リザードン

登録日:2010/02/08 Mon 22:11:03
更新日:2024/04/05 Fri 16:20:29
所要時間:約 17 分で読めます


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地上1400メートルまで羽を使って飛ぶことができる。高熱の炎を吐く。






出典:劇場版ポケットモンスター キミにきめた!、製作:OLM Team Kato、ピカチュウプロジェクト、配給元:東宝、公開:2017年7月15日
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku、
©Pokemon ©1998-2020 ピカチュウプロジェクト、©2020 Pokemon. ©1995-2020 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.


『リザードン』とはポケットモンスターシリーズに初代から登場するポケモン


■データ


全国図鑑No.006
分類:かえんポケモン
英語名:Charizard
身長:1.7m
体重:90.5kg
タマゴグループ:怪獣/ドラゴン
性別比率:♂87.5♀12.5

タイプ:ほのお/ひこう

特性:もうか(HPが1/3以下になるとほのお技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:サンパワー(天候が「ひざしがつよい」の時、毎ターンHPが1/8減るが、代わりに特攻が1.5倍になる)

種族値
HP:78
攻撃:84
防御:78
特攻:109(初代のみ85)
特防:85
素早さ:100
合計:534

努力値:特攻+3



ヒトカゲがレベル16でリザードに、リザードがレベル36でリザードンに進化する。


初代(カントー)御三家の一匹。
名前の由来は『トカゲ』を意味する“lizard”と『首領』を意味する“don”から。

オレンジ色の羽の生えた竜やドラゴンのような姿をしている。
色違い体が黒く、目と羽が赤い。
というか、まるっきりこの子もしくはこのバグポケ
実は第2世代では体が紫で目と羽は緑色だったりする。

その口から吐く炎は非常に高温で、全てを溶かし、時には山火事を起こすと言われる。
苦しい戦いを経験すればするほど、炎の温度は更に高まる。
非常に好戦的な気性をしており常に強い相手を求めているが、一方で弱い者に前述の炎を向ける事は一切無い。

尻尾の先に炎が灯っており、感情が高ぶると色が青白く変化する。この炎が消えると死ぬ。
初代ではこの設定を見た人から「水ぶっかけたら即死じゃねぇかwwwww」と揶揄されたりしたが、
実際はこの炎はリザードンの生命力そのものを表しているため、通常の炎とは扱いが異なるものと思われる。
その翼で約1400mもの高さまで飛翔可能。
初代の赤版及びリメイク版であるファイアレッドのパッケージを飾ったりアニメでの優遇ぶり(後述)からピカチュウに劣るものの、その見た目もあり人気・知名度共にトップクラス。
外国人が選ぶ好きなポケモンナンバー1ともされている。

基本的にリザードがレベル36になって進化すると同時に「つばさでうつ」を覚える。
が、実は初登場時はひこう技を一切習得できなかった。デカい翼はほぼ飾りである。地面技をスカせる意味はあるが。
ピカチュウ版で初めて「そらをとぶ」を覚えられるようになっている。
ソード・シールドではリザードンに進化したときの技は「エアスラッシュ」に変更され、「つばさでうつ」はなんと翼のないヒトカゲのタマゴ技に変更された。

イッシュ地方にあるホドモエの跳ね橋は別名リザードン橋と呼ばれている。
BW2で橋にいる少年にリザードンを見せてあげると…

実はBW2以前のシリーズでの鳴き声はサイホーンとまるっきり一緒。
強いて言えばサイホーンの方が僅かに音が大きい。

■リザード


全国図鑑No.005
分類:かえんポケモン
英語名:Charmeleon
身長:1.1m
体重:19.0kg

タイプ:ほのお

■ゲームでのリザードン


記念すべき初代御三家

しかしの道中では苦戦を強いられやすい。
トキワの森ではむしタイプの弱点、かつ特殊技なのでトランセルコクーンの「かたくなる」も通じない「ひのこ」で無双できる。
しかし、序盤のジムはいわタイプ使いのタケシやみずタイプ使いのカスミ等といった相性の悪い相手で、特に後者の切り札スターミーが鬼畜。
かと言って中盤のエリカ戦で大活躍かと言うと 別にそうでもなく 、かえんほうしゃを覚えるのが Lv46 とヤケクソ染みた遅さに設定されており、圧倒的に有利とは言いづらかった。
「きりさく」や強力なほのお技を習得できるようになってからが本番の大器晩成型と言えるだろう。

