デュラン(聖剣伝説3)

登録日:2011/04/03(日) 17:23:23
更新日:2024/04/14 Sun 10:15:35
所要時間:約 4 分で読めます



あの紅蓮の魔導師に勝つためなら、
なんだってやるぜ。

デュランとは、ゲーム『聖剣伝説3』の登場人物。
6人の主人公のうちの1人。

■概要

【プロフィール】
年齢:17歳
身長:175cm
体重:70kg
武器:剣
CV:江口拓也(リメイク以降)

「草原の国フォルセナ」で暮らす傭兵。
かつてフォルセナの国王である英雄王リチャードとともに竜帝討伐に向かい死亡した、「黄金の騎士」ロキの息子。
母親のシモーヌはデュランが幼い頃、病のためこの世を去っている。
現在は、伯母ステラと妹ウェンディとの3人暮し。

剣の国フォルセナで若手の中ではNo.1の実力を持つ。彼のテーマ曲のタイトルも「whiz kids」(若手のやり手。神童。麒麟児。実業界ですいすいと成功していく、若手の大物。青年実業家…の意味)となっており、才能に溢れ、未来を期待される若者。

気性が荒く、粗暴な態度で危険人物として周囲からは避けられがち、と説明書に記されている。
しかし実際プレイしてみると特に恐れられたり疎まれたりする事もなく*1傭兵仲間や酒場のお姉さんの態度は親しげで、妹の友達には憧れられたり、近くの家の爺さんや婆さんには「デュランちゃん」と呼ばれたりと知人には普通に愛されている。

誠実で真面目な面もあり、英雄王への忠誠心は高く、普段は口の悪さが目立つが謁見の間での王への敬語は完璧。
短気で猪突猛進だが、根はいい奴である。
王によるとプライドが高すぎる所があったとの事。
デュランの父ロキは剣の国フォルセナで剣術の達人であり王の親友、世界を恐怖に陥れた竜帝退治の英雄というフォルセナではあまりに偉大な存在な為、
デュランは城下町でも父親のように成れと言われる事も多く、実際父親に負けず劣らずの才能を剣術で発揮していた。
旅の理由を説明する際に「オレは剣術しか能がねえ…オレのオヤジも剣士だった…その剣が、魔法の前にかくも無力だとすると、オレはこれから、何を信じて生きていけばいいのか、わからなくなっちまう…」と発言するほど、自分を追い込んで生きてきたからこそのプライドの高さだったと思われる。

デュラン本人も公式インタビューでお墨付きのファザコンなため「子が親を超える」「才能と挫折」「成長」は物語を通して大きなテーマとなっている。

気が強く負けず嫌いで、ジャドの牢屋で会った際には本人曰く「ビースト兵に寝込みを狙われて捕まった」らしく、余程悔しかったのか見張りの兵士には「ケモノ臭いぞ!」と盛大な挑発をお見舞いして牢を開けさせている。
元々この見張り番自体がかなりマヌケではあるが。

更に、仲間の編成次第*2ではジャドのビースト兵を他の逃げ遅れた市民と共に撃退した後、彼らが使っていた移動用の鳥を一羽奪って(=脚に掴まって)ジャドからフォルセナまで飛んできたことが判明する。
大暴れして対等に渡り合った挙げ句に鳥まで手懐ける辺り、本来なら獣人とは結構気が合うのかもしれない。
同じく脳筋だからとか言っちゃダメ。

リメイク版では各地の過酷な環境をトレーニングの一環として捉えがちな「修行バカ」というキャラクター付けがされている。
彼の旅の目的は基本的に強くなることなので、旅=修行と言っても差し支えないのだろう。俺より強い奴に会いに行く人と気が合いそうである。
またイベントでも信念を見せる熱い台詞がいくつか追加されており、熱血王道主人公らしさが増している。
紅蓮の魔導師との決戦の際のやり取りは必見。


