ゼイドラ(MS)

登録日:2012/02/29 (水) 12:54:26
更新日:2024/01/31 Wed 14:05:45
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これで終わりだ、アセム



ゼイドラとは『機動戦士ガンダムAGE』に登場するMS。

型式番号 xvm-zgc
全長 20.0m
本体重量 46.7t

武装
  • ゼイドラガン
  • ビームバルカン/ビームサーベル×2
  • ゼイドラソード
  • ビームバスター

パイロット ゼハート・ガレット


ヴェイガンの地球侵攻軍総司令官となったゼハート専用機
Xラウンダー専用機のゼダスRの限界をも上回るゼハートの能力に耐えうるように開発された、超高性能機である。

他のヴェイガン系MS同様コクピット位置は頭部。 
ゼダス・ゼダスRのコンセプトを受け継ぎつつ、高い運動性を持つドラドの設計ノウハウも投入されている。
また凄まじいスピードに耐えるためその機体構造も極めて堅牢。
ドラドと同じく腕部に電磁装甲ユニットを有しドッズライフルに対する防備も十分。(流石にハイパードッズライフルは防ぎ切れないので回避している)

胸部・背部・股関節・太腿・脚と全身にくまなく配置されたスラスターにより『爆発的なスピード』を生み出すことが可能で、スピードはガンダムAGE-2のGストライダーフォームのスピードをも上回る。


武装にはゼダス系列の特徴である実体剣「ゼイドラソード」やヴェイガンMSとしては初実装となる携行銃「ゼイドラガン」。更には従来のビーム兵器を上回る破壊力を持つ大出力ビーム砲「ビームバスター」を内蔵している。


ゼハートのパーソナルカラーたる「真紅」に彩られたその姿は、連邦軍にとって畏怖すべき存在である。


また、本機の開発と並行し基本設計を共有した姉妹機・クロノスが開発されている。


●武装
掌に内蔵されたヴェイガンMS共通の武装。

  • ゼイドラガン
ヴェイガンMSとしては初となる携行兵器。ビームライフルとしての機能に加えビームサーベル発振機能を持つ。

  • ゼイドラソード
腰部に装備された長大な実体剣。ビームサーベルを上回る切断力を誇る。

  • ビームバスター
胸部のクリスタル状ユニットに内蔵された大出力ビームキャノン。
通常のビームライフルの二倍もの出力を持つAGE-2の「ハイパードッズライフル」と同等。あるいはそれ以上の出力を秘めている。

なお、その堅牢な機体そのものも強力な武器となり、そのスピードを生かしたキックは尋常ならざる威力を持つ。



●劇中の活躍
完成後、ヴェイガンにとって最も厄介なAGEシステム=ガンダムAGE-2を打ち倒すために出撃。
岩礁宙域を『通常の三倍』もの速度で突破し、ガンダムに一騎打ちを挑んだ。

ゼハートとの戦いに躊躇うアセムを軽々と圧倒。ゼハートとアセムの間にある力の差『Xラウンダー』の力をまざまざと見せ付け、ハイパードッズライフルとビームバスターの激突による大爆発をもろともせずにガンダムを岩礁に蹴り倒した。
ちなみにこの蹴り、特撮ヒーローばりの強烈なエフェクトを帯びておりかなりインパクトがある。
通称「ゼイドライダーキック」。

機能不全のガンダムの首元にサーベルを突き付けながら、「二度と目の前に現れるな」とアセムに忠告し結局ガンダムを破壊せずに撤退した。


その後もビッグ・リング攻略戦等に出撃。
その度に連邦の一般機はおろかアセムのAGE-2をも圧倒し、高レベルXラウンダーであるフリットの駆るAGE-1とも互角以上に渡り合った。
やんちゃして達磨にされた困ったお兄ちゃんを持って帰ってあげたこともあった。


コロニー・ノートラム接収のための作戦にも参加。
ウルフの死を乗り越えスーパー・パイロットへと成長したアセムのAGE-2ダブルバレットに押されるが、ダウネスの地球落下を阻止するため協力。
コロニー・デストロイヤーでダウネスの破壊には成功するが脱出の際飛んできた破片からAGE-2を庇い大気圏に落ちてしまう。

しかし、ゼハートに希望を感じたドールのゼダスMが盾となり、ゼイドラは大破するがゼハートは一命を取り留めた。



【バリエーション】

◇ジルスベイン
第四部に登場したゼイドラの同型機。
機体形状はゼイドラそのものであるが、クロノスを彷彿とさせる黒系統のカラーリングとなっている。
Xラウンダー専用機故、ギラーガ同様Xトランスミッターを搭載。

劇中ではXラウンダー部隊として複数登場。
内一機にはディーン・アノンが搭乗しキオAGE-FXと交戦するが敗北。
両者は和解しかけるが、ザナルドザムドラーグによってディーンもろとも破壊されてしまう。



ガンプラ
AG、HGで発売。
プロポーションは良好だが股関節の可動域が狭く、やっぱりサーベル等のクリアパーツが付属しない。

人気でありながら発売が無いクロノス製作に流用されることも。


ゲームでの活躍】

  • EXVSMB
コスト2500で参戦。耐久は700と平均よりやや低い。他に例のない、三種からランダムで発動するアシストを持つ(アシストは魔中年ことデシル兄さんのクロノス)。
特殊格闘のXラウンダー解放でAGE-2に放った流星キックが使用可能になる。

射撃CSがデシル兄さんからゼダスMに変更。融通の利かない突撃アシストだったこれまでと違い、胸部ビームを三連射するか突進かの凡庸なものになってしまった。
下格闘が斬り抜け、格闘CSに射撃ガード付き格闘とナンバリング作品への移行に際しての修正にしてはかなり少ない。
それを運営が理解してか中間アップデートで上方修正が入った。基本的な数値調整が主体で、ほぼ全て射撃武装の調整だったので流星キックを含めた詰め寄り方面は全く意識されていない。覚醒技最終段の落下距離が延長したのがせいぜいか。

Xラウンダー解放が格闘CSに移行。発動時にメイン・サブ射撃の弾数回復と総弾数上昇の恩恵もプラスされたが、その分通常時は前作以下の弾数なので強化への移行は意識しなくはならない。
格闘は前作格闘CSが特殊格闘へ移行。その他も派生技を中心にダメージが多くなっている。
しかしXラウンダー解放をしなくてはまともな射撃戦もままならず、射撃CSは依然凡庸な性能のままおざなり。かといって解放すれば見た目からも分かりやすいエフェクトなので、格闘を仕掛けようにも警戒されて逃げられるという日々であった。
2021年9月に実施された大型アップデートで新規武装追加を含む強化が実施。通常時はフワ格追加、特殊格闘にカウンターや掴み属性の攻撃追加、特殊射撃に単発射撃追加など盛りだくさん。Xラウンダー解放後も、特殊格闘の発生と追従とテンポが強化され攻撃中移動距離も増加している。
何より耐久値259以下で永続解放状態に移行したのが非常に大きく、後落ち後の通常状態で立ち回る難しさがある程度軽減された。



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最終更新:2024年01月31日 14:05