ピカチュウ版では空を飛べるようになったため、赤緑時代から覚える「いあいぎり」「かいりき」「あなをほる」と組み合わせて秘伝要員としても使える。ちなみにIDを固定する状況再現を利用する場合の秘伝要員としては初代なら恐らく最も有用なポケモンの一匹である。
しかし、初見プレイでは「いあいぎり」を強力な技だと勘違いして覚えさせてしまったプレイヤーも多い。
まあPPは多く、そもそも技の性能がわりと残念なものも多い初代においてはストーリー用ではかなりマシな部類ではあり役に立たないわけでもないのだが…*1
その点はフシギバナも同じだが、こちらはさらに「ほのおのうず*2を「かえんほうしゃ」に上書きしてしまうという第2の悲劇に見舞われた例も多々。
だいもんじ」のわざマシンでリカバリーを図る手もあるが、PPは僅か5、「かえんほうしゃ」の1/3しかない。

FRLGでは最高まで懐かせた状態で2の島にある「きわのみさき」に住んでいるお婆さんに話しかけるとブラストバーンを習得できる。
DPt以降のシリーズでは他の炎御三家も覚えられるように。

赤緑/FRLGでフシギダネを選ぶとライバルのエースポケモンがリザードンになる。
金銀クリスタル/HGSSではチャンピオンワタル裏ボスレッドエメラルドではフロンティアブレーンヒース(銀シンボル)、USUMではグラジオ(チャンピオン防衛戦。最初にニャビーを選んだ場合)といった強敵が使用してくる。

ピカチュウ版では24番道路にいる男性に話しかけるとヒトカゲが貰える

HGSSではレッド撃破後にオーキド博士からカントー御三家のどれか1匹が貰える。

XYではプラターヌ博士からどれか1匹と対応するメガストーンが貰える。
プラターヌ博士もバトルでヒトカゲとリザードンを使用する。
後述の通り、リザードンとミュウツーだけ2種類のメガシンカが存在する。

SM/USMでは、アローラ図鑑にいないにもかかわらずライドポケモンの一匹として大抜擢された。
従来のシリーズにおける「そらをとぶ」を担当する。
アーカラ島でのカキの試練を達成した後に登録される。

LPLEではグリーンの切り札に抜擢され、レッドはフシギバナを使っている。
ワタルの手持ちにも抜擢され、更にグリーンの手持ちならメガリザードンY、ワタルの手持ちならメガリザードンXにメガシンカをするようになる。
釣れ歩きに設定すると背中に乗って飛べるようになる。殿堂入り後はより高く飛べるようになり、エンカウントの幅も増える。

剣盾ではこれまでの御三家たちが軒並みリストラという憂き目に遭う中、リザードンのみがガラル地方に進出。本作の目玉であるキョダイマックスのすがたも実装されている。*3
ガラル最強のチャンピオンダンデの手持ちポケモンとして、ダンデと共に物語の最序盤から登場。
ダンデが10代でチャンピオンになった頃から彼のエースポケモンであり、方向音痴のダンデの助けともなる頼れる相棒。ちなみに、ダンデが天を仰ぐように腕を突き上げるポーズは「リザードンポーズ」という。
ダンデ戦ではリザードンが必ず最後のポケモンとして登場するので、事実上のラスボスとなるポケモン
何気に、物語の最後に倒すべきポケモンが最初から明かされているというシリーズ史上類のないパターンである。
「リザードンが最後と分かってるなら弱点を突けばいいでしょ」と甘く見るなかれ。ダンデのリザードンはみず・いわ対策にダイソウゲン(ソーラービーム)を搭載しており、すばやさを上げるダイジェット(エアスラッシュ)にダイロック(げんしのちから)付属のすなあらしでこらえるやきあいのタスキを潰しにかかるなど、ソード・シールドにふさわしいダイマックスを巧みに操るガチ構成で付け入る隙がなく、主人公にとってチャンピオンの座に昇り詰める最後の壁となって立ちはだかってくる。生半可な自信と対策では、文字通りあっという間に消し炭にされてしまうだろう。
順当な攻略法としてはゴーストダイブなどでスカすことになるが、エンターテイメント性に溢れた倒し方をしたいなら上を取ってこちらもダイマックスでダイストリームやダイロックで潰すのがいいだろう。
なお、ヒトカゲ一族の入手経路としては、ワイルドエリアマックスレイドバトルで入手できる他、メインストーリークリア後にホップの家に行くと、ダンデの置手紙と共にキョダイマックスできるヒトカゲを託される。

