エレキング

登録日:2012/01/03 Tue 05:57:18
更新日:2024/01/04 Thu 22:48:19
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エレキング

ウルトラセブンを倒すのよ!

絶対、倒すのよ!



エレキングとは、円谷プロダクション制作の特撮ドラマ『ウルトラシリーズ』に登場する怪獣。




【特徴】

●宇宙怪獣 エレキング(幼獣)
身長:20cm
体重:500g
出身地:ピット星

●宇宙怪獣 エレキング
身長:53m
体重:25,000t
出身地:ピット星
武器・能力:口からの光刃、尻尾、電撃

●エレキング(ウルトラファイト)
身長:53m
体重:15,000t
出身地:不明
武器・能力:逆上、昼寝、相撲、頭突き、さば折り攻撃、アッパーパンチ、逆エビ固め、レシーブからのアタック、不意打ち、円陣を組んで回る、トレーニング

●月光怪獣 再生エレキング
身長:53m
体重:15,000t
出身地:木曾山中
武器・能力:火炎攻撃、華麗なダンス、バック転

●宇宙怪獣 エレキング(三代目)
身長:53m
体重:25,000t
出身地:ピット星
武器・能力:口からの放電、尻尾、尻尾の高圧電流、炭酸ガス

●放電竜 エレキング
身長:56m
体重:42,000t
出身地:ピット星
武器・能力:電力吸収、口からの光弾、尻尾、産卵、洗脳、脳波吸収

●マケット怪獣 リムエレキング
身長:40cm
体重:4kg
武器・能力:電撃、充電

●宇宙怪獣 エレキング(大怪獣バトル)
身長:53m
体重:25,000t
出身地:惑星ボリス
武器・能力:尻尾、放電、口からの電撃、スペースローリングエルボー、エルボードロップ


ウルトラセブン』史上一番有名な怪獣
ややクリーム色よりの黄色と黒の縞模様と、普通なら眼の部分にあるところから飛び出したアンテナとして使われる三日月型の角が特徴の怪獣。
この角は受信のみならず、妨害電波を放つ事も可能で、劇中ではこれでウルトラセブンの変身を妨害した事も。

尻尾が非常に長く、寝かせた場合全長は85mにもなるらしい。
歯を固く閉じたまま口が全く開かれないが、大気中や宇宙に存在する静電気を吸収して暮らしているとのこと。


名前の由来は電気の王→エレキ+キングでエレキングとなっている。
モチーフはポインター犬。

体色に関して、「元々スーツは白に黒の縞模様だったが、ずっと湖の水に浸かっていたため、その着色料が染み込んで黄色くなった」「現場判断で塗り替えて補修した結果」などの説が挙がっている。


【主な活躍】

●『ウルトラセブン


今度こそ地球上の人間を、皆殺しにするのよ。

第3話「湖のひみつ」に登場。
ピット星人が地球に来訪した際に木曾谷の渓谷にある吾妻湖で飼育した宇宙怪獣。
最初は釣り餌にかかる小さなサイズ(デンキウナギのような姿)だったが、瞬く間に急成長を遂げて出現。

モロボシ・ダンが放ったカプセル怪獣ミクラスにはパワーで少し押されるが、口から吐く三日月状のビームで怯ませた隙を突き、
長い尻尾を絡み付かせて動きを封じ、50万ボルトもの電流を浴びせて退ける(そもそも電撃が苦手なミクラスに電気攻撃を使うエレキングをぶつけるのはダンの判断ミスである)。
ちなみに50万ボルトだと50cmかそこらしか飛ばないので、このような超接近戦での使用は理に適っている。
ダンはエレキングが使う光刃しか見ていないので電気を使うとは初見では分からなかった可能性もある。

セブンとの戦いでも尻尾と電撃で押していくが、あまり通じておらず、プロレス技で追い詰められた挙句、エメリウム光線でアンテナを破壊されて弱体化。
戸惑う間もなくアイスラッガーで尻尾と首を綺麗に切断され、あっけなく死亡した。しかし……

