L計画(蒼穹のファフナー)

登録日:2012/09/30 Sun 12:53:13
更新日:2024/02/16 Fri 14:36:07
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僕たちは常に、誰かが勝ち取った平和を譲ってもらっているんだ。
例えそれが一日限りの平和だったとしても、僕はその価値に感謝する。




蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』(以下ROL)劇中で発動、実行された計画。

生駒正幸が発案し、皆城公蔵が承認した危機回避プログラムで、建造されていたファフナー・ティターンモデル4機全てが投入された。参加要員は選抜されたパイロット8人、各スタッフ32人の計40人。
全員が謂わば志願兵であり、パイロット達にはL計画始動までに参加取り消しを行えば受理される事が通達されていたが、参加取り消しを行った者はいなかった。
作戦期間は60日間。作戦終了までのタイムカウントは、大ホールのモニターに表示されていた。
竜宮島海面下の左翼部L区画を切り離し、"Lボート"としてある程度潜行してから浮上、海上を自動航行しながらフェストゥムを引き付けて迎撃する。
本編終盤のNブロック分離シーンで一瞬見えるコンソールにL区画がないのはこの為。
その間、参加者達にとってはこのLボートが竜宮島となる。

フェストゥムの読心能力で作戦の全容が露見するのを防ぐため、作戦指揮官の早乙女柄鎖にすら全容は伝えられておらず、Lボートが今どこを航行しているのか、そして竜宮島の現在位置と航路すら参加者全員共通で不明。
物資はLボート各所に封印されていたフロアが時限式で解放されて補給されるが、逆に言えばそれ以外の物資補給はない。

生駒正幸も病床ながら参加する予定ではあったがその直前に死去。これが祐未のメモリージングが解放され、彼女がL計画に参加する遠因となった。


以下、RoL本編のネタバレ




初めて敵を倒し、みな、浮かれた。

喜びで、不安をかき消そうとした。







もう、後戻りは出来なかった。



島を守る為の文字通り島が危機を回避する為の計画だったが参加者、特に8人のパイロットにとっては過酷で残酷な作戦となった。

Lボートには2日に1度フェストゥムの襲撃があり、作戦開始から僅か6日で同化現象によって咲良同様昏睡状態に陥ったパイロットが出てしまい、それを皮切りに次々戦死ではなく同化現象によって脱落していくパイロットが出始める。
コード形成率の高いパイロット達でも、パイロット間のクロッシングで読心を防ぐ目的でのジークフリードシステム搭載により、ノートゥングモデルの数十倍にまで跳ね上がった同化速度は大きな負担となり、最大15分間しか戦闘時間はなかった。
しかも脱落に伴って、搭乗の頻度が高まると同化の進行は蓄積されていく。
コード形成率は「どれだけファフナーと一体化出来るか」という数字であり、「同化現象にどれだけ耐えれるか」の数値である同化耐久率はパイロット選抜においては重視されていなかったようで、更にジークフリートシステムは蒼穹作戦で取られた分割方式ではなく文字通り1機につき丸ごと1つ搭載する方式が執られていた事も、同化速度が爆発的に上がった要因だった。
しかもこの時はまだ同化現象に対する治療法が確立されておらず、同化現象を起こしたが最後、医療スタッフもただ見殺し同然に結晶化して"いなくなる"のを見守る事しか出来なかった。