SVでもパルデア図鑑には載らないが同期に先んじてしれっと参戦。
但し通常入手はできず、入手には期間限定イベント「最強のリザードン」をこなす必要がある。
レベル100・6V・性格ひかえめ・夢特性・テラスタイプドラゴンの大盤振る舞いだが、難易度★7だけあり入手難易度は高い。
1データ1匹しか入手できないが孵化厳選は可能。そのせいかよくマジカル交換でヒトカゲが流れてくる
ランクバトルのシリーズ1には参戦できないので注意。

■対戦でのリザードン


特攻と素早さに秀でる。
この種族値、実はジョウト御三家バクフーンと全く同じ。

初代ではほのおタイプに当時最強を誇った「ふぶき」等こおり技の耐性がなかった。
とにかく需要の高い「ふぶき」や「10まんボルト」に弱く、「サイコキネシス」まで素通しと言う問題児。
一方で急所確定の「きりさく」や攻撃を封じる「ほのおのうず」といった当時のチート技や「じしん」「じわれ」を覚えるなどの長所もある。
同タイプのファイヤーが火力や耐久力でリザードンを上回るのに対し、こちらは技のレパートリーや素早さで勝る。
ニンテンドウカップ99ではそれなりに使われていたが、エレブーライチュウに弱い時点で活躍はお察しください。
それでも99カップでは12人中4人も使用していたぐらいには使用されている。優勝者も使用しており意外な位に実績があったりする。
またこの優勝者の使用していたのは「じわれ」型である。きちんと炎技も採用されているが。
ちなみに当時公式戦で「ほのおのうず」を使うにはヒトカゲのままレベル46まで育てる必要があった。


第2世代では「はらだいこ」を遺伝習得可能に。ついでに遺伝限定でいわなだれも習得。更なる余談だがガラガラに剣の舞といわなだれを遺伝させるのには必須だったりする。
が、耐久がいまいちな事に加え優秀な物理技が少なく、「きりさく」も仕様変更で使いにくくなるとなかなか難しかった。
決定打が無い為一芸は持ってはいるものの他の強ポケ達に隠れていた。
一応00カップ決勝大会に1体残っていたが、その個体はまたまた「じわれ」型であり一致メインウエポンが主体とは言い難かった。

VC環境においてはめざめるパワー格闘を厳選した上で55採用・「はらだいこ」を積むことによりカビゴンを一撃で粉砕可能な火力を得られることで採用率が上がったんだとか。
VCで同じくめざ格の有用性で採用率が上がったエンテイばくれつパンチや晴れ文字及び雷パンチでジョウト御三家最強の座を手にしたバクフーンとはそれぞれ耐久力・晴れが必須か・ソーラービームの有無など一長一短の関係性にある。*4

しかし、第6世代でメガシンカが登場したことにより、転機が訪れる。

リザードンを運用する上で問題になるのはやはりいわ4倍を始めとした耐久力不安。
いわ4倍のせいで「ステルスロック」には異常に弱く、一度踏むとHPの半分が飛んでいく。
それを逆手に取ってステロのダメージが薄いポケモンを選出するのも手。

また、相性で有利なかくとうタイプサブウェポンに「ストーンエッジ」「かみなりパンチ」を装備している可能性がある。
他にもタイプ不一致でも「なみのり」「10まんボルト」で落ちる可能性があるので注意。

特性は晴れパでメガシンカなしの特殊型を使うなら「サンパワー」、それ以外は「もうか」推奨。

しかし天候パが弱体化したこともあり、メガシンカキョダイマックスの使えない環境では地味になりがち。
アタッカー向きのタイプと種族値で攻撃技もそこそこ豊富だが、昨今の種族値や特性のインフレの中ではどうしても埋もれてしまう。
同期の2匹と違い「ねむりごな」や「からをやぶる」といった数値不足を補える強力技がないのも厳しい。

◆物理型

素の決定力が乏しいが、「つるぎのまい」「りゅうのまい」「はらだいこ」と言う三種の積み技を覚える。
ただ、素の耐久力が悩ましい為パーティーの補助は必須。
みがわりバトンなどで出していきたい。

