ノーマルタイプ(ポケモン)

登録日:2011/02/10 Thu 23:31:11
更新日:2023/10/29 Sun 17:32:00
所要時間:約 10 分で読めます






ノーマルタイプが弱いって思ってるのか?本当の強さを見せてやるっ!



ポケットモンスター』シリーズに登場するタイプの一つ。


【概要】


特定の属性イメージを持たない、いわゆるポケモンにおける無属性とも言えるタイプ。

哺乳類や鳥等の獣型のポケモンが多いが、妖精のような姿をした、いわゆるファンシー系のポケモンの数も多いのが特徴。
「ノーマル」の名の通り全体的に普遍的な存在である印象を受ける。
それ故にポケモン自体の数も技の数も多いが、実はみずタイプの方が多い。

代表的なノーマルタイプのポケモンとしてはイーブイカビゴンガルーラ等。
公式・非公式含め、と言われるポケモンがやたら多いのが特徴。

特定の属性イメージを持たないためか複合タイプは極端に少ない。
基本的な鳥ポケモンの大半がノーマルとひこうとの複合を持つぐらいであったが、第六世代あたりからは他属性との複合ポケモンも登場するようになった。


普遍的な印象の通りストーリー中では最序盤から様々な場所に登場し、かなりの頻度で見かける事になる。
特に、序盤の草むらから登場するコラッタやポッポに始まる小型哺乳類型・鳥型のポケモンは毎世代追加され続けており、
プレーヤーからは親しみを込めて序盤ノーマルや序盤鳥と呼ばれている。

そのお手軽さゆえに、むしタイプ程ではないものの序盤用というイメージも強い。

種族値は素早さかHPのどちらかが高めなものが多い。
その他の能力は全体的にバランスが取れているが特攻だけはやや低めな傾向がある。

攻撃面で抜群が取れるタイプは無し。
防御面で抵抗を持つタイプはゴーストを無効に出来るのみで半減は無し。
攻撃が半減されるタイプはいわはがね
無効化されるタイプはゴースト。
弱点のタイプはかくとうのみ。

弱点が少ない一方、抵抗もほぼ無い。攻撃面に至っては全タイプ中唯一弱点が全く突けない。
また、唯一無効化できるゴーストタイプにも、ノーマル技を無効化されてしまう。
従って相性面に限れば、不遇と言える。

ちょっと叩いた位では硬すぎる岩と鋼、すり抜けて当たらないゴーストには不利。
また、素人に本気の格闘家の技を受けろというのも土台無理な話だろう。
唯一にして意外な耐性はゴーストの無効化。幽霊の存在を気にせず普通に生きていれば干渉のされようもない、ある意味当たり前の話だが…。

しかし環境との噛み合わせを鑑みるとメジャーな格闘弱点は痛いが、ゴースト無効は世代を追うごとに重要度を増しており、必ずしも悪いものとはいえない。
弱点の少なさは一部の超耐久ポケに強力にシナジーし、難攻不落の要塞となることもしばしば。

また特定の属性イメージを持たないためなのかわざマシン対応率が高めで、覚える技のバリエーションが豊富なポケモンが多いという特徴がある。
これにより攻撃面の欠点をある程度補う事は可能。

例として、汎用性の高いほのおでんきこおり威力120・95特殊技は初代から覚えるポケモンが多い。
一致以外の特殊技が少なく、「めざめるパワー」が必須のポケモンが多い中で、これは破格の待遇といえる。

ノーマル技に関してはストーリーでお世話になる「たいあたり」「なきごえ」等の基本的な技の大半を占めることもあり、総数はずば抜けて多い。
レベルアップで覚える攻撃技がタイプ一致以外ではノーマル技が大半を占めるというポケモンも少なくない。
本編では序盤を中心に相手に使われる機会も多く、ノーマル技に耐性を持ついわ・はがね・ゴーストタイプのポケモンの評価を上げる要因にもなっている。

アルセウス&シルヴァディ及び彼らの専用技やイーブイ、「めざめるパワー」「しぜんのめぐみ」、「○○スキン」系の特性等、他のタイプに変化するためのベースとして扱われることも多い。
ちなみにひこう単タイプのポケモンが「はねやすめ」を使った場合もノーマルタイプになる。

