児玉樹

登録日:2012/01/15(日) 05:23:28
更新日:2021/02/04 Thu 01:30:12
所要時間:約 4 分で読めます




児玉(こだま) (みき)

主にコンプ系列の雑誌で活躍する日本の漫画家。
自画像ではきつねの着ぐるみ(?)っぽいものを被っている。

2004年「快談・喜談もののけ屋敷」でデビュー。
涼宮ハルヒの憂鬱のコミカライズを担当しているツガノガクと合同で同人誌を作ったりもしてた。

この人の描く漫画の特徴といえば、“温かい世界観”“魅力的なキャラ”“読んでいて幸せになれる”などが挙げられる。

全ての作品が、言わば「ほのぼのドタバタコメディ」。

ゲーム原作のコミカライズでは、原作の設定や雰囲気を丁寧に活かし、上質のモノに仕上げることで知られている。
また、モブキャラにも印象的なキャラ作りをすることが多く、思わぬ出世を果たしたキャラも生まれた(後述)。

色々と評価が微妙なことになりがちなエロゲ原作のコミカライズの中でも、
この人のは終始評価が高く、良作コミカライズの話が出る度によく話題に出る。

ちなみに2chで一番最初に立った児玉樹スレはアンチスレだったが、10レスも満たない内にそのままファンスレ化した。
というかスレ内でのアンチ意見が皆無に等しい(※アンチスレです)。



【主な作品】

  • Canvas2 エクストラ・シーズン (全1巻)
  • Canvas2 ~虹色のスケッチ~ (全4巻)

F&C原作のエロゲCanvas2のコミカライズ版。記念すべき初連載。
エクストラ・シーズンは少年エース増刊の季刊「エース桃組」にて連載され、それが読者・原作サイドともに好評だったこともあり、
新たに仕切り直し、本誌「月刊少年エース」にて虹色のスケッチが連載された。
この漫画版からゲーム版へ逆輸入された要素がいくつかあり、美術部部長竹内麻巳の設定、舞台となる撫子学園の夏服のデザインなどがある。
特にPC版の原作では「竹内部長」とモブキャラだった彼女を攻略ヒロインまで出世させたことは有名。(詳しくは彼女の項目にて)
メインヒロインであるエリスルートを主軸にさらに多くのエッセンスを絡めつつ、丁寧に良質のストーリー展開をしていったことで注目を集めた。
というかぶっちゃけ原作より良(ry
原作だと外道とボロクソ言われた柳ですら、萌えキャラにしてしまうあたりがさすがと言うべきか。
カバー裏の4コマにも注目。
現在でも名作コミカライズの代名詞として言われている。
ちなみにアニメ版は黒歴史の代名詞の一つとして現在でも語り草となっている。



児玉樹初のオリジナル連載。
「月刊少年エース」にて。
作者の世界観がとても色濃く描かれている。
前作よりラブ……というよりドタバタコメディ成分が多く、暖かく、読んでて幸せな気分になる漫画。
ななついろ☆ドロップスと似たほんわか感。

ジャンルは「ちょっぴり不思議なハートフル商店街コメディ」。
サブキャラとモブキャラの境目がわりと曖昧……というか純粋なモブなぞいないんじゃね? って感じるくらいキャラがみんな魅力的。
普通ならセリフなんてないはずのお嬢様ガードのSPまで大活躍する。

実は本誌掲載されて単行本化されなかった話があったりする。
こちらもカバー裏の4コマ必見。


  • FORTUNE ARTERIAL (全7巻)

AUGUST原作の同名のエロゲのコミカライズ版。「コンプティーク」にておよそ4年間連載。
原作のトゥルールートを元にやはり随所にオリジナル要素を加え描かれていった。
原作に忠実にしながらも原作で拾いきれなかった部分を補完したりと芸が細かい。
カバー裏の4コマは無いが、後半に行くにつれ深まるシリアス展開を補うように「ふぉーちゅん4コマ劇場!」なるものが巻末に差し込まれたりした。
あと伽耶様かわいい。
モブでも印象的なのが今作でもチラホラおり、体育祭実行委員の二人とかは美術部部長より目立ってた気がしなくもない。
余談だがオーガストスタッフにも児玉樹のファンは多いらしい。



「月刊少年エース」にて連載されたオリジナル連載第二弾。
ちょっと不思議なほんわか魔女っ娘ラブコメディ☆
可愛い魔女っ娘まじかる☆ぽっぷが主人公。
やはりカバー裏n(ry

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  • 女性
  • 実はジャンプ出身

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最終更新:2021年02月04日 01:30