メインウェポンはやはり「フレアドライブ」。「はらだいこ」軸なら「ほのおのパンチ」か。
またギャラドスや弱点である水ポケ対策に「かみなりパンチ」を備えると対応範囲が拡がる。
ヒードランウインディの等「もらいび」対策に「じしん」を入れても良い。

天敵であるヤドランスターミーには「かみくだく」があるが、範囲が微妙か。
他にも「げきりん」「ドラゴンクロー」「シャドークロー」等々。


◆特殊型

「だいもんじ」「オーバーヒート」「エアスラッシュ」と使いやすい技が揃う。
やはりファイヤーが主なライバルだろうか。
また、ハッサムをかなり安定して狩ることができる。
HPが1/4でも攻撃極振り意地っ張りハッサムの「バレットパンチ」を耐え切る。

配布限定の隠れ特性で「サンパワー」を獲得し太陽神化。
発動時の特攻は種族値で189相当。
この型で使う場合は「ひでり」持ちのキュウコンコータスと組ませると良いだろう。
特性適用時の火力は持ち物なしでもメガリザYを超える。

持ち物には素早さ100と言う激戦区を勝ち抜き、みがわりと相性の良い『カムラのみ』や『こだわりスカーフ』
決定力を上げる『こだわりハチマキ』『こだわりメガネ』、特殊型には『ヤタピのみ』『きあいのタスキ』などなど。
またZ「オーバーヒート」でHD特化ポリゴン2も高乱数1発で倒せる。

スカーフサンパワー型なら特攻と素早さの物足りなさを一度に解消できる。
ダブルでならひでり持ちと同時に出すことで1ターン目から攻めていくことも可能。
炎耐性を持つ相手にもスカーフエアスラ連打で怯みを狙っていける。


メガシンカ


『ポケットモンスター X・Y』にてメガリザードンというメガシンカ形態を得た。
ミュウツーと同じく2種類存在し、先行発表された個体は「メガリザードンY」と呼ばれる。
オリジナルアニメ『ポケットモンスターTHE ORIGIN』の後半に登場した個体は「メガリザードンX」と呼ばれる。
こちらはタイプがほのお/ひこうからほのお/ドラゴンに変わる。
禁止級伝説であるミュウツーを除けば、メガシンカを2つ持つのはリザードンだけ。

メガリザードンX


全身に みなぎる 並はずれた パワーが 体を 黒く 染め上げ 青い 炎を メラメラ 燃やす。

タイプ:ほのお/ドラゴン

特性:かたいツメ(接触技の威力が1.3倍になる)

種族値
HP:78
攻撃:130 (+46)
防御:111 (+33)
特攻:130 (+21)
特防:85
素早さ:100
合計:634 (+100)

2倍:じめん/いわ/ドラゴン
1/2:でんき/むし/はがね
1/4:くさ/ほのお


ドラゴンタイプよりもドラゴンらしいと言われていたリザードンが本物のドラゴンになった。
上昇値に無駄が多めで特性がやや地味だが、飛行からが炎との相性補完に優れたドラゴンに変わるのは大きい。
物理耐久・耐性が大幅に増え、4倍弱点もなくなり、攻撃範囲もかなり優秀。
特性の対象となる技は「フレアドライブ」や「げきりん」などがあるため、「いのちのたま」持ちガブリアス相当の火力となる。
それを活かすために「りゅうのまい」で突破力を上げるのもベター。
また、種族値的にはCも同じステータスがある為、物理受けや反動ダメが手痛い「フレアドライブ」の事などを意識した両刀や、
何気に「はねやすめ」「おにび」を覚えられ、特殊方面はドラゴン技以外等倍以下と言う耐性を持つ事から受け型も可能な為こちらも厄介。
「つるぎのまい」を使えば強固な物理受けすら容赦無くブチ抜き、後述のYの存在による読み辛さから受けループにかなり強い。

ダブルバトルでは体力消費の荒さや「げきりん」の使い辛さから使用率でYに完敗している。


メガリザードンY


トレーナーとの 絆が パワーの 源。 ジェット機を しのぐ 飛行能力を 誇る。

タイプ:ほのお/ひこう

特性:ひでり(日差しが5ターンの間強くなる)

種族値
HP:78
攻撃:104 (+20)
防御:78
特攻:159 (+50)
特防:115 (+30)
素早さ:100
合計:634 (+100)


