轟轟戦隊ボウケンジャー

登録日:2011/05/13 Fri 13:12:27
更新日:2024/04/09 Tue 17:08:53
所要時間:約 7 分で読めます






命がけの冒険に、今日も旅立つ者がいる。

密かに眠る危険な秘宝を守り抜くために

あらゆる困難を乗り越え進む、冒険者達!

画像出典:轟轟戦隊ボウケンジャー
(C)2006 テレビ朝日・東映AG・東映


果てなき冒険スピリッツ!

轟轟戦隊!

ボウ!!



『轟轟戦隊ボウケンジャー』とは、2006年2月19日から2007年2月11日までテレビ朝日系列で放送されたスーパー戦隊シリーズ第30作。
第30作記念作品であり、敵キャラなどのデザインは歴代戦隊のメカやロボをモチーフとしている。
ナレーションは昨年まで同局で放送されていたハジケアニメと同じく太田真一郎が担当。

なお誤解されやすいが、今作は“ 第30作 記念作品”であり、“30周年 記念作品”ではない。


【概要】

本作品ではタイトルの通り「冒険」をテーマとしており、活動の目的も敵と戦う事ではなく、あくまで「プレシャス」という秘宝を回収する事となっている。
そのため話によってはボウケンジャー側が悪にしか見えないような状態になる。一応チーフのおかげで大分中和されているが。
(プレシャスを取られないために遺跡ごとぶっ壊そうとする、モノが違ってもプレシャスなら構わないなど)

また、敵組織が同時に複数存在するなどの新機軸も取り込んでいる。
冒険者達とメンバーをモーフィングさせたOP映像は歴代でも屈指のカッコよさ。

Vシネマはシリーズ第25作の『百獣戦隊ガオレンジャー』と同様、歴代戦隊とのクロスオーバーとなる『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』が制作・発売され、前作『魔法戦隊マジレンジャー』とのクロスオーバー作品は制作されなかった。

「47戦隊47都道府県」では長野県を担当。
森や遺跡など、冒険を思わせる要素が多いからであろうか。


[ストーリー]


いつの時代も、未知の世界を求めて旅立つ者がいる…

人は彼らを、冒険者と呼んだ。

地球に眠る、大いなる力を秘めた古代の秘宝…それがプレシャス。
世界を滅ぼすことも容易いプレシャスを狙う者は多くいる。

民間団体・サージェス財団は、プレシャスを回収しネガティブシンジケートなど悪の手に渡らないよう保護・管理するための精鋭部隊を結成した。
彼らこそがそのプロフェッショナル、轟轟戦隊ボウケンジャーである。



[登場人物]


▼サージェス財団


人類にとって貴重な"お宝"、後世に受け継ぐべきもの(器物として保管できれば本当にどんなジャンルでも。いわゆる骨董品から生物まで、何でも対象)を収集・保管・維持管理する民間組織がサージェス財団である。
正式にはSearch(探す)、Guard(守る)、Successor(受け継ぐ)の略でSGS財団と表記する
そしてサージェス財団の集める対象となりうる器物のうち、「悪用されるとマズい事になる」ものは特にプレシャスと呼ばれている。このプレシャスに対処する特別チームのうち、日本支部に常駐しているチームが我らがボウケンジャーである。
ただしあくまで「対処する」であり、毎回なんとしてもプレシャスを回収・確保するわけではない。
財団でも手に負えないようなプレシャスである場合は破壊指示が出るし、プレシャス側の事情によっては記録だけ取ってそのままにするのが認められる事もある。
「ヒカル先生のランプと魔法猫スモーキー」*1などがわかりやすい例だろうか。

ちなみに「プレシャスではない(悪用されても言うほどの危険性はない)」宝物はサージェスミュージアム(文字通り「財団の運営する博物館」)で一般公開されている。そのため実はサージェス財団としてなら一般の知名度はかなり高く、獣拳戦隊ゲキレンジャーVSボウケンジャーでもゲキレンジャー側がこの財団の存在は知っていた描写がある。
ここの学芸員の仕事を手伝うのも、ボウケンジャーの大事な任務である。

なおメンバーの名字は過去日本で「冒険」に挑んだ人々に由来している。


明石暁/ボウケンレッド(演:高橋光臣)
「熱き冒険者!ボウケンレッド!」

24歳。ボウケンジャーのチーフ。
詳しくは当該項目にて。
名字の由来は明治時代世界を股にかけ諜報活動に挑んだ軍人「明石元二郎」(司馬遼太郎作の小説『坂の上の雲』等に登場)。