桑田次郎版

口を開けて牙を露わにし、おまけに空を飛ぶ
まぁ某怪獣王空を飛ぶんだから、エレキングが飛んでも大して問題はない気がする
実は作者がエレキングのデザインを間違えて作画したためであり、終盤にデザインが訂正されてTV版同様のデザインに戻されている。
しかし、本当に最後の最後になっての修正のため、ファンの間では修正前の凶悪なデザインだけが記憶されてしまっている始末である。


●『ウルトラファイト


オッス!

新撮に登場する怪獣。
他の怪獣達と同じく、好戦的で喧嘩好きだが、昼寝が好き。

一時期イカルスと交際しており、気を引こうと花束を持ってくるという健気さを見せる。
しかし、花束は食べられないという理由で乱闘になり、叩きのめされてしまったりする。
また、ライフルが暴発して死んだりもした。

戦績は芳しくないが、昼寝していた際に通りかかったセブンがうっかり岩を落としてエレキングを起こしてしまい、
謝るセブンをフルボッコにして、劇中で唯一セブンを倒すという快挙を遂げる。

スーツがクッタクタ。


●『レッドマン

第31話で初登場以来、計8回登場。登場時期によって使用された着ぐるみは別々の模様。
放送最終話の第138話では単独でレッドマンに挑み、レッドキックすら凌ぐ強さを見せるも、結局はレッドナイフで初代の如く首チョンパされて敗北。
レッドマン最後の対戦相手として、番組の有終の美を飾った。
ちなみに残虐ファイトで有名なレッドマンが唯一血を流させた怪獣でもある。


●『ウルトラマンタロウ


怪獣の角で作った入れ歯か!

第28話「怪獣エレキング満月に吼える!」に登場。
かつてセブンに倒されたエレキングが月の光を浴びて、月光怪獣として甦った姿で、「改造エレキング」と表記される場合もある。
だが、後の『ウルトラマンメビウス』ではどういうわけか別個体として扱われていた。

以前に比べ、ずんぐりむっくりな体型な上(しかし体重は軽くなっている)にどこか黄ばんでいる。
また、電気は帯びておらず、その代わりに火炎技を使ってくる(『ウルトラ怪獣攻撃百科』によれば電気エネルギーで炎の力を高めているらしい)。
実は身体は実体ではなく、月の光を浴びた角が本体のため、満月の出ていない時は行動する事が出来ず、普段は地中の中に潜んでいる。

月の下で踊り出したり、バック転を披露するが、本質は凶暴な怪獣。
口と尾からの火炎でウルトラマンタロウを苦しめるが、ウルトラチェーンで角を引き抜かれ、傷口から泡を吹いて悶絶、大爆発した。
戦いの後、残った角はタロウの手で二度と復活する事のないよう、月に納められた。

放送当時の児童誌によると、「以前の主であるピット星人の命令電波を頭部の角で受信しないよう改造を施した」なる設定が掲載されていた他、
この時期の再生怪獣は「怪獣軍団」に所属し、キングジョーの代わりに送り込まれたという。
キングの名とセブンのライバル繋がりだろうか?
また、この個体の再生には巨大ヤプールジェロニモンが関わっていたとも。
記事曰く「性能は良くなったが、ピット星人が操らなくなったので本当はダメになった」ようで、「キングジョーを選べば良かった」と後悔したとか。

なお、この怪獣が登場する第28話は当初「マンモスの牙が満月に吼えた!」のサブタイトルで、「巨大牙怪獣ゴキバ」という新怪獣と複数の再生怪獣が登場するシナリオだったのだが、色々あって現在の形になった模様。
「エレキングの角で入れ歯を作る」という意味不明な展開も元々「ゴキバの歯で入れ歯を作る」という展開の名残で、
よりによって歯のない怪獣であるエレキングに入れ替わったため、仕方なくツノにされてしまったという訳である。