種族値や特性を見る限り上昇値の無駄が少ない、純粋な特殊型。
特性でカイオーガクラスの火力を誇る「だいもんじ」や、相性補完の「ソーラービーム」「きあいだま」を扱えるため、ひたすら火力で押すタイプに。
シングルでも強いが、特性やじめん無効などダブル・トリプルでの有効性もまた高い。
実質みず技は等倍になるものの、物理耐久はそのままでいわ4倍など対策は意外としやすい。
メガリザXに致命的に弱いのが最大の欠点かも。
使用するだけで実質的に晴れパを使用できるのも大きいが、大体の場合これ一匹orフシギバナの追加くらいで間に合ってしまう。

第七世代におけるリザードンは殆どがメガシンカ型で採用されている。
しかし、最大の強みは初見でどちらにメガシンカするか分からないこと。
使い手としてかなり面白味のある部分であり、相手からすれば読み間違えるとかなり不利になるため大きなプレッシャーがかかる。
どちらにメガシンカするかを見せ合いの時点で見極める「リザードン検定」なる言葉が存在するほどである。
いわ技なら両方に有効だが、Zワザ特殊「ノーガード」持ち等を利用しない限り命中不安がつきまとう。
ダブルだと性能からしてほとんどYだが、シングルでは利用率は半々。
見分ける場合は相手PTのでんき・いわの一貫性や、サポート要員らしきポケモンがいるかいないかで対策を練ると良いかも知れない。

弱点としては素早さが激戦区の100のままなこと。
素早さ自体は「りゅうのまい」「ニトロチャージ」で補えるものの、ガブリアスでの対策が非常にしやすい。
ガブリアスは『きあいのタスキ』「がんせきふうじ」型も多く、両方の他ファイアローにも対応出来る様になっている。


技候補

●物理技
  • フレアドライブ
メガリザXを含む物理型のメインウェポン。

  • ニトロチャージ
素早さを上げて並み居る100族やガブリアスをも抜き去る。
また、メガリザXの受け型や剣舞型では必須技。
素早さを簡単に上げられるためメガリザYでも優先度が高い。

  • げきりん
メガリザXのもう一つのメインウェポン。
一致ほのお技ではがねに圧力を掛けられるのは他の「げきりん」持ちより有利。
SMからは強力なフェアリーが激増したため、行動固定のデメリットがかなり痛くなった。

  • ドラゴンダイブ
「げきりん」と違ってデメリットがなく2割ひるみの追加効果もあるが、命中不安。

  • ドラゴンクロー
一切のデメリットが無いが低火力。
「りゅうのまい」を使うメガX型では候補に上がる。「かたいツメ」のお陰で並のドラゴンよりは高火力。

  • かわらわり
バンギラス、ヒードランに。

  • かみなりパンチ
みず/フェアリー複合への対策。
「りゅうのまい」1回でHP極振りマリルリが高乱数1発。

  • がんせきふうじ
HP極振りファイアローが確定1発。
また、襷ガブリアスが受けに来た際に撃てば対面で有利に。

  • じしん
他の物理アタッカーに比べると重要度は低め。
ヒードラン筆頭に「もらいび」持ちに有効な他、ギルガルドの「キングシールド」で攻撃力が下がらない。
特殊技が主体のメガリザYでも「きあいだま」の命中率の低さを嫌う場合はヒードラン等の対策にこちらを使うこともある。

  • アクロバット
2012年6月23日~9月30日に開催されたキャンペーンで配布された個体のみ使用可能だったが剣盾にて習得が可能になった。
当時は「ひこうのジュエル」とのコンボが可能だったが、第六世代では不可能になった。
現在は「きあいのタスキ」+「りゅうのまい」型での採用となるか。

  • ちきゅうなげ
自分のレベルの数値分相手にダメージを与えるかくとう技。
リザードンとは相性が微妙で実用性に欠けるのだが、後述のサトシのリザードンの必殺技なのでロマンがある。
ただ習得方法がかなり限られており、現在はFRLGの教え技、赤緑VCのわざマシン、2017年夏に劇場版公開記念で配信された「サトシのリザードン」(性格は意地っ張り固定)の三つしか存在しない。
このうち現在レートで使えるのは配信個体のみである。


