天王寺瑚太朗

登録日:2011/06/30(木) 19:19:02
更新日:2020/10/27 Tue 22:26:39
所要時間:約 6 分で読めます




『アッミーゴ!』


CV:森田成一(一部パートのみ)
身長:176cm
体重:65kg
スリーサイズはC92/W72/H92

自身の周りに起こる怪奇現象の解決、及びオカ研の部長のおっぱいをさわるためオカ研に入部する。

両親は仕事で何週間も家を空けており、実質一人暮らしである。

明るく誰とでも話せるが、本当に友達と呼べる人物は幼馴染の神戸小鳥のみである。
瑚太朗自身、浅い人間関係に疑問を感じているが、中々他のクラスメイトとの間にある溝が埋まっていない。

名前の元ネタはJR・大阪市営地下鉄の天王寺駅。


以下ネタバレ注意











身体の一部の能力を上書きすることができる“書き換え(Rewrite)”と言う力が使える。
書き換えた能力は元に戻せず、どこまでのことが出来るのか後戻り出来るのか?というのも分からないため、本人はこの力を使うことを嫌っている。

森で魔物に襲われた時に右手から“オーロラ”を活用したようなツールを作れるようになった。
本人がイメージした形になる為、武器として使用している。
基本はかぎつめ型。
イメージ的にはAngel Beats!の天使が使うハンドソニック。
一部ルートでは両手を合わせて両手剣のような形にもなった。
使用者の血をオーロラに変換することが出来る。

以下各ルートのネタバレ





















小鳥ルート

森で木から降りれなくなってしまった少女を見つけたコタローは少女を助けたが、不慮の事故で木の上から足を滑らせて地上に落ちてしまった。
その時小鳥は瀕死に陥ったコタローを救うために自分の力、すなわち魔物使いとしての力を使いコタローを救った。

ルートの最終局面では“鍵”が死んでしまったために小鳥はパワースポットからのエネルギーの供給ができなくなり、魔物は小鳥の生命エネルギーを蝕みはじめた。
それに気付いたコタローは小鳥に自分を普通の人間に戻させることで瀕死になるものの、小鳥の懸命な努力で生還を果たすのだった…

ちはやルート
ガイアの魔物使いである彼女と咲夜、ぱに、ぎると共に強硬派のミドウたちと戦う。
体育館のミドウとの死闘では他ルートと違い、戦闘に強いコタローになる。

それに続いてのガーディアンたちとの戦いではコタローの「ちはやを守るんだ」という想いで感情まで書き換えてしまった。

ルート最終局面の最強の魔物と化してしまった咲夜との対決ではガーディアンとも協力し、咲夜のもとまでたどり着いた。
そして、咲夜とコタローは最後の戦いを行う。

静流ルート
コタローの監視という名目で静流と同棲生活を送ることになり、一時とはいえ幸せな時間を過ごす。
しかしこの√のコタローは書き換え能力をあまり使用せず経験が浅かったこともあり、小鳥を追って森に侵入した際に魔物の攻撃で致命傷を負ってしまう。

小鳥の助力もあって静流と命の共有を行うという魔物使いと同じ方法で生き永らえ、
ガーディアンの一員として鍵の捜索を行うものの結果的に鍵による救済は止められず、世界は崩壊を始めてしまう。
馴染みの人々が消滅していく中でコタローは、静流が自身の命を削ってでもコタローを助けようとしている事実を悟り、
再び再会することを約束し、一時的に宇宙に退避する静流を見送りだす。

そして時は過ぎ、書き換え能力の果てに一本の木という変わり果てた姿になったものの静流と再び巡り合うのだった…

ルチアルート
オカルト研究会の活動として怪現象を追っていく途中、窓ガラスやケータイが壊れるなど自身にも不可解な現象が
そんな中コピー機の中から不可解な文章が混ざって出てくる -私を起こさないで さもないとあなたが-
更にはルチアの中に追っていたアサヒハルカが憑依し、瑚太郎の右腕に痣を残すことになる・・・・

というのはすべて此花ルチアの自作自演
ルチアの振動系の能力での窓ガラスや携帯の破壊 汚染系能力でのコタローに痣を残すなどして自分の過去の事件から遠ざけようとした結果であった
全てを見抜いたコタローは過去にアサヒハルカが住んでいた教会へ行きルチアをおびき出し
自身の体を書き換えることでルチアの汚染能力からの抗体を得て静流に続いてルチアと触れ合える二人目の友人となることが出来た