後に『ダウンタウンのごっつええ感じ』の企画「ごっつの車窓から」で、板尾創路によって次々にどつき倒されていた。


●『平成ウルトラセブン


可哀相に。

本当に地球人は野蛮なんだから。

TVスペシャル「太陽エネルギー作戦」に登場。
地球を温暖化させて人類を滅ぼそうとするピット星人の切り札。

最初は培養液内で育てられたが、キャンプ地に出現。
電気は使用せず、大量の二酸化炭素を噴出し、光合成が間に合わない程の速さで植物を窒息死させた。そんなもん浴びせられたら人間なら確実に死ぬ。
セブンに角を折られた後、アイスラッガーで尻尾を切断され、エメリウム光線に敗れた。
「3代目」と記載する書籍もあるが、「再生エレキングは初代と同一個体なので正確には2代目ではないのだろうか?」という声もある。

ちなみにセブンが登場した際にエレキングの首にドロップキックを食らわすのだが、明らかに勢いがガチ過ぎて思いっきり首が“くの字”にひん曲がり、豪快に倒れている。
当時造形スタッフとして参加した丸山浩氏が「首が折れるかと思ってヒヤリとした」とツイートしていた辺り、割とシャレにならなかった様子。
何よりエレキングの首の位置はスーツアクターの頭に位置する場所。中の人の側頭部は大丈夫だったのだろうか……


●『ウルトラマンマックス


見えない侵略者がいる……。

第2話「怪獣を飼う女」

OLの葉山美宇にペットとして飼われているように見せかけて、逆に彼女を操っていた。
本作で新規作成されたエレキングのスーツは大きな鉤爪が生えているのが特徴で、これ以降は「電気を吸収する」という怪獣図鑑のみの設定が本編に登場することとなる。

街の電気を吸い取り、さらにはDASH本部の電気まで吸い取る。
ウルトラマンマックスとの戦いでは光弾や尻尾で苦しめるが、最後は角を切られ、マクシウムカノンで倒された。

第27話「奪われたマックススパーク」

今回は電気ではなく人間の脳波を吸収して成長する。
ピット星人によって複数の幼体が地球に持ち込まれており、そのうち2体が巨大化して暴れ回った。

しかし、一体は両方の角をダッシュバードの攻撃で破壊されて敗北。
もう一体はマックスによって成層圏まで投げ飛ばされ、分離したマクシウムソードによってバラバラに切り刻まれて敗れた。


●『ウルトラマンメビウス


儚い友情だったな、アディオス。

エレキングをデフォルメ化した感じにしたマケット怪獣・リムエレキングとして登場。
赤ん坊ほどしかなく、鳴き声も可愛らしいものになっており、CREW GUYSのマスコット的存在。

ボガール戦の為、マケット怪獣・ミクラスに電撃能力を追加して強化する際に、ミクラスの記録にかつてエレキングと戦ったトラウマが残っており、拒絶した為にたまたま実体化し、出現した。

外見同様能力もスケールダウンしているが、基地を丸ごと停電させかけるわ、イカルガ・ジョージに電撃をかましてキレさせるわ、小さくてもエレキングはエレキングであった。

イレギュラーな存在ではあったが、戦闘が絡まなければ超絶有能なトリヤマ補佐官「GUYSだって官公庁なんだからマスコットが必要なんじゃないのかね、その点彼は愛嬌はあるし聞き分けもいいしちょうどいいじゃないか(意訳)」
……という計らいで助命された。実際かわいいしね。

その後の放送回を見る限り、方便ではなく実際にCREW GUYSのマスコットとして勤務しているようだ。

撮影はぬいぐるみとCGの併用。抱きかかえられて大人しくしているシーンのみぬいぐるみ、それ以外はフルCGとのこと。


●『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』


なんて健気な奴なんだ……

惑星ボリスの湖に住む怪獣として登場。独特の戦法から「水中の王者」と称された。
現れたアーストロンを倒し、一度はレイゴモラとの戦闘でも隙を突いて水中に引きずり込み、放電でゴモラを倒した。

