくまでも無効に出来るのは破壊効果のみなので除外やバウンスには無力。権力やインチキに負けてしまう2500打点も地味に痛い。

250円同盟の一員で元キングのエース。歴代ライバルのエースモンスターに並ぶ3000打点が脅威。
しかし効果の癖が強く、自分のモンスターを巻き込む危険性もあることから採用率はいまいち。
パックのパッケージを飾ることも出来なかったり色々と不憫。略称はレモン。

ドラゴン族モンスター屈指のふつくしさを持つ、アキさんのエースモンスター。
シンクロ召喚に成功した時、場を一掃できるわかりやすいリセット効果を所持。
デブリ・ドラゴンやブラック・ボンバー1枚から唐突に現れ、一瞬で劣勢を切り返すことも可能。
植物族デッキなら隠された第2の効果を発揮するらしいが……
略称はブラロ、黒薔薇。

  • インフェルニティ・デス・ドラゴン
  • ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン
  • 煉獄竜オーガ・ドラグーン
満足町町長も御用達の満足龍。
いずれもレベル8/闇属性/ドラゴン族/攻撃3000/闇属性チューナー指定という共通点がある。
役割分担が明確なので、住み分けはきっちりできている。
3体全部投入した上で実戦レベルのデッキを組むのは非常に容易い。これには鬼柳ファンも満足。

満足町町長も御用達の満足龍(仮)。
ご存知、レベル9シンクロ最強のドラゴン。
もう帰ってこないと思われたが、案外釈放は早かったお方。

  • ヴァレルロード・S(サベージ)・ドラゴン
ヴァレルロード・ドラゴン派生モンスターの一つで、シンクロを担当するカード。
縛りなしのレベル8シンクロでありながら3000打点を持ち、さらに自身の効果で自分の墓地のリンクモンスターを装備してその攻撃力の半分だけ自身を強化。
さらに装備したリンクモンスターのマーカーの数だけ万能無効化を使えるという至れり尽くせりな1枚。


エクシーズモンスター

ドラゴン厨というか銀河眼厨のバリアンの戦士、ミザちゅわ~ん…もといミザエルのエースたるエクシーズモンスター。
オーバーハンドレッド・ナンバーズの一体で、効果解決時に自身以外の全てのモンスターの効果を無効にし、攻・守をリセットする効果。
また、その後相手のカードの効果が発動すると攻撃力を上げ、2回攻撃が可能となる残存効果を持つ。
こちらも青眼を意識している要素が多いが、劇中では真紅眼の要素も感じられる。

ヴェルズ化によって化け物と化したグングニールの成れの果て。
自分が場にいる限り「お互いにレベル5以上を特殊召喚出来ない」という強力な制圧効果を持っており、当時のヴェルズを環境へと食い込ませた立役者。
さらには素材を一つ消費することでデッキから「侵略の」名称を持つ魔法・罠をサーチ可能で、《侵略の汎発感染》というヴェルズモンスター全てに強力な耐性を付与する速攻魔法を用意して返しの手すらシャットアウトするという二段構えも鬼畜。
今でこそリンクモンスター等の抜け穴が多くあるため突破はしやすくなったものの、高レベルを使用するデッキ相手ならこいつ1枚で詰ませる事も不可能ではないポテンシャルを持つ。

リンクモンスター

ライバル名物3000打点ドラゴン、VRAINS代表。リボルバーのエースカードであり「ヴァレル」の主力。
チェーン不能の敵打点低下と、攻撃宣言時のコントロール奪取という攻撃的な効果を持ち合わせる。
更にモンスター効果を受けないので、相手が除去用のモンスターを立てても強気に出られるのが優秀。
難点は少々重めなリンク素材指定か。

  • 鎖龍蛇-スカルデット
リンク4の大型ドラゴンで、自身を出す際に使ったリンク素材の枚数に応じて効果が増えていく特徴を持つ。
素材3枚から使用可能な手札から任意モンスターの特殊召喚と、4枚から使用可能な4ドローからの3枚ボトム送りという強力な手札交換効果が特に強く、海外では未界域と組む事で大暴れしていた。
アニメ作中でも実用性が低いと言われていたとあるロマンカードをただのロマン砲で終わらせず、ほぼ確定で放てる凶悪ワンキルカードに仕立て上げた張本人。それ故に未界域が来日してからは制限カードとなった。

  • ストライカー・ドラゴン
本来はヴァレット用のサポートモンスターなのだが、リンク条件が「レベル4以下のドラゴン族1体」という点がポイント。
墓地効果目当てでさっさと墓地送りにしたいドラゴン族モンスターはたくさん存在しており、それらをとりあえずで墓地送りに出来る為ドラゴン族デッキには大抵いるリンクモンスターとなった。
ヴァレットそのものもドラゴン族テーマなので、専用フィールド魔法サーチやヴァレット関連の効果を活かすためにヴァレットの混成デッキにする事も。ほんとドラゴン族は横の繋がりがやたら強いな……。

