ドリアン(バキ)

登録日:2012/09/11 (火) 23:45:56
更新日:2018/05/10 Thu 15:13:43
所要時間:約 6 分で読めます





敗北を 知りたい


ドリアンとは、バキシリーズ第二部「最凶死刑囚」編に出てくる死刑囚の一人である。同名の果物とは全く関係が無い。

CV:銀河万丈(2018アニメ)

本編において最初に出てきた死刑囚であり、拘束衣を着せられ十分もの間首を吊られていたがごく普通に生還。
拘束衣を自力で引き千切って監察医、看守を皆殺しにし、敗北を知る為太平洋を泳いで東京へ向かった。

外見は筋骨隆々とした巨体にサンタクロースのような顔の下半分を覆いつくす長い髭面。
表情は常に穏やかで、その瞬間まで殺意を感じさせない。
唐突に意味不明な言動で相手にフェイントをかけることを得意とするタヌキである。

戦術はとにかく汚いのが特徴。
死刑囚全員が集結する前に愚地独歩目的で神心会に道場荒らしに向かい、その代役として相手になろうとした克巳
不意打ちでの目潰し・帯を利用した首締め・踏み抜いた床板を投げ首に突き刺す等全うな格闘家ならば用いぬ裏技を使い圧倒。

神心会と親交があり、道場へ出稽古に赴いていたとも戦うが
いきなり「アリガトウ」と泣き出し抜いた髭を含み針として使い、眼に向かって飛ばす・酒を使った火炎放射とやはりダーティな奇襲を仕掛けた後逃走。
死刑囚全員が集まった後、念願の独歩と対決。
顔面に蹴りを食らうもライターに仕込んでいたアラミドにチタニウムを焼結させた特殊繊維(簡単に言うならギロチンワイヤー)で独歩の左手首を切断。
そのまま普通に殴った独歩も独歩だが決着は着かず。

スペックが退場した後、柳龍光との戦いでダウンを奪われ敗北した刃牙を叱る為光成邸に集まっていた所をバケツ一杯のガソリンを携え再度侵入。
しかしよりにもよって加藤清澄を師匠とし、空手家でなくなったとしてもドリアンを倒すと決意をした克己により逆にガソリンを浴びせられ人間バーベキュウに。

更に登場した加藤が考案したテグスにゴム管を被せた凶器により耳を削ぎ落とされ、不意打ちの特殊繊維も独歩の手刀により切られた。
万事休すかと思われたが、胃の中に隠していた手榴弾を投げ付けまたしても逃走する。
その後日本軍の地下基地で戦後米軍に使われていたらしい隠れ家で耳の治療をするが、よせばいいのに加藤の襲撃を受ける。
この時以前2等兵として来日していた事が発覚。「君では無理だ」ともの凄い残念そうに威勢良く挑む加藤に…


ド ン ッ

徳川邸で見たわたしの実力をアテ込んでいるのなら……

気の毒というほか無い

と、これまで使っていなかった中国拳法、更にはグリースを擦り付けた両手にガラスの欠片をまぶし(本人曰くアル・カポネの時代に考案された決闘法)、
凶器完成した状態での容赦無い打撃(自分の手に刺さらないんかは禁句)に加え歌いながら割れた酒瓶を顔に突っ込み捻ると圧倒したが
死の淵に立たされた加藤の中の小宇宙が覚醒。
自分にとっての空手=道具という事を最大限に生かし酒瓶を(足の指で挟んで)被せ蹴られ、
目潰しから金的を含めたラッシュを掛けられ歯を折るという敗北フラグを立て、情けなく降参を懇願するも呆気なく敗れ去った…


パン

ぐにゃり


と思われていたが実は加藤に催眠術を掛けており、これまで戦っていたドリアンは妄想の産物に過ぎないことが発覚。
特殊繊維で首を掻き切り完全勝利、その身体を神心会内のサンドバッグに詰め込んだ。
その後新宿を目指していたが先の行為で神心会門下100万人を本気で怒らせてしまい、周りを完全に神心会関係者に囲まれた状態で遊園地へと連れ込まれる。
関係者の内一人と組み手をするがやはり圧倒、「何百人集まろうが君達は一対一でしかわたしと戦えぬ」と挑発をした後
遊園地のアトラクションでもの凄い楽しむ。

