津村斗貴子(武装錬金)

登録日:2011/11/10(木) 18:07:23
更新日:2023/10/19 Thu 14:55:58
所要時間:約 3 分で読めます




「臓物(ハラワタ)をぶちまけろ!」


和月伸宏作の漫画『武装錬金』のヒロイン。


概要

津村 斗貴子(つむら ときこ)
声:柚木涼香

身長:154cm
体重:39kg
BWH:78、55、79
誕生日:8月7日(獅子座)
血液型:A
好きな物:おにぎり、紫色、空に近い空間
嫌いな物:ホムンクルス、無駄な犠牲
趣味:トレーニング
特技:早着替え

セーラー服に身を包んだ17歳の錬金戦団の戦士。
基本的には冷静に任務を遂行するクールな性格だが、短気で負けず嫌いと感情的な一面も持つ。
自ら囮となってホムンクルスを誘き寄せる作戦中、自身を庇って(無意味に)死んだカズキの心臓に核金を埋め込んだ。
顔の一文字傷は過去の事件の際に負わされたもの。核鉄の治癒力があれば完全に治す事は可能なのだが、本人は敢えて傷痕を残している。

戦闘時の口癖は「臓物(ハラワタ)をブチ撒けろ!」
カズキ以下三馬鹿(主に岡倉)のエロスネタには「エロスもほどほどに!」とツッコミをいれる。


【武装錬金】


◇武装練金名:バルキリースカート
◇形状:処刑鎌<デスサイズ>
◇核鉄シリアルナンバー:XLW(44)
◇特性:四本の可動肢(マニピュレーター)による精密高速機動
◇メインカラー:銀、青紫

近接格闘タイプの武装錬金。
ガーターベルトから無音、超高速の斬撃を繰り出す。
手数が多く防御にも有効で、鷲尾戦では上空からの落下を受け止めるのに使った(斗貴子さん本人は無傷)。
脚の数が増えたようにも使え、特に陣内戦など屋内での戦いでは壁に突き刺したり三角飛びを繰り返したりと機動力に優れる。
高速で撹乱しながらのハイスピードな戦いがウリだが、パワー不足がやや難点とも言える。

可動肢は神経からの生体電流でダイレクトに動かしており、付け根の部分は素肌に直接装着している。
ただし任意で分離させる事も可能、刃の逆側に柄のような棒が突き出ておりのように手で持って扱う事もできる。
待機時には小型化も可。

処刑鎌の武装錬金……なのだが、性能、刃の形状、特製、攻撃力、どこを取っても鎌っぽくない。作中でも御前様が突っ込んでるし、作者すらそう言ってる。
言ってみればハイテク暗器

作者曰く、モチーフは無いが発想の原点は「折りたたみ式のこうもり傘」と「中世貴族の骨組みスカート」との事。
「武装錬金の象徴」と称している自信作でもある。
ちなみに節操なく他人のアイデアをパ…元ネタにする和月の告白によれば、「オカッパ頭なんだから鎌でしょう」と語っている。
解らない人はお母さんかお姉さんに聞いてみよう

ドラマCDにアナザータイプが登場し、ジャケ画にアナザータイプを装着した彼女も描かれている。
原作では描写の手間の都合で実現出来なかった8本の刃による超高速・超精密連撃でムーンフェイスを追い詰めた。







真相(以下本編中のネタバレ)













物語の舞台である銀成市には、ホムンクルスと、その創造主討伐の任務を受けてやって来た。
カズキと出会う前の彼女の行動はサントラに収録されているミニドラマ「始まりの銀成市」で描かれており、銀成市に到着して間もなくカズキ達を遠目で何度か目撃している事が明らかとなった。直接接点は無かったが、川でおぼれかけた子犬をなりふり構わず救うカズキに感銘を受けており、カズキに核鉄を埋め込み蘇生させた動機のひとつとして回想している。
そのため、まひろとの初対面でカズキの彼女と言われた時は威圧して訂正させているが、それ以外は最初から好意的。そのシーンの直後にカズキと肩を組んでるし。