エレキングの済む湖には、「ソリッド鉱石」と呼ばれる電気エネルギーに反応して熱を出す鉱石の鉱脈があり、鉱脈は惑星ボリスの中心部に伸びていた。
鉱脈を伝って電気エネルギーがボリスの核に到達すれば大爆発を起こし、ボリスの半分が吹っ飛びかねない。最終的には炎の星になるけど
ZAP SPACYの作戦で地上に釣り上げられ、ゴモラと再び戦うが、水中ならともかく地上ではゴモラに利があり、馬乗りにされてボコボコに殴られ、超振動波で倒された。
以降はバトルナイザーに回収され、レイの新たな戦力となり、活躍していく。

湖に住む事が明言されてきたエレキングだったが、水中戦を行ったのはこの個体が初となる。

スーツは『マックス』版を初代風に改造したものだった事が後に明かされている。
その後、『ウルトラマンデッカー』で新造されるまでこのスーツが使用され続ける事になるが、最後の頃には「補修しても撮影が終わるとまた別の部分が損傷している」というレベルでボロボロになっていたとか。

その他、企画の段階ではレイの仲間になる怪獣は、同じく水中を根城にするグビラの案もあった。


●『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』

引き続きレイの怪獣として登場し、活躍していく。
しかし、強敵・キール星人グランデタイラントを相手に苦戦。
スペースペンドラゴンを庇い、さらに振り下ろされた一撃をくらい敗北し、死亡してしまう。

本来ならレイもろとも死んでしまうが、エレキング自身の意志でレイとのリンクを断ち切った事で、彼の命は救われた。


●『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE

レイの仲間だった個体とは別個体が敵として登場するも、セブンに蹴っ飛ばされて倒された。
ちょっと前まで主役級の活躍を張っていたのに、あんまりっちゃあんまりな扱いである……


●『ウルトラマンギンガ


やあみんな、ボンジュール

本編には出そびれたが、『新ウルトラマン列伝』第12話の新撮パートでウルトラマンギンガと対戦。
電流でギンガを攻撃するが逆にエネルギーを吸い取られ、「ギンガサンダーボルト」を受けて倒された。
その後『スパークドールズ劇場』にも登場。


●『ウルトラマンギンガS

上記のスパークドールズと同一かどうかは不明。
チブル星人エクセラー配下のアンドロイド・ワンゼロにモンスライブされ、暴れ回る。
中の人が尋常ではなく強いのもあり、かつてセブンに終始圧倒されていた程度の格闘能力はまるで別人のように(実際そうだが)強化され、
ウルトラマンビクトリーとの戦いでも優位に持回るが、ギンガとの共闘を経て奮起したビクトリーの「ビクトリウムショット」で吹っ飛ばされて敗北。
スパークドールズはビクトリーに、回収され「エレキングテイル」の素材となった。
第8話では礼堂ヒカルがウルトライブ。ファイブキング邀撃に出動したが、あまりに頑丈なファイブキングには電撃は通じず、返り討ちに遭ってしまった。


●『ウルトラマンX


そこがかわいいんじゃない!

エレキングそのものは未登場だが、スパークドールズ(『ギンガ』の世界の物とは別)のデータからサイバーエレキングカードが登場。
Xioの高田ルイは可愛い外見から気に入っていたらしく、「エレちゃん」と呼んでいた。
ウルトラマンエックスがこのカードを使用する事により、エレキングアーマーが使用可能となる。


●『ウルトラマンジード


お願い…その子を楽にしてあげて!