伊能真墨/ボウケンブラック(演:齋藤ヤスカ)
「迅き冒険者!ボウケンブラック!」

21歳。皮肉屋であり、相手に対して素直になれない事もあるが、気絶していた菜月を助けて仲間にする等根は優しい。
早い話がツンデレである。
明石と同じく、元はトレジャーハンターであり大人のトレジャーハンターたちにこき使われていた。
そのせいか、同じトレジャーハンターだった明石には対抗心を持っており、事ある事に明石をライバル視していた。
ボウケンジャーに入ったのも不滅の牙こと明石に挑戦する為であり、Task1.で彼らを出し抜いてゴードムの心臓を回収したが、その際ゴードム文明に1人では太刀打ちできなかったことやその実力を見せつけたことで却って明石の興味を引いたこともあって危なくなった所を助けられたことにより、いつか明石を見返すことを目標に正式にボウケンジャーとなった。
ヤイバの策にハマり終盤で闇堕ちする。
名字の由来は江戸時代日本地図作成のため奮闘した「伊能忠敬」。


最上蒼太/ボウケンブルー(演:三上真史)
「高き冒険者!ボウケンブルー!」

21歳。非常に柔和な物腰だが、元はスパイで、スリルを味わうために、罪悪感も持たずに無数の企業や国家を崩壊させたが、ある事件を境に自身が知らぬ間に多くの人々を傷つけていた事、自分が追い求めてきたスリルには何の価値もないことに気付きボウケンジャーとなる。
女性に優しく、ギターを嗜む。
名字の由来は江戸時代蝦夷地を旅した「最上徳内」(『風雲児たち』に登場)。


間宮菜月/ボウケンイエロー(演:中村知世)
「強き冒険者!ボウケンイエロー!」

19歳。ツインテールの天然ボケ少女であり、一人でダイボウケンに乗り込み、傍から見たらまるでコントの様に敵を他のメンバーごと踏み潰そうとした事もある。
2年前にある遺跡で気を失っていたところを真墨に助けられてからは、真墨とともに行動していた。
真墨と出会うまでの記憶が一切なく、唯一の手がかりである腕輪を調べ、過去を取り戻すためにボウケンジャーに加入する。
なお、その腕輪を見たガイは何か訳知り気に反応していたが……?
記憶喪失なことや、ボウケンジャー加入まで真墨と冒険しかしてこなかったことから、結構な世間知らずであり、真墨曰く一人で電車に乗れないらしく、知らないチャラ男達のナンパにもほいほいついて行ってしまう等、思考と行動パターンはかなり幼い。
中盤で彼女の本当の姿が明らかになるが…
名字の由来は間宮海峡を発見し、伊能忠敬の地図作成に協力した御庭番「間宮林蔵」。


西堀さくら/ボウケンピンク(演:末永遥)
「深き冒険者!ボウケンピンク!」

22歳。ボウケンジャーのサブチーフです。世界有数の資産家である西堀財閥の一人娘でしたが、やりたいことを見つけるために陸上自衛隊に入隊し、特殊部隊を経て射撃のオリンピック候補にまで登り詰め、明石チーフにスカウトされてボウケンジャーに加入しました。
私自身は甘党なんですが、演者は甘い物が嫌いなんだそうです。
普段はお堅い性格ですが、任務をミスした自分に対して「これじゃボケピンクです…」と言ったり、37話で任務とは言えフリフリのアイドル衣装を着てノリノリで演じた事もあります(これについては流石に嫌だったのか、任務が終わってから他のメンバーにいじられて泣きそうになっていた)。
ちなみにチーフLOVE。
名字の由来は昭和時代の科学者兼登山家「西堀栄三郎」。


高丘映士/ボウケンシルバー(演:出合正幸)
「眩き冒険者!ボウケンシルバー!」

第17話から登場。本来は先祖代々アシュを監視・殲滅してきた高丘流の一族の末裔であるが、実はアシュと人間のハーフであり、彼がボウケンジャーに正式加入するまで様々なドラマがあった。
セロリなどを携行し、生でかじるほど野菜が好物で、仲良くなった者にはお近付きの印としてプレゼントするが、映士役の出合正幸は野菜が苦手である。
詳しくは上記項目参照。
名字の由来は平安時代仏道を学ぶため唐へと渡り対に帰らなかった皇族「高岳親王」。
出合氏はこれ以降も『W』『キョウリュウ』などでニチアサに関わることになるのはまた別の話。