  • 天球の聖刻印
ドラゴン族2体で出せるリンクモンスター。聖刻竜の休眠形態である球体達が惑星のように陣形を組んでいるイラストが神秘的。
攻撃力0という貧弱すぎるステータスだが、相手ターンにこのカードを含む任意のモンスターを場か手札よりリリースすることで、フリチェのバウンスが発動可能。
更に聖刻の例に漏れずこのモンスター自身もリリースされると効果を発動し、手札かデッキからドラゴン族を効果無効化+攻守0化して特殊召喚出来る。
相手のターンに妨害をしつつ、さらなる後続を用意できる1枚。


その他ドラゴン族サポート、相性のいいカード

  • 未来融合―フューチャー・フュージョン
デッキから融合素材を墓地に送り、2ターン後に融合召喚する永続魔法。上述のF・G・Dや青眼の究極竜との相性が非常にいよい実質ソラゴン族5体墓地肥やし。
ただし墓地肥しとして暴走しすぎたので、ゴヨウとなりエラッタ。運用するならちゃんと2ターン守るように。

  • 龍の鏡(ドラゴンズ・ミラー)
場と墓地から融合素材を除外してドラゴンを融合召喚するドラゴン族融合モンスターの十八番。
上述の未来融合で墓地に送ったドラゴン5体を除外してF・G・Dを融合召喚するのが「未来龍」の基本的な戦い方だった。

  • バースト・ブレス
  • 巨竜の羽ばたき
いまいち使いづらいが、除去手段に乏しいドラゴン族においては貴重な全体除去。

  • ロード・オブ・ドラゴン―ドラゴンの支配者
自身が場にいる限り、場のドラゴンを対象を取る効果から守る。自身が魔法使い族で、ステータスが貧弱なのが残念。
神竜 ラグナロクとの融合で強力な竜魔人 キングドラグーンになれる。大概は融合呪印生物―闇が優先されちゃうけど。

  • ドラゴンを呼ぶ笛
上記の支配者がいる時に手札からドラゴン2体を特殊召喚できる。
墓地に置かれたからってカードをドローさせてもらうとドラゴンじゃなくてジャッジを呼ばれるので注意。

  • 調和の宝札
手札の攻撃力1000以下のチューナードラゴンを捨てて2枚ドロー。
白石を捨ててみんなも満足しよう。

  • トレード・イン
こちらは手札の星8を捨てて2枚ドロー。ドラゴン族サポートではないがドラゴンには優秀な星8が多いので相性がいい。

  • 超再生能力
発動ターンに手札から捨てたドラゴンと、場からリリースしたドラゴンの合計枚数分ドロー。
上記2枚とスタダを組み合わせてやっぱり満足できる。

  • ドラゴン・目覚めの旋律
手札1枚と引き換えに攻撃力3000以上、守備力2500以下のドラゴンを最高2枚までサーチ出来るカード。
ロード・オブ・ドラゴンが何故かギターをノリノリで奏でているというシュールなイラストを見ても分かるように、青眼を手札に引き込む事をイメージしてデザインされたと思われる。
実際、青眼とオルタナティブをサーチすれば効果でオルタナティブを出せたりと青眼との相性はバツグン。それ以外でも条件合致するドラゴンは多く、各種ドラゴン族テーマはこのカードを活用している。

  • 竜の渓谷
ドラグニティ用のフィールド魔法。手札1枚と引き換えにデッキからドラグニティをサーチするか、デッキからドラゴン族を墓地に送る効果を選択して発動可能。
……お察しのいい人ならピンと来ただろう。そう、毎ターン1枚好きなドラゴン族カードを墓地送りに出来るのである。
なのでドラグニティ以外でも色々と悪用されており、征竜大暴れ時代には制限カード化の規制を喰らいドラグニティ使いがとばっちりを受けた。
現状は無制限なので、ドラグニティはもちろん、各種ドラゴン族テーマでも複数枚採用されている事が多い。

  • 竜の霊廟
青眼を意識した魔法カード。ドラゴン族用のおろかな埋葬
この時点でもかなり強力なのだが、墓地に送ったドラゴン族がバニラなら追加で更に1枚ドラゴン族の墓地肥やしのおかわりが出来る。
竜の渓谷と同じく征竜で悪用された他、聖刻でもバニラを用いるドラゴン族デッキという点から色々と活用されていたのでこちらも長い間制限カード入りしていた。

  • 復活の福音
レベル7か8のドラゴン族の完全蘇生が出来る魔法カード。効果がシンプル故に強力で、レベル7・8のドラゴン族は粒ぞろいのラインナップとなっている。
オマケに墓地のこのカードを除外すると場のドラゴン族の破壊・除外の身代わりになる。捨てるところが一切無い優秀な効果の1枚。
地味に1ターン制限が無いのもポイント。
リリース1体のドラゴン族はこのカードの恩恵を受けられない点で不遇となっている節がある。

などなど


新しいドラゴンが出たら追記修正お願いします。

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最終更新:2024年03月14日 08:11

*1 ただし、メタが読みやすくプレイングが重視される環境を評価する者、今まで注目されていなかったカードが注目されるきっかけを作ったことなど、批判一辺倒ではないことも記しておく。