李紅蘭

登録日:2009/10/30(金) 21:18:35
更新日:2020/06/17 Wed 23:59:54
所要時間:約 6 分で読めます




サクラ大戦シリーズの登場人物。

CV.渕崎ゆり子

帝国華撃団花組の隊員。
機械に対して天賦の才を持つ天才発明家。

帝国華撃団最古参のメンバーの一人であり、
同じく藤枝あやめにスカウトされた花組のマリア・タチバナ桐島カンナイリス・シャトーブリアンらとは同期。
但し花組に配属される以前から花やしき支部にて技師として帝国華撃団に入団していたため、帝劇では花組中一番の古株。
中国・北京出身。パーソナルカラーは緑色。

周囲を楽しませることが大好きで非常に気さくな気配り上手。
中国の生まれながら神戸で育ったためか、いつでもお笑い魂を忘れない帝劇のギャグ担当員としてカンナと共に帝劇のムードメーカーの役割を担う。
気配りに関しては様々な事態に対して、『こんなこともあろうかと』のセリフと共に様々な解決策を用意してるあたりにもうかがえる。


幼い頃辛亥革命で家族を失い、里子となり辛い毎日を過ごしたものの、その霊力の芽生えにいち早く気づいたあやめに手厚く保護され、
預けられたパーシー邸での日々が後の明るい紅蘭のバックボーンとなっているようだ。
しかし家族を失ったショックから大量の火に包まれるとパニックを起こすトラウマは拭いきれず、作中・アニメ中共にこれに関連するイベントがあった。

パーシー邸には2年ほど預けられ紅蘭はそこで日本語や文化を学び、
若干4才にして分解された懐中時計を修理した才能を見込まれ人型蒸気や霊子力機関について学んだが、
2年後久々に再会したあやめが出会ったのは丸いメガネをかけチャイナドレスを着た、あやしい関西弁を話す紅蘭だった。

先述の通り正式に帝国華撃団に入団した紅蘭だったが、まだ『花組』という組織が機能しない状態であったことも手伝ってか花やしき支部に技師として配属。
そこで花組の前身たる『陸軍対降魔部隊』時代に山崎慎之介の残した霊子甲冑や轟雷号等に関する数々の資料と出会い、それらの開発に大きく貢献した。

正式に花組として配属された後は戦闘や舞台をこなす他、霊子甲冑の整備主任を務める。
また本人の趣味から余ったパーツ等を使い、日頃から炭などの日用品から舞台装置、薬や娯楽品、果ては兵器まで作りだす。
が、たいていは失敗して大爆発を起こす。

ただし成功品についてはその性能は折り紙付き。

特に霊子甲冑に関わる発明は目覚ましく、紅蘭ら花やしき支部が独自に作った霊子甲冑「天武」は大きな欠点はあるものの従来機を遥かに超える性能を見せた他、
劇場版では機動力が120%アップする(紅蘭比)バックパックも開発した。
ちなみに戦闘服(耐熱耐水耐圧耐刃仕様、発信機付き)を考案したのも彼女。これがなければ大神の腕はちょんぎれてたっぽい。

舞台では持ち前の舞台度胸とキレのある笑いのセンスでなかなか評判もいいようだが、その能力柄舞台裏方としても重宝がられているようだ。
代表作は「大恐竜島」「つばさ」等。

ちなみに紅蘭が三つ編みをといた姿を拝めるのは舞台とお風呂だけ。


霊子甲冑においては自らが携わり、また独自に開発までこなす紅蘭だが、実は花組中最も霊力が低い。
しかし誰よりも光武を理解する紅蘭は霊力の低さを抜群の操作技術でカバーしており、
アニメ版ではシミュレーター戦闘において自分よりずっと霊力が強い真宮寺さくらを手玉にとって見せた。

紅蘭の霊子甲冑の基本武装は迫撃砲であり、主に長距離にて広範囲の攻撃を行う。
またシリーズによっては霊子銃であったりミサイルであったりするが基本的に運用法は変わらない。(GB版ではハリセンもあったがこれは接近戦用)
また発明家の紅蘭らしく、必殺技は背部から射出される己の発明品を使う。
そのバリエーションは豊富で遠隔操作できる小型兵器ばかりながら麻雀牌、ミニ四神、ミニ光武等どこかコミカル。そしてだいたいが爆発する。

紅蘭機はどれも攻撃力防御力共に低くアテにならない感を受けるが、
削った相手にまとめてトドメをさしたり、マリア機でも届かない遮へい物越しの攻撃で一方的にダメージを与えることができるため、
支援機として使うと戦場においての効率が断然違ってくる。

また劇場版では相手の弱点を見抜き、抜群の集中力で多くの目標をマルチロック。


「 目 標 全 弾 不 可 避 」

と表示された後、一斉斉射にて相手の弱体化に成功するなど、正に人機一体のワザを見せた。



人の役にたつために作られた機械を愛し、血潮版ではそれゆえに敵にまで情けをかける紅蘭はいろいろと不幸だと思う。
なんでセガはあんな蛇そk…(ry)

無印のサクラ大戦では散り際のセリフに紅蘭の人生を感じ涙したプレイヤーが多いことは想像に難くない。

ちなみに、実在の女優に「李 香蘭(山口淑子)」という人がいるが、全く関係無い。

日本語読みでは同じ「り こうらん」だが中国語読みでは、
李 香蘭「リーシャンラン」

李 紅蘭「リーホンラン」
である。

更に余談であるが、ライブ等で紅蘭の話す関西弁は大神一郎の声を務める大阪出身の声優、陶山章央氏によってプロデュースされている。



紅蘭「この項目のぬくもりは…ウチの大好きな機械には残念やけど、ありまへん」

紅蘭「アニヲタはんが追記・修正してくれはるからこそ…このぬくもりを感じることができるんや…」

紅蘭「アニヲタはん、必ず…必ず追記・編集して帰ろうな」

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最終更新:2020年06月17日 23:59