●特殊技
  • だいもんじ
メインウェポン
サンパワーやメガリザYならオッカ持ち耐久メタグロス出すら灰にできる。

  • かえんほうしゃ
メガリザYなら火力は十分あるため、命中率優先でこちらもあり。

  • オーバーヒート
撃ち逃げ用。
メガリザYならHP極振りメガガルーラに対して「おくびょう」で5割、「ひかえめ」で確定1発。

  • りゅうのはどう
能力が高く、一致炎技への耐性も持つドラゴン対策。
主流のドラゴンは氷4倍が多いので基本的にめざ氷が優先されるが、無理ならこちらで妥協もあり。
ドラゴンタイプにしか弱点をつけないのがネックだが、普通のノーマル技よりはマシ。
めざパ廃止で価値が上がったが、主流のドラゴンにはリザードンと同等かそれ以上に素早い相手が多いのが難点。

  • ソーラービーム
みず・いわ・じめんに有効なサブウェポン。めざ草より威力が高いが、溜めがネック。
メガリザードンY、晴れパ、パワフルハーブ持ちでのみ採用が検討される。
晴れ下では一致ほのお技も強化されるので本来不利な相手にゴリ押しできることも多いとは言え、やはり弱点が突けるのは有利。
メガYの場合、『とつげきチョッキ』持ちHP極振りマリルリが確定2発、スイクンは高乱数2発。
無論バンギラスカバルドンにも有効だが、後出しで天候を晴れから砂嵐にされてしまうと止められる(溜め開始)点に注意。
みず/じめん、みず/いわ等の複合には4倍ダメージを与えられるが、『リンドのみ』持ちラグラージミラーコート等に要注意。

  • きあいだま
いわ・はがね・あく・ノーマル対策に。
晴れ下ならラプラストドゼルガ等のみず/こおり対策なら「ソーラービーム」もあるが、
こちらは「ソーラービーム」と違いHP極振りバンギラスも一撃、さらに後出しで攻撃を止められてしまう心配もない。
ほのおとくさに耐性を持つサザンドラや「もらいび」ヒードランに対しても弱点を突ける。
最大のネックは命中率の低さであり、サンパワー型はともかくメガシンカ型では「カクトウZ」で補うこともできない。

  • エアスラッシュ
低威力で技スペがキツいのであまり優先されない。
等倍晴れだいもんじ>抜群エアスラなので、基本的にほのお半減かつひこう技抜群のポケモンにのみ有効。
実質バシャーモピンポイント。一応メガリザXへの足掻きにもなる。
ひるみ発生率がそこそこあり、出たら儲けもの。

  • ぼうふう
剣盾にて習得が可能になった最高威力の特殊飛行技
晴れとの相性が悪くサンパワー型ではエアスラの方が採用されるがキョダイマックスであれば採用しやすい。
雨だと必中になる為雨パにも少し強く出れる。

現在ではほぼ氷一択。
苦手な龍やランドロスを牽制できるが、ガブリアスボーマンダより遅いのがネック。
ニトチャか交代読みで補うことになる。

  • ほのおのちかい
炎御三家とバオッキーのみ使用でき、ダブルバトルで「くさのちかい」か「みずのちかい」と併用することで真価を発揮する技。
特性「ようりょくそ」持ちのフシギバナに「くさのちかい」、メガリザードンYに「ほのおのちかい」を使わせる連携が強力。
メガリザードンYのネックである並程度の素早さを補いつつ、その火力を遺憾なく発揮できる。


●変化技
  • みがわり
HPを調整して特性の「もうか」発動に。
様子見や変化技受けにも。能力強化のきのみと合わせても面白い。

  • りゅうのまい
攻撃と素早さを上げる。物理型ではだいたいニトロチャージと選択で入る。
一度積まれると受けるのが非常に厳しくなる。

  • つるぎのまい
素早さは上げられないが、破壊力は龍舞の比ではない。
いかく」を貰っても勢いが止まらないのは大きい。
メガリザX型で素早さを補えてかつ、物理技であるニトチャとの相性は抜群。

アニメでのリザードン



サトシのリザードン



金銀編44話『ラジオ塔の戦い!時空を超えて!!』にてコジロウがリザードンの声真似をするという中の人ネタがある。

ヒトカゲの頃は言うことを聞いたのだが、元は他人のポケモンなのとそのトレーナーから「弱い」として邪険にされていた反動に、
当時のサトシのトレーナーとしてのレベルが低かった事等から、リザードに進化したとたん命令を無視しはじめる。
プテラからの挑発と飛べないことへの苛立ちからそれから間も無くリザードンへ進化した。

ピンチになるとサトシのアドバイスを聞くが、ワガママを貫き通した。
映画『ミュウツーの逆襲』では登場そうそうミュウツーに火炎放射をブッ放している。
ミュウツー『随分しつけの悪い、リザードンだな』
しかも、反省の色無し。こいつの性格絶対『図太い』か『生意気』だろ…

