処女はお姉さまに恋してる

登録日:2009/09/02(水) 02:55:46
更新日:2021/06/09 Wed 00:09:38
所要時間:約 5 分で読めます




2005年1月28日にキャラメルBOXから発売された「女装潜入ロマンティックラブコメディ」。
2005年辺りは「主人公が男の娘」という設定が(製作者達の中で)流行ったがほとんどの作品の評価はよろしくなかった。
その中で大ヒットした貴重な作品なんだとかなんとか。
そして、女装系作品の中で代表的なゲームでもある。

パッと見だと某百合ライトノベルのパロディにしか見えず、事実そちらからのパロディも多いので、愛読者から厳しい目で見られることがあるが、
本質は上記の通り、「女装潜入ロマンティックラブコメディ」に徹しているので、ファンからも別物として見られている。


「処女」と書いて「おとめ」、「お姉さま」と書いて「ボク」と読む。
この際「姉」の部分に「ボク」と振り仮名が振ってあるため「おボクさま」に見たり見えなかったり。
そのため公式のヨダ絵のおまけ漫画のタイトルは「おボクさま」。


2005年12月29日には「乙女はお姉さまに恋してる」としてPS2版が発売、2006年10月~12月にかけて全12話のアニメが放送された。


■あらすじ
鏑木財閥の御曹司で、文武両道・天稟の才があるけどちょっと気の弱い男の子。
そんな瑞穂のもとへ、ある日顧問弁護士が訪れる。

『先だって亡くなられたお祖父様の遺言です』

そう言って渡されたのは、なんと女学院の入学案内。
幼なじみ・まりやの趣味で女装を強要させられたあげく、無理矢理転入させられた女学院では、
なんの間違いか全校生徒の憧れの的『エルダー・シスター』に選出されてしまう。

突然嵐のように降って湧いた、お嬢さま学院での大騒動!!瑞穂は一体どうなってしまうのか……?!(OHPより抜粋)


■メインヒロイン(CVは右がアニメ版)

宮小路瑞穂
CV:神村ひな/堀江由衣
主人公兼真のメインヒロイン。
どうみても女の子。
幼い頃から英才教育を受けており、かなりのハイスペック。
Mr.パーフェクト。
一部の人に言わせれば『股間にあるのはおにんにんではなく「エルダースティック」』なんだとか。

十条紫苑
CV:木原泉/松来未祐
前年度のエルダーシスター。
だが病気のため留年したため瑞穂たちと同学年。
全校生徒にも今だ絶大な影響力を持つ。
家庭の事情から貴子には少し冷たい。
“しおんさん”

御門まりや
CV:あおいひとみ/浅野真澄
瑞穂の親戚で幼馴染。お調子者でお嬢様っぽくないお嬢様タイプ。
陸上部所属で部の短距離走の記録持ち。
“まりや”

周防院奏
CV:木村あやか/神田朱未
ロリ。でっかいリボン(飛行可能)が特徴、よく転ぶ。
気弱だが、人の世話をしたがる性格。
演劇部所属で部長の圭から将来を有望視されている。
“奏ちゃん”

バーグ
CV:松永雪希/松本彩乃
一般家庭の出自。とにかくハンバーグが大好き。自身でも作り、料理も得意。
しかしメッセージウィンドウの魔の手により、ウィンドウを消さないと(CG班こだわりの)バーグが見えない…!
義理の姉に憧れて入学したが自分がお嬢様学校には向いていないのではないか、とよく疑心暗鬼になっている。
陸上部所属で、まりやによくいじられる。
ニックネーム:上岡由佳里

厳島貴子
CV:佐本二厘/たかはし智秋
生徒会長。本編前はエルダーシスター最有力候補だったが、
突如編入してきた瑞穂が度々騒動を起こすことと、彼女がエルダーになったことでしばしば対立することになる。
しかし生真面目な気質と瑞穂の態度が終始穏やかなせいで、よく心が乱されている。
また、まりやとも幼稚舍からのライバル的な間柄。
作中一、デレる前とデレ後のギャップが激しい。愛い奴。
“貴子さん”

高島一子
CV:草柳順子/後藤邑子
瑞穂が使うことになった寮の部屋に封印されていた地縛霊。テンションが上がると物凄い早口になる。
寮以外の地には出られない……地縛霊だからね。
ゲームでは、いずれかのキャラの好感度が一定値に達していない場合は一子ルートとなる。
“一子ちゃん”


アニメ版はあの黒歴史アニメ制作で有名なfeel.。
例によって元ゲーの画風完全無視、声優を本気で入れ替え(すぐに削除されたが製作者の苦言を呈したブログが一時UPされたとか)、、
Aice5ごり押しなど一部では心配の声が上がったが、
それほど作画崩壊はせずシナリオも原作準拠と「feel.にしてはかなり頑張った」、「普通に良作」という声も多い。

そして何より特筆すべきはDVD最終巻特典の「ツンデレラ」で、
キャラメルBOXからも「やり過ぎだ(笑)」と言われる程いい意味で大暴走している。
また、アニメから派生したラジオも放送していて、
アニメでは若干空気であった紫苑様は、中の人がラジオのメインパーソナリティーになると高確率で逸話を生み出す松来未祐だったため、
かなりの存在感を出し、アニメでの不遇を払拭した。
また、相方も後藤邑子、途中から神田朱未だったということもあり、ラジオの人気も上々でアニメが終わってからも長く続いていた。

また、放送終了後に二期制作の噂があったが未だ音沙汰がない。


しかしついに2010年4月1日に二期の発表がされた。
監督もコメントしているため、期待がされている。
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……な~んて、上記は勿論ウソであり、エイプリルフールに出されたネタである。



しかしアニメではなく、原作の方で続編の製作が2010年初頭に発表された。
更にアニメ化も決定。


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最終更新:2021年06月09日 00:09