不死鳥の騎士団

登録日:2012/01/19 Thu 23:36:10
更新日:2024/01/22 Mon 14:51:11
所要時間:約 8 分で読めます




不死鳥の騎士団とは、ヴォルデモート卿の陣営に抵抗する為、アルバス・ダンブルドアによって創設された秘密組織である。

ヴォルデモート失踪後は活動をしていなかったが、4巻でのヴォルデモート復活を受け、活動を再開した。

基本的に魔法省はその存在を知らないが、メンバーの中には闇祓い等魔法省の職員もいる。




以下、ネタバレ含む








【主な任務】


ハリー・ポッターの護衛(5巻では付きっ切り)。
◎その他関係者の護衛(ダーズリー一家等)。
◎潜入調査、情報収集。
◎魔法使いや魔法生物が闇陣営に与さないように説得。
◎『ポッター・ウォッチ』のラジオ放送(死傷者や行方不明者の発表、マグル保護や闇陣営との徹底抗戦への呼びかけ等)。


【作戦本部】


◎ブラック邸(5巻)
ロンドンの「グリモールド・プレイス 十二番地」にあるシリウスの実家。
ダンブルドアが「秘密の守り人」になっている。

◎隠れ穴(7巻)
ウィーズリー家の住む家。
家の名前は動物の巣穴を意味し、ウィーズリーとイタチ(ウィーズル)をかけた名称である。


【死喰い人との戦い】

◎5巻『魔法省神秘部の戦い』
魔法省の神秘部でハリーを待ち受けていた死喰い人と交戦。ダンブルドアの加勢もあり、ベラトリックス以外の死喰い人の身柄を拘束した。

◎6巻『ホグワーツ城天文塔の戦い』
ドラコ・マルフォイの手引きでホグワーツ城内に侵入した死喰い人と交戦。
映画版では全てカットされ、代わりにベラトリックスとグレイバックが隠れ穴を襲撃する話がオリジナルで追加されている。

◎7巻『七人のポッター作戦』
隠れ穴に移動するハリー達を待ち構えていた死喰い人との空中戦。

◎7巻『ホグワーツの戦い』
ヴォルデモート陣営との最終決戦。ホグワーツ防衛隊の中心となって戦った。


【主なメンバー】



アラスター・ムーディ
創立メンバー。
歴戦の闇祓いで騎士団の一員であることを誇りに思っている。
七人のポッター作戦で命を落とす。

ルビウス・ハグリッド
創立メンバー。
ホグワーツの森番。
ホグワーツ最終決戦に異父のグロウプと共に参戦。

ジェームズ・ポッター、リリー・ポッター
創立メンバー。ハリーの両親。
ヴォルデモートに殺害される。

シリウス・ブラック
創立メンバー。
ハリーの後見人でジェームズの親友。ヴォルデモートの失踪後、大量虐殺の濡れ衣でアズカバンに投獄される。
脱獄後、再び騎士団に加わるが、神秘部の戦いで命を落とす。

リーマス・ルーピン
創立メンバー。
ジェームズの親友で狼人間
神秘部の戦いや七人のポッター作戦に参戦。
ホグワーツ最終決戦でアントニン・ドロホフに殺害される。

ピーター・ペティグリュー
創立メンバー。
親友のジェームズを裏切り、ヴォルデモートに情報を漏らす。
7巻でハリーに情けをかけた為銀色の手に絞め殺される。

セブルス・スネイプ
ヴォルデモートが失踪する直前に、騎士団側へ寝返る。
ダンブルドア以外の騎士団員には信用されていない。

ミネルバ・マクゴナガル
ホグワーツ最終決戦に参戦。
創立メンバーだが集合写真には写っていない。

アバーフォース・ダンブルドア
創立メンバー。他のメンバーとのかかわりは少なく、ムーディも集合写真を撮った時ぐらいしかあったことが無いらしい。
ホッグズ・ヘッドでバーテンをしながら兄に死喰い人の情報を伝えていた。
ヴォルデモート復活後には騎士団には参加していなかったが、七巻で密かにダンブルドア軍団を支援していた。
ホグワーツ最終決戦ではオーガスタス・ルックウッドを撃破。