異様な紋様が入ったコピーリザードンと戦うも僅かながらコピーの実力が勝り、惜敗。


セキエイリーグでサトシが敗退したのもリザードンが相手が「自分より弱そうな」ピカチュウだった事から*5やる気を出さなかったせいである。
それでも、高い実力とセンスを持っていたためサトシは彼を使い続けた。

そんな彼にも転機が訪れる。
ニョロボンとの戦いで水技を受け続けた挙句氷漬けにされるなどしてそれまでの因果応報とばかりの重体を負うも、
サトシが「確かに俺レベル低いかもしれないけど、それでもお前と一緒に戦うの夢なんだぜ?」と必死に看病してくれたことにより、
その流れがヒトカゲ時代の記憶に重なった事もありサトシの言うことを聞くようになった。
(詳しくは「リザードン! きみにきめた!!」で)

そこから、名実共にサトシ最強の手持ちとして活躍。


とは言うものの、イブキの親友ジーク(アニメオリジナルキャラ)が管理をする『リザードン保護区域“リザフィックバレー”』に招待された際には、他のどのリザードンより弱く、ジークには呆れられていた。
しかもサトシを乗せて飛行する事すらまともにできない様だった。
最終的に他のリザードン達に認められた事で、そこで修行をするためサトシと別れることになる。

「リザードンのたに!またあうひまで!!」はまさに神回。是非ともご覧頂きたい。

……その後、ジークのリザードン『リサ』を彼女にし、めでたくリア充になったとさ。


修行後、リーグ戦においてシゲルと対戦した際も、切り札として再登場。
ベトベトンカビゴンを倒したハッサムを火炎放射一発で倒し、さらには相性の悪いゴローニャを竜の怒り一発で倒し、
その後同じ初代御三家でタイプ上圧倒的に不利なシゲルのエース・カメックスを激闘の末、打ち倒し、サトシを勝利に導いた。
こちらも上記の回に勝るとも劣らない神回であり、「(例え認めてくれなくてもオレは)お前と一緒に戦いたい」と言うサトシの悲願は見事叶ったのである。


再登場の度に実力が上がっており、映画『結晶塔の帝王』ではテレビでサトシの危機を知り、リザフィックバレーからサトシを救うため駆けつけた。

その姿は正に“

かつての反抗期やリザフィックバレーの一件もあって本当に精神的な意味での成長も実感させてくれる。
偽物とはいえ、エンテイとほぼ互角の戦いを繰り広げた。
そして、以前は苦手としていたサトシを背に乗せて飛行することも可能になった。


この時の「間一髪サトシを助ける」一連の行動は七夜の願い星フライゴン・DP90話のヨノワール・XY2話のバシャーモ
及び「トレーナーの言うことを聞けないポケモン」系譜はヒカリマンムーアイリスドリュウズカイリューに受け継がれた。
特にヒカリのマンムーがヒカリに再び心を開くエピソードはリザードンのオマージュとして描かれている。

また、AGバトルフロンティア編ではこちらも伝説のポケモンの一角であるフリーザーを倒している。
しかしそれ以外のバトルでは、強敵のかませとして負けることも多いのは秘密である


その後はシンオウリーグにも呼ばれないなどしばらく出番はなかったが、
ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2 エピソードN」のOP/EDで再登場することが判明した。
OPではトリをレシラムと共に登場し、しかもレシラムの攻撃をかえんほうしゃで防ぎ、サトシに目配せという厚待遇。
EDではイントロ冒頭の紐飾りのポケモンがピカチュウ、ポカブ、ツタージャ、ミジュマル、エモンガ、キバゴ、ヤナップ、マッギョという、
サイズの小さいメンツの中で唯一最終進化形態で登場、そしてAメロ冒頭数秒、カイリューと肩を組んでいるカットがある。

そして待ちわびた再登場回は、サトシとリザードンとの数々のエピソードが新規カットで収録、
回想とはいえカスミ・タケシをはじめ懐かしい面々も姿を見せるなど往年のファン歓喜な内容が盛り沢山だったりした。
カイリューとのバトルも必見。
リザードからリザードンに進化する前にバトルに出したのは2回のみだが、
この回の回想シーンでサトシが「言う事を聞かないけど、俺は諦められなくてリザードをバトルに何度も出し続けた」言っていることから、
本編では描かれていない話で出していたことが間接的に判明する。

