A・ジェネクス

登録日:2010/06/20 Sun 21:16:02
更新日:2024/01/07 Sun 18:11:01
所要時間:約 2 分で読めます




DUEL TERMINALにて登場したカード群
ここでは主にストーリーに関して記す

概要

主体は『属性』。
登場は第7弾から、ジェネクスレアル・ジェネクスと違い属性は闇、種族は機械で統一されている。
ジェネクス、レアル・ジェネクスの後継機・発展機といったデザインだが、実はA・ジェネクスを指定するサポートカードは一切存在していない。
よってテーマではなくシリーズカードの一種であるといえる。

シンクロモンスター達はチューナー以外に素材にしたモンスターの属性によって効果が決定するという特徴を持つ。

ストーリー上ではジェネクスをA・ O・Jが強化改造を施した存在であり、あらゆる状況に適応し、あらゆる闘いに終止符を打つとある。
前回までのレアル・ジェネクスとは打って変わって属性に関する効果を前面に押し出している。
各原住種族も開発に参加し、中には共同開発もしたと言う事からか効果も各原住種族を意識したものになっている。


所属カード

下級モンスター

  • A・ジェネクス・ドゥルダーク
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1800/守 200
(1):1ターンに1度、属性がこのカードと同じとなる相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる(この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない)。
属性がこのカードと同じとなる、その相手の攻撃表示モンスターを破壊する。
LIMITED EDITION 16で先んじて登場したA・ジェネクス。
攻撃を放棄する代わりに自身と同じ属性の相手攻撃表示モンスターを破壊。
自身の属性を変更すれば他の属性のモンスターも射程内に入るが、闇属性は種類が豊富で汎用性の高いカードも多いので基本はそのまま闇メタとして使われる。
効果使用後はさっさと素材として退かしたい。

  • A・ジェネクス・リモート
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/機械族/攻 500/守1800
(1):1ターンに1度、フィールドのチューナー1体を対象として発動できる。
そのモンスターのカード名はエンドフェイズまで「ジェネクス・コントローラー」として扱う。
右手がリモコンになっているA・ジェネクス。
チューナーをジェネクス・コントローラー化する効果を持つ、スペア・ジェネクスのほぼ上位互換。
ジェネクスシンクロの縛りを解消しつつ、どんなレベルのチューナーもジェネクス・コントローラー化するのでシンクロ召喚のレベル調整にも役立つ。
勿論自身に使用する事も可能。その場合シンクロの自由度は低くなるが低ステータスの自身が場に残らないので隙を作りにくい。

  • A・ジェネクス・パワーコール
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1700/守 0
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードと同じ属性を持つ、自分フィールドの他のモンスターの攻撃力は500アップする
両手にコンセントプラグを装備したA・ジェネクス。
自身と同じ属性の味方全員を強化。
他のカードの効果で自身の属性を変更すれば闇属性以外も強化出来るが、手間に見合うかどうかと言われたら微妙。
専ら闇属性・機械族主体のデッキでの打点底上げ要員としてお呼びがかかる。
また、タッグフォースシリーズではプラシドが使用して来る。

  • A・ジェネクス・チェンジャー
効果モンスター
星3/闇属性/機械族/攻1200/守1800
(1):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象とし、属性を1つ宣言して発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで宣言した属性になる。
サイキッカーの様な姿をしたA・ジェネクス。
モンスター1体の任意の物に属性を変更、とかつてのA・O・Jやジェネクスを意識した効果を持つ。
味方の属性を変えて素材縛りを突破したり、後述のシンクロ体の追加効果を得たり、
はたまた敵に使って該当属性のメタカードを使う、など色々出来る反面、単体対象かつエンドフェイズまでと効果範囲が狭く器用貧乏がちなので上手く使わないと腐りがち。

  • A・ジェネクス・ボルキャノン
効果モンスター
星3/闇属性/機械族/攻1700/守 600
(1):1ターンに1度、自分フィールドの表側表示の炎属性の「ジェネクス」モンスター1体を墓地へ送り、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手の表側表示モンスターを破壊し、そのレベル×400ダメージを相手に与える。
キャノン砲を背負ったA・ジェネクス。
炎属性のジェネクスをコストに相手モンスター破壊&そのレベル×400バーンと言う中々に強力な効果を持つ。
元から炎属性のジェネクスはジェネクス・ヒート、サーマル・ジェネクス、レアル・ジェネクス・マグナと少ない上にコストに使うにはやや微妙。
自身のステータスも頼りないので効果を使ったらさっさと素材に使うか、チェンジャーの効果で自身を炎属性に変えて自身をコストにするなどして退場したい。