【旅立ち】

草原の国フォルセナで年に1回開かれる剣術大会にて、デュランが優勝した*3その日の夜、突如「魔法王国アルテナ」の「紅蓮の魔導師」が現れ、城を襲撃する。
城の警備にあたっていたデュランは紅蓮の魔導師に挑むも、彼の強力な魔法によりまったく歯が立たず、惨敗。
城の警備についていた同僚はデュランを除き全員殺され、かろうじて命拾いしたデュランもプライドをズタズタに打ち砕かれ、自信を喪失してしまう。
自らを打ち負かし自国を愚弄した紅蓮の魔導師を倒すため、もっと力を得たいと考えたデュランは城下町の占い師から教えてもらった「クラスチェンジ」の方法を探すため「聖都ウェンデル」を目指して旅に出る。

【余談】

女性主人公のひとりのアンジェラとはアルテナ出身ということもあり、ストーリー中で衝突することが多い。
ただ、デュランを主人公にしてアンジェラをパーティーに入れていない場合、終盤のイベントでアンジェラがデュランに惚れたような仕草を見せる。
エンディングでのアンジェラの「魔法より素敵なもの」発言の優先順位もデュランがトップ。
しかしデュランはどのパターンでも旅の間中アンジェラの好意にはまるで気付いていない。

デュランがパーティーにいると、旅立った後はフォルセナにある自宅には入れなくなってしまう。
(他のキャラクターで入ろうとしてもデュランに止められる)
これは、デュランが紅蓮の魔導師を倒すまでは家には帰らないと決めているため。
デュランがパーティにいない場合は自宅に踏み込むことができ、ブラコン気味の妹が健気に旅に出たデュランの帰りを待ち続けている様子が確認できる。
幼いながらもできた妹である。
また、リメイク版ではステラ伯母さんからリンクアビリティ「生活の知恵」(戦闘中の回復アイテム効果量10%UP)が手に入る。
逆にデュランがいる場合はフォルセナ城襲撃後に城のブルーザーからリンクアビリティ「我流奥義」(必殺技使用時、攻撃力アップの効果を得る)を入手できる。


デュランは魔法を唱えるとき、どんな場所でも剣を地面に突き立てる動きをする。
そのため、フラミーに乗って戦う風の神獣ダンガード戦では、彼が魔法を唱えるたびにフラミーの頭に剣を突き立ててしまう。
別にフラミーにダメージを与えたりはしないのでゲームの進行に問題はないが、見ていて痛々しい。

■性能

【初期ステータス】

オリジナル版
力:6
素早さ:4
体力:5
知性:2
精神:2
運:2

卓越した「力」を持ち、大剣から繰り出される一撃の重さは6人中トップ。
HPも防御力も高く、敵の物理攻撃に打たれ強い典型的なパワーファイター。
防御力が高い敵にも安定してダメージを与えられる高い攻撃力を持つ。
ただ、ケヴィンが一度のボタン入力で二回攻撃ができ、攻撃力が増す獣人化等の能力があるため、適正レベルと装備で戦闘している場合一度の攻撃で与えられるダメージ量を比較すると、ケヴィンの方がやや上*4
だがリーチや攻撃範囲はデュランのほうが広く(剣なのに何故か槍のリースより広い)命中率、防御力も抜きん出ているので、ヒットアンドアウェイの戦法で確実に敵を倒していける。
一方で「知性」「精神」は低く、魔法攻撃に対する抵抗力は弱い。

リメイク版(A〜E評価、Aが最高)
力:B
守:A
知性:E
精神:D
運:C

防御、攻撃力、自身・味方のサポートと揃っており、致命的な弱点もない器用万能型である。
リメイクにあたり、各キャラのステータスが見直され、トップだった力の値はケヴィンの後塵を拝する形となったが、
闇にクラスチェンジすると攻撃系のアビリティを多く覚えるため、最終的には攻守共にトップクラスの値になる。

