林原めぐみ

登録日:2011/08/07 Sun 23:55:46
更新日:2024/01/05 Fri 04:54:10
所要時間:約 6 分で読めます





林原めぐみは、日本の女性声優
愛称は「めぐさん」、「めぐ姉」、「閣下」など。

生年月日:1967年3月30日
血液型:O型
出身地:東京都
家族構成:夫(相方)、長女(ジュニア)。


【人物】

言わずと知れた1990年代人気トップクラスの女性声優で、今なお根強いカリスマ的人気を持つお方。
彼女が持つ『アニメージュ』アニメグランプリ声優部門1位通算12回獲得の記録は今後破られることはないだろう。

朴ロ美伊藤静白石涼子中原麻衣水橋かおり等、多くの後輩が尊敬する声優として挙げる程与えた影響は大きい。
芸能界にもファンがおり、特に加藤夏希や栗山千明などが有名。

活動していく上で「裏方として声をあてること」を最も重視しており、バラエティ番組などへの派手な露出は好んでいない。
ただし、「声優という仕事の魅力を知らない人にもきちんと伝えられる」主旨・目的の番組ならば喜んで出演すると述べており、『徹子の部屋』へは熱烈にオファーを出し続けた末に、1997年7月22日放送回にて出演を果たしている。

その一方で声優のアイドル化、若手声優が使い捨てにされている現在の声優業界の現状を憂いており、ネットでのインタビュー記事において「実力の無い声優が業界から去るのは当然の事」としながらも、声優を目指している若者に対してのアドバイスを求められた際は「馬鹿な事を言ってないで現実的な夢を見なさい。」とまで言い切っている。


【経歴】

元々は看護師志望だったが、受けた看護学校の受付嬢の態度の悪さにキレる。
そして、帰りに本屋で買った漫画に声優養成所の特待生募集広告があり、怒りに任せて応募したところ合格した、というのが林原の声優としての道の始まりだった。
ちなみに親との約束で看護師の免許はちゃんと取ったとのこと。

その後、『めぞん一刻』でデビューし、『魔神英雄伝ワタル』の忍部ヒミコ役で初めてメインキャラの声を務める。その後は多くのキャラを演じ現在に至っている。

結婚・出産以降は、それ以前からのレギュラー番組を除く新たな役は取らず、事務所などから指名されたときのみ行うスタイルで活動しながらも存在感を示し続けている。
そのため一話限りの役を演じることも多くなっており、キャスト一覧で名前を見て「え、あのキャラ林原さんだったの!?」と驚く人もいるだろう。

声優としてのみならず、多方面でも活躍している。
歌手方面では、現在は水樹奈々らの活躍によりオリコン上位に声優の曲が入るのも珍しくなくなったが、当時ミリオンセラーがひしめく中で最高3位を取る偉業を成し遂げた。
ラジオにおいては声優ラジオでは異例の放送回数1000回を越える長寿ラジオ番組を2つ持ち、現在も放送中である。

歌手兼業声優という存在をメジャーに押し上げた人だが、意外にも単独ライブは2017年6月の『あなたに会いに来て』がファーストライブ。
なお、それ以前にも無料のミニライブや、フェスなどで歌うことはあったが、有料の単独ライブはこれが初めてだった。
歌手としての活動履歴を知る人は「ファーストライブ」の文字を見て「今までやってなかったの?」と驚いたとか。

デビューして30年経つが、その容貌には衰えが見られず、むしろデビュー当時より若返って見える。
そのため新曲が出るたび、CDジャケットの閣下を見て一瞬戸惑うファンもいるようだ。

2021年には、声優アーティストとしては初となるベストジーニスト賞(協議会選出部門)を獲得した。


【演技および主な役】

女性キャラに関していえば年齢、性格を問わずキャラを演じ分けられる。
また男性、動物役もそつなくこなす。
なお閣下はキャラの設定、人物像を呼び込み演じることから自らを『イタコ声優』と呼ぶ。


女らんま(『らんま1/2』)
林原主演キャラで作中のお色気担当。

◇キティ(ハローキティ)
林原とは長年のお友達。
みんなから愛されるキャラ。説明はもはや要らないだろう。
2018年には『深夜!天才バカボン』にもゲスト出演しており、偶然にも林原がCVを務めていた『平成天才バカボン』版バカボン(カラー版トド松でもある)が再び『バカボン』に関わることに。
繰り返すが林原はキティちゃんのお友達だが、声がなんかちょっと似ている感がある風なために「4代目キャストなのでは?」という都市伝説が囁かれている。

リナ・インバース(『スレイヤーズ』)
趣味は「盗賊いぢめ」の旅する魔道士。
林原らしさが出ているキャラ。後にシャントット役に選ばれた遠因だという噂がある。

綾波レイ(『新世紀エヴァンゲリオン』)
アニヲタにはおなじみの無口・無表情な美少女。
これまで明るく元気な役柄が多かった林原にとっては初のクール・ダウナー系キャラ。
ちなみに、作中ではペンペン、碇ユイ、初号機および大半のモブキャラの声も当てている。

ムサシ(アニメ版『ポケットモンスター』シリーズ)*1
ロケット団の団員で、ピカチュウを追いかけるおば大人のお姉さんで愛すべきバカ。
名乗り口上、ピカチュウらにふっ飛ばされるパターンはもはや様式美。
ちなみに、相棒のコジロウ役の三木眞一郎とは古馴染みである。
また、サトシフシギダネツタージャなど数々のポケモンや、『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』ではポケモン図鑑の声も担当している。

灰原哀(『名探偵コナン』)
体は子供、頭脳は大人のクーデレ天才少女

◇恐山アンナ(『シャーマンキング』)※2001年版及び2021年版
主人公である麻倉葉の許嫁で、イタコのシャーマン。イタコ声優によるイタコ役。
本作ではオパチョも兼ね役で演じた他、2021年版アニメの最終回ではハオの母・麻ノ葉も演じた。
ちなみに新旧共に同作のOPとEDは林原の曲。

◇ピョコラ=アナローグIII世(『Di Gi Charat』)
林原のかわいいロリキャラの筆頭。
でじこぷちことともに多くの人を二次元の世界へと誘った。

アリオーシュ(『ドラッグオンドラグーン』)
閣下が演じたキャラの中でもトップクラスの危険度&狂気を持つ。
(ゲーム自体も)色々な意味でお薦めできない、上級者向けキャラクター。


【その他演じたキャラ】

TVアニメ



OVA



映画



その他

お友達
  • ハローキティ



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最終更新:2024年01月05日 04:54

*1 産休時には親友の平松晶子が演じた。

*2 キャラクターなどではなく本当にバナナそのもの