  • A・ジェネクス・ソリッド
効果モンスター
星2/闇属性/機械族/攻 500/守1200
(1):1ターンに1度、自分フィールドの表側表示の水属性の「ジェネクス」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
自分は2枚ドローする。
両手が銃器になったロックマンA・ジェネクス。氷結界が開発したとの事。
水属性のジェネクスをコストに2枚ドロー。
効果自体は強力だが、元から水属性のジェネクスはジェネクス・ウンディーネとハイドロ・ジェネクスしかいないので属性変更カードと併用したい。

  • A・ジェネクス・ケミストリ
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/機械族/攻 200/守 500
(1):自分・相手ターンに、このカードを手札から捨て、自分フィールドの「ジェネクス」モンスター1体を対象とし、属性を1つ宣言して発動できる。
その自分の「ジェネクス」モンスターは宣言した属性になる。
2種類のタンクを背負ったA・ジェネクス。
手札から捨てて場のジェネクスの属性を変更するチューナー。
チェンジャーと違い自分のジェネクスしか属性変更出来ないが、場に出す必要がないのが強み。

チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/機械族/攻1400/守 400
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を持ち主の手札に戻して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果を発動するために風属性モンスターを手札に戻した場合、
このカードの攻撃力は500アップする。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
説明不要のトリッピー。ミスト・バレーが開発担当。
詳細は個別項目にて。

  • A・ジェネクス・ベルフレイム
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1700/守1000
(1):自分フィールドからモンスターが墓地へ送られる度に、このカードにジェネクスカウンターを1つ置く。
(2):相手の墓地からカードが除外される度に、このカードにジェネクスカウンターを2つ置く。
(3):このカードの攻撃力は、フィールドのジェネクスカウンターの数×100アップする。
(4):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードに置かれていたジェネクスカウンターの数×300ダメージを相手に与える。
両肩と両手にキャノン砲を備えたA・ジェネクス。
フレムベルが開発したとの事。*1
自分のカードが墓地に送られる度に1つ、相手の墓地のカードが除外される度に2つジェネクスカウンターを貯め、
カウンターの数×100ポイント自己強化と、自身の被戦闘破壊時にカウンターの数×300バーンを飛ばす。
…正直自己強化と被戦闘破壊時のバーンが噛み合っておらず、単体では微妙なカード。
カウンター自体は回数制限がないのでループコンボの横に置くだけで盛り盛り貯まっていくので理論上は無限に攻撃力を上げられるが、わざわざループコンボにこのカードを絡める必要があるかと言われると…

  • A・ジェネクス・クラッシャー
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1000/守2000
(1):1ターンに1度、このカードと同じ属性を持つモンスターが自分フィールドに召喚された時、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
その相手のカードを破壊する。
片眼がスコープとなっているA・ジェネクス。
爆弾の様な物が見られるのでおそらく投擲攻撃を担当しているのだろう。
自身と同じ属性のモンスターが召喚されたら相手のカードを1枚破壊。
確実にアドバンテージを稼げるカードだが、如何に召喚権を使う前にこのカードを用意するかが重要になる。
自身の属性を変更すれば他の属性にも対応出来るが、消費を考えると基本は闇属性のまま使う事になる。


上級モンスター

  • A・ジェネクス・リバイバー
効果モンスター
星5/闇属性/機械族/攻2200/守1000
(1):自分のカードの効果で相手のモンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にした場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
唯一の上級A・ジェネクス。XX-セイバーが開発担当。
相手のカード発動を無効にしたら特殊召喚出来る。カウンター罠以外でも反応するため比較的出しやすい。
…ただし、肝心のA・ジェネクスはおろかレアル・ジェネクス、ジェネクスにも相手のカード発動を無効にする効果はないので専ら出張要員。