その後不仲であったちはやとの仲直りやコタローとのデート、全てうまく行っているようにも見えたがそれにも終わりが
ブレンダの工作によってルチアの汚染能力が薬を使っても抑えられないようになり風祭市全域を汚染
それを最小限の被害で抑えるためにガーディアンは核攻撃で汚染元、つまりは此花ルチアごと消し去ろうとする
それを助けるためにコタローはちはやとともにルチアの待つショッピングモールの屋上へと向かい
ルチアの自殺を止め、シェルターへと向かうのであった

朱音ルート
オカ研メンバーとはぐれた後全員の行方不明が続き、一度は掴みかけていた自分の居場所までも消失したせいで意気消沈していたが、
どうにか朱音とは連絡がつき彼女と一緒に居ることを望む。
人と関わろうとしない彼女もまた、コタローのことを悪く思っていなかったこともあってそれを承諾する。

そして彼女から日本マーテル協会の正体がガイアという団体だったこと*1、そこの聖女の後継者であること、魔物や魔物使いの存在などを知ることになる。

一緒に居るにあたりコタローの魔物使いとしての適性を見ることにもなったが、
魔物使いとしての素質はイマイチな反面、通常は操るよりも難しい魔物作成については書き換え能力で馴染みがあるからか才能があった。
後に魔物使いとしての能力をオーロラに反映させることで、標的を自動で追いかけて殺すえげつない能力に昇華させている。

朱音と居るうちに若干の月日が流れ、ガイアの聖女派として汚れ仕事をこなしつつも朱音とは恋人同然な関係となる。
その頃にはガイア的思想にも慣れていたのでそのような発言も度々している。
しかしコタローも聖女の後継者たる朱音もガイア的思想に理解は示すものの、同時に本心ではそのようなことを望んでおらず(実際に朱音の魔物使いとしての適性は平凡そのもの)、
敵対組織のガーディアンとも戦いながら、最終的に聖女の記憶の後継や立場によって暴走した朱音を救うためだけに最後の最後でコタローはガイア聖女派を裏切り、人が倒すことなど叶わない聖女派の切り札である地竜を倒すために全力で書き換え能力を使った結果、結果的に朱音の命だけは救うことになった(※世界の滅亡は止められなかった)。

その後はガイア強硬派の洲崎が用意していた、果てしない広さがあるものの将来の見通しは立っていないシェルター*2に朱音と避難する。
この時の朱音は衝動が収まった代わりに罪の意識に苛まれており、コタローはコタローなりに付き添う。
そして行動出来る程度には朱音が立ち直った後、彼女に付き添う形で少しでも贖罪するための旅が始まった…


以下さらなるネタバレ
























実年齢は20代後半で、今宮や西九条と同年代。
高校中退後ガーディアンの育成所で鍛えられた。
(オカ研に所属している時のコタローと2人を比べると若く見えるのは、その時の瑚太朗は魔物化した影響で成長が停滞していたから)

上記の“Rewrite”と"体液操作"の力はこの時には既に使えていた。
オーロラは"体液操作"が変化した力。
個別ルートである“可能性の世界”では青春を望んだコタローを組織から除名する時、
機密保持の為にガーディアンによって記憶を消す薬を投与された為、それらを忘れてしまう。

その後ガーディアン(正確には江坂)の計らいによって、小鳥たちと同学年扱いになり中学卒業後から青春をやり直すことになる。



ちなみにメタ的な話をすると、
複数ライター制などでルート毎の性格の整合性がやや取れていないことがそれなりに問題視されていたため(クラナドが念頭に入っていたのだろうか?)、
いっそのこと、あえて各ルート毎にキャラ付けをバラバラにしてみようという試みがなされている。

もちろん脈絡もなくキャラがぶれている訳ではなく過程もきっちり描かれているのだが、
各ルートでコタローの考え方や立ち位置などがバラバラなのは狙ってやっていることである。



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最終更新:2020年10月27日 22:26

*1 世界破滅主義者的な団体。ただし、表向きは平和な団体で裏の活動を知らない会員も多い。

*2 度々コタローが迷い込んでいた異世界的な場所