杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン

登録日:2011/02/20(日) 21:16:36
更新日:2021/03/27 Sat 03:30:31
所要時間:約 6 分で読めます




杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーンは、声優・杉田智和のラジオ番組。
隔週木曜日配信の1時間番組。100回を超える長寿番組である。



【概要】

番組名の『アニゲラ』とはアニメとゲームのラジオの省略である。

番組名通り、アニメとゲームの話題が中心(というかそればかり)となっており、初見リスナー置いてけぼりの話題が多い。
曰く「身体は大人、心は子供。そんなあなたの為のラジオ番組」

そんな子供の心を忘れていない、愛すべき馬鹿共が送るメールは必聴。
そしてそれに乗る杉田。暴走する梶田……カオス極まる番組となっている。

101回以降『杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン!!』と改名した。

そして16年4月から『アニゲラ!ディドゥーーン!!!』とさらに変更し、
隔週から毎週配信となる代わりに時間が30分に短縮された。

2021年3月25日の放送を以て最終回を迎え、12年の歴史に幕を下ろした。


【パーソナリティ】

杉田智和
ラジオのメインパーソナリティを務める、ご存知フリーダム声優。
当番組内でも、発言の大半はネタや下ネタのオンパレードである。
女性ゲストが来た際には、リスナーの下ハガキを読まされたりと不遇な場面も多い。

基本的にはパーソナリティとして番組の進行を指揮するが、最近は専ら暴走するSP共を抑える作業に追われている。
しかし結構な確率で本人も暴走しまくるので、そこはやっぱりフリーダム杉田。


マフィア梶田
アシスタントを務めるゲームライター。
ゲーム情報サイト「4Gamer」のライターであり、声優とかではなく(少なくともこの時は)素人である。

100回までSP田中を名乗っており、、マフィア梶田のペルソナ(別人格)ということになっていた。
元々取材で収録現場に来ていたのだが、杉田によってアシスタントに任命される。

スキンヘッドにグラサン、 190cmを超える長身と大柄な肉体から『ハードな元ヤン』とよく勘違いされるらしいが、実際は生粋のオタク。
二次元に行く事を何よりも望んでおり、その欲望は数多の名言、珍言としてリスナーの腹筋を崩壊させている。
仲間内でラブプラスが流行すると凛子に大いに心酔し、
ゲストで出演した声優の安元洋貴に「DSのスロットに水ぶっかけんぞ」と言われた際は、「マジ殺人罪ですよ!! 凛子と俺が死にます!!」と声高らかに主張した。

因みに童貞(ということになっているが、信憑性は低い)
普段は変態トークで暴走するが、杉田が変態トークをすると正気に戻るかのように冷静にツッコむ。

第100回エンディングにてアシスタントから正式にパーソナリティに昇格。それに伴い、名義も「マフィア梶田」の方になった。
ちなみに声優淫夢汚染の第一人者。割と前から好きらしく、隙あらば語録を使う。


〇SP佐藤
杉田の友達。本名は下の名前が「たけし」である事は分かっている。ジークたけし!
ラジオを聴いた友達に「お前いらなくね?」と言われたり、暴走した田中に本名をバラされるなど不憫なお人。
当初は自身のキャラの薄さに悩んでいたようだが、杉田達にいじられる内にドMキャラとして覚醒した。

年上好きらしく、声優のゆかなが出演した際にはその気持ち悪さを存分に発揮。
以降度々杉田にその事をネタにされるが、人気声優と会話出来る時点でご褒美だろう。
いじられネタは「チュンリーでお願いします!!」。

富山出身であることを良くネタにされる。

レギュラーだったが最近はいろいろあったのか出ない。
たま~に話題になるが、どうやら声優関係のお仕事をしているとか。
最終回では名前だけ出てきた。


〇朝倉くん(朝倉ブルー)
有象無象その①
ポケモンのピカチュウをこよなく愛する謎の人物で、ポケモンセンターに行った帰りに唐突に初登場した。
どことなく暗い印象を受ける彼のダウナーな雰囲気は、OPドラマの「朝倉マン」、「気配を消す忍者」などで遺憾なく発揮されている。

当初は就職活動で苦労していたが、後に無事就職しアニメーターになった。

……が、最近転職したらしい。そして2020年4月から杉田の個人事務所「AGRS」に就職している。
その事もあって有象無象が殆どでなくなった末期頃もたまに出演しており、AGRSチャンネルでも名前が呼ばれる事がある。

〇祁答院慎
有象無象その②
コープスパーティーを作り出したチームグリグリ所属のゲームクリエイター。
最初はゲストとしてちらほらたまに出る程度だったが130回ほどからなぜか完全にレギュラー化している。
杉田の友人で40代だがそれを感じさせないほどのイケメンで、
人畜無害そうな見た目をしており、ラジオ内でも比較的おとなしい。

が、

その中身は幼女とおしっことグロを司る変態であり144回で幼女が好きと発言したり、
ちょっとあれな性癖をさらけ出している。

ちなみにモバマスは佐々木千枝(11歳)のPだったが最近白坂小梅(13歳)に鞍替えし、
中の人の桜咲千依がゲストに来たときははしゃいでいた。
一時期はほぼレギュラーと化しており、コープス関連でゲストを呼んだりするためアニゲラファミリーの中でも重要人物だが、いつの間にか出なくなった。


