ロイド安藤

登録日:2011/01/23(日) 11:29:31
更新日:2024/03/03 Sun 19:15:40
所要時間:約 9 分で読めます





「ロイドノ記事デース!」

ロイド安藤(cv.前田剛)

人造昆虫カブトボーグVxVのメインキャラにしてみんなから愛されてマース!

ロイドノプロフィールデース!

年齢:28歳デース!
出身:ニューヨークのブルックリンデース!(※1)
職業:『LOID'S PARTS SHOP』というカブトボーグ専門ショップ店長をやってマース!(※2)
好きな食べ物:マカロニとパンデース!(※3)(※4)
嫌いな食べ物:沢庵デース!
愛用ボーグ:『シーザー・カエサル・エンペラー』デース!(※5)
必殺技:必殺技はネタバレヨー!

基本的にリュウセイクーン達のサポート? お手伝いと解説役デース!
バトル中には豊富な知識と経験カラー、シチョーシャの皆様にもわかりやすい的確な解説をシマース!
Oh! ワターシがカブトボーグの中でも一番ウザいキャラですってー!? ナンチューコト! スッゴイカワイソ(※6)
リュウセイ君たちからは「ロイドさん」と呼ばれてマース。(※7)

ボーグバトォですが、実はそんなに強くアリマセーン。
いつもの4人の中でも下から数えた方が早そうなケン君から「弱い」と言われるほどデース。マッタク、シツレーネ!


(※1)うざ……怪しい片言の日本語からエセ外国人と思われるが本当に外国人らしい。
(※2)しかしこの店、いつもの4人しか来店していない気がする。
(※3)マカロニは4話が西部劇のような場所(※日本のどこかです)だったため『マカロニ・ウエスタン』という意味なのではと言われるが真相は不明。
(※4)パンは大好物らしく、お米しか食べられない条例が出来たときは引っ越そうとしていた。
(※5)実はこれ、ネタバレだったりする。当初ロイドさんはこのマシンを封印しており、名もなきマシンを使用してリュウセイたちの練習に付き合っていた。
(※6)喋っただけで某動画サイトでは『うぜえええええええ』と弾幕がつくほど。ただし本当にうざがられているわけではなく、むしろ愛されている。個人的に45話が一番ウザいと思うブッチャケ。
(※7)フルネームで呼ばれたときもある。


ロイドノ名言(迷言)デース!

「ロイドノ店デース!」

「ナンチューコト! スッゴイカワイソ」

「ユーアーナンバーワン!」

「アキラカーニ調整ミスデース! ソンナ体調デマトモニ戦エルーノデスカー?」

「オーウ、ケン、給食デモ残シタン?」

「継続ハ力ナリ。今日ノケン君ノ勝利ノ要因デスネ。ナンチューカ」

「今日ノ戦イノ勝因ハ、様々デースガ、ジョニー、彼ニ一番言イタイコトハ、自分ノ名前ニ誇リヲ持トウ! ウン、マカロニ大好キ!」

「話ガキューキョダッタノデ、キューキョコノ企画ヲ思イツキ、キューキョポスターマデ作ッテシマッタノデースヨ」

「ハェ」

「サーテ、誰ニナルカナー、ウィーットゥー……アリュウセイ君」

「勉強トボーグバトルノリョーリツハー、学生ボーグバトラーの永遠ノ課題デスカラネーブッチャケ」

「カツジクーン、ソンナコト言ッテルト友達ヲLOST! 失イマスヨ」

「ラーメントカレーライスッテ売ッテンノ?」

「ア、長寿庵サーン? カツ丼ミッツ!エァ!? 時間ガカカルゥ? ……ワッカーリマシタ」

「NO! トム・キャット・レッド・ビートルガ押サレテイルゥー!?」

「イヤァ苦労シマシタヨ。昔デザインノ通信講座ヲチョットかじッタダケデスカラァ」

「モーウカツジクーン……それがオバサンです!!」

「コノトム・キャット・レッド・ビートルデナァ!」

「モウコノCITY? TOWN? ニハ居ラレナイノデス」

「女装ハ癖ニナルカラ気ヲツケェーロ」

「グォレンダ!」


追記ト修正ノリョーリツハーwiki篭りノ永遠ノ課題デスカラネーブッチャケ。















「ボーグバトルの神聖さ、思い出させてやれよ!」






「ナマ言ってくれるぜ……まったくよう……。だがお前の言うとおりだぜリュウセイ!」








ここまでならただのウザキャラだろう。だが、12話「過ぎ去りし日! チャコール・グレイ・フォルクローレ」にてロイドさんはハジけた。
なんと、ロイドさんは眼鏡を外すと突然ブルックリン時代の荒れていたあの頃に戻ってしまうのである!!!(通称『ヘルロイド』)