等倍範囲こそ広いが弱点を突けないことや耐性を持つはがねやゴーストの流行からサブウェポンとしての使用率はむしタイプに次いで低いと思われる。
先制技など性能自体が有用な場合か、ギギギアルレイスポスのようによほど範囲が狭いポケモンが使うことがある程度。

第五世代で猛威を振るった「ジュエル」が第六世代以降も没収されていない唯一のタイプでもある。
Zワザ等の枠を他のポケモンに回し、かつ『いのちのたま』やこだわり系アイテムと違いデメリットなしで火力を強化できる。

PPが切れた時に使える「わるあがき」も便宜上はノーマル技だが実際はタイプ毎の補正を受けない仕様となっている。
そのためノーマルタイプのポケモンが使っても威力は上昇せず、ゴーストやいわ、はがねにも等倍でダメージが通り、『ノーマルZ』や『ノーマルジュエル』の効果も適用できない。


○物理技

全体的にみて、多彩かつ高性能である。
「おんがえし」「やつあたり」はノーリスク・最大PP32・最大威力102・命中100な上に誰でも覚えられる、という物理でんきが涙目の破格の性能。
また、先制技「しんそく」の強さは全攻撃技でも屈指。しかしこちらを一致で打てるのは現在マッスグマ、アルセウスのみ。
使い手は瀕死になるが最高レベルの威力を発揮する「だいばくはつ」、ノーリスクで『きあいのタスキ』等を潰せる「ねこだまし」も強力。
すてみタックル」や「メガトンキック」は反動ダメージや低命中率というリスクはあるが、「おんがえし」や「やつあたり」を上回る火力を発揮できる。
初代のわざマシンや第三世代の教え技で習得できたが以後は削除され、遺伝できるノーマルタイプも少ないため現環境では使用者が限られる。
「からげんき」は基本の威力は低いが一部の状態異常の時に強化される特殊な技で、リングマオオスバメにとっては主力技にもなり得る。
「ひみつのちから」は低火力だがノーマル物理技では貴重な非接触技で、メガガルーラが『ゴツゴツメット』等の対策に使ったことで有名。
またフィールドによって異なる追加効果が得られるため、ダブル等と併用するのも手。

前述の通り弱点を突けないため、先制技や爆発技、やけど対策の「からげんき」等を除くとノーマルタイプの攻撃技は不一致以外ではあまり使われない。

なお、対戦ではメタモン対策として敢えて「おんがえし」ではなく「やつあたり」を使わせる手もある。


○特殊技

第三世代までノーマル技は一律物理技扱いだった影響もあってか、物理技ほどの強力さは無い。
安定して使いやすいのは威力80で3種の追加効果を持つ「トライアタック」、威力90の「みがわり」を貫通する音技でスキン特性持ちにも人気の「ハイパーボイス」
ダブルで味方を巻き込む危険はあるもののシングルでは威力140の強化版「ハイパーボイス」となる「ばくおんぱ」、アルセウス専用技「さばきのつぶて」程度。
ロマン砲こと「はかいこうせん」はポリゴンZや上記のスキン特性持ちに採用されることがある。

めざめるパワー」は説明文ではノーマルタイプとなっているが、実際はZワザにしない限りノーマル技として使うことはできない。
一応Zワザ化した場合の威力は120(一致補正込みで180)まで上がるが、1発限りの制約付きでこの程度の威力なので使い勝手は良くない。
一発限りのデメリットなし高火力技が撃ちたいのであれば、それこそZ「はかいこうせん」という手もある。

まともな一致技に恵まれない種族も多く、サブウェポンが豊富なこともあって一致技を切ってしまうこともしばしば。

ちなみに「しぜんのちから」は第六世代以降の対戦だと「トライアタック」と同性能になる。
発動するまでは変化技扱いなので「ふいうち」をかわせるが「ちょうはつ」で封じられ、またフィールド効果で違うタイプの攻撃技になってしまう。
ダブルで自らフィールド効果を利用するなら良いが、特殊型レジギガス等を使う際に意図せず妨害を受ける可能性もあるので注意。