特に守に関しては他の追随を許さず、敵のターゲットを自らに向ける挑発などの特殊なアビリティも覚えるためタンク的役割を新たに得た。
広めのリーチの割に攻撃の発生も速めで、前衛としての能力は申し分ない。
相変わらず知性や精神は低く魔法は不得手である。
ただし育成による精神の伸びしろは高くポイントをしっかり振ると、不得手とは言えない数値になる。

操作感が素直で打撃も強く、広い範囲で敵を吹っ飛ばせるため混戦に強い。ボス・ザコともに対応しやすいため初周の主人公にピッタリである。
闇に進めば高い攻撃力、光に進めば補助・防御・回復に特化し、パーティのメンバーによってサポート型にするか攻撃型にするか柔軟に対応させやすい。


【クラス1】

  • ファイター
必殺技:十文字斬り

鎧をまとい、剣を手に戦いに身を投じる戦士。
高い攻撃力で、とにかく敵を斬って斬って斬りまくる。
このクラスでは魔法は一切覚えないため、「力」「体力」以外のステータスは上げる必要はほとんどない。

リメイク版では敵のターゲットにされやすくなる「挑発」と通常攻撃のアーマー破壊力が50%上昇する「アーマーブレイク」が最大の特徴。
最前列に立ち後ろの味方を護る切り込み役として非常に優秀。

必殺技は敵にステップで踏み込み、縦切り→横切りの2連斬を放つ。
横斬りの範囲が抜群に広く、真横より少し後ろまで届くため敵陣に突っ込んでぶっぱなすのに最適な高性能技。
この技のおかげでデュランは序盤から集団戦を全く苦にせず戦える。
リメイク版で手に入るブルーザーのリンクアビリティ「我流奥義」(必殺技使用時、攻撃力アップの効果を得る)とも相性抜群。さすがライバルである。


【クラス2】

  • ナイト(光)
必殺技:三段斬り

名誉と誓いを重んじ、誇りの為に剣を振るう騎士。
光のクラスに進むと盾を装備することができるようになる。盾を装備するとSFC版では「回避率」が大きく上昇。(防御力ではない)
また、HPを回復する魔法「ヒールライト」を習得でき、仲間を助けることができるようになる。
シャルロットが不在の場合、かつケヴィンを闇にする場合はこちらを選ぶといい。ポトの油でいいとか言わない。
必殺技の三段斬りは名の通り三連続で斬り裂く技。対象は敵単体。

「グラディエーター」と比べると攻撃力では劣るが、守備面ではこちらのほうが上。

リメイク版の固有アビリティは戦闘開始10秒間防御力が10%上昇する「やせ我慢」。
盾は防御力が上がるようになったためより硬くなった。
ダメージを受けると30秒間攻撃力が15%上がる「反撃Ⅱ」も習得するため、
攻守ともにバランスの良い能力を持つオールラウンダー。

必殺技は前方に突進し、ヒットした相手をロックして3連斬りを決める。
ロック技なので一発当たれば全段確定かつ一時的にボスの動きを止められるのが嬉しい。
反面複数にはほぼ当たらないので雑魚戦では使いづらい。十文字斬りで対応しよう。

  • グラディエーター(闇)
必殺技:旋風斬

名誉や信頼よりも戦いで力を示す事に価値を見出す剣闘士。
土・風・水・火のセイバー魔法(武器に属性を付加する魔法)を習得でき、敵の弱点を突きやすくなる。
アンジェラやプリーステスのシャルロットが不在の場合はこちらを選ぶと神獣との戦いがいくらか楽になるだろう。ツメでいいとか言わない。
必殺技の旋風斬は剣ごとグルグル大回転して斬り刻む内容になっている。対象は敵全体。
「ナイト」とくらべると攻撃力に特化したクラスである。