以下、その驚きの変化をご覧いただこう。

  • 無精ひげが生える
  • 日本語がめちゃくちゃ流暢になり、荒くれ者っぽい口調になる
  • 目つきが鋭くなる
  • 一切のウザさが消え、むしろ清々しくカッコよくすらなる
  • 大体ケンカ腰、相手が誰だろうがブチ切れる(※1)
  • 作中最弱だったはずなのに突然作中最強キャラに変貌する(※2)
  • 暴走したリュウセイさんとケンを叱るだけじゃなく実力行使で止めるという正しい大人の対応を見せる(※2)(※3)
  • 勝治とケンを失って腑抜けたリュウセイさんを殴ってまで叱咤激励する(※4)

まさに別人28号的な状態である。

(※1)そのためキレる≒覚醒と定義しても間違いでなかったりする。特に12話以降覚醒状態が度々出るようになり、特にウザロイド状態からのキャンセル覚醒が多用されたため、ファンからは「沸点が低くなった」とまで言われる。
(※2)一度マジで世界を支配しかけた悪の秘密結社の軍団を水際で食い止めたり、作中最強と言われる無一物状態のリュウセイとそこそこ強いケンを相手に2対1で互角以上の戦いをした。しかもこんだけ強いのに「ブランクがある」状態である。眼鏡をかけた状態でもテロ組織が仕掛けた、時限ボーグを破壊するだけの力量は持っているが。
(※3)ちなみにこのときのロイドさんは、「ウザロイド状態で説教→覚醒して実力行使→ウザロイド状態に戻って優しく手を差し伸べる」という、「あ、カブトボーグ世界にまともな大人っていたんだ」と思わせるとんでもない神対応を見せている。
(※4)51話参照。場所はもちろんカブトボーグ界のルイズことマダム・ジェニファーの店である。


以下ネタバレ


ロイドさんの過去は凄惨という他無く、彼は自分の愛した女性を自らの必殺技(ボーグ魔法)で殺してしまったという過去を抱えている。
(人によってはこれがトラウマとなって通常のウザい状態になったのでは? と推察する人も。)

コレに関しては、是非12話の「過ぎ去りし日! チャコール・グレイ・フォルクローレ」を見ていただきたい。



奏でるぜ! 俺の魂の追記・修正を!













「世界滅亡の危機を何度も救ったアナタが、なぜ悪の組織をやっているんデスカ。オッカシイデース!」






「ダークビッグプロジェクトなんて、元々無かったんですヨ……」








以下、更なるネタバレ。


最終話にて「お前は遅かれ早かれ悪になる。何故ならお前の体には、あのビッグバンの血が流れているからだ!!」と、
ブラックゴールド団の次期首領になるように勧誘をされるリュウセイさん。
最終話にして核心を突かれ、さすがのリュウセイさんも動揺して思い悩んでしまう。


しかし、そのときロイドさんがある昔話を始める。

かつて何度も世界滅亡の危機を救った3人の伝説のボーガーがいた。
その名をエイジ、順一、チャーリー(アニメ内の発音はチュアォルィ)といった。
(これに関してはカブトボーグシリーズ第一作である「人造昆虫カブトボーグ」を参照のこと)

何を隠そう、この3人こそが今作におけるビッグバン、ガルフストリーム笹本、ロイド安藤だったのである。

正義の為に戦い続けた父エイジの哀しい過去をリュウセイさんに伝えるロイドさん。
そして天野河リュウセイの本質が悪ではなく正義であるということを諭す。
これによって豆腐メンタルをある程度回復したリュウセイさんだったが、
彼を悪の道に引きずりこもうと画策するブラックゴールド団のレベッカは尚も執拗に精神攻撃を続ける。