シンクロモンスター

  • A・ジェネクス・トライアーム
シンクロ・効果モンスター
星6/闇属性/機械族/攻2400/守1600
「ジェネクス・コントローラー」+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):1ターンに1度、手札を1枚捨て、このカードのS素材としたチューナー以外のモンスターの属性によって以下の効果から1つを選択して発動できる。
●風:相手の手札をランダムに1枚墓地へ送る。
●水:フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
●闇:フィールドの光属性モンスター1体を対象として発動できる。
その光属性モンスターを破壊し、自分は1枚ドローする。
氷結界とミスト・バレーの共同開発で生まれたA・ジェネクスシンクロ。
非チューナー側に使用したモンスターの属性によってハンデス・魔法罠破壊・光属性破壊&ドローのどれかを手札1枚をコストに使用出来る。
チューナー側がレベル3コントローラー固定かつこのカードはレベル6と異なる属性のモンスターを複数素材にしにくいが、発動出来るのはどれか1つなので、
汎用性の高い風属性のハンデスを基本に、魔法・罠を多用する相手なら水、光属性主体の相手なら闇と言う形で使い分けたい。

  • A・ジェネクス・トライフォース
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2500/守2100
「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードは、このカードのS素材としたチューナー以外のモンスターの属性によって以下の効果を得る。
●地:このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
●炎:このカードが戦闘でモンスターを破壊した場合に発動する。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
●光:1ターンに1度、自分の墓地の光属性モンスター1体を対象として発動できる。
その光属性モンスターを裏側守備表示で特殊召喚する。
フレムベルとXX-セイバーの共同開発で生まれたA・ジェネクスシンクロ。
トライアーム同様に非チューナー側に使用したモンスターの属性によって効果を得られるが、こちらは同時発動が狙える。
ただ、同レベルシンクロにはライバルが多く、ブラック・ローズ・ドラゴンで直接破壊した方がいい場合も多い。

  • A・ジェネクス・アクセル
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻2600/守2000
「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):1ターンに1度、手札を1枚捨て、自分の墓地のレベル4以下の機械族モンスター1体を対象として発動できる。
その機械族モンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、攻撃力がターン終了時まで倍になり、相手に直接攻撃できず、自分エンドフェイズに除外される。
遊戯王5D's DUEL TERMINAL アクセラレーションガイド4で登場したA・ジェネクスシンクロ。
非チューナー側の属性に応じた効果を持たない代わりに手札1枚をコストに墓地のレベル4以下の機械族を攻撃力倍化しつつ直接攻撃不可・エンドフェイズに除外のデメリットを付けて蘇生させる。
爆発力はあるがレベル4チューナーのいないジェネクスでは出しにくいレベルなので特化型デッキにするのが無難。


DUEL TERMINALでの活動


【第七弾】
魔轟神魔轟神獣を使役し惑星の征服を開始。
全ての戦いを終わらせるためA・ジェネクス進撃!!

【第八弾】
トリシューラ暴走。
彼らの戦いの行方は依然として不明。



以下個別バックストーリー

『バードマン』
風属性と関わるカード。
ミスト・バレーを意識したものと考えられる。
また、ミスト・コンドルと攻守が等しく効果も似ている。
A・ O・Jにあった既存のカードをモデルにしているところに通じるものがある。

『パワーコール』
おそらくジェネクスの充電装置。

『ベルフレイム』
炎属性と関わるカード
フレムベルを意識したものと考えられる。
効果もネオフレムベルとシナジーする。

『リモート』
ジェネクス・コントローラー達が再構成された姿。

『リバイバー』
属性とは関わらないが効果を見るにナチュルを意識したものと思われる。
ただし開発担当はXX-セイバー。



この項目を追記・修正したwiki籠りによって、この項目は以下の効果を得る。

●ロリ属性:カード名に「たん」がつく
●ショタ属性:カード名に「きゅん」がつく
●めい属性:あにゃる

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最終更新:2024年01月07日 18:11

*1 だが、このカードの登場時点ではフレムベルは全滅しているはずである。A・O・Jに参加してたフレムベルの生き残りか、はたまたネオフレムベルの間違いなのか…また、ボルキャノンも似通ったデザインが見られるのでフレムベルが開発担当と思われるがこちらも詳細不明。