大剣人ズバーン(声:堀秀行)
レムリアのプレシャスである黄金のが人型に変形した姿で、変形後の喋りからズバーンと呼ばれる。人間の言葉は話せず「ズバーン」「ズバズバズバーン」等の言葉で感情を表す。明石に懐いてサージェスまで同行し、ボウケンジャーの仲間となる。巨大化も可能。
明石にカレーを作ったり、主婦に紛れて一人でお買い物に行った事もある。


牧野森男(演:斉木しげる)
ボウケンジャーのメカニック及びプレシャスの分析を担当する技術者。
非常に飄々とした人物でボウケンジャーの面々からは、「牧野さん」「博士」と呼ばれ親しまれている。さくらに変装した事がある。
ちなみに別な世界観では似た様な顔の父親が3人くらいいたり(ポワトリンの父親等)。


ミスター・ボイス(声:田中信夫)
ボウケンジャーとサージェス本部とを繋ぐ存在でボウケンジャーの司令官的存在。
人間ではなく加工された声とモニターに映るCGキャラクターであり、ボウケンジャーのメンバーを変身後のスーツの色と「君」「ちゃん」の組み合わせで呼んだり、自らのことを「ボイス」と呼んだりと軽く子供っぽい発言が目立つが、時に非情な命令を下す事もある。終盤でその正体が明らかになるが…


●アクセルラー(声:数年前同局で放送されていたハジケアニメと同じく太田真一郎)
5人が持っている変身携帯。キー入力でゴーゴービークルの召喚や合体ができ、
本体下部のホイールを回してコマンドを実行する。


なお、『超全集』によると世界中全体で188ヵ所の支部、14ヵ所のミュージアム、6ヵ所のプレシャス保管施設(プレシャスバンクと呼ばれている)が存在。さらにボウケンジャー以外にも4組の秘密チームがいるらしい。

放送当時『てれびくん』で1年間連載された漫画版(作者:犬木栄治)では、最終話にその中の2チームと思われる戦隊がゲストで登場。
サージェスアフリカ支部の『ボウケンファイター』の4人は顔の数字が特徴で、ゴーゴータンカーに乗って戦う。
サージェスアメリカ支部の『ボウケンバトラー』の3人は顔のアルファベットが特徴で、ゴーゴーコンボイに乗って戦う。

日本支部のボウケンジャーのピンチに両戦隊が駆けつけ、共に決戦に挑むところでストーリーは完結する。



▼ネガティブシンジケート

簡単に言えばプレシャスを悪用しようとする団体の総称。
「総称」なので、団体といっても複数あり、それぞれが勝手にプレシャス収集・使用をやってるため特にがっつり協力しているわけではない。
悪用の目的もさまざま。世界征服だったり、営利目的だったり。
対ボウケンジャーのための共同戦線を組むこともあるが、利害関係が食い違って対立することもある。

◆ゴードム文明

4万年前にプレシャス「ゴードムの心臓」によっての力を支配したとされるも、その現代科学をも凌駕する技術力を恐れた人類によって海底に水没してしまったという謎の古代文明。
現代に復活した大神官ガジャがゴードム文明の再建を目論む。

大神官ガジャ(演:大高洋夫)
ゴードム文明の指導者。
4万年間ミイラ状態で神殿の奥にある石棺で眠っていたが、1話でゴードムの心臓が奪われたことにより封印が解除され現代に復活する。
しかし、その実態は作品中最大の萌えキャラである。
ボウケンジャーを「カラフルな奴ら」と評したり*2「ワシに今時の機械の事は聞くな!」とキレたり、歴代戦隊を紹介するおまけコーナーで兵隊であるカースとガッジャー電撃隊を結成し自らを「ビッグワン」と言ったりとネタに事欠かない人物である。
ゴーカイジャーでリュウオーンが復活した事について、Twitterで「ずるい!ずるいぞ!リュウオーン、そしてテレビ朝日!」と呟いた事は地味に有名。
戦闘能力は高く、自らを作り出して攻撃するほか異形の左腕から青い破壊光線を発射したり長く伸ばしたりする。また催眠術をかけて人間を操ることも可能。
また、一度見たものを絶対に忘れることがないという超人的な記憶力の持ち主であり、パラレルエンジンの設計図を元にアンチパラレルエンジンである『ゴードムエンジン』を発明した。
モチーフは『秘密戦隊ゴレンジャー』のバリキキューン。


