非処女

登録日:2009/08/06(木) 01:43:44
更新日:2023/12/25 Mon 12:52:04
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男性と性的関係を持ったことのある女性のこと。

よく膜が無いと非処女と思われがちだが、男性との性交渉の経験が無ければ処女です。勘違いしないで下さい。
膜が完全になくなるのは普通に出産した場合。

狭義には未婚女性を指すが、
人妻や未亡人など結婚歴のある人が男性経験有りなのは、よほどの特殊な事情がないかぎり当たり前なので、
この場合の非処女には該当しない。



処女信仰が極まると、処女じゃないからということでビッチだと決め付ける人もいるが、当然ながら非処女=ビッチというわけではない。
案外「あれ、いつの間に?」みたいな感じで、処女を失った後でも全く雰囲気が変わらない人も多かったりする。
無論、初体験の瞬間から男性への価値観が一変するということもない。ましてやビッチ化する説など論外である。
その辺りはあくまで女性の性格による部分が大きいので誤解しないように。
もっとも、好き嫌いは別として、そこまで極端な考えの人はあまり居ないだろう。
好き嫌いについては無理に変える必要はないが、決め付けについては危険なのでその場合は考えを改めましょう。

逆に処女厨はそんな極端な人物ばかりと決めつけ激しく敵視する人も見かけるが、こちらについても同様。





ちなみにアナル処女なる言葉もあり、非処女キャラが初めてを捧げる代替案として提案されることもある。
これは男性にも適用されこの場合我らが冥殿ちゃんは非処女にあたる。



よく処女膜が破れて血が出るという表現があるが、女性の膣内に膜はない。
膜で完全に塞がっていたら、生理で血が出てくるわけがないのである。
あるのは無数のヒダ。このヒダは性交に慣れると受け入れた物を逃がさなくなるキャッチャーになったりもする。

このヒダを「処女膜」と名付けたのは杉田玄白。
辞書もない手探り状態から洋書を翻訳し、小学生でも知っている偉人であるが、このネーミングセンスはいただけない。
彼がこんな名前を付けてしまったせいで、どれだけの人が惑わされたことか。

血が出るのは女性器が未成熟、性交に不馴れ、女性が緊張していて濡れてない、激しい・デカチン=感じるという勘違い男等の理由があげられる。
このため血が出ない=非処女、血が出た=処女と言う保証は全くないのである。
また濡れる(バルトリン腺の分泌物)のは組織を傷つけないための防御反応で、不本意でも濡れる場合があるので決して「喜んでいる」とは限らない。
逆に、体調の悪化や違法薬物の使用で合意で行為を楽しむのにも濡れない場合もある。
アニヲタに限らず世間は少し学ぶべきである。
膜ではなく、その人自身を愛せ。
レイプではない普通のセックスで処女が出血するのは2割以下。
若すぎではなくレイプでもないのに血が出たら急ぎすぎたか下手のどちらかだったりする…。

尚、現時点で処女膜があると判明している生物は、「人間」と「モグラ」と「豚」のみである。




二次元についてだが……
純愛系のエロゲ・エロ漫画・エロアニメではあまり非処女のヒロインは描かれない。
メタ的にも商業的にもこのジャンルではまともな非処女というものは描き辛いというのが大きい。
反発の声が大きくなりやすいというのもあるが、それ以上にその設定が魅力となるかどうかやテキストが不必要に不快感を煽っていないかについては考える必要がある。

他のジャンルでも処女が多かったりするが、こちらはこちらで描写のバリエーションを豊かにしやすい・キャラクターイメージの問題などに加えて、
やはりこちらが需要的にも安定(堕ちる過程がエロくて良いという層も多い)というところが大きいだろう。

フォローしておくと、エロゲー全体で見ると非処女自体はそこまで珍しくもない。
ジャンルや描写こそが最大の問題だと言えるだろう。

女主人公のエロ同人ゲームにおいては「エロシーンでは明確に非処女と描写されるものの、性交経験が0のままゲームを進めると話の都合上処女扱いされる」という
「シュレディンガーの処女」とでも言うべき展開もあったりする。


非18禁ジャンルではどうか?
ハードボイルド・伝記系ジャンルではむしろ処女の方が珍しい。
その理由は(元)恋人や(元)夫と、なんて普通の性交が原因なのはレアケースで、大抵は強姦が原因だったりする・・・

それ以外の、特に少年・オタク向け作品ではそんなの直接的なエロ描写を匂わせるだけで激しく賛否両論になるのでまともに話が進まない。


ちなみに吸血鬼とかそういった傷がすぐに治る方達も処女膜までは治らないのが基本なのは……まぁ、そういうことだ。

二次元も三次元も『初めては一度きり』なのである。

もちろん例外もちょくちょく見かけるが、その場合は大体毎回痛がったりすることになるのでメタ的にワンパターンになりやすいという欠点が大きい。







本来一度きりではあるが、中には撮影のために処女膜再生手術を受けたAV女優がいたとか。

また、初めての痛みは「鼻に西瓜を突っ込むかのような激痛」から「ほぼ無痛」と人によりけりである。

処女は締まりがいいと言われるがこれも人によりけりである。ビッチのが性器周辺の筋肉が鍛えられてるため締まりがよかったりする…。

医学的にも処女か非処女の違いは全く分からないため、自己申告に頼らざるを得ない。

漫画などに描かれる穴を塞いでいる処女膜は生理の血を排出できないため命に関わることも…なので外科手術をする。

同じく処女厨の多い中国、韓国にはカプセルが破け血糊が出てくるものを膣に入れ、処女だと思わせる薬がある(日本製だが日本では売ってないので逆輸入するしかない)。






突貫工事ですので追記修正お願いします。

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最終更新:2023年12月25日 12:52