ピット星人達の侵略兵器として育てられていたが、その中の一人であるトリィ=ティプが地球を気に入り、仲間を裏切った事で眠りに就かされていた。
しかし、トリィ=ティプの中に宿るリトルスターを狙って再び目覚め、朝倉リクウルトラマンジードと交戦。
電撃で戦いに慣れないジードを苦戦させるが、愛崎モアが催眠効果のある宇宙植物ルグスでエレキングの動きを鈍らせた隙にソリッドバーニングフュージョンライズ
トリィ=ティプの願いを聞いて「ブーストスラッガーパンチ」で撃破、楽にしてあげた……と思いきや、伏井出ケイによって怪獣カプセルにされてしまった。
その後はベリアル融合獣サンダーキラーのフュージョンライズに使用される事に。


ウルトラマンタイガ

エレキング自体は登場していないが、『メビウス』のリムエレキングが第15話に約12年振りに登場。
ヴィラン・ギルドに所属するマッドサイエンティストのチブル星人マブゼによってラボに監禁され、怪獣培養のための実験体にされていたが、工藤ヒロユキによって解放された。

ちなみに実験体の怪獣はリムエレキング以外にもサメクジラ(幼体)、『ウルトラマンコスモス』のバデータ、『平成セブン』のガロ星人、『ウルトラマンティガ』のデスモン、『ネオ・ウルトラQ』のプラーナが登場している。


●『セブンガーファイト』

配信第3話「その銃弾で血に染めろ」に登場。
ウルトラマンZ』本編に登場したピット星人ファ・シィの姉妹が地球に持ち込んでいた個体が、主人が捕縛された後に勝手に活動開始したもの。
ナツカワ ハルキが操縦するセブンガーと激突し、装備していた「特空機支援火器 40mm汎用機関砲」を奪って逆にセブンガーを追い詰めるも、この銃は急に弾が出なくなる欠陥品であり、銃口を覗き込んだ際に銃の暴発によって逆に自分が絶命する末路を迎えた。

配信第6回「怪獣無法惑星」にも別個体が登場。
新たに新造された宇宙セブンガーがワープ実験中に飛ばされた惑星でガゾートと喧嘩していた。
やがて喧嘩に巻き込まれた宇宙セブンガーと3つ巴の戦いになり、最終的に宇宙セブンガーの新装備「二〇式多用途電磁警棒」によってガゾート共々殴り倒された。


●『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA


<BOOT UP! THUNDER!>

エレキング自体は未登場だが、第2話「未来への飛翔」にてエレキングのデータを再現したGUTSハイパーキーが登場。
市街地を襲うギマイラに対し、GUTS-SELECTのヒジリ アキトがエレキングキーを使用、電撃光線で迎え撃った。


●『ナースデッセイ開発秘話』

TSUBURAYA IMAGINATION限定の前日談にて、TPU経理部で働き、技術部2課を担当する善良なピット星人ピト子が登場。
ナースデッセイ号の変形に必要なエネルギーにエレキングの電気エネルギーをアピールしている。
恐らくその時のデータが上記のエレキングキーに活かされていた模様。
そして……


●『ウルトラマンデッカー


あの子はエリー。私の大切な友達よ。

第5話「湖の食いしん坊」にて遂にご主人のピット星人と共に登場。
こちらでは善良なピット星人ユウコのペットであり、「エリー」と名付けられている。

前述の通りスーツが新造され、『大怪獣バトル』版以上に初代に近い姿になっている。
前作の影響か、これまでとは珍しくエレキングが撃破すべき凶暴な怪獣ではなく、保護すべきピット星人の大切なペットとして描写された。
また、餌の取り方や「幼体>リムエレキング>等身大エレキング>怪獣エレキング」という風に、エレキングの生態がかなり分かりやすく描写されている。

ユウコはエリーと一緒に宇宙旅行していたが、宇宙船が故障してしまい地球に不時着。
救援信号を送り仲間が来るのを待っていたが、スフィア襲来によるフィールドに覆われた影響で母星に帰れなくなってしまう。
通信電波も妨害され帰還の手段を失ったユウコは、地球人に擬態して細々と生活する事になった。