○変化技

数こそ多いが、ノーマルタイプのポケモンそのものが覚えることができない技もかなり多く、ノーマルタイプならではという感じのものはあまり無い。


【ノーマルタイプの歴史】


◆第一世代(赤・緑・青・ピカチュウ)

この頃は唯一の弱点であるかくとうタイプが不遇でほぼ弱点無しに等しい。
さらに不具合により「相手を倒せば反動なし」という厨性能の「はかいこうせん」まで備え、エスパータイプと並んで最強クラスのタイプであった。
特に高い攻撃力と素早さを誇るケンタロスが大暴れしており、当時のケンタロスは(ミュウツーを除けば)頭一つ抜けた最強ポケモンとされている。

他にはラッキーがその耐久力を活かして活躍。
ケンタロスが禁止されたルールでは代わりに当時はほぼ確実に急所にあたる「きりさく」をタイプ一致で使えるペルシアンが獅子奮迅の活躍を見せた。

当時は爆発技のみならず、「きりさく」や「はかいこうせん」が強力なため不一致で使われることが多かった。


◆第二世代(金・銀・クリスタル

「はかいこうせん」が本来想定されていた挙動になり弱体化、新登場のはがねタイプに攻撃が半減される等前作と比べるとやや調整された。

しかし特殊のステータス分化や進化により超耐久を得たカビゴンを筆頭に、ハピナスポリゴン2、「ほえる」ガルーラ等、
特に耐久力や積み技が重視された時期では環境にマッチしたポケモンが多かった、というか最メジャー級。

技の面では、「のしかかり」より威力が高く「すてみタックル」と違い反動を受けない「おんがえし」と「やつあたり」が登場。
おんがえし・やつあたりはいくらでも入手できるわざマシンで、ほぼ全てのポケモンに覚えさせることができたため、多くのノーマルポケモンはメインウェポンに困らなかった。

最強クラスの先制技「しんそく」も登場したが、この世代では使い手が不一致のウインディカイリュー程度だった。


◆第三世代(ルビー・サファイア・エメラルド/FR・LG

努力値の仕様変更、「のろい」のわざマシン没収等により一部のポケモンは前作の戦法が取れなくなり弱体化。
しかし相変わらずカビゴンは健在でこの頃から「ハピで止まります」という言葉も産まれた。
彼ら以外にはハイリスクハイリターンな能力を持ったケッキングが『FR・LG』発売前は大活躍していた。
また一時期は「はらだいこ」と一致「しんそく」のコンボでマッスグマがネ申と呼ばれていた。

新技としては「ハイパーボイス」や「からげんき」が登場。
しかし当時のハイパーボイスは何の変哲もない物理技のため、なつき度を調整する必要がないという以外「おんがえし」や「やつあたり」の劣化だった。


◆第四世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ/HG・SS

この世代から天敵のかくとうタイプが本格的に強化、後半には教え技により「ばかぢから」「けたぐり」等の強力なかくとう技も安売りされて若干向かい風…
更に火力がインフレが始まった事により半減が少ないタイプ相性が大きく響き始め、耐久ポケであるカビゴン、ハピナスの価値が低下。
耐久ポケではないが火力インフレにより、相対的にケッキングの価値も下がった。
特にカビゴンはシングルバトルで完全に鳴りを潜めた。
ただし代わりに特性『あついしぼう』や「じばく」により活躍の場をダブルバトルへ移している。
ハピナスも前作程ではないものの相変わらず特殊受けとしてはメジャー。
新規組ではずっと俺のターン!な白い悪魔トゲキッスやロマン火力のポリゴンZ、
序盤鳥ながら序盤鳥とは思えないポテンシャルを誇るムクホークあたりが注目される。
また、ノーマル初の幻のポケモンであるアルセウスが登場したのもこの世代。


◆第五世代(ブラック・ホワイトブラック2・ホワイト2

極端な能力が増えたこの世代の中でノーマルタイプの新規追加組は全体的にバランス型で若干空気。
技に関しては、「しんそく」の優先度が+1から+2に、「ねこだまし」の優先度が+1から+3と強化された。
強力なかくとうタイプが更に増えた事によりますます動き辛くなるがメジャー所の脅威は相変わらず。
また『しんかのきせき』の追加によりポリゴン2やラッキーが超耐久で暴れている。

