ルーテシア・アルピーノ

登録日:2010/02/08 (月) 15:20:24
更新日:2024/04/08 Mon 10:56:50
所要時間:約 6 分で読めます








紫髪の長髪と額の紋章、あとゴスロリ風の服が特徴的な少女。
ゼストとアギトの三人で行動しているが、彼らがスカリエッティを嫌っているのに対して、彼女はさほど嫌っていないらしく「レリック」絡み以外でも手を貸したりする。

近代ベルカ式魔法の他、ベルカ式ベースの召喚魔法を操り、
キャロの「ケリュケイオン」に似たグローブ型のブーストデバイス「アスクレピオス」を使用している。

ランクは10歳だったJS事件当時でS。
どっかの3に匹敵する早熟キャラである。

スカリエッティにはゼストと共に「レリックウェポンの実験体」と呼ばれている。
とある理由で「11番のコア」を探している。

多分シリーズで一番多彩な呼ばれ方をしている。

ゼスト→ルーテシア
アギト、ヴィヴィオ→ルールー
ナンバーズ→お嬢様、お嬢
キャロ→ルーちゃん
エリオ→ルー
シャンテ→ルルっち
はやて、ファビア→るー子



以下ネタバレ




















管理局局員時代のゼストの部下メガーヌ・アルピーノの娘。
母親と同じく人造魔導師の適性があったため、最高評議会の根回しによりスカリエッティに実験体として招かれた。
彼女が11番のレリックを探すのは母親を起動させるのに必要なため。しかし実際はルーテシアを利用するための方便であったようだ。
サウンドステージ02ではナンバーズの眼鏡にエリオとキャロ対する嫉妬心に似た対抗意識を芽生えさせられた。

エリオモテまくりである。まあそういう対抗意識じゃないけどね。
そんなわけで焚き付けられた通り、最終決戦ではエリ&キャロと戦闘になる。

彼らの説得によって一時迷いが生じるが、スカリエッティに仕込まれていた条件付けをクアットロに起動されて感情が暴走。
自身の究極召喚である白天王でキャロのヴォルテールと怪獣大決戦を繰り広げる。

敗北後、協力の姿勢を見せた一部ナンバーズと同じく海上隔離施設で更生プログラムを受ける。
出所後は魔力を大幅に封印され無人の次元世界「マウクラン」で管理局の保護観察を受けている。
その世界で意識を取り戻した母親やガリューらと穏やかな生活を送っている。


魔法/召喚獣(虫)

ベルカ式ベースの召喚魔法を使う。竜を召喚するキャロとは違い、こちらは虫の特徴を有した召喚獣が多い。
ブーストデバイス「アスクレピオス」は母メガーヌが使用していたものをクアットロが調整したもの。
作中ではガリューとの絆が強く描かれていたが、実際はどの召喚獣とも心を通わせている。彼(?)らとの出会いには何かドラマがあったのか本人は多くを語らない。
ちなみに地雷王と白天王に名前を付けたのはルーテシア。……アギトの時といい、漢字のような響きが好きなのだろうか。あと~王とか。

召喚士は転送魔法のエキスパートでもあり、作中では遠隔で多数のガジェットドローンを召喚して奇襲を仕掛けた。
召喚以外では、誘導型ダガーを飛ばすどちらかと言えば魔導師寄りの戦闘スタイルで、接近戦をするシーンはない。
空中に浮くことは出来るようだが、さすがに空戦となると難しいのかフリードに乗ったキャロを相手にした際にはガジェットⅡ型の上に乗って戦っている。

レリックウェポンの実験体(人造魔導師)として膨大な魔力を持っており、普段は管理局からの探知を避けるために魔力リミッターを掛けている。
リミッターを解除した際にはシャマルや機動六課ロングアーチ陣が「大きい」と戦慄するほどの魔力反応を検知、後の情報でSランクと表記されている(空戦・陸戦・総合の表記は無いため、単純な魔力ランクと思われるが詳細は不明)。
魔力そのものを利用したことは少ないが、魔力を衝撃に変換して撃ち出すという単純な「衝撃破」でもかなりの威力を持ち、ただの一発でキャロをエリオ諸共吹き飛ばし、ヴァイスに重傷を負わせている。

『ViVid』ではインターミドルの大会規定の関係か、試合では召喚は使わず完全な純魔導師型の戦闘スタイル。
ヴィヴィオと同じく魔法はミッド&ベルカのハイブリッドとなっており、試合内容が描写されたシーンは少ないが多彩な技を駆使するとされる。
魔法名からフェイトやはやてから教わったと思われる魔法も使い、ソニックムーブと思われる高速機動魔法も使用した。

  • インゼクト
翅がある画鋲といった見た目の小型召喚虫。指先に乗るほどの小ささでかなりの数を同時召喚できる。
哨戒や探索が主な役目だが、射撃魔法代わりにインゼクトが体当たりをしかけ攻撃できる他、翅には切断力があり、サイズが近しいリィンフォースⅡにはすれ違っただけで脅威となる。
機械の内部に寄生し操作系を奪取する「シュテーレ・ゲネゲン」という特徴的な能力を持ち、作中では無人機であるガジェットドローンの操作を奪い、機敏な動きで機動六課を翻弄した。
『ViVid』では瞬時召喚から多数で取り囲み、ネットを放出して相手諸共壁に貼り付けする「キャプチュード・ネット」という魔法も披露。やっぱり画鋲か……