エリーも本来は大人しく人懐っこい性格で、民家付近に現れた際には進んで人を襲う事はなく、巨大化して以降もユウコの仕草を真似するなど、元々の性格が垣間見える場面が見られた。
ユウコが慣れない環境で甘やかして餌を与え過ぎたために大きくなりすぎたため、部屋で飼いきれず湖に隠す事になる。
しかし、ユウコが与える餌では足りなくなった結果、彼女のいない間に民家の電気を拝借するようになった。
やがて怪獣クラスにまで成長、より多くの電気エネルギーを得るために発電所に出現する事態となってしまう。

ふとしたきっかけでユウコと親しくなった新生GUTS-SELECTのキリノ イチカは、ハネジロー(HANE2)から対災害用バッテリー「メガアース」の存在を知らされる。
TPU本部の補給品倉庫第九ブロックにあるそれは、「旧式のバッテリーでありながらシティ三日分の電力を賄える」とされ、エリーに十分なエネルギーを与えるためにイチカは秘かに持ちだそうとするが、サイズがサイズだけに同僚のアスミ カナタとリュウモン ソウマに知られてしまう。
しかし、イチカから事情を聴かされたムラホシ タイジは「星は違えどもスフィアの被害者同士。労わりあうのは当然です」と、エリーとユウコの保護をTPU本部に提案する事を告げる。

晴れて大量の電気にありつける事になったエリー。
ところが、メガアースはオーバーヒートを起こし、その電気を吸い続けたエリーは暴走。角から放電し続ける状態に陥ってしまう。
カイザキ サワから「食性が電気の怪獣にメガアースなんて与えたら、エネルギー過多でどうなるか分からない!?」とイチカ達に中止するよう命ずるが、時すでに遅し。
都市内の進行を止めるためにカナタはウルトラマンデッカーに変身。尾を掴んでエリーを止めようとするが、逆に電撃を喰らいエネルギーを吸ってしまう。
そこでカナタは援軍としてミクラスを召喚するが予想通り電撃でミクラスは消滅。デッカーもまたジェスチャー遊びの隙を突かれ、電撃攻撃の応酬を受けピンチに陥る。

どうすりゃいいんだ!?

でも……ここで終わるわけにはいかねえ!

奇跡を……奇跡を起こすんだぁぁぁっ!!

エリーを救いたいというカナタの心の叫びにより、新たなウルトラディメンションカードが出現。


ULTRA DIMENSION!

飛び出せぇぇぇ、ミラクルッ!

デッカァァァァァッ!!

ULTRAMAN DECKER

MIRACLE TYPE!!


デッカーは超能力形態・ミラクルタイプに覚醒。
デッカーテレポーテーションでエリーの捕縛から抜け出した後、雷雲を呼び出し、エリーが全身から放出した電気エネルギーをデッカーサンダーチャージで吸収。
さらに「デッカーリターナー」を浴びせた事で元の幼体サイズにまで縮小、事件は無事に解決した。

その後、イチカの熱意に負けたムラホシに笑顔で怒ったサワが、ムラホシの頼みで特別に『エリーダイエット作戦!(エレキングを絶対に巨大化させないお食事講座)』の動画を作成。
エリーとユウコは無事に元の生活に戻る事が出来たのだった。

ユウコは後に『GUTS-SELECT交流記』第3話にも登場。ムラホシ隊長の紹介でTPUの食堂で配達員として働いており、前述のピト子とも仲良くなったらしい。
また仕事の影響でエリーの餌やりが難しくなった事から、特務3課のホッタ主任に自動餌やり装置の開発を依頼していた。
だが、エリーが巨大化しない範囲での食事1回の送電量は50ワットまでとされていたのに対し、ホッタはそれを確認していなかったのか、5000キロワットに設定して作ったために作り直しとなってしまった…


●『ウルトラゾーン


セブン呼びますよ!

