小平ルネ(機巧童子ULTIMO)

登録日:2011/09/10(土) 23:33:09
更新日:2024/03/23 Sat 20:15:25
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いいじゃない

僕達だけの秘密がひとつぐらいあったって

小平(こだいら)ルネとは、シャーマンキングでお馴染みの武井宏之が作画を担当する漫画、機巧童子ULTIMOに登場する男の娘である。
名前は小平市にある建物、『ルネこだいら』から来ていると思われる。



眼鏡に肩まである髪が特長で、一人称は『僕』。
キレの鋭いツッコミや、主人公の(あがり)大和(やまと)と比べて小さめの背丈、優等生でお金持ちな事、全体的なカラーリングなど、
武井の代表作『シャーマンキング』に登場する、小山田まん太と共通する点が多く、
またその中性的な見た目から、ファンからは『きれいなまん太』という愛称で呼ばれている。ルネかわいいよルネ。

大和とは小学校からの親友で、童子の戦いに巻き込まれていく大和の身を案じ、一般人ながらも機巧童子について独自に調査していたが…。



以下ネタバレ






僕には見える

お前の過去未来

嫉妬うずまく心の闇が


実は大和に対して、友情を越えた想いを抱いているが、自分が男だということと、大和が友達である狭山真琴という女の子に惚れている事を理由に隠していた。

が、その事が原因で狭山に対して嫉妬しており、
そこを「悪」の眷属で、七つの大罪「嫉妬」の機巧童子、ジェラスに目をつけられてしまい無理矢理『契りノ儀』を行われてしまう。

契りを結んだ際に、魂の真実の記憶(前世の記憶)を思い出し、
昔自分が貴族の娘、月光の君であった事や、その時代盗賊であった大和に救われた事、
その事がきっかけで大和と結ばれ、共に暮らし一時の幸福を得た事を思い出すが、それと同時に大和に対して強い独占欲を抱きヤンデレ化してしまう。

この時のルネの



「なのに君ときたらいつも狭山狭山狭山狭山…全く、しっとせざるを得ない」



という台詞からも、どれだけ嫉妬していたかは想像に難しくないだろう。大和爆発しろ。


記憶を取り戻した後は大和と、大和の童子ウルティモと対立するが、
その際授業中のクラスメイトを蜘蛛の糸で縛り上げ、人質に取るなど契約前と性格が別人のように変わってしまっており、大和や読者を驚かせた。

その後は、そのままジェラスと『機巧変化』し、学校の校庭で大和と戦う事になる。

またこの機巧変化時は服が破け触角が生えたように見える。かわいい。



そしてここからが、ルネの本番だった。



上記の通り、機巧変化時は服が破けるのだが、その服が破けてお互い全裸の状態で、全校生徒が見守る校庭の中、ルネは大和に対して、



「ただ僕は!900年前から君を好きだったという事だ!!!」



と大暴露という名の告白をしてしまう。

この後の「言っちゃった…///」と言いながら照れるルネは最高にかわいい。

告白受けた大和の反応は、今は男同士だからとルネを説得するが、ルネは

「関係ないよ、そんなの大した問題じゃない…だって僕逹昔、あんなに愛し合っていたんだから。」
とこれまた全裸で、全校生徒の前で暴露し、もちろんクラスメイトにもバッチリ聞かれ大和はドン引かれる事に。

その後大和の一瞬の機転で、戦場を富士の樹海へ移されるものの、そこでもジェラスの『能』である、読心を使い大和逹を追い詰めるが、
大和の不器用ながらも、ルネの心に答えようとする気持ちに改心しそうになる。
しかしその事を理由に、悪の童子の頂点バイスに見限られ胴体を切断されてしまい、戦線を離脱する。



以下更なるネタバレ






大和がウルティモの能を使いループした世界で登場。
一周目と同じく、最初は一般人だったものの、後にジェラスと無理矢理契りを結ばされ再びヤンデレ化。
その後も、狭山の誕生日会に行く時に、大和とちゃっかり相合い傘したり、
狭山にはもう、両親公認の人物がいるなどと、大和に嘘の情報を流し、大和を自分の家に来るように誘導するなど、腹黒い一面を覗かせた。



そして、大和を家に誘導した後は、大和をパンツ一丁にひん剥いた後、ベット縛りつけ、自分も全裸になった。…これなんて青年誌?


その後何をするつもりなのかと聞く大和に対してルネは



「結ばれるんだよ。」



と最終宣告し、その後もヘタをすれば明日地球が大変な事になるから、こんな事をしている場合ではないと、説得する大和だったが…

「いいんじゃない?地球の最期に結ばれたならそれこそ永遠、君は真に僕のモノになる。」

とますますノリノリになってしまう。
ルネかわいいよルネ。



そして、この少年漫画においてもっとも問題のシーンに突入する。



以下その問題のシーン。






ルネ「君はもう…この蜘蛛の糸からは逃げられない。」(ルネが口で何かを加えるような描写)



大和「!」(その直後、衝撃が走ったような大和の描写)






……誰がどうみてもフ〇ラです。本当にありがとうございました。

実際にしたかどうかは、曖昧な表現になっているが、それ以前にこの漫画は少年漫画である。……それでいいのか武井。


その後は、記憶を取り戻した大和の芝居に騙され形成を逆転しまい、ジェラスに対する人質として、自らの意思で大和に同行する。
しかし後に昔の自分を殺害したのがウルティモであり、ウルティモと歩む大和とは一緒にいられる訳がないと、大和に話した後に宣誓し、
そのままジェラスと共に悪の童子集会に向かい、自ら大和とまた対立する形を選んだ。



それからは、大和に宣誓しスッキリしたのか、ヤンデレというよりは、どこか悟りひらいたような性格になり、
善と悪の両方の敵であるダンスタンと対等に会話してみせたり(ダンスタンいわくルネは見込みがあるらしい)、
悪の頂点であるバイスに意見してみせたりと、すっかり悪役が板についた。
が、結局大和の事で一喜一憂するのは相変わらずのようである。

大和だけでなくクラスメイトにも、悪の童子の殿である事がバレてしまっているが、気にする事なく普通に登校している。



…とまぁ、上記から解るように、常に読者の斜め上を行く行動と言動や、そのヤンデレ具合などから、
向こう側のお姉様逹は当然、大きいお兄さん逹をも虜にしてしまった。ルネかわいいよルネ。


以下その他の主な言動。



「おはよー大和君!今日もあいかわらずでっかいね!でっかいからすぐわかったよ。」×3

「ヤダ…大和君ってやっぱり…///」

「だめだよ花ちゃん、君じゃあもう話にならない帰った方がいい。」

「大和君は…ハァ…ハァ…ハァ…僕のもの…///」

「でも大和君、君も契って全てを思い出したら、この想い受けとめてくれるよね。」

「大丈夫、君の事は!僕が責任とってあげるから!!!」

「決まってる。僕と君が結婚すればいいんだ大和君。」(第十一幕表紙の第一声)

「君の頭の中ったら狭山狭山狭山狭山!主に狭山だらけじゃないか!…こんなの、もう消してやるしかない。」

「……いたいよ…大和君」

「困るんだよね勝手なことしてもらっちゃ」




大和君

僕達の結末はもはや理屈じゃ解決しない

だから

僕はここに宣誓する

僕と戦え大和君!

僕達の恋の勝負は

勝った方が真実だ。



全く…追記・修正せざるを得ない。

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最終更新:2024年03月23日 20:15