●カース
ガジャが岩石から作り出す戦闘員。松明から変形する鎌が武器。ダークシャドウなど他のネガティブシンジケートに貸し出されることも多い。
言葉は喋れないが、ある程度の知能はあり人間に変装したこともある。
モチーフは『超力戦隊オーレンジャー』のタックルボーイ。



◆ジャリュウ一族

創造王リュウオーンが200年前に築き上げた古参の組織で、恐竜や伝説の生物の遺伝子を持った強力な自分たちが世界を支配するのにふさわしいという選民思想を持った竜人の一族。
プレシャスを自分たちの目的を果たすための兵器と見なしており、人類滅亡の道具として悪用している。

創造王リュウオーン(声:森田順平)
ジャリュウ一族の長。プレシャスを手に入れるためなら手段を選ばず、そのためなら部下を平然と犠牲にする冷酷な性格。
二振りのが武器で、剣先から赤い破壊光線、額から黄色い破壊光線を発射する。使用することは少ないものの拳銃も所持。これは邪悪竜を巨大化するのに使われたことがある。
その正体は…
モチーフは『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の大獣神
海賊戦隊ゴーカイジャー』のボウケンジャーレジェンド回でも復活して登場。

演者は別世界では桜中学の教師で、キバレンジャートラン等に数学を教えていた。

●ジャリュウ(声:西脇保)
ジャリュウ一族の戦闘員。三組で行動し、を武器に使う。
モチーフは『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のドラゴンシーザー

●大邪竜
ジャリュウ一族のサイボーグ怪獣でコックピットに乗り込んで操縦する。名前の最後にドがつく。

●邪悪竜
古代の呪術『蠱毒』のようにジャリュウ同士に殺し合いをさせ、生き残ったたった一人のジャリュウにリュウオーンが剣を刺して
エネルギーを注入し誕生する怪人。



◆ダークシャドウ

大昔に存在した忍者集団・影の衆の末裔で構成された、忍者たちによる犯罪組織。
他のシンジケートと異なり、営利目的でプレシャスを収集しており、世界征服や人類滅亡を目論んでいない。

幻のゲッコウ(声:銀河万丈
ある事情から梟の姿をしたダークシャドウの頭領。
メイン敵組織のなかでここだけ純粋に金儲けに使う前提(=営利目的)でプレシャスを集めており、「世界征服」「人類滅亡」とかそういう社会そのものを揺るがすような悪事にはわりあい否定的。
今週の怪人・ツクモガミを作り出したり、その巨大化再生を担当する。
モチーフは『忍者戦隊カクレンジャー』のツバサマル

闇のヤイバ(声:黒田崇矢)
ダークシャドウの副頭。青いプロテクターを纏い暗躍し二刀流で戦い、影忍法・千羽鶴闇吹雪や影忍法・闇分身といった名前に闇がついた忍法を使う。
非常に冷淡な性格で、真墨の奥底にあった闇を見抜き、引き出したのも彼である。その素顔を見た者は死ぬと言われている。
終盤、ダークシャドウを裏切り、単独行動を開始するが…
モチーフは『忍者戦隊カクレンジャー』の無敵将軍。

風のシズカ(演:山崎真実)
ダークシャドウのくノ一。変装や変わり身の術を得意とし、表社会の組織との取引も担当。
口が軽くそれ故に失敗も多いが、忍者としての実力は高い。苦無二本が武器。
ミニスカがエロい。
38話ではプレシャス『虹の反物』の力でパワーアップするも弱点を突かれ元の姿に戻ってしまう。
モチーフは『忍者戦隊カクレンジャー』の隠大将軍。

●ツクモガミ
幻のゲッコウが新しい物と古い物から作り出す人造妖怪。


アシュ/クエスター

アシュとは、人類の進化の過程で猿人から人類とは別の進化を遂げた高等生物であり、世界各国の伝承に伝わる妖怪や悪魔、様々な怪物の基となったとされている。その姿は肉食動物を思わせ、人間をはるかに超える能力を持ち肉体を捨てることで巨大化することも可能。
大多数は人間によって次元と次元の狭間の世界『百鬼界』に封じ込まれたが、中にはそれを逃れた者たちもいる。その中で封印を逃れたガイと封印から復活したレイは、ボウケンジャーによって一度死亡した後にアシュの存在を知っていたガジャによってゴードムエンジンを肉体に組み込まれて復活。「探索者(クエスター)」として新たな姿を得たガイレイは、復活させてもらったガジャに従うことなく、新たなネガティブシンジケート「クエスター」を立ち上げ、ボウケンジャーに立ちはだかる。