ホムンクルスを討伐する過程で、ホムンクルスの幼体に寄生されてしまうが、武藤カズキの活躍により事なきを得た。
後に、武藤カズキと共に新たな任務として裏切りの戦士討伐の任務を受け、拠点として銀成学園に転入した。
裏切りの戦士・ヴィクター討伐の任務中に、かつて武藤カズキの命を助けるために埋め込んだ核金が黒い核金であることが発覚し、
自分の行為がカズキを人外の化け物にしてしまった事を知った。
カズキを人外の化け物にしてしまった責任をとる為に錬金戦団を裏切り、
カズキや後に合流した錬金戦団の戦士・中村剛太と共に黒い核金を回収した場所・ニュートンアップル女学院(いつも着てる制服の学校)へと向かい、ある選択を迫られた。
銀成学園に戻った二人は、斗貴子は「まだ少し勇気が足りない」というカズキにキスで勇気を分け与えた。

ファイナルでは冒頭からカズキから「少し勇気返そうか?」と言われて照れながらキスシーン…になるところでまひろに目撃されて中断。
恥ずかしすぎるタイミングで正式にカズキの嫁…じゃなかった、恋人になった事を報告する羽目になった。
その後、ヴィクターとの決戦ではカズキが戦いの後はパピヨンによる新たな白い核金精製が完了するまでコールドスリープに入る事を知り、
その別離の瞬間まで共にいるとカズキに寄り添ってヴィクターへの攻撃に参加する。
しかし白い核金の出力ではヴィクターを人間に戻しきれなかったため、カズキはやむを得ずヴィクターもろとも月へと飛翔。
「一心同体」の約束を破られる形となり、泣き崩れるのであった。

ピリオドではカズキを失った悲しみを引きずりながらもパピヨン討伐作戦に従事。
カズキが果たせなかった「パピヨンとの決着」を果たそうとするが、その中でカズキの生還を信じて疑わないパピヨンが
白い核金の精製を完了させた事を知る。
「お前は武藤カズキを諦められるのか」とパピヨンに諭され、カズキを思ってまたも泣き崩れるが
直後にベスト過ぎるタイミングでヴィクターによるサンライトハートを使った月からの救助信号が届き、
バスターバロンによる救助に参加。無事カズキと再会する事が出来た。






余談


名字の『津村』は、「六番目の小夜子」のヒロイン「津村小夜子」から取られているとのこと。

彼女について語るなら、まず出てくる言葉は『臍』である。
斗貴子さんが水着(セパレートタイプ)を着用した際に、カズキが初めに目を付けた部位が臍である。
マニアックと思うことなかれ。
臍は非常に奥深いのである。
残念ながら項目を立てた自分には臍愛が足りないのか語る為の語彙が足りない故、臍愛にあふれる有志に期待する。

ちなみに斗貴子さんは男性ファンは勿論、イケメン目当てに読んでくれる女性ファンからもやたら人気が高く、
連載当初からファンレターの数はぶっちぎり1位、人気投票でも当然ながらカズキとワンツーフィニッシュを決めてしまい、
和月は「まるでカズキが没個性であるかのようだ…」とちょっと落ち込んだらしい。

顔立ちは剣心抜刀斎に似ている(作者がそう言ってるんだからそうなんだろう)。
また、初期設定ではソードの武装錬金を持つ兄・斗志也が登場する予定だったそうだが、カズキのキャラが固まるにつれ雲散霧消した。
彼の性格はキャプテンブラボー(前作「GUN BRAZE WEST」主人公が裏モチーフ)に流用されている。


斗貴子さんはカズキの嫁。
異論は認めん。
そもそも公式の小説において将来はカズキと結婚すると明言されている。
更に言えば、カズキとの間に出来た息子のソウヤを産む事も公式ゲームで確定した。
なお、アニメ版の監督曰く「カズキの本妻」。そしてパピヨンが「愛人」


アニメでは着替えシーンで明らかに下着が映ってないとおかしくね?という場面で下着がなかったため、ノーパンノーブラ疑惑有り。
あのスカートでノーパンとかいやそんなまさかと思いたいが…
ちなみにアニメの斗貴子さんのスカートは監督も認める鉄壁である。



同人作家のあおいまなぶ氏が愛するキャラで、氏の同人誌を読めば斗貴子さんの魅力が十二分に堪能できる。

また、ビクンビクンで有名な某サークルからも同人誌が出ている。



「追記・修正もほどほどに」

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最終更新:2023年10月19日 14:55