  • ガリュー
二足歩行し鎧状の筋肉質な外骨格を持つ人型召喚獣。マフラーをしているが、これはルーテシアに貰ったものらしい。
高い知性と戦闘力を持っており、当時でBランク以上の魔導師・騎士を多数相手取っても一歩も引かない戦闘を見せた。
昆虫を思わせる特徴とマフラーの組み合わせが何となく某特撮ライダーを連想させるがたぶん関係ない。----某運命のライダーと某特撮ライダーの組み合わせ

言葉は発しないがルーテシアとは互いに強い絆で結ばれており、命令とは別に自らの意思で彼女を護ろうと行動する。
体内に皮下組織や骨格を変形させて発生する様々な武装を内包しており、上手首部に巨大な鉤爪を発生させる武装が印象深い。終盤には暴走に近い発露であるが武装の全開放状態も見せた。
魔導師ではないが、生体機能として魔力を扱うことができ、作中では透明化する環境迷彩や、衝撃と轟音を発生させる魔力弾を放った。

最終決戦ではルーテシアの暴走に迷いながらも戦い続け、エリオの紫電一閃(という名のパンチ)に敗れる。
ルーテシアが沈黙し、他の召喚獣が暴走する中でガリューだけはルーテシアを守るためにエリオ達に協力した。

  • 地雷王
ある無人世界の山岳地帯に生息する巨大虫。頭部には巨大な角を持ち、翅を広げれば飛行も可能。
放電と震動で地震を発生させる能力を持ち、空洞のある地形の真上で召喚すれば崩壊させることが可能。角からは雷撃を放つこともできる。
多数で地震を発生させることでその地形一帯を崩壊させる使い方もあり、これで聖王のゆりかごの復活を補助した。

  • 白天王
ルーテシアの究極召喚。白い外骨格が特徴的な巨体であり、キャロのヴォルテールに匹敵する戦力。
管理外世界における「第一種稀少個体」という、同種の存在も繁殖形態も判明していない非常に珍しい生命体。神獣と表記された資料もあり、知性も持つ。
見た目からハクオロさんやらウィツァルネミティアやらと呼ばれる。

  • ドーデス・ドルヒ
魔力で簡易誘導機能を持たせた紫色のダガーを召喚・射出する。
現状ではほぼ唯一のベルカ式らしい魔力付与攻撃である。

  • クラウソラス
掌に生成したスフィアから照射する魔力砲。八神家の秘蔵っ子として紹介された直後に使用したため、おそらくはやてかリィンの直伝。

  • フォトンパレット
主にテスタロッサ家が使用する「フォトン」系の魔法。単純な単発魔力弾で、場のノリに合わせてか投球フォームで使用した。

  • プラズマシューター
インターミドルの地区決勝はこれでフィニッシュしたという。

  • リフレクトミラージュ
『ViVid』のアニメ版で使用。多数の魔力弾を相手の周辺に展開した魔方陣で反射させ全方位に攻撃する。


その後

StrikerS サウンドステージXの頃は回復した母メガーヌの影響なのか非常に感情が豊かになった。
勉学にも励んでおり、古代ベルカ語の翻訳は聖王教会からも評価されている。


そして続編である『ViVid』でもメガーヌとガリュー共々登場するが……




もと六課のみなさんもヴィヴィオ達も!

我が家にどーーーんとおいでませーー!!



そこには読者が困惑するほどすっかり元気になった彼女の姿が!

ヴィヴィオ達に練習合宿の場を提供。コロナのデバイス『ブランゼル』もルーテシアが作成した。
ついでに時空管理局の嘱託魔導師になっている。
ベルカつながりか、八神家との交流も多く、リイン曰く「うちの秘蔵っ子」。
年齢は14歳になっているが、キャロとは対照的に身体的にも早熟な様である。
果たして16歳となったForceの時系列ではどうなってると言うのか。

建築に興味があり自宅近辺を改造しまくっている。自宅はもはやホテルアルピーノと呼ばれるほど。劇場版公開に向けて映画館も作ろうとしている。
それ以外でも管理局を差し置いてなのはvsヴィヴィオの親子対決のための試合環境を整えたりもしており、話のきっかけから舞台制作までこなすViVid屈指の進行役に成長?した。
魔法戦、読解力、建築と異常な多才ぶりは、シリーズで右に出る者がいないのではなかろうか?

ViVid』ではバリアジャケットを一新。
従来のドレス調の物をベースにスカートの正面が大きく開いたデザインとなり、へそ出しレオタード調のアンダーが丸見えな露出度の高めなデザインとなった。

その年のインターミドルに選手として出場した。
インターミドル選手としても、純粋な魔導師の選手は珍しいらしい。
ヴィヴィオアインハルト、その他有力選手が続々脱落する中、彼女は都市本戦まで勝ち残っている。
しかも切り札の召喚術は(おそらくだが)使っていない。
まだ魔力封印が続いているのかは定かではないが、かつて六課と戦った実力は伊達ではないというところか。
ただし、都市本戦まで来たら本職の子たちを相手にするのは流石に厳しいだろうと自己分析している。

ViVid Strike!』でもナカジマジムの合宿所としてアスレチックフィールドを提供している。

StSの頃と比べての変化については、ViVid第2巻の都築先生のあとがきによると「特に何もありません、もともとこんな子」との事。
変わり過ぎと思うのだが……。
まぁStSのサウンドステージでは食事前の手洗いを「正直めんどくさい」と自堕落な面があったり、リリカル歳時記では徐々に声が大きくなっていることが語られたりと、内面は変化していないということなのだろう。----多分


劇場版のコメンタリーでシグナム達にも性格の変化を突っ込まれたが、自分は昔から変わっていないと答えている。
さらにアルフの声モノマネが得意なようだ。まぁ……、そりゃ似てるだろう。


追記・修正どーんとおいでませー!!!
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最終更新:2024年04月08日 10:56
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