レジェンズ~甦る竜王伝説~

登録日:2011/12/10 Sat 10:35:13
更新日:2024/04/04 Thu 19:55:37
所要時間:ガガッガガガ!(約 7 分で読めるぜ!)


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04年春アニメ 20代ホイホイ ※日曜朝9時30分です。 ♪ず~じぇれぇ~ ぎゃろっぷ みんなのトラウマ もうどうにもとまらない アニメ アニメ業界の闇 カムバック! ギスギスシーン多し ギャグ ケモナーホイホイ シリアス ジャズ スターシステム セルフパロディ ニューヨーク ハートフルボッコ ビターエンド ファンタジー フジテレビ メタ発言 ラグナロク リボーン! ←某復活とは関係ない ルーン文字 レジェンズ 大地丙太郎 大地丙太郎の本気←製作者的な意味で 愛すべきバカ達 敵も味方も変な奴 涙腺崩壊 涙腺崩壊兵器多数 環境問題 神BGM 空色の指先 終盤は鬱展開の嵐 続編希望 考えさせられる話 腹筋崩壊 良作 長濱博史 鬱展開 黙示録



これは、現代のニューヨークに突然現れた「レジェンズ」と呼ばれるモンスターと4人の子供たちの物語―――
*1


2004年4月から2005年3月までフジテレビ系列で放映されたアニメ。全50話。
バンダイで展開された玩具シリーズ・レジェンズの促販アニメで、大地丙太郎がメガホンをとることとなった。

基本はアメリカのカートゥーン調なドタバタハイテンポギャグアニメだが、話が進むにつれてシリアスな展開になっていった。
レジェンズの戦いに巻き込まれる子供たちや彼らを取り巻く大人たち、及びレジェンズの心理描写が極めてリアルで、日曜朝9時30分から鬱になった人も多い。
特に終盤における怒涛の鬱展開ラッシュは、見ていて苦しいものがある。

また、過去の大地作品のセルフパロディや、スターシステムを採用している箇所も多い。
挿入歌「空色の指先」は涙腺崩壊兵器に定評があり、最終回で目から涙がリボーンした視聴者も多数。


〈ストーリー〉

ニューヨークに住む小学生・シュウは、ある日父親から流行のおもちゃ「タリスポッド」を貰う。
だがそれは本物で、彼はレジェンズの戦いに巻き込まれていくことになる……。


〈登場人物〉


【子供たち】
CV:岡村明美
主人公。風のサーガ兼レジェンズクラブ部長。
お調子者かつ楽天家な性格で、主人公とは思えない言動も多い。
独特のネーミングセンスを持ち、その名前で呼び続けるため、彼に本名で呼ばれるキャラは少ない。
変な歌を歌うことが好き。が、キャラソンは涙腺崩壊間違いなし
シロンへの扱いが酷いが、次第に絆を育んでいく。

  • メグ・スプリンクル
CV:那須めぐみ
ヒロイン。シュウの幼馴染で、彼が本名で呼ぶ数少ない人物。
おおらかな性格だが、緊急時にはパニックになることも多い。
調子に乗ったシュウを『メグチョップ』で突っ込みを入れるのがお約束。
中盤でレジェンズ不信に陥るが、後に克服して水のサーガに覚醒した。
レジェンズクラブではウサギ飼育委員。

  • マイク・マクフィールド(マック)
CV:鈴木真仁
シュウの幼馴染なんだな。穏やかな性格で、ハンバーガーが大好きなんだな。
身体に封印されていたガリオンの媒体になってしまったけれど、
中盤では土のサーガに覚醒して分離することができたんだな。
レジェンズクラブでは美化委員なんだな。

  • ディーノ・スパークス
CV:南央美
シュウ達とは違う学校に通う御曹司の少年。自分のことを「つまらない人間」だと自己嫌悪を抱いている。
ライバル会社の真似事しかできない父親に反発していた。
序盤で火のサーガに選ばれ、レジェンズ達の戦いに巻き込まれていく。レジェンズクラブでは風紀委員。
シュウからは「キザ山キザ夫」と呼ばれており、「キザ夫~」「ディーノだ!」のやり取りはもはや日常茶飯事。
日曜朝からシャワーシーンを披露したけしからん坊ちゃん。
しかもキャラソンはグリードーとデュエット。いいぞもっとやれ!


【レジェンズ】
  • シロン
CV:井上和彦
四大レジェンズの一人で、を司るウインドラゴン。
普段はハムスターによく似た「チビシロン」(通称ねずっちょ)の状態で「ガガガ」としか喋れないが、
シュウにリボーンしてもらうことで本来の姿(通称でかっちょ)に戻れる。
当初はサーガとは思えないシュウに呆れていたが、次第に彼を大事に思うようになる。
レジェンズクラブでは副部長。
そしてレジェンズウォー開戦の鍵でもある。
シュウの事を一貫して「風のサーガ」と呼ぶが、最終回では……。

  • グリードー
CV:山口祥行
四大レジェンズの一人で、を司るブレイズドラゴン。
先代サーガ・サルバを死なせてしまったトラウマを抱えていたが、ディーノの活躍で克服した。
ウォルフィー、リーオンとは固い絆で結ばれており、「G.W.ニコル」を結成している。
レジェンズクラブでは会計委員。2年後にはZECT所属の蕎麦マニアになった。

  • ガリオン
CV:土井美加
四大レジェンズの一人で、を司るグリフィン。紅一点。
古風で生真面目かつ、皆の姐さん。マックのことを気に入っており、母親のように接している。
レジェンズクラブでは給食委員。

  • ズオウ
CV:齋藤彩夏
四大レジェンズの一人で、を司るビッグフット。
レジェンズ達の中では一番幼い性格で、メグが大好き。
初めてメグに会った時は悪い偶然が重なっていたため拒絶されていたが、共に踊ることで打ち解けた。
レジェンズクラブでは保健委員。