敵のアーマーナイトがこのクラスに相当。
セイバー魔法は使わないが、威力の高い旋風斬を使ってくる。
初めに遭遇する全体必殺技持ちの雑魚敵ということもあり、頻度は低い。
ちなみに、プロローグの対戦相手であるブルーザーもアーマーナイト(レベルは1)である。こちらは流石に旋風斬は使ってこないが。

リメイク版の固有アビリティは戦闘開始後10秒間攻撃力が10%上昇する「闘志」。
開幕から必殺技ぶっぱで敵を倒していくのに最適なアビリティ。
セイバー魔法に与ダメージ上昇の効果を付与する「アタックセイバー」、弱点属性での攻撃の与ダメージを上げる「弱点特効」といったアビリティを覚え、よりセイバー魔法で弱点を突くことに特化したクラスになっている。

必殺技は前方広範囲を竜巻で滅多斬りにする、クラス2の必殺技では1・2を争う高性能技。
雑魚の群れをまとめて薙ぎ払えるため面倒な雑魚が出たらぶっ放していこう。
敵が使ってくるものも性能が落とされているもののやはりかなり危険な代物。
こちらも必殺技を使って無理矢理中断するか、急いで離れてやりすごそう。


【クラス3】

  • パラディン(光光)
必殺技:閃光剣

弱き者の為に戦う聖なる騎士。
このクラスになるには「聖騎士の証」が必要。

光属性を付与する魔法「セイントセイバー」を覚える。ストーリー終盤に多く出現する闇属性の魔物にとくに有効。
必殺技は敵全体を対象に剣を掲げて光を放つ「閃光剣」。ゲーム中でこの必殺技を使えるのは「パラディン」になったデュランのみ(他の必殺技は一部の敵も使用することがある)。
公式イラストでは白銀の鎧を身にまとい、鎧と同じ剣と盾を携え力強く微笑む姿が描かれている。
青臭さと無鉄砲さが残る「ファイター」の頃に比べると、心身ともに立派に成長している印象を受ける。
そこ、ロードス島戦記のパーンって言うな。

リメイク版の固有アビリティは光・闇属性のダメージを10%軽減する「光の加護」。
セイントセイバーと同等の効果を持つパーパポトの爪が店で買えるようになったため、セイントセイバーの価値が大きく下がってしまった。
最大の特徴は味方のダメージの3割を肩代わりする「守護」とHP50%以上時の戦闘不能を防ぐ「奇跡」。
「守護」で自身のHPを削り「ピンチアタックII」で攻撃力に変換して反撃する、防御と反撃に特化したクラスになっている。
肩代わりできるHPがない場合、守護は発動しないためこれが原因で戦闘不能になることはない。
また守護によるダメージでダメージSP+、反撃のアビリティは発動しないのでその点は留意が必要。
次に「奇跡」だが、ハード以下の難易度の場合HP50%以上のダメージを受けることはあまり無いため価値は高くない。
「奇跡」の価値はベリーハード以上の難易度で発揮され、その際は同クラスで取得できる「HP自動回復Ⅱ」「ヒーリング」でHPを50%よりも高い状態を維持すると良い。
必殺技は剣を高く掲げ、光で周囲広範囲を吹き飛ばす「閃光剣」。
演出が極めて短く、種を求めての雑魚狩りや複数の青ゲージ破壊に特に威力を発揮する。
総じてアビリティそのものよりも非常に使いやすい周囲広範囲必殺技の強さに支えられたクラスといえる。