巨大戦力として「クエスターロボ」を作り出す技術を持つが、このクエスターロボは他のネガティブシンジケートの巨大戦力と比較して異常な強さを誇り、登場した機体全てがボウケンジャーを絶体絶命まで追い込んだバケモノ揃い。
協力者の離反によるアクシデントや、プレシャスを利用したことで生じた弱点を突かれる、あるいは相打ち覚悟のゴリ押しで撃破されると、とにかくボウケンジャーを苦しめた強敵である。

”怒りの鬼神”ガイクエスター・ガイ(声:三宅健太
17話から登場。封印を逃れ人間界に残っていたアシュの一人でライオンのような顔をしている。バズーカ砲が武器。18話ではプレシャス”(つわもの)”を手に入れ使用していた。
死亡後ガジャによってゴードムエンジンを体に埋め込まれクエスター(探索者)として強化再生したが、ガジャに恩は感じておらず、直ぐに裏切る。
黒いクエスターボディに緑色の模様を宿し、頭部の形状はライオンに近くなっている。
超能力を失った代わりに銃剣付きの二挺拳銃を武器に使う。
非常にテンションが高く、演者の三宅氏のアドリブ全開となっている。
映士を「高丘のォ~」と呼ぶ。
モチーフはアシュ時は『五星戦隊ダイレンジャー』の気伝武人・龍星王、クエスター時は大連王。

”大いなる獣”レイクエスター・レイ(声:鈴木千尋
17話でガイによって百鬼鏡から出現した、悪魔の伝承の元になったといわれる最悪のアシュ。のような顔をしており、両手から炎を出す他、口からの霧を吐き、吸った人間に幻覚を見せる。
ガイと共にガジャによってゴードムエンジンを体に埋め込まれクエスターとして強化再生したが、やはりガジャに対してあまり恩は感じておらず、ガイ共々裏切る。
黒いクエスターボディに黄色の模様を宿し、頭部の形状はより虎に近いものになっている。
武器としてに変形する拳銃を使う他、催眠術も使用可能。その他にアシュ百鬼無限封鎖の術なる強力な結界を張る事も出来る。
あまり感情の起伏はなく、口数もガイに比べると少ない。
メカの製作が得意で、クエスターロボを作り出して攻撃する。
モチーフはアシュ時は『五星戦隊ダイレンジャー』の気伝武人・ウォンタイガー、クエスター時は牙大王。

ヒョウガ(声:浜田賢二)
17話に登場。ガイの従者でオオカミのような顔をしている。百鬼界の封印を解くべくガイと行動していた。両手の爪と額の宝石からの光線が武器。
モチーフは『五星戦隊ダイレンジャー』の超気伝武人・ダイムゲン。

オウガ(声:矢尾一樹
40話から42話に登場。オオカミのような顔をしている西のアシュの長で、ガイ同様に百鬼界への封印を逃れていた。長い柄のついた両刃のが武器で稲妻状の光線を出すことも出来る。その他にもアシュ陽炎写しで敵の分身を作り出したり腕から火炎弾を発射してしたりと多彩な能力を持つ。
恋敵の息子である映士に復讐するために、ガイたちに協力しボウケンジャーと戦うが敗れ去る。しかし、その代償に映士を石に変え更に次元の狭間で苦しめるが、ケイの助けを受けた映士に今度こそ倒された。
モチーフは『百獣戦隊ガオレンジャー』のガオハンターイビル
同じ種族でありガイ達の仲間なのだが、当人たちからはボウケンジャーを倒すための道具としか思われていなかった節がある。

●クエスターロボ
レイが作る巨大ロボット。ゴードムエンジンを動力源にしプレシャスの使用を前提に設計されている。
名前は(ターボ)など漢字一文字。



追記・修正…こいつはちょっとした冒険だな!

29.魔法戦隊マジレンジャー←30.轟轟戦隊ボウケンジャー→31.獣拳戦隊ゲキレンジャー
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  • ※日曜朝7時30分です。
  • 鬱燃展開

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最終更新:2024年04月09日 17:08
添付ファイル

*1 戦隊vsシリーズで共演した際に『プレシャス発見』。最終的にはそのままヒカル先生の手元に残す形で終わった

*2 ちなみにこれ、2話での発言。もっともそれまでサージェス財団すら知らなかった為仕方ない発言ではある