ネイト・ミトツダイラ

登録日:2011/04/11(月) 04:31:03
更新日:2022/07/27 Wed 20:27:01
所要時間:約 3 分で読めます




「道をつけますわ、我が王」


境界線上のホライゾンの登場人物。水戸光圀の襲名者。
CV.井上麻里奈

所属:武蔵アリアダスト教導院
役職:第五特務(実働)
戦種:全方位騎士(ナイトマスター)
字名:銀狼(アルジョント・ルウ)
通神名:銀狼

□概要
純血の人狼の母親と人間の父親との間に生まれたハーフの半人狼。
銀髪に尻尾の様な5本のロング縦ロール、お嬢様口調と清楚な見た目をしている一方、犬耳風飾りに首輪とピンポイントで狼らしさも出している。
人狼ハーフであるおかげか
  • 嗅覚が非常に優れている
  • 爪の中に神経が通っている
  • 「毛づくろいの加護」がある
  • 基本的に肉食
  • 満月の日には能力が最大になる
  • 霊体を素で殴れる
など、人狼の特性を引き継いでいるが、「獣変調(獣化)」は出来ない。
戦闘時は高い身体能力と治癒力に加え、実家から贈られてきた神格武装「銀鎖」で戦う。
戦闘スタイルは重戦車タイプで序盤ではスピードは高くなかったが、三巻でコツがつかめ、加速法に「瞬発加速」と命名している。

初登場は葵・トーリこと武蔵の全裸の告白会議で、告白の練習に胸を揉まれノーブラである事がバラされる
しかも、そのシーンが初挿絵キャラ紹介のシーンにも使われる。
更に、その事実を全世界にバラされる

本編開始前に得意先の相手を梅組一同によって全裸でクリームがけにして尻に鰻を突っ込ませる凄まじい営業妨害された。
ただ、コレは襲名狙いの婚約としてネイトを狙ったので仕方ないと言えば仕方なく内心では感謝……していてほしい。

元は六護式仏蘭西の騎士の家系で、武蔵には水戸松平の襲名にやってきた。
初めは自分の立場に天狗になっていたが、ホライゾン・アリアダストに出会った事で自分の行いに恥じ、彼女の騎士となる事を誓う。
しかし、ホライゾンが亡くなり武蔵を降りようとしたが母親にボコボコにされ、荒れ果てていたが、武蔵の全裸が文字通り体を張った(全裸的意味で)説得で武蔵に残る事になる。
本来なら、ホライゾン自害により水戸松平襲名で極東の主になるはずだった。


一般常識からややズレているが、基本は外道だらけの武蔵の貴重なツッコミ担当の苦労人(徐々に武蔵に毒されつつある)。
特に、武蔵の全裸に至っては、セクハラされるわ、餌付けされるわ、頭撫で撫でされるわ、恥ずかしい過去バラされるわ、首輪を買ってもらうわとやられたい放題で本気で殺そうと思った事もあるが、彼の事を自らの王として心酔している。
その影響で信仰も戦闘系ながらトーリと同じ芸術神の大椿系にしており(その前は仏式旧派)、8下ではその加護とトーリの助力で銀鎖の強化に成功している。
本編中盤までは与えられた屋敷で一人暮らし(家の家事などは派遣の自動人形が担当)をしていたが、5下では地龍襲撃の余波及びその直後のトーリへのツッコミで家が全壊。
6中からは諸事情でトーリ・喜美・ホライゾン・浅間と同居するようにもなった。
収入は水戸領主としての領地(地上にある水戸等)や所有企業からのあがりで得ているが、時折浅間神社のバイトもしている。
また、作中の描写からフラグが建っている可能性もあり、母親の言動から3Pフラグも建っている。

……三巻中でサブのセ○クスを載せるホライゾンなので否定できない。

そしてその予想は、10下において浅間企画・ホライゾン公認によるトーリとの1501回(トーリに分裂してもらって浅間と手分けして実行。一人分は約750回)というとんでもない形で具現化することになる。
…一応言っておくとこれは神話を模した神前儀式であり、かなりガチな状況だったのだが、ギリギリ3Pだけは免れたものの電撃文庫としては限界とも言える濡れ場となった。
これによってネイトは覚醒し、同巻後半ではついに獣変調が可能になった