だがフェストゥムはLボートを竜宮島と認識している為攻撃の手は止まないどころか激化の一途を辿っていき、いつしか非戦闘員にも死者が出始める。
大ホールモニター下には、まだ戦えるパイロット達の生きたい、死にたくない、島に帰りたいという叫びが日に日に増えていった。
その悲痛な落書きも、数を重ねる毎に前向きなものから「帰りたい」「おかあさん」と悲痛さを増していく一方で、どれだけパイロット達が精神を摩耗させていっているかを物語っていた。
そんな中、作戦終了まで残り29日時点で祐未の搭乗していたファフナーが激戦の末コックピットブロックが半ば露出するほど損傷し使用不能になる。
声のない叫びも届かず、船橋幸弘が僚に救助された直後結晶化、砕け散り"いなくなった"のを皮切りに、
末期症状を起こしたパイロット達は次々に結晶化し"いなくなって"いき、まだ戦えるパイロットにも初期症状が出始め、更に精神を追い詰めていく。
そして「自分たちの武器であるファフナーにじわじわと殺される」という絶望や恐怖を爆発させた村上剛史が「どうせみんないなくなる」と殴り書きをしてしまい、僚は激怒してそれを咎めたが、とうに恐怖と不安が臨界点を越えていた残り4人となったパイロット達は泣き崩れた。
そして残り13日時点で村上が戦死、コックピット諸共えぐられて大破した為使用できるファフナーも残り2機のみになり、追い打ちをかけるように後に生存パイロットの立木惇が負傷し、戦えるパイロットも僚と祐未のみとなってしまった。




同じ頃、総士が一騎が傷付けたことで失明していた片目が見えた事でマークアインとの同化実験に失敗。ジークフリートシステムへの搭乗が決定していた。
その決定を知らされた席で、総士は父に尋ねた。L計画参加者達の予想生存率を。
L計画を承認した公蔵、そして計画発案者の生駒だけは知っていた。
算出されていた、L計画参加者の予想生存率はあまりにも低かった事を。
同化の進行速度を考慮すれば、たとえパイロットから戦死者が出なかったとしてもヘタをすれば60日を迎える前に全滅してしまう恐れもあった。

それを聞いた総士は何故それを知っていながら承認したと激昂した。今回のように予想生存率の低い戦いとわかっていながら彼らを送り出したように、
ジークフリートシステムという後方の安全圏から仲間を、幼馴染達を死地へ赴かせろと言うのかと。
だが公蔵はあくまでも生き残るために立てられた作戦だったと諭し、一時的なものであっても竜宮島の平和維持の為、反撃の準備を整える為、
何より参加者全員の無事を信じて計画を承認した公蔵は、万一島の位置を特定されフェストゥムに島のコア=皆城乙姫を同化された時に備え、島の全武装関連施設の封印を決意。
これが自身の死に直結する事をまだ知らなかった。

そして総士は島のコアとして眠る妹に問い掛けた。
過酷な状況であっても生きようとする人の「意思」は自分に背負えるのか、と。
妹は、何も語らなかった……―



そして60日目、計画終了日。
最初40人いた参加者は、度重なる襲撃により公蔵の願いも虚しくパイロット3人を含めたった12人となっていた。
計画終了時刻を迎えると大ホールモニターがせり上がり、脱出用の潜水艇プラットフォームが姿を現す。
負傷していた惇は潜水艇に乗艦、僚と祐未は残った2機のティターンモデルに搭乗しLボートを離脱した。
L計画終了を迎えると襲撃中のフェストゥムを巻き込んでLボートそのものが自爆するようプログラムされていたのだ。
生駒の「フェストゥムは海中で活動出来ない」という定義を信じて潜水艇とファフナーはLボートの爆発圏内から離脱に成功。
その時点で初めて竜宮島の現在座標を知り、まさに目と鼻の先という地点まで航行した時だった。


海中で活動できないはずのフェストゥムが、潜水艇の目の前に現れた。


これまでの定説が覆され、驚愕する潜水艇ブリッジ。応戦しようとしたものの完全包囲されており、残存2機のファフナーも潜水艇から離れており反撃も出来ず撃沈。
この時潜水艇は竜宮島が捕捉しており、潜水艇のシグナルロストが確認されAlvisの司令室にも衝撃が走る。

その時、これまで比較的平静を保っていた祐未が遂に限界を越えて泣き叫んだ。このままフェストゥムを振り切って島に帰ろう、島に帰りたいと。
僚はそれでは作戦の意味がなくなると諭し帰還を断念。