しかしコーヒーカップに乗っている最中加藤の未練を晴らすべく末堂が電撃参戦。
「死んでもいい」と言った覚悟を確かめるべくジェットコースター上で戦おうとしたが、船上用に開発された構え、三戦(サンチン)により末堂の方が有利に。
その直後末堂に組み付いてコースターから飛び降り、ダイレクトに地面にぶつけさせる半面特殊繊維を電燈に絡ませ
地上スレスレでブレーキを掛ける事により勝利。

その後烈、怒り心頭の克己と共に駆け付けた独歩と再戦。
この時40年前中国で五体のみを駆使して一晩で洞穴を彫り上げた男、烈と同じく海王の名を持つ者、怒李庵海王である事が発覚する。
同門対決は許されないと烈が戦線離脱、しかし独歩は気にせず虎殺しの伝説を誰も信じてくれない事を嘆いてから対戦。
切断されていた腕が生えていた(医者の梅澤により麻酔なしで繋げられた)独歩を見て
「わたしも拳法家として応えるのが筋というものだろう」と言葉を残しておきながら胃の中に強酸入りのビンを仕込んであったなど汚さは相変わらず。

だが戦闘中いきなり独歩とは全く別方向を向いて演舞を始めたが、独歩がテストとして飛ばした小石を手の中で砕き、砂状にして吹き散らし独歩の視界を奪う。
と思ったが独歩は気にせず攻撃、あまりの強さに土下座した。




……が、その背後にはドリアンが。
加藤を倒した時と同じく闘争者の頭の中でこうあって欲しい安易な敵を作り出す催眠術を掛け、独歩を殺しに掛かる。





今見ているものを永遠のものとするために

行きなさい

終わりのこない夢の世界へ!!



が、催眠術に掛かっている筈の独歩の蹴りが炸裂。



???


百戦錬磨の末「戦いとは不都合なもの、思い通りにならないもの」という経験が染み付いていた独歩には
なんと催眠術中の幻影であるドリアンの動きと実際のドリアンの動きが完全合致。
いわば術に掛かってる記憶すらない状態の独歩にカカトに刃物を仕込んだ靴で攻撃するも真剣白刃取りで防がれ、フルボッコにされる中「夢をかなえてくれる(敗北を与えてくれる)のでは!?」と喜びながら
、砕かれた歯を飛ばして攻撃するも廻し受けで防御され、左手、胸骨、膝を破壊され、最終的にはまさかの全身包帯まみれ、意識すら混濁しっぱなしで車椅子に乗った加藤が再登場。
医者の制止を全力で振り切り、自分で点滴のチューブを引き千切り戦おうとする加藤に全力でビビり……



わたしの敗けだァァァァァッ



と泣きながら懇願し、決着。身柄は病院へと預けられた。





……が、独歩との戦闘で唯一無事、かつ使われていなかった爆弾が右手首に仕込まれていた事がレントゲンで発覚。
病室に戻された加藤を見届けた後、「けじめ」として独歩宅を強襲し、妻が攫われたと思い激怒した独歩の顔面に振り向きざまに爆弾をぶつけ、
失神に追い込む。

そして意気揚々と路上を歩いていたが烈に遭遇。
そこで自分が敗北を望んでいたにも関わらず一度も勝っていない事を告げ、喜劇だと笑う。
烈に勝ちたいと小さな願いが生まれるも烈の拳が飛び………




気付いていたよ烈 海王

わたしこそが敗北者だったのだ


勝利に彩られていたハズの

わたしの人生が




その実、暗黒に満ち――――――……ッッ





パパがね…2つしかくれないの……………キャンディ…
ボクは…たくさん欲しいのに……………


最期には烈に完全敗北し、今までの矛盾した人生に精神が耐え切れず自我が完全に崩壊、幼児退行を引き起こしてしまった。
この会話から察するにそうとう貧乏な家庭の出身だったんじゃないかとかファンには言われている。

そのまま死刑囚編からフェードアウト、かと思いきやオリバに引き連れられそのままの状態で大擂台賽に出場。
楊海王に挑むも、まともに戦えるはずもなく呆気なく負ける。
しかしながらダメージはほとんど受けておらず、楊との本質的なレベル差を感じさせている。
尚、この時オリバとキャンディ越しに濃厚な間接キスをした。






追記・修正はキャンディを舐めながらお願いします

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