そして貧乳
武蔵の全裸曰わく胸の硬さはややハード。原作者の言によれば「そこそこある」らしく「無の壁は超えた」とか。
この胸は父親譲り
余りにも貧乳がネタにされるので遂に「胸が薄いから回避力が高い」と自虐ネタにした。

そして三巻下で貧乳のおかげで攻撃回避とまさかの有言実行。
敵曰わく貧乳回避
ちなみにアニメでも貧乳回避を披露した

なお母親は超爆乳(VERY EASY)でありそのことが度々ネタにされる

公式のバナーでは母親のオパーイは枠組みを大きくはみ出すのに対しネイトのオパーイはそんなわけない…
っていうかむしろ抉れてね?

ちなみに、浅間・智葵・喜美とともにバンド「きみとあさまで」として活動しているが、他2名が梅組オパーイカースト上位なため、余計に貧乳が目立つ仕様になっている

最近では(厳密に言うと別な未来の自分から生まれたけど)トーリの血を引く巨乳の娘も登場した


そんな彼女であるが三巻上では表紙を飾り、実質三巻のメインとなる。
武蔵の全裸がヒロインネイトが主人公の様に見えなくもないが気にしたら負けである。


ちなみに水戸黄門の襲名者にあたるため度々「諸国漫遊」の話が出ており、本編エンディングでついに(梅組一同も込みで)実現したが、
すぐ後ろに武蔵が付いてきてそっちからの連絡も頻発するような状況だったせいか、『境界線上のホライゾン NEXT BOX』開始時には一時中断して武蔵に戻っていた。



□戦闘面
前述のように身体能力頼みの力技と銀鎖によって戦う。
本人曰く、パワー型なためか速さが足りない

人狼、騎士などのジャンルにより序盤から既に強キャラっぽいうえに、二巻では直政から投げ技を習いさらに強化。

三巻では自分の母が人狼女王であることが判明したり、銀鎖の由来(実はかなりすごい代物)などが語られる。また、欠点であった速度もコツを掴み解決。その結果皇帝の開きが完成したが、総長連合的にこの程度はよくあることらしい。

あげくの果てにメアリから物騒な嫁入り道具を借りるようになり、武装まで強化される。

8上では担任との戦いで「銀鎖に瞬発加速を乗せられない」という欠点が判明。克服に苦労するも、8下での戦いの中自身の信仰の特性である「伝播」と組み合わせることで何とか成功した。

そして10下では獣変調覚醒と同時に、実家からかつての人狼女王が装備していた銀剣を召喚。ついに自前の剣を入手した。


●武装
  • 銀鎖
流体金属とそれを収納するオペリスクからなる「フレキシブルアーム」。ネイトの思うままに動き、彼女の怪力を伝達する。最大装備数は8本(10下より)。
応用としては銀鎖先端に何かものを掴みそれごと振り回すなんてのがあり、代表例はアデーレ入り奔獣を振り回す「アデーレハンマー」。

  • 銀剣
登場は10下から。十字架型の大剣で、固有能力は不明だが王賜剣並みの切れ味を誇る。

  • 王賜剣一型
銀剣入手前ちょいちょいメアリから借りていた英国の聖剣。本来の持ち主ではないので光剣発生は不可能だが銀鎖には足りない決定力を補うため使用していた。
たまに持ち主と同じくらい剣から好かれているような場面も見られたが、『NEXT BOX』の「HDDD英国編」ではネイト自身に王賜剣を抜く資格があると判明。ちなみに既に「他の勢力の女王」である母は英国全土が揺れる程の力技で強引に抜いてました
これは同人誌『Historica Double Divine Dominion』にて、過去の人狼女王「R.D.G」が何も知らずに王賜剣を抜き既に抜刀資格を有するアーサー王の元へと届けていたことへのオマージュと思われる。

…余談だが「HDDD英国編」後、某ゲームに井上麻里奈声で「円卓の騎士」の名を持ち剣と鎖を使う犬耳飾り付き「妖精騎士」が登場しているが、そっちはネイトと違い巨乳だったり。
そして、このキャラの事がファンのイラストリクエストによって川上氏の耳に入った結果、川上氏による「境ホラの英国制服を着た妖精騎士」のイラストがニコニコ静画に投稿されている。


「存分に。――我が王よ」




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最終更新:2022年07月27日 20:27