「怪しい者じゃないです」
電気エネルギー欲しさから、電計系統のトラブルがあるんじゃないかと偽り、押しかける。セブンが怖い。


●『充電ラブストーリー』


ああ、ボクが怪獣だからか……

ファミリーマートのEV QUICK(電気自動車の急速充電機)のPVに登場。
人間の爆乳美女(演:篠崎愛)に片思いする心優しい怪獣。
エレキングが愛車(!!)日産リーフを充電しようと立ち寄ったファミマで篠崎嬢と遭遇。
花束や宝石をプレゼントしようとするが、(当然ながら)振られてしまい、
落ち込んでいたところをファミマの店長に「バンドマンはモテるそうですよ」と言われ、エレキギターを始める事に。


●『ウルトラマン超闘士激伝


見よ! この俺の力をッ!!

第1回銀河最強武闘会でモブとして出場した後、修業を積み闘士怪獣五獣士の一人に選ばれた。
第2回銀河最強武闘会ではパワーアップした稲妻の力で予選を制し、本戦1回戦で宿命の相手である闘士ウルトラセブンと対決。
敗れはしたものの、セブンからも健闘を称えられた。


●空想科学絵本 かいじゅうのすみか


ぼこぼこっと なみが たって、すいちゅうから アンテナが あらわれて すくいあげられた

成体と幼体のエレキングが登場。
怪獣の世界に迷い込んだばかりの少年が、たまたま湖から魚と間違えて幼体を掬い上げたところ、親と思われる成体に捕まってしまう。
幸い、少年は即座に幼体を手放したため、無事逃がされている。


ウルトラ怪獣擬人化計画

POP版・KADOKAWA版・Plex版で擬人化されている人気怪獣。

POP版は何気にデザインが3種類あり、当初発表されたパーカーをした初期デザインに、
はいたい七葉で出演した際の露出が減ったアニメ版に、現在漫画版で知られるデザインの3つである。

KADOKAWA版はオーバーラップ版IS等で有名なCHOCO氏がデザインを担当。
デザインはピット星人のペット=ピット星人の守護獣=騎士という発想で女騎士になっている。
尻尾が鞭&槍になるというウルトランスもある。

Plex版は比較的初期に発表されただけに知名度が高い。エロさに特化しているエロキングさん……もとい、エレキングさん。


●『ウルトラ怪獣擬人化計画 ウルトラ怪女子


それに私 成長の早さには自信あるんです!


かつてセブンに倒されたエレキングが、モンストリアで少女化して蘇った姿。
再生エレキング? 知らんな。

CVを務める佐藤氏はアニメ『とある科学の超電磁砲』で御坂美琴を演じており、恐らく「電撃」繋がりでのキャスティングと思われる。
ホルスタイン柄じゃなくってなのに貧乳幼女であざとい事を他の怪獣達に指摘されている(なお、円谷から出されたフィギュアとは大きくキャラデザインが異なるのも特徴)。
ピット星人に育てられた際に魚サイズから急成長した事で成長の早さに自信を持っており、他の怪獣達のように、そこそこの胸に育つ事を期待している。

ツインテールの事を「エビちゃん」と呼んでいるが、本人には怒られている。

一応、今でもピット星人に敬意を持っており、貶されると怒る。自分を倒したセブンを貶されても怒る。
アイスラッガーで斬られたのは、ちょっと気持ち良かったらしい。
「ち、違います。私、変態さんじゃありません」

復活怪獣軍団を率いて地球を攻めようと話し合った際に、似たような計画を実行した前任者に関して言ってはいけないことを言ってしまった。
どの怪獣を復活させるか相談した際には前述の児童誌の設定を踏まえてか、キングジョーを復活させることを提案したが、人間に倒されているという理由で却下された。
ナックル星人の復活に関しては坂田アキを殺した事を理由に反対した。


はいたい!ウルトラ怪獣?!