フェストゥムを巻き込んでのフェンリルによる自爆を決意する。



「父さん…褒めてくれるかな」



そして2人は海流を計算した上で「運がよければ海流に乗って残骸は島に帰れる」地点の海底に辿り着き、
マリンスノーが降る中僚は「好きだ。いや、好き"だった"」と告白する。
祐未は「好きかどうかは分からない。けど、そんなものはとっくに越えていた」と返答した。



「僚…今そばにいてくれるのが、あなたでよかった。すごく…そう想うの」

「…そっか」

「これって…好きってことなのかな。でももっと…それ以上のものを感じる…」



だが、祐未の身体はもう大部分が結晶化していた。
地点到達時点で搭乗限界時間を13分オーバーしており、同化耐久率が低い祐未にとってそれは大きすぎる負担でしかなかった。
結晶化が進んでいく中、告白は続く。



「あなたがそばにいてくれたから…わたし……―」



全てを言い終える前に、僚の機体が握っていた祐未の機体の手が抜け落ち、そして機体が崩れ落ちた。

半ばで途切れた言葉。
消えた気配。
そして、途絶えたクロッシング。

全てを察しながらも僚は声を掛け、そして泣き叫ぶ。




「祐未…?なあ…祐未…?
いなくなったのか…祐未っ…」




「―――以上が、俺たちの戦いだ」
「これを聞いてくれる奴がいる事を、祈ってる」



その後、僚は音声記録として1時間45分に及ぶ戦いの真実を吹き込み機体のブラックボックスに保存。
誰かが聞いてくれる事を信じて、徐々に結晶化が進む中接近していたフェストゥムと祐未の「いた」機体を巻き込みフェンリルで自爆した。



「お前たちが海に入れなかったのは…代謝出来ずに結晶化するからなんだってな…」

「代謝って…身体を生まれ変わらせることだよな…。お前たちも、それを手に入れた」

「それって、生命になるってことだろ…―――」



その時丁度、僚に「迎えにいく」と約束していた蔵前果林がマークツヴァイに搭乗して僚達を迎えに来ていたが、もう少しで合流出来たが目の前で自爆してしまい、総士から「マークツヴァイ、帰還しろ。そこにはもう…誰もいない…!」と帰投命令が下され、何が起きたかを察知して涙した。


その後、海流にのって自爆したティターンモデルの残骸が流れ着き、ブラックボックスも無事回収された。
その残骸のコックピットブロックに、僚の愛犬で計画中果林が面倒を見ていた老犬のプクが駆け寄り匂いを嗅ぐと大きく遠吠えをした。
(その時奇跡的に原型を留めていたコックピットに何も残っていなかった為、自爆したには時もういなかった可能性もある)
音声記録を聞いた大人たちは、計画の強行派だった大人たちですら泣いた。泣かなかった者は、聞いた者達中で1人としていなかった。


同じ頃、姿の見えなくなっていたプクを探していた蔵前は施設の倉庫に収容されたティターンモデルのコックピットブロックで眠るプクを見つける。
蔵前が不意にプクの頭に手を乗せると、既にプクは眠るように息を引き取っていたと知り、プクに寄り添って涙を流す。
そして倉庫の外からそれを聞いていた総士はそっとその場をあとにした。





