ガンブレード(武器)

登録日:2012/03/06(火) 21:31:12
更新日:2023/11/18 Sat 10:36:48
所要時間:約 3 分で読めます




FINAL FANTASY Ⅷに登場する武器
スコールやサイファーが使用する。
剣に銃のメカニズムを組み込んだ特異な形の武器で、「ガン」と名付けられているものの、弾を発射することは無く、弾丸の炸裂の衝撃や振動で傷口をより大きく広げることを目的としている。
つまり分類上は高周波ブレードであり極めて扱いが難しいらしく、18年前のラグナからも「軍隊の研修でしか使ったことが無い」と言われる程廃れてしまった(ちなみに、このシーンはサイファーに関しての伏線である)。

ゲーム中の性能は、
  • 攻撃が必ず命中(「くらやみ状態でも必ず当たる)。
  • 攻撃時、プレイヤーがタイミングよくボタンを押すことでクリティカルが任意に出せる

と大変便利な武器。
その代わり攻撃力はやや低く、クリティカル時の倍率も他キャラが2倍なのに対し1.5倍に抑えられている。
クリティカルは任意で出せるが少しは練習が必要なのと戦うのたびにタイミング読むのは面倒くさいという人用にオート設定も可能。オートの場合も75%と十分に実用的な確率である。


★バリエーション
  • リボルバー
  • キアストレート
リボルバーはスコールの代表的武器で、大体はこのリボルバーを持って登場する。キアストレートは銃の機構をより強力なものに換装した、リボルバーのマイナーチェンジ版。特殊技にフェイテッドサークルが追加される。

  • カッテングトリガー
  • フレイムタン
カッティングではなくカッテングである。↓の武器は十文字使ったからカッティングでも良かったのに…。
フレイムタンはFFはじめファンタジーではおなじみの武器。ガンブレードとしてはキアストレート同様、カッテングトリガーの銃機構を強力なものに換装してある。フレイムと名付けられているもののFF8では無属性(まぁ、ジャンクションシステムがあるから当たり前だが。)特殊技にブラスティングゾーンが追加される。

  • ランスオブスリット
  • クライム&ペナルティ
ランスオブスリットは二枚の刃を装備することで威力を強化した。が、スコールは特に活用していない。クライム&ペナルティはランスオブスリットのマイ(ry。唯一、特殊技が追加されない。
ちなみにクライム&ペナルティはSeeD実地試験前に作成可能。カード廃人になってブラックウィドウにブラスティングゾーンを叩き込もう。
ちなみにこの武器、刃の間から弾丸が出るという設定があったらしいが残念ながら没になった。

  • ライオンハート
スコールの最強武器。蒼く輝く刃の部分はビームか実体か不明。この武器でしか使えない特殊技エンドオブハートは最早一人ナイツオブラウンド…いや、それ以上である。
アダマンタイマイの項にもあるが、この武器、DISC1で作れてしまう。苦労してサイファー一戦目にエンドオブハートを叩き込むと、もうゲームをクリアしたような気分になることだろう

  • ハイペリオン
サイファーのガンブレード。銃の部分がオートマチックタイプの形でスコールに比べてモーションが速いのでボタン入力のタイミングも異なる。特殊技は雑魚散らし。サイファーの性格上か、特殊技はHPの減少が他のキャラより少なくても使用可能。


FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼアに登場する武器
パッチ5.0『漆黒の反逆者』で実装されたジョブ「ガンブレイカー」のメインウェポン。
実装に際しては、プレイヤーがガンブレードと聞いて想起するものは『VIII』のガンブレードである事と、吉田Pが「『VIII』のガンブレードが欲しい」と熱望した等の経緯を持つ。