  • ロード(光闇)
必殺技:魔法陣斬

己を信じ、頼る者のために戦う秩序の守護者。
このクラスになるには「君主の証」が必要。

「ヒールライト」を味方全体にかけられるようになり、ステータス異常を治癒する魔法「ティンクルレイン」も会得する。
必殺技の魔方陣斬は敵を魔法陣ごと斬り裂くのだが、対象が敵単体のみという点がネックか。ただし、最終的な攻撃力は「パラディン」よりやや上となる。
このクラス専用の装備品「ちかいの盾」は、装備すると幾つかのステータス異常を無効にする便利な効果を持つ。
「こんごうの盾」は倉庫に入れると消滅するというバグがあるので注意。
ゲーム上では金色の鎧で、父親である黄金の騎士ロキを彷彿させる(リメイク版だとさらにそのイメージが強い)。
…なのだが、一部媒体の画面写真ではナイトと同じ色になっている事が多々あった。何故。

リメイク版の固有アビリティは戦闘中の回復魔法が20%の確率で2倍回復する「聖域」。全体にかけた場合個別に判定させる。
システム変更により「全回復するまで特定の特技/アイテムを使用する」コマンドができたことで操作キャラなら2ボタンで全員を即座に全回復できるようになった。
アビリティも全員のステータスを上げる「攻撃アップオールII」「魔攻アップオール」「防御アップオール」と入れて損のないものが揃っている。
突出して強いわけではないが、全体回復ができ敵を選ばず戦えるため快適な旅をすることにかけては右に出るものがないクラスとなっている。
誓いの盾の一部異常耐性も便利だが、リメイク版は異常耐性をつけるアクセサリがあるので原作ほどの優位性はない。

必殺技は魔法陣で拘束して滅多斬りにする、三段斬りの上位版。
丸かぶりなのでおそらく三段斬りはここでお役御免になるだろう。
説明には単体と記されているが、実は魔法陣自体に攻撃判定がある為、ダメージ確定時に魔法陣にいる敵ならダメージを与える事ができる範囲技だったりする。
挑発に釣られた敵が巻き添えを食らう光景が稀によくある

敵としてはシルバーナイトが相当。なぜこっちはシルバーなのか。
ヒールライトで回復してくるが頻度はそれ程でもなく、必殺技の魔方陣斬も威力こそ高いが単体ということもあり危険度はかなり控えめな部類。

  • ソードマスター(闇光)
必殺技:真空剣

激戦の渦中にその身をおき、己の剣のみを信じ修羅の道を進む孤高の剣客。
このクラスになるには「剣匠の証」が必要。

「グラディエーター」で習得した4属性のセイバー魔法を一度に味方全体にかけられるようになり、武器にMP吸収効果を付ける「リーフセイバー」、武器にHP吸収効果を付ける「ムーンセイバー」を会得する。
セイバー魔法の全体付与はそれを覚える頃には使用する機会があまり無いが、木・月のセイバー魔法はかなり有効。
必殺技の真空剣は夥しい数の真空波を剣から放つ。対象は敵全体。

敵としても同名のソードマスターが登場。
単体だが各属性のセイバー魔法と、必殺技の真空剣も使用。
この頃になるとクラス3だけあり必殺技の威力も跳ね上がる他、あの悪名高い開幕で必殺技を使用する凶悪ルーチンも持ち始めるのでマップの切り替え時にはHPに常に気を配るようにしたい。
ワンパンされたら素直にレベル上げと防具を揃えましょう。

リメイク版の固有アビリティは武器性能を15%上げる「剣聖」。
当然装備が強いほど強力になるので、種から最強装備を手に入れたい。
他のアビリティはセイバー魔法に威力強化の効果をつける「アタックセイバーII」に加え、自身の防御力/攻撃力を大きく下げる代わりに攻撃力/防御力を大きく上げる「攻乃型」「守乃型」を覚える。
「攻乃型」とクリティカル率を25%上げる「集中」を合わせ、防御を捨てることで超攻撃力を発揮できるまさに達人のためのクラス。
アタックセイバーⅡによるMP消費は激しいものの属性攻撃が推奨される相手には無類の強さを発揮出来るだろう。
必殺技は前方に真空の刃を飛び道具として連射するもの。
リースの「真空波動槍」と似ているが、こちらは貫通するので集団戦でも使える。
またデュエリストでも同じことが言えるが、リンクアビリティ「半減特効」が魔法で広範囲を攻撃するアンジェラと相性抜群。仲間にいるのなら回してあげよう。