  • ウォルフィー
CV:中野裕斗
土のレジェンズであるウェアウルフで、「G.W.ニコル」の一人。
リーオンからは「うーたん」と呼ばれている。
冷静な性格だが、面倒見の良い兄貴分。リーオンのコンビとは色々最強。
レジェンズクラブでは体育委員だが、しょっちゅうシュウに「図書委員」と間違えられる。

  • リーオン
CV:前田剛
風のレジェンズであるマンティコアで、「G.W.ニコル」の一人。
顔が怖いと恐れられているが、本来は明るく朗らか。そして愛すべきアホの子。
レジェンズクラブでは図書委員で、間違えまくるシュウにツッコミを入れている。
こいつらのキャラソンは腹筋崩壊兵器。

  • ランシーン
CV:井上和彦
DWC(ダーク・ウィズ・カンパニー)に所属する黒いウインドラゴン。
紳士的だが、何度もタリスポッドを狙ってシュウ達にレジェンズをけしかける。
シロンからは「ワル山ワル夫」と呼ばれており、敵対しているが……。
実はシロンとは同一の存在で、合体することにより真の姿・カネルドウインドラゴンとなる。
正体が明かされるまでキャストが伏せられていた。


【大人たち】
  • ハルカ・ヘップバーン
CV:渕崎ゆり子
レジェンズに強い憧れを抱くナイスバディなお姉さん。
シュウ達の学校に勤務していたが、中盤でのある出来事がきっかけでシロン達と敵対することになる。
敵対時の衣装がとにかくエロくてヤバイ。

  • BB
CV:天野由梨
DWCの社員。通称「部長」で、本名は「バニー・ブルックマイヤー」。
タリスポッドを狙ってシュウを狙うが、中盤では部下達と共に退職し、ディーノの父親の会社に勤務することになる。
おばっちょは禁句。

  • J1&J2(2人合わせてJJ)
CV:竹本英史&前田剛
BBの補佐役&ツッコミ担当。
本名は二人とも「ジャック・ジョンソン」。
そこ、手抜きとか言うな。
J1がのっぽでJ2がちっこく太め。

  • 総務
CV:沢城みゆき
DWCの総務さんで、BB達のバックアップ担当。本名はとっても長いらしい。
中盤からは次回予告を担当した。
何とキャラソンもある。

  • ユル・ヘップバーン
CV:江原正士
ハルカの父親でDWCのCEO。
全ての事件の首謀者であり、終盤の鬱展開の最大の元凶。
ランシーンを復活させたことで、レジェンズを根絶やしにしようと闇のレジェンズ・ジャバウォックを召喚しようとする。
禿で親バカ。

  • サスケ・マツタニ
CV:澤田博史
シュウの父親。
DWCで働いており、ディーノの父親と協力して強化型タリスポッド「タリスダム」を作った。
理想の親父。

  • ヨウコ・マツタニ
CV:天野由梨
シュウの母親。
終盤でシュウを庇って……。
みんなのトラウマにして涙腺崩壊兵器。


【???】
  • 英語A太
CV:沢城みゆき
ナレーター兼翻訳担当。作中のセリフ(ネズミ語含む)を英訳してくれる。
頭のアフロはヅラで鼻は付け鼻
鬱展開が多い終盤では癒し要員になった。



〈余談〉

  • 前半EDテーマは山本リンダの楽曲「どうにもとまらない」の英語カバー曲『どうにもとまらない~ノンストップ』だが、何と後半では同曲に原曲と同じ作詞家阿久悠による新規日本語詞がつけられ*2、山本リンダ本人によって歌われた。また、本人をモチーフにしたキャラもゲスト出演している。
  • GBA・PS2でもゲーム化されており、そちらもなかなかの良作。特にアドバンス2作『甦る試練の島』『サインオブネクロム』はクオリティが高い。
  • キャラクターソングも発売されており、そのCDに付いている応募券を集めて送るとシュウの「い」の字Tシャツが抽選で手に入った。
  • 月刊少年ジャンプでは4コマ漫画『リボーンだよ!シロンくん』が連載された。また、ジャンプ限定のドラマCDが付録で付いてきたことも。
  • ある回でシュウが漫画版主人公・風来ケンみたいに逆作画崩壊する場面がある。漫画版最終回にもシュウ達がちょっとだけ登場する。
  • レジェンズクラブの歌は『セクシーコマンドー外伝すごいよ!!マサルさん』のセクシーコマンドー部の歌が元ネタ。
  • シュウのフルネームは『今、そこにいる僕』の主人公・松谷修造から。しかも愛称も中の人も同じ。









そうそう、一つ頼みがあるんだ。

頼み?

この項目を追記・修正してくれ。




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最終更新:2024年04月04日 19:55

*1 26話以降のOP前のナレーションより。

*2 原曲は若い女性目線の歌なのに対し、ノンストップ日本語版は少年~青年目線の歌に変化している。

*3 しかも無事にきけた。

*4 大地監督は「その割に舞台はニューヨークのままなのはおかしくない?」と疑問を持ったが。

*5 通常は最低でも1話に2,3ヶ月は必要である。更に言えば制作会社は本来3年先までスケジュールが埋まっているのが正常なのである。

*6 にしては長濱氏が直々に担当した回が1話もないのはこれ如何に…。

*7 収拾がつかなくなり、行き詰まったストーリーの風穴を空けるきっかけになったのが、桜井弘明氏主導によって制作された総集編・「レジェンズクラブの歌」とのこと。

*8 その状況の反映か、当時の「月刊少年ジャンプ」・アニメ誌では全話の放送スケジュールの内7~8割が仮タイトルでの発表だった。