クロス・ボンバー

登録日:2011/10/13 Thu 17:22:55
更新日:2023/10/03 Tue 22:51:27
所要時間:約 4 分で読めます




1.プロレス技の名称。サンドイッチラリアットとも。
一人の相手に対して二人でラリアットの挟み撃ちを仕掛けるタッグマッチ用の技。
至極シンプルだが、非常に豪快な技である。ビジュアル的にも派手な為リアルのプロレスで使用されることもある。
一般人が真似すると極めて危険な技の一つなので注意。



2.漫画『キン肉マン』に登場する代表的なツープラトンの一つ。1.が元ネタ。
主にネプチューンマンのタッグチームが使用する。

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「マグネットパワー!プラス!」

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  /│\           ○/
   /\           /│ 
                /\-
「マグネットパワー!マイナス!」

Ξ≡/※※※※○※※※※\≡Ξ
≡Ξ\○  /│\  ○/Ξ≡
Ξ≡/\   /\   /\Ξ≡
≡ />         <\≡Ξ

「「クロース!」」




「「ボンバー!!」」


【概要】

「夢の超人タッグ編」にて初登場。
完璧超人タッグ「ヘル・ミッショネルズ」が自身の信条にしているマスク狩りを行う為に用いるツープラトン(タッグ技)。

これをくらった対戦相手はノックアウトのみならず、マスク超人ならばその衝撃でマスクを剥ぎ落とされる。
目的が対戦相手のマスクを剥ぐ為なので通常の出力は50%程度に抑えているが、フルパワーにもなると首を吹き飛ばしてしまう
「夢の超人タッグ編」での特訓では、一撃でショベルカーをバラバラにするほどの威力があった。

これほどの破壊力を生み出すのは超人だからということもあるが、実際は技者二人の身体を繋ぐエネルギーが存在するからである。
このエネルギー効果によって、技の威力が高められるうえに、相手を捕縛して回避行動を困難にさせる。
現在までに使われたのは磁力と光エネルギーの二種類。

シンプルながらも絶大な破壊力、格好良さなどから「ヘル・ミッショネルズ」以外のタッグチームにも使用されている。
勿論こういったエネルギーが無くても使えるが、その際はごく普通のツープラトンになる。


因みにⅡ世のネプチューンマン曰く、完璧超人界には
「完璧超人にとって左腕はクロス・ボンバーを打つためにある」という妙な格言が残っているらしい。

完璧超人始祖編では既存の超人達が完璧・無量大数軍完璧超人始祖といった完璧超人軍の精鋭と激闘を繰り広げるも残念ながら当のネプチューンマンの試合はなく、他にクロス・ボンバーの使い手も登場しなかった。
代わりにクロス・ボンバーはサイコマンのマグネティカ・ボンバーを参考にして生み出されたという後付け設定が与えられた。


【バリエーション】


○初代クロス・ボンバー
「ヘル・ミッショネルズ(ネプチューンマン&ビッグ・ザ・武道)」が使用。
完璧超人の力の源であるマグネット・パワーを用いることで、互いの体を磁力が引きよせ、その勢いで強烈な一撃を放つ。

ウォーズマンロビンマスクアシュラマンモンゴルマンキン肉マングレートⅡといった並み居る強豪のマスクを狩り、猛威を奮った。

後に「巌流島コンビ(キン肉マン&ネプチューンマン)」も王位争奪戦で行った。
正義超人が使用する場合、「友情のマグネット・パワー」というパワーを発して使用する。

「究極の超人タッグ篇」では「ザ・マシンガンズ(キン肉マン&テリーマン)」がキン肉万太郎に対し使用。
キン肉マンにアイアン・スウェットをわざと発現させる展開の末に披露された。
このとき、「夢の超人タッグ編」から日が経っていなかったのでキン肉マンの身体には磁気が残っており、アイアン・スウェットの破片を用いて即席で繰り出した。

さらに、先の「夢の超人タッグ編」でキン肉マンの手によってアポロン・ウィンドウを閉鎖されて封じられたマグネットパワーが、
時間超人の能力によって会場周辺の時が戻されたことにより復活。
富士山の噴石をマンモスマンがウメーウメーと食べることにより即興的にマグネット・パワーを習得、
ネプチューンマンとマンモスマンのマグネット・パワーによる元祖クロス・ボンバーも復活を果たす。
しかし、ネプチューンマンの度重なる醜態を見かねたマンモスマンがまさかの裏切り。
クロス・ボンバーが炸裂する瞬間、わずかに力点をずらすことによりダメージのほとんどをネプチューンマンの左腕に集約させ、左腕をズタズタに破壊させてしまう。


○日英クロス・ボンバー
「ブルー・インパルス(キン肉マン&ロビンマスク)」の二人が放つクロス・ボンバー。
そもそもの使用者であるヘル・ミッショネルズ自体が日英コンビであることは内緒である。
「王位争奪編」準決勝にてキン肉マン ゼブラ相手に使用。
即興で使ったので「友情のマグネットパワー」は使用していないが威力は充分であり、一撃でゼブラを戦闘不能寸前にまで追い込んだ。
後に『キン肉マンⅡ世』でそれぞれの息子、万太郎ケビン時間超人サンダーに対して使っている。


○クロス・延髄
クロス・ボンバーの延髄蹴りバージョン。
「友情のマグネットパワー」で繋がり合った「巌流島コンビ(キン肉マン&ネプチューンマン)」が使用し、
通常のクロス・ボンバーが来ると予期して構えていたオメガマンの意表を突き、大きなダメージを与えた。


○オプティカルファイバー・クロス・ボンバー

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「「オプティカルファイバーパワー!」」
『キン肉マン二世・究極の超人タッグ編』にて登場。
21世紀の新技術オプティカルファイバーの力を使って放つ新たなクロス・ボンバー。

使用タッグは
「へル・イクスパンションズ(ネプチューンマン&セイウチン)」
新星(ノヴァ)・ヘル・イクスパンションズ(ネプチューンマン&マンモスマン)」


マグネットパワーを失ったネプが海に潜り海底から光ファイバーケーブルを引きちぎって取り込むというはた迷惑極まりない方法で手に入れ、
更にパートナーに蛍光石をウメーウメー食わせることで発動可能にしたオプティカルファイバーパワー。
この力により、光の管が敵の身体を貫通し互いの体を繋ぎ合わせる。

この光の管がエネルギーを瞬時に伝達するため、以前のクロス・ボンバーよりも威力が向上し、マスクのみならず顔面の生皮も剥がす程になった。
実際、旧作での武道ver.ではショベルカーを浮かせて壊しているが、マンモスマンver.では0系新幹線を完全に宙に浮かせたうえで真っ二つにしている
ゆで世界の新幹線は東京から博多まで殴り飛ばされて車止めに叩き付けられても壊れないのを見るに、いかに恐ろしい技かがよくわかる。
新世代超人軍のチェック・メイト、バリアフリーマン、イリューヒン、スカーフェイス、そして用済みとなったセイウチンの顔面を剥いだ。

しかし、「軌道が曲がると急激に力を失う」という弱点があり、そこを突かれて時間超人ライトニングによって破られてしまう。


○マグネティカ・ボンバー
サイコマンの技で、正確にはクロス・ボンバーではないが、その原型となった技。
磁力を付与したシルバーマンの盾を相方代わりにして単独でクロス・ボンバーを放つというもの。
シルバーマンの顔はマスクではなく素顔なので剥がされることはなかった。



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最終更新:2023年10月03日 22:51