  • デュエリスト(闇闇)
必殺技:大地噴出剣

決闘により相手を倒す事だけに喜びを感じる闇の剣士。
このクラスになるには「闘士の証」が必要。

「力」が全キャラ中トップの数値となる。また、闇属性を付与する「ダークセイバー」を覚える。
ストーリー終盤は闇属性が有効ではないモンスターが多く出現し、この魔法の使い勝手は微妙なところだが、「オーラウェイブ」代わりにすれば、敵の「ヒールライト」を封じながら最強の必殺技を放てる。
その必殺技、大地噴出剣は力を溜めて地に剣を突き刺し、敵全体を爆炎に飲み込む。
公式イラストでは「ファイター」の頃よりも筋骨隆々な肉体に、髑髏柄の兜をかぶった姿が描かれている。
グルグル目玉と共に敵に飛び掛りそうなイメージがあり、いわゆる狂戦士の印象が強い。
ロードス島戦記のオルソンではない。多分。

相当する敵はアーマーナイト系最上位種のダークロード。
開幕ダークセイバーはともかく、攻撃力が非常に高いので大地噴出剣一撃でパーティ壊滅も在り得るトラウマモンスターの一角。
当然開幕で放ってくるパターンもあるため、マルドゥークや含み針が使えるからと言って油断は禁物。

リメイク版の固有アビリティは敵を撃破すると攻撃力アップの効果を得る「アドレナリン」。
店売りアイテムの追加でダークセイバーの価値が下がった。ソードマスターと比較すると攻撃性能は劣り生存性能が優れたクラスになっている。
強攻撃時に自身のHPを減らす代わりに威力を大きく上げる「ペインアタック」が最大の特徴。
その戦闘で受けたダメージに応じて攻撃力が上がる「憤怒」と合わせた捨て身の戦術が持ち味。
より威力の高い強攻撃ほど効果が高くなるので、弱弱弱弱強を確実に決めることと、モリモリ減ってゆくHPを補充する手段が必要になる。
「憤怒」の詳細な仕様としては、発動してもアイコンは表示されず、その戦闘中は永続、一度発動すると天使の聖杯で生き返った後も有効、
難易度ノーフューチャーで聖剣の導きを付けた状態で最初からHP1で戦闘に突入して自分で操作しない場合は被ダメージ0と表示されるものの
内部的にはダメージを受けているらしく発動してくれる、となっているためソードマスターの攻乃型には叶わないが高い攻撃性能を発揮出来る。
何気にレアな「見切りⅡ」を取得できる。
20%の確率でダメージを無効化するアビリティだが、これと「サヴァイブ」を同時併用することで不意の戦闘不能を36%の確率で防ぐことが可能になる。

必殺技は地面に剣を突き刺し、マグマを噴出して前方直線上を攻撃する。
演出は自身の周りにもマグマが発生してるが攻撃範囲は前方オンリー。
ロック技では無く、最初の攻撃判定から2発目までに間があり、移動が速い敵には逃げられることが多い悲しい技…。
ちなみに黒耀の騎士はデュランよりも遥かに広大な範囲を噴出させてくる。
プレイヤーのものより敵のほうが高性能という珍しい必殺技。


【クラス4】

  • セイヴァー(光)
必殺技:光陣剣

光の道を歩み、衆生を救う救世主。
リメイク版で追加された光の最終クラス。

固有アビリティは戦闘中のみ最大HPの30%増しまで超過して回復できる「超回復」。
他を圧倒するHPで最後まで前線に立ち続けることができる。
パーティ全体の能力を底上げすることができる「攻撃アップオールIII」「防御アップオールII」「魔攻アップオールII」を備え、プレイヤーが操作しても、NPCとしてサポートに回っても良い万能選手。