○ikuyoan
有象無象その③
フリーのイラストレーターで、こちらも一時期はほぼレギュラーだった。
寸劇では個性的な声で毎回ブッチャーブッチャー叫んでいる。
演技の際の独特にも程がある高音の声質は、本職の声優からも凄いと評されるほど。
実際ラジオを聞いてみればわかるが、一度聞くと耳に残って離れない。
ちなみに普段は普通に喋る。


AGRS

番組内で作られたマスコットキャラクター。
簡単な言葉を話し、女verと男verが存在する。
最近バリエーションが増え、更に杉田達によっておもちゃにされている。

だんだん台詞が上手くなっており、うろ覚えディドゥーン劇場でもその実力をいかんなく発揮する。
ちなみに中の人などいないらしい。

こちらもいつの間にか出なくなったが、コラボ企画でちょくちょく出張しており、杉田の個人事務所の名前兼マスコットになっているので存在感はある。
ちなみにコラボ企画や杉田のYouTube動画で登場した時は女verだが杉田が声を当てている。


〇ヴルコドラク

LORD of VERMILIONの使い魔キャラ。
しかし、ゲーム内でのセリフが、「もっと凄い物をおくれよ~」だったり、
イク、イク、イッくぅー!」など、圧倒的なものだったためレギュラーになった。
ヴルコドラクは馬みたいな使い魔である。
権利持ってるはずのスクエニが全然使わないのでほとんどアニゲラ専用キャラになってる


【コーナー】

□うろ覚えディドゥーーン劇場
冒頭で杉田達がアニメやゲームのワンシーンを演じるコント。
しかしネタが変態方向に改変されることが多い。回を重ねるごとに梶田の声優力が上がっている。

□アニゲラマイスター→アニゲラフラッグファイター→アニゲラソルブレイブス隊→アニゲラネームレス小隊→アニゲラトライスター。
テーマに合わせたオススメ作品を募集するコーナー。
コーナー名はマイスター以外は全部中村が演じた役が率いた部隊名から。

□もしも転生if……
もしも○○できたら? というテーマに沿ってリスナーの妄想を紹介するコーナー

□そんなことよりゲームやろうぜ!
文字通りゲームをするコーナー。ラジオなのに。
案の定知っているゲームならともかく、知らないと何をしているのかまったくわからない。
タイトルの汎用性が高いため、突如別企画コーナーになることも(例 そんなことよりラブプラスやろうぜ!)。
第100回での全コーナー総入れ替えを乗り越えた唯一のコーナー。

□わたしが町長です
人生に影響を与えた台詞を紹介していくコーナー。
最初は元ネタの台詞を勘違いしていてわたしが村長ですになっていた。

□ワンチャンスありますよね?
絶望的な状況に時に活路を見いだせるか杉田に聞くコーナー。
リスナーの変態さが露出する。

□SP候補生
梶田と佐藤がリスナーから集ったSPの候補生をそれぞれ発表し、杉田達による投票で候補生を決めていく勝ち抜きコーナー。
梶田もドン引きする究極の変態『むんむん』が誕生した等あったが、コーナー自体が打ち切られた。

□HOME MADE裸族
シチュエーションを募集し杉田達が答えるコーナー。簡単に言うと大喜利。

□吼えろ!俺のヴルコドラク
マフィア梶田の専用コーナー。
毎回視聴者からのメチャシコエピソードを送ってもらい、シコれるかどうかを判定する最低(褒め言葉)なコーナー。
最終回まで生き残ったコーナーの一つ。

□アニゲラジュークボックス
替え歌募集のコーナー。
基本的に猥歌で、苦情的な意味でこの番組の寿命を縮める最低(褒め言葉)なコーナー。
杉田の気が向いた時にだけ披露されるレアな企画。

□噂のケンミン情報局
リスナーから様々なご当地ネタを送ってもらって、マフィア梶田に地理を覚えさせるコーナー。
リニューアルに伴って名前が「よしまさの地図」に改名された。
当初は梶田が毎回日本地図を描いていたのだが、全てにおいてツッコミどころ満載。
ローカルかつインパクトの強い変なものが目白押しで、概ね微妙だった新コーナーの中で唯一最終回まで生き残った。


【逸話みたいなの】

スタッフ含め全員がゲーマーで構成されているらしく、ピー音などがゲームの効果音になる。
最近はプロレス技の名前で隠す。

普段から分かりにくいラジオだがLOV特集の時はプレイヤーしか分からないトークを繰り広げる。

文化放送のカレンダーに杉田以外全員が素人というとんでもない絵面で出演した。

声優の阪口大助が婿入りして高嶺大助に。

ゆかなのモンハンのプレイングは別段戦略を考えていないのに正解に最も近いことが判明。

アニゲラの直後にRADIO 4Gamerにもマフィア梶田が出演していたので、結果1時間半梶田の声を聴けたことも。

最終回の話題が半分くらいウマ娘。あろうことか、アニゲラの代わりにウマ娘やってねと梶田から宣伝されてしまう。




梶田「追記・修正とはいつも一緒ですよ。当たり前じゃないですか」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • インターネットラジオ
  • ラジオ番組
  • ネタの宝庫 ←ネタしかない
  • 男子校の部室
  • 変態の部室
  • 恋の抑止力
  • 選曲が絶妙
  • イイ男達の部室
  • 体は大人頭脳は子供
  • AGRS

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2021年03月27日 03:30