●アーサー・ウィーズリー
ロンの父。
ホグワーツ最終決戦では、ようやく家族と和解した三男のパーシーと共に上司のパイアス・シックネスを倒した。

●モリー・ウィーズリー
ロンの母親
ホグワーツ最終決戦でベラトリックス・レストレンジを倒し、息子や仲間の仇を討った。

ビル・ウィーズリー
ウィーズリー家の長男。
ホグワーツ城天文塔の戦いで、狼人間のフェンリール・グレイバックに噛まれる
ホグワーツ最終決戦には妻フラーと共に参戦。

●チャーリー・ウィーズリー
ウィーズリー家の次男。
ホグワーツ最終決戦にホラス・スラグホーンと共に援軍を引き連れ参戦した。

ニンファドーラ・トンクス
若手の闇祓い。創立時には若すぎたためメンバー入りせず。
周囲の反対を押し切り、ルーピンと結婚する。
神秘部の戦いや七人のポッター作戦に参戦。
ホグワーツ最終決戦でベラトリックスに殺害される。

キングズリー・シャックルボルト
背の高い黒人の闇祓いで、耳には金のイヤリングをつけている。マグルの服を着こなし、イギリス首相の警護をしている。
脱獄犯のシリウス追跡の責任者でもあり、「シリウスがチベットにいる」と嘘の報告をしていた。
7巻で騎士団の一員であることがバレて魔法省から追われる身に。
神秘部の戦い、七人のポッター作戦、ホグワーツ最終決戦に参戦し、物語終了後に魔法大臣に就任する。

●マンダンガス・フレッチャー
胡散臭いおっさん。
ハリーの護衛中に盗品を買いに行ったり、亡者に化けて銀行強盗をする等どうしようもない奴だが、裏世界に詳しい為貴重な情報を手に入れてくることもある。
その性格故、モリーやアラベラ・フィッグからは嫌われまくっているが、恩人のダンブルドアには忠実に従う。

●ディーダラス・ディグル
創立メンバー。
ヴォルデモート失踪時、喜びのあまりケント州で流星群を起こした。
5巻ではハリーを本部に無事届ける先発護衛隊に参加。
7巻でダーズリー一家の警護をする。

●ヘスチア・ジョーンズ
黒髪の魔女
5巻で先発護衛隊に参加。
7巻でダーズリー一家の警護を担当し、親バカが過ぎるダーズリー夫妻にドン引きする。

●エルファイアス・ドージ
創立メンバー。学友のダンブルドアを心から信頼している。
5巻で先発護衛隊に参加。
7巻ではビルとフラーの結婚式に出席。

●エメリーン・バンス
創立メンバー。魔女。
5巻で先発護衛隊に参加。
6巻冒頭でヴォルデモートに殺害されていたことが判明。

●スタージス・ポドモア
創立メンバー。
5巻で先発護衛隊に参加。その後任務中にルシウス・マルフォイに服従の呪文をかけられ、神秘部に侵入する。

●フランク・ロングボトム、アリス・ロングボトム
創立メンバー。闇祓い。
ネビル・ロングボトムの両親。
失踪した主君を血眼で捜すクラウチ・ジュニアら複数の死喰い人に磔の呪文で拷問され廃人となる。
現在は、聖マンゴ魔法疾患傷害病院に入院中。

●ギデオン・プルウェット、フェービアン・プルウェット
創立メンバー。
モリー・ウィーズリーの実弟。
アントニン・ドロホフを主犯とした死喰い人数名に殺害された。
この2人のがきっかけで、モリーは家族や心を許した人物の死を極端に恐れるようになる。
因みに映画版の創立写真でこの兄弟を演じたのはフレッド・ジョージのフェルプス兄弟だとか。

●マーリン・マッキノン
創立メンバー。
創立メンバーの集合写真を撮影した2週間後に家族もろとも死喰い人に殺害された。

●キャラドック・ディアボーン
創立メンバー。
創立メンバーの集合写真を撮影した6ヵ月後、行方不明となる。

●エドガー・ボーンズ
創立メンバー。
魔法省の役人アメリア・ボーンズの弟で、ハリーと同学年の魔女スーザン・ボーンズの叔父。
死喰い人に殺害された。

●ベンジー・フェンウィック
創立メンバー。
ヴォルデモート陣営に殺害された。

●ドーカス・メドウズ
創立メンバー。
ヴォルデモートに殺害された。



創立メンバーの殆どが命を落としていることから、ヴォルデモート陣営との戦いがどれだけ過酷なものだったかが窺える。

物語終了後の不死鳥の騎士団の扱いについては不明。






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