技の面ではダブルバトル以上で真価を発揮する「りんしょう」が登場。
特に今世代から導入されたトリプルバトルでは威力120の技を2連発で撃てる。

ちなみに序盤でお馴染の「たいあたり」の威力/命中が35/95から50/100に強化された。
恐らく初心者でもサクサク進んでけるように、という配慮だと思われる。
しかし、逆にその辺のヨーテリーやミネズミが威力75で使って来るようになったため、場合によってはむしろキツイことも。


◆第六世代(X・YOR・AS

ホルード(じめん)、カエンジシ(ほのお)、エレザード(でんき)とノーマル複合の新たなタイプのポケモンが登場した。
その一方で序盤鳥ポケモンがノーマル複合でなくなったり、ノーマル単体のポケモンはトリミアンしかいなかったりする。
技は一部のポケモンしか覚えられないが威力140・命中100でデメリット無しでシングルでは「ハイパーボイス」の上位互換である「ばくおんぱ」、
前述のカエンジシ系統しか使用できないが攻撃特攻1段階ダウンと両刀相手に刺さる「おたけび」、
必中で「まもる」を貫通する「ないしょばなし」(特攻1段階ダウン)、「なかよくする」(攻撃1段階ダウン)等これまでになかった癖のある技が増えた。

フェアリータイプが登場したことで一部のノーマルタイプのポケモンや技がフェアリータイプに変更。
ピクシーグランブルトゲキッスの3系統はノーマルが消えフェアリーになったが、ハピナスはノーマル単のまま変わらず、プクリンはノーマル/フェアリーの複合となっている。
技の面では「あまえる」「つきのひかり」「てんしのキッス」がフェアリータイプの技になった。

『フリーズスキン』『フェアリースキン』『スカイスキン』といったノーマル技のタイプを変える特性も増加。
苦手なかくとうタイプがフェアリータイプなどの影響で弱体化した事でポケモン、技共に出番は増えてくるだろうという期待の声も高まっていた。
しかし蓋を開けてみればノーマルポケモンの需要は反則級のメガシンカを得たこいつがほとんど持っていく事態になってしまった。

ちなみに、この世代で実装された「さかさバトル」では、初代でいうところのエスパータイプに匹敵する程の強さに豹変する。
弱点と抵抗が逆になるため、ノーマルタイプの技がすべてのポケモンに半減されなくなり、ノーマルタイプの弱点が威力が低いゴーストタイプのみになるため、壊れ性能といった強さになってしまうのだ。もはやノーマルではない。アブノーマルだ。


◆第七世代(サン・ムーンUS・UM

序盤ノーマルポジが復活しデカグースドデカバシが登場。
複合にはキテルグマ(かくとう)、ヤレユータン(エスパー)、ジジーロン(ドラゴン)、ラッタRF(あく)が追加された。
また、準伝としてタイプ:ヌルと進化形のシルヴァディが登場した。
種族値はアルセウスのデッドコピーと言ったところだが、レート戦でも使用可能、「だいばくはつ」「すてゼリフ」を覚えられると差別化は可能。
タイプ:ヌルに『しんかのきせき』を持たせて運用する手もある。

前回いまいち立場の悪かったカビゴンは専用Z技と貴重な単体じめん技である「10まんばりき」を習得し、よりダブル向けに調整された。
さらに『フィラのみ』系統の超強化、ゴンベの技に「リサイクル」が復活したことから影の薄かった隠れ特性『くいしんぼう』が注目される事に。
ノーマルタイプの技は有用な変化技が多いためZワザとして注目を集めており、特にZ「テクスチャ―」を使うポリゴンZやZナインエボルバトンが使えるイーブイ等がよく話題に上がる。
他、Z化すると素早さが上がる技(あくび、ちょうおんぱ、うたう、ロックオン等)や全快する技(じこあんじ、たくわえる、はらだいこ等)辺りも何らかのコンボになるのではと言われている。