それを見かねたロイドさんは、ついに物語の核心に迫るある意外な事実を語り始める。

なんとロイドさんは、上述の事件の後日本へとやって来た際に、旧友であるビッグバンとガルフストリーム笹本から全てを聞いていたのである。
なぜ、正義の味方であった茨木エイジが悪の秘密結社「ビッグバン・オーガニゼーション」を立ち上げ、ダークビッグプロジェクトを行おうとしているのかを。

実は第1話からビッグバンがずっと熱を込めて語り続け、第51話ではなんだかとんでもないことになっていたダークビッグプロジェクトとはただの出来レースであり、
言わば「天野河リュウセイによって止められるために組織された悪の秘密結社の、天野河リュウセイによって阻止されるための計画」でしかなかったのだ。

ロイドさんは語る。
茨木エイジことビッグバンは彼の二人の息子が正義の為に、人々の為に戦い続ける存在になってほしかった。
だから、彼らが倒すべき存在になるべく、あえて反面教師として悪となった。と。

こうして、父は正義であったこと、父が自分に正義として在り続けて欲しい願い悪となったことを知ったリュウセイさんはついに吹っ切れる。
「俺は今、勝利を確信した。俺は悪にならない。むしろ悪を叩き潰す!親父の、親父の、親父の、ビッグバンの意志だからだー!!!」

そして悪であるビッグゴールド団の幹部レベッカを一撃の下に粉砕したのであった。

第1話からウザいウザいと言われながらもリュウセイさんの傍に居続けたロイドさん。
彼はかつてビッグバンと共に戦い、更にその意志を知りながらも、あえて互いに素知らぬフリをし、
息子の傍にいることのできない父の代わりにリュウセイさんを導く、まさに親代わりの存在だったのである。
その苦労は最終話にしてようやく報われ、彼は第1作から続いてた伏線を見事に回収し、ついにそのキーマンとしての重要な役目を果たしたのである。

これからも彼はいつもの4人を陰から支え続けていくことだろう。
カブトボーグにはロクな大人がいないと言われ続けていたが、実はまともな大人も少なからずいたのである。
その1人が、このロイド安藤であるということは言うまでもない。
(後付とか言った奴、たしかに正解だけどいろいろあるんだよ。)
ちなみにこの件に関してであるが、ホントのホントは結構伏線やら大胆なネタバレが仕込まれており、
第1話でリュウセイさんが「親父は俺を強くするためにビッグバンになったんだ。俺のために、あえて悪に染まったかのように。」と最初の最初で最後の最後のネタバレをしていたり、
第12話ではロイドさん自身が「君たちの成長を見守るのが私の役目デースから」と彼の役割について語るなど、実はそこかしこでそれっぽい話が語られていたりする。

「名項目と言われる記事を何度も追記・修正したアナタが、なぜ自治厨をやっているんデスカ。オッカシイデース!」















「皆サン! 今回ノ会議温泉ニ行キマショー! ハワイヘ行キマショー! アメリカ西海岸ヘレッツゴー! ヨーロッパ一周シチャイマショー!」








以下、どーしょもないネタバレ。


実はボーグバトル協会を牛耳り、宴会や旅行にと協会の金を使い込んでおり、ボーグバトル協会の資金繰りを厳しい物にしている元凶だったりする。

彼こそカブトボーグ界を代表するどーしょもない大人の筆頭であることは言うまでもないだろう。

余談だが、ロイドさんのみならずカブトボーグでは登場回数が多いキャラほどこのような魔改造・設定改変を受けることが多い。
例えばみんなのヒロイン、美少女ボーガー・ベネチアンなんかも扱いがずっと良いまま来たのにも関わらず、最後の最後に「実はそんなに強くない」だとか「増長している」みたいな謎調整を受けてしまっている。
最後の最後までブレなかったのはそれこそビッグバンとガルフストリーム笹本くらいのものであろう。


「皆サン! 追記・修正旅行しちゃいマショ!! 編集画面へレッツゴー!!」

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最終更新:2024年03月03日 19:15
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