テッセン(ポケモン)

登録日:2012/04/18 Web 21:00:23
更新日:2023/02/23 Thu 20:35:46
所要時間:約 5 分で読めます




わっはははは!わかものの たのもしいすがたをみるのは

じつによろこばしいことじゃのう!



ポケットモンスターシリーズに登場するキャラクター。初登場はルビー・サファイア


◆概要

キンセツシティジムリーダーであり、でんきタイプの使い手。

通称「あっかるい電撃オヤジ」
「健康の秘訣はとにかく笑う事」がモットーで、常に笑顔を絶やさない陽気な性格のおっちゃん。

かなりの改造好きらしく、ジムの仕掛けを改造するのが趣味。
キンセツシティの街中も改造しようとしたが失敗に終わってしまったらしい。
…と思われたが、改造の夢は諦めてはおらず、『ORAS』で遂にキンセツシティの大改造に成功した。
モブの台詞によると、世界中を旅して都市計画の知識を学んだとのこと。
カロス地方のミアレシティを参考に再開発しただけあって、原型がほとんど残っていない2階建ての大都市へとメガシンカしている。
どっかの誰かと違って停電はさせていないのでずっと良心的なのだが。

ORASではエリートトレーナー風の若い女性と結婚していた事が判明した。
また、すてられぶねの代わりに登場した新スポットのシーキンセツ関連のイベントでは彼の知られざる過去が明かされるなど、他のジムリーダーと比べてキャラクターが結構掘り下げられている。

シーキンセツに残された書類によると、元々は大企業「ダイキンセツホールディングス」の社員で、巨大な地下都市を造る「ニューキンセツプロジェクト」の責任者を務めるほど有能な人物であった。
ところがニューキンセツは完成を目前にポケモンの生態に悪影響を及ぼすことが発覚したため、テッセンは会社に反発し、この事実を内部告発。
結果としてニューキンセツ開発事業は頓挫したが、ダイキンセツは経営に大ダメージを負い、まもなく倒産してしまった。
自然とポケモンを守るという理想は叶ったものの、それと引き換えに犠牲になった人間も少なからず存在するらしく、当時の社員の手記には「テッセンの理想が組織と現実をぶっ壊ていった」という恨み節が綴られている。
しかしテッセンは過去の責任を放棄しておらず、倒産から数十年経った今もなお廃墟同然のニューキンセツ跡地の監視を続けている。


実は技マシンを2つ貰うことが出来る。
ジム戦後にボルトバッジと共に渡されるわざマシン34「でんげきは」(ORASではわざマシン72「ボルトチェンジ」)、ニューキンセツの依頼後にわざマシン24「10まんボルト」の2つ。


■手持ちポケモン

●ルビー・サファイア
  • コイル Lv.20
  • ビリリダマ Lv.22
  • レアコイル Lv.23

●エメラルド
  • ビリリダマ Lv.20
  • ラクライ♂ Lv.20
  • レアコイル Lv.22
  • ライボルト♂ Lv.24

●ORAS
  • コイル   Lv.19
  • ビリリダマ Lv.19
  • レアコイル Lv.21


見ての通りルビー・サファイアでは新ポケモンを一匹も使わずガッカリしたプレイヤーも多いらしいが、
エメラルドでは切り札がライボルトに変更され、進化前であるラクライも手持ちに加わっている。

勝利するとダイナモバッジと、前述の通り技マシン34を貰える。

タイプの関係で御三家をミズゴロウにしてヌマクローまでに進化させて挑むとかなり悲しい事になる。ワカシャモも格闘技がコイル系統に抜群なためよくレベルを上げておけば有利になりやすい。
一方、キモリを選んだ場合ここまでで手に入る地面タイプがムロの洞窟に若干低確率で出現するイシツブテくらいしかいないので注意が必要。
イシツブテを育てるか、レアコイルなどの対策のためにマクノシタキノガッサなどの格闘タイプを育てておきたい。

●強化版

余所の地方の電気ポケモンも追加され、6匹になっている。
また彼に限ったことではないが、最終的な強化パーティは4度目以降の再戦時である。


■アニメでのテッセン


ジムにジェットコースターやメカライコウ君等を作るなど、発明好きかつ悪戯好きな性格。
メカライコウ君を破壊した時にピカチュウに大量の電気が帯電してしまい、その為にバトルではストレート負けしてしまう。
「電気ジムリーダーとしてのブレーカーを落とす日が来た」と一度は引退を考えるが、
野生のラクライと出会い、サトシと共にロケット団を退治したことで再びジムに戻る決心をする。
後にラクライはライボルトに進化し、サトシにリベンジした。


■漫画でのテッセン
  • 穴久保版
「人から恨まれれば多くの挑戦者がジムに来る」という理由で人に喧嘩を売る、カラオケに乱入し下手な歌を歌い0点を取る等、傍若無人な性格で登場。
その後「頭に来たらこのジムへ」と名刺を渡していた。
ジムは電気屋も兼ねている。
レッドの説得で人を喜ばせるために住民にプレゼントを渡して回るが、自分の店の商品を全て渡してしまうこととなった。
また、アスナ以降のジムリーダーは放置されたので、ホウエンでは彼が最後に登場したジムリーダーとなった。

からくり大王と一緒に登場し、ドンファンを捕獲しようとしてサファイアを捕らえてしまう。
その後3人でニューキンセツを見つけるが、テッセンは最奥部で暴走した発電マシンに捕らえられる。
ラクライの避雷針とドンファンの転がるの連係プレーでなんとか発電マシンを倒し、救い出すことに成功。

アクア団幹部・シズクとのバトルでは、雷をライボルトごとテッカニンに浴びせるという荒業を見せた。
しかし、ヌケニンの存在に気づかず、背後からの攻撃を食らって海に沈んでしまう。

だが、アクア団が退却した後、サファイアのえるる(ホエルオー)に助けられた。


■余談


彼の名前の由来である鉄仙は、マチスの由来であるクレマチスの別名である。同じ電気タイプ使いだから名前の由来の植物が一緒なのだろうか。
親父ギャグ好きなカミツレや、改造マニアなデンジともきっとウマは合うのだろう。

また、カツラヤナギ・テッセンの3人で三色爺と呼ばれることもあるとか。


また、PWTで登場した際にはデンジとジムの改造会議がしたいと話していた。止めるんだオッサン。


見どころのあるアニヲタの追記・修正、実に頼もしいことじゃ!

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最終更新:2023年02月23日 20:35