トリブルバトルが廃止され、「りんしょう」を使うメリットが以前よりも薄れている。

なお、「たいあたり」についてはやはりタイプ一致になると威力が高すぎると判断されたのか40に威力が低下した。


◆第八世代(ソード・シールド

『ブラック・ホワイト』以来となる序盤ノーマルが二匹の作品であり、ヨクバリスバイウールーがこれに当たる。
複合にはイエッサン(エスパー)、マッスグマのリージョンフォームとその進化形であるタチフサグマ(あく)が登場した。

新要素のダイマックスを使うとノーマル技が「ダイアタック」へと変化し、相手全体の素早さを一段階下げる追加効果が発動する。
環境で猛威を奮っている「ダイホロウ」を無効化できるという大きな強みを持っており、カビゴンやタイプ:ヌルには特に恩恵が大きい。
また天敵のかくとうタイプが前作より更に減ったお陰で安定性が向上、カビゴン、ホルード、ウォーグル、タイプ:ヌル等の耐久力や攻撃性能を高さが売りのポケモンが環境で活躍している。
しかし、今作からかつての主力技であった「おんがえし」「やつあたり」が削除されてしまったため、どのノーマル技を採用すればいいか悩まされることになった。

Pokémon LEGENDS アルセウス

新たな複合タイプを持つノーマルポケモンにリージョンフォームのゾロアとゾロアーク(ゴースト)が登場。ノーマル・ゴーストは互いの弱点を一つずつ打ち消し合う上に弱点があくタイプのみという非常に優秀な複合タイプである。さらに追加進化としてアヤシシガチグマも登場した。

◆第九世代(スカーレット・バイオレット

序盤ノーマルポケモンパフュートン、怒涛の最大火力を持つイッカネズミ、序盤草ポケモンオリーヴァ(くさ)、序盤鳥ポケモンイキリンコ(ひこう)、初の毒複合タギングル(どく)、コライドン/ミライドンの現代の姿とされるモトトカゲ(ドラゴン)、アヤシシに対抗したのか進化を獲得したのかリキキリン(エスパー)、同じく新たに進化を獲得したノココッチと8系統。

テラレイドバトルでは、最強のゴリランダーがノーマルタイプにテラスタルして登場する。

今作の新要素「テラスタル」により、どんなポケモンもノーマルタイプになれるようになった。特に高い攻撃種族値を持つカイリューがノーマルタイプにテラスタルして放つ「しんそく」は強力無比。型の豊富さも相まって発売当初からシングル/ダブル問わずトップメタに。
他にはゴーストタイプを弱点とするポケモンが弱点を消すために採用するケースもある。

【外伝作品でのノーマルタイプ】


ポケモンGO

弱点が全く突けないという欠点が顕著に表れているのか、相変わらずノーマルタイプの評価は良くない。
ジムやレイドバトル攻略では制限時間が設けられており、時間切れになると攻略側の負けとなる仕様上的確に弱点を突いて落とすバトルスタイルが主流となっている。そのため、ノーマルタイプの技はここではハズレ扱いされやすい。
一方、ジム防衛ではハピナス、カビゴン、ラッキーといった高耐久単ノーマルタイプのポケモンがよく使われている。
特にハピナスは天敵であるかくとうタイプに対してもエスパータイプ・フェアリータイプの技で弱点を突けるだけでなくジムに置けない伝説のポケモンも含め最大級の耐久力を持つため、まずはハピナスの対策をすることが大前提となっている。
ジム防衛では威力はそこまで高くないが技の出が速い「のしかかり」がよく使われている。
なお、シャドウポケモンをリトレーンさせると新たに習得する「おんがえし」は「のしかかり」ほどの威力はないが技が出るまで0.7秒と圧倒的に短いためまず避けられない。ライトポケモンをジムに配置したいなら「おんがえし」も選択肢となるだろう。


【ノーマルタイプの主な使い手】


ジムリーダー


・キャプテン



弱点を突くのが難しいこともあって、戦力の揃ってない序盤~中盤の強敵になりやすい。
予想外に高威力の技を繰り出すトレーナーも多く、めのまえがまっくらになってしまうプレーヤーも多い。
四天王での使用者は今なおいない。




追記・修正はノーマルチャンプのメダルを取ってからお願いします。

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最終更新:2023年10月29日 17:32