リア充

登録日:2010/01/26(火) 02:10:36
更新日:2023/08/10 Thu 12:24:59
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リアルが充実している・リアルで充実している者の総称。

リア厨とは別。

ゼットンはリア獣


基本的に「キモヲタ・童貞・短小・ブサメン・貧乏・引き籠もり・チビ・ニート」等、社会的にネガティヴなステータスの対義語として使われるが、
その定義はかなり曖昧で、例えば気の合うヲタ友達がいたりして、それなりに楽しく毎日を過ごせている者の場合、それもある種のリア充であると言える。

もっと言うならば、日々が充実していると当人が思えばどっかの誰かさんだってリア充だし、
そうでないならイチローもダルビッシュも石川遼も子供店長も非リア充と言うことになる。

どちらにせよこれらの基本的な社会的地位のスタンス決定はモラトリアム期間内にほぼ完成する。
ただしその完成までは話が紆余曲折を経ることも少なくなく、また社会人になってからも変化が無くなることはまずないので一概にどうとは言えない。
ともあれ、ある程度の幅はあるとは言え、やはり一般的・客観的に見てリア充と非リア充の境界はそこに画然と存在すると言わざるをえない。

具体的には、およそリア充であるか否かは『対人関係』によって殆ど決定する。


以下、この詳細な内枠の例を挙げて検証してゆきたい。

『恋人』
言わずと知れたリア充の象徴的な構成概念の一つ。
現実世界に於いて、自分と素直に相思相愛な相手がいる場合、それはほぼ確実にリア充である十分条件を満たしていると言える。

『異性の友人』
同じく、リア充の象徴的構成概念である。
不要に打算的な策を弄さずして普通に話せる、ある程度定期的にメールや電話をする、一緒に遊びに行く、
多少のスキンシップがある異性の友人がいる場合も、その人数を問わずリア充である条件を満たしている可能性が高い。


『同性の友人』
スキンシップ云々はともかく、基本的には上記と同じ。
趣味の一致や純粋な友情など、幅広い意味で友人と言う存在は定義出来るが、
やはりリアルでも忌憚なくコミュニケーションが図れる相手がいることは、リア充たる必要条件となってくる。


『家族』
見落とされがちだが、「最も身近な自分以外の生身の人間」とは家族のことだ。
両親、あるいは兄弟、もしくは祖父母や親戚なども含め、彼らと意思疎通することは社会的にかなり重要なファクターである。
よって、これらをこなすこともリア充であるための条件に数えられることがあり得る。


『その他社会的関係者』
例えば『友達の友達』であったり、『仕事上の関係者』であったりと言ったものである。
これらのパブリックな対人関係をもそつなくこなすのが、実はリア充たる最大の条件かも知れない。
何故ならそれは、少なくとも必要最低限のコミュニケーション能力が備わっていることを意味するからである。
コミュニケーション能力が対人関係の基礎の基礎であることは言うまでもない。


以上のように、様々な社会的局面に於いて安定した対人関係を築けることがリア充たる大きな要因であり、一般的な指標となりえるだろう。

『充実』とは単に自分が充実しているだけではなく、相手にも充実した時や関係を与えられることを意味するからだ。
この点を加味すると、何らかの原因で『勘違いリア充』と言う恐ろしい状態に陥ることも考えられ、
それは非リア充である以上に社会的に破綻しているとせざるをえない極めて重篤な事態である。

このごく基本的な回避法としては、やはりコミュニケーション能力の基礎に根差す『相手の気持ち・立場に立って考える』と言ったものが挙げられる。
なので、リア充とは本来DQNとは全く別の社会的人種であり、一般的には全く無害な者なのである。

ただし、やはり当事者が主体性を持った前者の定義や、
限られたコミュニティーの中でだれかが『賤民』として分類された場合の後者の定義の中では、リア充でかつDQNと言う面倒な人種が存在することになる。


だからと言って
○那「違う! お前はリア充ではない!」
とか
刹○「貴様が、貴様らが…リア充で、あるものかッ!!」
とか言ってはならない。

何にせよ、リア充を妬んだり蔑んだりするよりは、何かを学び取ろうとする姿勢で彼らの対応に臨んだ方が幾分建設的であろう。たぶんね。




「俺は…リア充になれない…!」
「恋人――それはリア充にとって当たり前の概念。呼吸をするが如くの自然」




自称他称問わずリア充の方 追記、修正お願いします。


「俺が…俺達がリア充だっ!」
「お前はリア充ではない。ならばリア充になれ!」

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最終更新:2023年08月10日 12:24