「偉いわ…ちゃんと…将陸先輩のそばに…行ったんだね……」




その後、蔵前は総士と共に戦う約束を交わす。
総士は僚達から託された僅かな希望、そして、そう遠くはない未来に始まる新たな戦いに想いを馳せた…―――




こうして、平和と戦いは受け継がれた。
彼らの生きる意志、前線で戦う者達の痛み。
その全てを僕に背負えるだろうか。
繰り返し、自分にそう聞いた。

答えは――――これからの戦いの中にある。
僕らの闘いの中に。




◇余談
  • 脱出用に用意されていた潜水艇のキャパシティは参加者の数と同じ40人。このことから公蔵が本当に全員の帰還を信じていた事が察せられる。
  • 『ROL』が全体的に僚のモノローグ調なのは、大人達がブラックボックス内に僚が遺した音声記録を再生していた為。
  • この作戦により竜宮島に与えられた平穏は僅か半年で幕を閉じた。しかし、もう一刻の猶予も無かったアルヴィスに半年の準備期間を与え、またファフナーを使う上でのリスクを明らかにしたことは非常に大きな成果といえるだろう。
  • 少なくとも彼らの存在が無ければジークフリード・システムを分離した方がいいという考えも生まれず、総士たちはもっと絶望的な戦いに放り込まれていた事は確かである。
  • プクの死因は老衰。当時15歳で人間の年齢に置き換えると76歳と相当の高齢であり、きっと僚が帰るのを待って彼の傍に行ったのだろう。
  • ブラックボックスへの音声記録保存時間を加味すると僚はティターンモデルの強烈な同化の進行に2時間近く耐えた事になり、「僚だけなら島に戻れたのでは」という声もあるが、祐未が「いなくなった」以上、クロッシングによる読心防止策は取れず竜宮島の航行座標がフェストゥムに露見する可能性が非常に高く、結局あの場での自爆しか道はなかった。
  • 僚の自爆により、公蔵以下Alvis職員に「海底にも敵(フェストゥム)がいる」と認識させる事が出来た。潜水艇撃沈時に「消滅(シグナルロスト)」とソロモンが探知したのは、Alvis及びソロモン側がフェストゥムの存在を探知出来ていなかったからである。

◇後の展開
いわゆる「後付け」であるROLだが、竜宮島の人々(と視聴者)に与えた「痛み」は大きく後の作品でもL計画は大きな傷跡を残している。
また、本作以前に放送された「Dead Aggressor」においても、ジークフリード・システムをファフナーに内蔵させるというプランについて「何のためにアレを分けたと思ってるの!?」と抗議する場面がある。
L計画があったから分割するプランが主流になったのであり、逆説的にその時点で「ROL」の製作は決まっていたのだろう。

  • 後に『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』(以下HAE)において、かつて無印で人類軍から切り捨てられ竜宮島に救われた元人類軍の面々が島への恩返しとしてL作戦を行うことを自発的に提案しているが真壁司令から「二度と繰り返してはならない」と突っぱねられてる。真壁司令に深い傷跡を残していることがわかる。
  • 作戦は形を変えてRボートを用いて敵陣に斬り込みを行う長期的遊撃作戦が実施された。L計画を思い出させる作戦内容ではあったものの、こちらは参加者全員の生還を前提に立案されており、全員が生存した蒼穹作戦に倣って「第二次蒼穹作戦」と命名された。
  • なお、試写会で「第二次蒼穹作戦」のシーンが上映された時、それだけで会場がザワついた。
  • 『HAE』の一騎の回想によると、一騎を始めとした後輩たちにもL計画があった事、その顛末と僚や祐未達参加者の最期が伝えられている。
  • また『HAE』内の灯篭流しのシーンで、放映版で死亡した咲良の父や衛・翔子・蔵前の灯篭の中に僚の灯籠が流されている事が確認されている。流した人物は定かで無いが、『EXODUS』にて登場する叔母の佐喜が流したのか、計画の全容を知った後輩達或いはAlvis職員の誰かではないかという推察がある。

