インデペンデンス・デイ

登録日:2010/05/07 (金) 17:18:56
更新日:2023/06/03 Sat 09:24:30
所要時間:約 4 分で読めます





――7月4日、その日は全人類にとって忘れ得ぬ独立記念日になる…。





アメリカ映画。
日本での公開は1996年12月7日
アメリカでは、映画の始まりと同じ7月2日に公開された。

別名『ID4』

監督は後にデイ・アフター・トゥモロー、2012などを手がけるディザスター映画の巨匠ローランド・エメリッヒ。

ツッコミどころは多々あるものの、ベタながら熱いストーリーと迫力のビジュアルで今も愛されている。


あらすじ


アメリカ独立記念日を控えた7月2日、直径24kmにも及ぶ円盤形UFOがニューヨーク、ロサンゼルス、ワシントン等の世界の大都市上空に出現。
混乱に陥る中、アメリカ政府は交流を求めUFOとの交信を試みるが、容赦ない攻撃を受けてしまう。
ようやく彼らが侵略者である事を理解するが時遅く、エイリアンによる全世界の主要都市部への一斉攻撃が開始された。

果たして人類は生き残れるのか……



【以下ネタバレの嵐】






登場人物


◎デイヴィッド・レヴィンソン(演:ジェフ・ゴールドブラム 吹替:大塚芳忠(DVD)・磯部勉(TV))
MITを卒業した天才エンジニア。現在はケーブルテレビ放送局で働いている。

衛星通信にノイズとして隠されていた宇宙人の暗号を解読し、侵略者である事を突き止める。
更には無敵を誇ったエイリアンのシールドを消滅させる方法を思いつくなど大活躍している。

コニーの元夫。

「今なんて言った?」


◎トーマス・J・ホイットモア大統領(演:ビル・プルマン 吹替:安原義人(DVD)・古川登志夫(TV))
アメリカ合衆国大統領。
元戦闘機パイロットで、湾岸戦争の英雄。パイロットの性か、自らも戦闘機に乗りシティ・デストロイヤーへの攻撃に参戦した。持ち前のリーダーシップを発揮し、人類を勝利へ導く。

劇中の演説はマジで熱い。
彼もまた、大統力の持ち主に違いない。

「空に帰るのさ」


◎スティーブン・ヒラー大尉(演:ウィル・スミス 吹替:山寺宏一(DVD・TV共通))
アメリカ海兵隊第314戦闘攻撃飛行中隊隊長。
宇宙飛行士になる事が夢なのだが、様々なハンデが彼の夢を妨げている。
ロサンゼルスのシティ・デストロイヤー攻撃の際に相打ちの形で撃墜されたが、宇宙人を捕獲する。
葉巻を御守り代わりにしている。

「地球へようこそ!!」


◎ラッセル・ケイス(演:ランディ・クエイド 吹替:青野武(DVD)・宝亀克寿(TV))
劇中屈指の

かつてベトナム戦争で戦闘機乗りだった経歴を持つ。現在はロサンゼルス郊外で、農薬散布業を営む軽飛行機パイロットで、昼間から酒浸りの冴えない初老男。10年前に、自分は宇宙人に誘拐されたとか言っている。その為、周囲からは変人扱いされ、家庭はバラバラになってしまった。

最初はダメな男の描写ばかりだったが、段々と家族思いな一面を見せていく。
そして山場では愛する家族を守る為に、自ら犠牲になってシティ・デストロイヤーに特攻して撃墜する姿は鳥肌物の漢っぷり。

ちなみに劇場版で彼はF-18を乗りこなしているが、もう一つのエンディングという名の没シーンではポンコツの複葉機に乗っている。

本当に宇宙人に攫われたのかただのアル中の戯言なのかは本編では曖昧だが、小説版では本当にエイリアンの先遣隊に誘拐されたことになっている。

「帰ってきたぜぇーっ!!」


◎エイリアン
人類を遥かに凌ぐ高度な科学力を持ち、数々の惑星を征服しては資源を食い荒らしてきた凶悪な種族(別名 宇宙のイナゴ)。

外見は一般的に知られているグレイに似ている。テレパシーで意志疎通を行う。
ただ体は人間並みに弱く、それを補う為に筋力に優れた別種のエイリアンをバイオアーマーとして着用している。

何故か地球人がMacで製作したウイルスが通じるコンピュータを使用しており、その超展開っぷりは多数の視聴者・評論家からツッコまれている。
が、エリア51での会話シーンからも分かる通り、この世界における科学技術の急激な発展はエイリアンの技術を研究した成果であることが示唆されている。
それはコンピュータに関しても例外ではない。つまり、Macも元々はエイリアン側の技術だったのだ。
だからウイルスも有効だった、というワケである。なおこの事実が周知された後は「劇中でちゃんと説明しろ」という新たなツッコミを呼び込んだ。

「死ネェェ…」


その他登場機体など


◎マザーシップ
全長約550kmの半円状のエイリアンの母船。50機ものシティ・デストロイヤーが配備されており、シールドの発生もここから行っている。


◎シティ・デストロイヤー
直径約24kmの円盤UFO
主砲は一撃で大都市を瓦礫の山に変える程の威力。
全体に見えないシールドが張り巡らされており、核兵器でも破ることは不可能。

初登場時の迫力は圧巻の一言。


◎アタッカー
エイリアンの主力戦闘機で楕円形。
人間でも操作が可能で、そのまま宇宙へも行ける。
シールドを持っている為、破壊は困難。ただし衝撃までは無効化できないため、岩盤にぶつかるとその衝撃でマシンが機能停止する。

実は過去に地球に墜落した機体があり、その機体が劇中にて重要な役割を果たす。

小説版ではこのアタッカーが元は生き物であった描写がある。その証拠に装甲板には毛穴や気門などが発見されている。


大統領の演説




おはよう。

君らは後一時間ほどで、人類史上最大の戦闘を行う事になるだろう。

人類…この言葉は今日、新たな意味を持つ。人種や民族の違いを乗り越え、一つの目的のもとに団結する。

奇しくも今日は7月4日、これも何かの縁だ。君らは再び自由の為に戦う。圧政や迫害から逃れる為ではなく、生き残る為だ。

もし明日を迎えられたのならば、7月4日は単なるアメリカの祝日ではなく、全人類が確固たる決意を示した日として、歴史に刻まれるであろう!

我々は戦わずして滅びはしない!我々は勝ち残り!生き続けると!


それが今日、全人類の独立記念日である!





最後の戦闘シーンはかなり熱い!
それまでの争いをしていた国同士の軍人が肩を並べ
行くぞ!反撃開始だ!



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最終更新:2023年06月03日 09:24