はーい。

CV:桑原由気
『はいたい七葉』とのコラボに登場。POP版だが、ドラマCDとはキャストが異なる。
企画が動き出した初期のコラボ作品のため、デザインも初期のものなので後述の漫画版とはデザインが違う。
基本的にイーナのお世話をしただけで出番が少なく、台詞も一言のみだった。


ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP Comic code


そうだよ~、全部自習ー。

ウルトラセブンに首チョンパされた個体が転生した少女。あどけない外見をしており、尻尾は巨大なプラグになっている。
主人公・メフィラス星人の相棒であり、元がオッサンであるメフィラスからは時々シメられるも大切に思われている。
一見のほほんとしているが実力は怪獣墓場の中でも最強レベルで、テンペラー星人によれば最大に電圧を挙げれば地球全土を焦土に出来るらしい。
湖の中で育ったため入浴や水泳が好きで、水につけると体が大きくなったり小さくなったりする。小さくしすぎると電気ウナギに戻ってしまう。
角の部分は電話にもなる。


怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~


貴女はこの子を連れて支部に戻っていなさい。

CV:潘めぐみ
アギラ達の先輩の一人で、ピグモンから{「えれえれ」と呼ばれている。
こちらでは打って変わって と て つ も な い 爆乳
SDキャラであるアニメ版でもはっきりとわかるサイズで、原案デザインはもはや完全な痴女
右腕がエレキングテイルになっており、女騎士をイメージとさせる所謂「エロかっこいい」デザインであり、ギリシャ彫刻並みの露出度ながら下品さをまるで感じさせないのはさすがである。

何事にも動じないクールで孤高の腐女子で、ウインダムから尊敬されている。
凄くOLっぽい雰囲気を出しているが、監督曰くアギラ達の一つ上らしい。つまり高2。
実家がお金持ちである事と、GIRLSから出るバイト代でBLグッズを買い漁っている。
真面目な性格であるようで、初めて会ったのに「サンキュー」と言ってきたミクラスにダメ出しをした。


ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ


UMA捕獲!!

前述の女騎士エレキングと同一の外見。円谷学園の近くの湖で暮らしている。
ボコボコと水飛沫を上げて水面から登場するため、カプセル怪獣達からは湖に生息するネッシー的な怪物かと思われていた。
初登場シーンではUMAを探しに来たミクラスを右腕のエレキングテイルで絡め取って頭上に掲げるという怪力ぶりを披露している。


●改造エレキング(EXエレキング)


湖から蛇が……!いやエレキングが……!?

ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』にて初登場した改造個体。
素体はかつてセブンに倒された初代エレキングが懲りずに再復活を果たした(ジェロニモンによるもの)個体であり、
バルタン星人によって改造手術を受け、幼体同様に手足が無いデンキウナギや大蛇のような姿になった。
しかもその皮膚は透けて内臓の発電器官や骨格が若干見えているという中々のグロテスクな見た目をしている。
全身を電気そのものに変えて襲い掛かる(どこのエネルもしくはネギ先生やねん)というチート能力が使える。

スタッフインタビューによると「エレキングは電気を流せる尻尾が最大の武器だから、それを特化させた強化にしよう」とした結果、
最終的にあまり役に立ってない手足が削除されて全身が尻尾のエレキングになってしまったという。


●ハイパーエレキング

ぱちんこ『ウルトラバトル烈伝 戦えゼロ! 若き最強戦士』に登場する、更なる改造個体。
ウルトラマンベリアルの手によって改造された破壊と殺戮のみを目的とする残虐なる破壊神。
その姿は模様や歯などを除けばエレキングの要素が全く残っておらず、巨大な翼を生やしたドラゴンに似たシルエットをしている。
爪が鋭いので『マックス』版のエレキングを素体にしたのかもしれない。エレキングと言っていいのかは不明だが、デザインはかっこいい。





きっと成功するわ。

地球人の男性は、可愛い子に弱いって事が分かったんだもの。




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最終更新:2024年01月04日 22:48