  • 新世代パイロットの一人である鏑木彗の姉がL計画参加者。そのことで彼の母親は精神を病んでおり、L計画参加者の遺族に与えた痛みをなおも見せる。
  • 『EXODUS』では、鏑木彗の母親をはじめL計画に参加したパイロットの親族と思しき人達が連名で「第二次L計画」を提案していることが明らかになった(最低1度は提出し、反対されている模様)。いくら無駄死にではなく貴重な時間を稼ぎきったとはいえ、L計画が関係者の心に大きな傷を残していることがうかがえる話である。
  • 上記の第二次L計画の賛同者は柳瀬夏樹・立木正義・柴田義竜となっており、いずれもL計画で殉死したパイロット達の苗字と一致する為、全員がL計画殉死者の遺族である事が示唆されている。だが村上姓がない為、剛史の両親は反対している可能性が高い。
  • カノンがSDPにより見た未来によると、「第二次L計画は実行されるものの全滅、戦力が半減して島もアザゼル型ウォーカーに滅ぼされる」という第一次とは違い完全に無駄死にになる救いのない結末が示された。
  • しかも、L計画そのものが「フェストゥムに竜宮島の位置がバレていない」という前提で成り立つ為、フェストゥムに島の航路がバレバレのEXODUSにおいては完全な自殺行為でしかなく、危機回避プランというより「彗の両親の後追い自殺兼L計画参加者の遺族による、島を巻き込んだ盛大な自殺」でしか無かった。
  • しかしカノンの戦いによって未来が変わり、彗の説得によって母親が娘の死を受け入れて改心、計画は破棄された。
    • が、大規模攻撃によりL計画に類似した通称プランデルタ「PLAN DIVISION PHASE EXODUS」が考えられている事が発覚。これは本島を放棄し水面下L・Rボートに住民を乗せて別れる戦略的撤退の面が強い。だが、島のミールによって生命をギリギリの所で繋いでいる大人達の大部分はこれにより死亡する可能性が高く、カノンが見た未来でフェストゥムが跋扈し誰もいない島となっていたのはこれが起因とも考えられる。
  • また、僚が住んでいた家は現在空き家となっており、後輩達のパイロット合宿の場として利用された。だがその合宿中に最悪の災厄が訪れた……
  • 第三次蒼穹作戦時、甲洋が帰還した際に剣司と彗が島のミールとクロッシングした時、カノンの背後に僚と祐未を含めた早乙女以下L計画参加者達がメッセンジャーとして現れている。彼らもまたオルガや広登と同じ様に島に"還って"来れたのだろう…。

  • 作中終盤、敵の包囲を突破し竜宮島へ向かうための計画として「第二次L計画」が立案される。
    • 9話のタイトルもこれであり、先んじてこのサブタイトルが判明した際には多くの島民が戦慄することに……
  • 内容としてはかつてとは逆で、海神島を囮にしてLボートを密かに切り離し自動操舵のLボートで竜宮島に向かうというもの。
  • 海神島には一騎、甲洋、操という最強トリオが残り、Lボートに残りの全戦力が投入されたがいずれにせよ戦力半減は避けられない。
    そもそもこの時点で海神島の戦力はかなりギリギリであり、それに対して敵はほぼ全戦力を海神島に差し向けるという極めて絶望的な状況である。
  • 敵は海神島の海路を何かしらの方法で探知しているという事が分かっており、それを逆手に取って敵を引き付けつつLボートで竜宮島へ向かう……という作戦だったのだが、
    実際はある理由で作戦そのものが全て敵に筒抜けであり、Lボートに大半の戦力が送り込まれる羽目になった。
  • この為指揮官である真壁史彦の判断で計画は中止され、即座に島に引き返すことになった。
  • アバンタイトルで計画を中止するのでサブタイトルが出てきた際には既に第二次L計画は中止されているまさかのタイトル詐欺である。
    だが勿論このサブタイトルは意図的に付けられており、島民達はその意味を知ることになる……




□シリウス版
小説版の設定逆輸入からか1巻で蔵前の出番が大量に増える。L計画を引きずっており精神的に病んでいるが総士・一騎とのかかわりも増え、一騎がマークエルフに乗り込む前に彼を支える。だが最後はアニメと同じくフェストゥムの攻撃で「いなくなる」。

◇余談の余談
  • どうせみんないなくなる」という印象的なフレーズはよく捩られる。
    スーパーロボット大戦UX』のオリジナル要素に対して「どうせみんなかえってくる」「どうせえくそだすははじまらない」や、
    ニコニコ動画などでは、飛鳥先輩が出てくる動画のタグによく、「どうせみんないきのこる」「なんであなた(飛鳥)がそこにいるんですか?」等のタグがつけられたりもする。
    某艦隊ゲーで「どうせみんないずもまる」など。

私たちがこうしたこと、島のみんなに伝わるよね


追記・修正してくれる事を、祈ってる

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最終更新:2024年02月16日 14:36