作中では、とある小国の生き残り達によりガンブレイカーの技と共にひっそりと継承されてきたが、第七霊災の15年前に起こった大事件によりその継承が途絶えつつあるため、原作以上にマイナーな武器であるといえる。
基本的な部分は元ネタである『VIII』のガンブレードと同じだが、クリスタルの粉末を収めた特殊シリンダー「ソイル」が内蔵され、使い手の魔力を蓄積して引き金を弾く事で一気に解放。
魔法障壁の展開、刀身を爆発的に振動させて物理的な切断力を上げる等の魔法効果を生み出すとされている。
なお、パッチ5.0以降ジョブがガンブレイカーとなるサンクレッドのメインウェポンでもあるが、彼はとある事情からソイルへの魔力の充填が出来ないため、充填作業は他人に頼まなければならず、基本的に使い回すものであるソイルを使い捨てで使わざるを得なくなっている。
『漆黒の反逆者』のトレーラームービーではその様子が描かれており、本編中でも充填作業を頼む様子や、充填済のソイルが入った袋を出立前に手渡されるシーンがある。
サンクレッドがガンブレードの技術を継承した由来が不明瞭な時期があったが、現在は「大切な者を二度と失いたくない」がために、潜入任務中に現地のレジスタンスに師事したという理由付けがなされている。

本作にはガレマール帝国式のガンブレードも登場するが剣と発射機能を持つ銃が合体したもので、ガンブレードというより「銃剣」である。設定上でも帝国式とは明確に別物であると区別されている*1
ガンブレードという名称の由来は、豹や獅子を彷彿とさせる外見のロスガル族が発祥であり、彼らが暮らしていた小国の女王「グンヒルド」の近衛戦力が所持していた事に因み、グンヒルドを略して「グンヒルドの剣」を意味する「ガンブレード」と呼ばれるようになった。
後にガンブレードを参考に銃が考案された際にその形状がガンブレードに似ていた為に「ガン(銃)」と呼ぶようになったとされ、
ガンブレイカーという名称も、銃をガンブレードの紛い物と断じて破壊して回っていたロスガル族の戦士を「銃の破壊者(ガンブレイカー)」と呼んだ事が由来とされる。


③パラサイト・イヴ2の武器
謎の男(キングゴーレムNo.9)が2戦目で所持している、高振動粒子の片刃剣にショットガンを組み込んだ武装。
ただし、謎の男は銃として使用することはなく、グリップの付き方も普通の刀剣と同じなので、初見でこれがガンブレードだと気付ける者はいないだろう。
プレーヤーが入手可能になるのは2周目以降だが、選択するモードによっては入手できない。
プレーヤーは近接攻撃可能なショットガンとして運用する。切っ先側に銃口があるため、構えはかなり独特。
ショットガンとしては射程も長く連射もそこそこきくうえ、装弾数も多めとかなり優秀。
近接攻撃は弾薬が効きづらい敵にも有効だが、単発攻撃なうえに攻撃前のスキが大きいのが難点。
その真価は近接攻撃中に射撃をすることで放つことができる特殊攻撃「バーストストライク」にある。
装填している弾薬によって威力や属性は異なるが、雑魚敵なら一撃で粉砕するだけの威力がある。


④ゲーム『GUNGRAVE O.D.』に登場する武器
屍十二が操る武器で、形状は反りのない真紅の刀が付いた二丁拳銃。スライドから上に刃がついているの方が右手用の「疾風」、グリップから下に刃がついている方が左手用の「旋風」。
なぜかマシンガン並みの連射ができ、例によって装弾数無限。ただし、銃弾の威力はあまり高くない。
グレイブの棺桶、RBのエレキギターと違って変形したりはしない。


ガンダムビルドファイターズトライに登場する武器
ユウキ・タツy…メイジン・カワグチによって制作されたアメイジングレッドウォーリアの武装の一つ。
ただし、ガンブレードではなくガンブレイド。
比較的長銃身のハンドガンにブレイドパーツを付けることによって射撃と斬撃の両方が可能なガンブレイドとして機能する。
グリップを倒すことにより普通の実体剣のように持つことも可能。


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最終更新:2023年11月18日 10:36

*1 設定上はガンブレイカー達と交戦した帝国にその性能を高く評価され、模倣品が正式装備として導入されたため。メタ的には帝国式ガンブレードが登場した時期に吉田Pが関わっておらず、作中でのガンブレードといえば帝国式ガンブレードしか存在していなかった