必殺技は地面に描いた光の魔法陣で拘束して高速移動で全方向から切り裂き、トドメに強烈な一撃を加える魔法陣斬のさらなる上位版。
魔法陣斬同様魔法陣にも攻撃判定がある上、魔法陣斬より範囲は若干広めだが、ダメージが確定するまでの演出時間が長いのであまり当てにはならない。
ロード経由のルートだと計算できる複数攻撃は十文字斬りしかなく、集団戦は最後まで十文字斬り頼みになってしまうのが難点。


  • ベルセルク(闇)
必殺技:煉獄斬

闇の道を歩み、獣の如く獰猛に戦う狂戦士。
リメイク版で追加された闇の最終クラス。

クリティカル率を40%上げる「集中II」が非常に強力。
クリティカル時与ダメージを40%上げる「一閃II」と合わせ通常火力が極めて高い。
ソードマスター経由なら「集中」「集中II」「一閃」「一閃II」を装備することでクリティカル発生率+65%、クリティカルダメージ+70%となり闇ケヴィンすら凌ぐ物理火力を実現できる。*5
強攻撃でHPを消費する代わりに威力を40%上げる「ペインアタックII」を組み合わせたクリティカル全力攻撃は上級魔法並みの威力を誇る。
固有アビリティは通常攻撃ヒット時、攻撃力・防御力が2%(最大30%)アップする「バーサク」。
グラディエーターの闘志が時間切れしても高い攻撃力を維持できるようになる。
弱点属性の与ダメージを30%上げる「弱点特効Ⅲ」もあり、セイバーで弱点を突いての物理攻撃にとことん特化したクラス。

反面、防御面では有用なアビリティがソードマスターの守乃型のみである為、攻乃型やペインアタックをつけたままNPCに任せきりだとあっさり沈む。

必殺技は単体相手に剣をブーメラン状に投げた後、闘気を連続で浴びせ続け、戻ってきた剣を手に取り強力な一撃を入れるロック技。
…なのだが、モーションが剣を投げつけ素手で殴り続ける様にしか見えない*6もう煉獄拳でいいんじゃね?
クラス2の旋風斬が雑魚戦、煉獄斬がボス戦に対応しているのでどちらのルートにも対応できる。



追記・修正は剣術大会で優勝してからお願いします。

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最終更新:2024年04月14日 10:15

*1 危険人物っぽい描写があるとすると、スーパーファミコン時代に占いの館にて、占いババアの占い台に飛び乗ったシーン。リメイクではデュランはただ指をさしているだけになっているため、悲鳴をあげるババアのリアクションの方がオーバーな印象に。ただし、机に乗った際のデュランは占い婆に「乱暴者!」と悲鳴をあげられ、どつかれて机から叩き落とされており、トドメに「ヒヨコ剣士が!」と悪態までつかれているため(デュランの方は気持ちがすでに旅立ち計画の方に向いていて、ババアの罵倒をまるで聞いておらず、占いの館を出たらウキウキしている)恐れられているとまではいかず、近所の爺さんにも父親を見習うんだぞと説教されたり、お婆さんにフォルセナ兵なら国をちゃんと守れとクレームを入れられたりと、どちらかというと近所のガキ大将のような立ち位置と思われる

*2 ジャド脱出時にデュランだけ港に取り残されるパターン。後にフォルセナの手前で再会する。

*3 こちらが倒されると対戦相手のブルーザーが突然反則行為をしでかして試合は仕切り直しになる。

*4 同じ二回攻撃のホークアイに関しては攻撃力が低いため、二回攻撃ダメージ合算してもナイトブレード以外ではクラス3闇でもデュランの一撃には劣る

*5 リースのリンクアビリティ「クリティカルアップ」を併用すればクリティカル率はさらに10%上がる

*6 一応素手では届かない距離で攻撃している為直接殴っている訳ではない。