何故か決め技には炎技でなく、ダメージ固定の『ちきゅうなげ』が多い。(こちらの世界では設定が異なる可能性もあるが)
相手ポケモンを腕で捕まながらえ空へ飛び、地球(円)の軌道を描き地面に叩きつける姿は非常にカッコいい。
今でいうなら「フリーフォール」だろうか。
BW2編では既に忘れていたうえに回想では違う演出になってはいた。
しかし劇場版キミにきめた!で久しぶりに地球投げが登場しファンを感動させた。

新無印にも登場しオーキド研究所でサトシと再会している。
このことからBW以降、リザフィックバレーを卒業し手持ちに完全復帰したということだろう。


余談だが、出てくる度に技がコロコロ変わる。
ジョウト編: かえんほうしゃ/ほのおのうず/りゅうのいかり/ちきゅうなげ
ダツラ戦: かえんほうしゃ/オーバーヒート/りゅうのいぶき/ちきゅうなげ
ジンダイ戦: かえんほうしゃ/はがねのつばさ/りゅうのいぶき/ちきゅうなげ
BW: かえんほうしゃ/つばさでうつ/ドラゴンテール/きりさく


レッド(ORIGIN)のリザードン


更に『ポケットモンスター 赤・緑』を題材にしたオリジナルアニメ『ポケットモンスターTHE ORIGIN』でも、主人公レッドの手持ちとして登場。
初めて出会った時にはニックネームとして「セパルトラ」と名付けられそうになった*6

サカキ戦では上記のサトシのリザードンと同じく『ちきゅうなげ』で決めるという見せ場があった。

150匹目のポケモン・ミュウツーとの戦いでは、まさかのメガシンカを果たした。
姿はメガリザードンX。通常形態では敵わなかったミュウツーと互角以上に渡り合い、捕獲に貢献した。
ちなみにこのシーン、「赤・緑ストーリーのラストにメガシンカ登場」というだけでなく、「メガリザードンXのお披露目」という二重のサプライズであった。
既に公開されていたメガリザードンに次ぐ登場に、多くのトレーナーが度肝を抜かれた。


アランのリザードン



出典:ポケットモンスター、115話『開幕!マスターズトーナメント!!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


CV:佐藤健輔
そして、2014年4月3日から特番として放送された『ポケットモンスターXY特別編 最強メガシンカ』でも、主人公・アランのパートナーとして登場。
元々彼はプラターヌ博士の助手であり、メガシンカの研究と全メガポケモン打倒を目指す為に研究所のヒトカゲから育てた個体である。
そして彼のリザードンはメガリザードンXにメガシンカする。技は火炎放射、ドラゴンクロー、鋼の翼、そして決め技のブラストバーン。
何気にブラストバーンはアニメではこれが初披露だったりする。

この為、オリジン放映の頃からだが「サトシのリザードンはYになるのでは?」という説が有力となっており、実際マノンからサトシの事も聞かされている為、対決する日もいつか来るかもしれないと言われていた時期もあった。
…しかし、実際にアランのメガリザードンXと対決したのはサトシゲッコウガだった。

アランのメガリザードンXの強さは尋常ではなく、ダイゴのメタグロスと互角の力を見せたり、パキラのメガヘルガーを撃破している。
サトシのカロス地方でのエースポケモン・ゲッコウガとは『XY&Z』13話で対決し、サトシゲッコウガが未完成だったことから撃破する。
カロスリーグでのアランはリザードンとメタグロスのみの使用で決勝戦まで勝ち抜くというチートっぷりを発揮。
決勝戦でも消耗していたピカチュウを簡単に倒し、サトシゲッコウガとも激しいバトルを繰り広げ、
最終的にサトシゲッコウガの放った過去最大のみずしゅりけんをブラストバーンによって屁ともせずに打ち勝ってしまった(普通は逆の結果だろとか突っ込むのはNG)。
サトシのエースポケモン達を相手にしたのにもかかわらず、試合後は大した消耗した様子も見せないなど優勝フラグクラッシャー補正を見せつけた。

アニメでのメガリザードンYは、メガシンカ図鑑でのメガラティオスメガラティアスの紹介映像で初登場したが、メガチャーレムとともに的として瞬殺された。
だが、『XY&Z』32話においてトロバのリザードンがメガシンカをし、メガリザードンYがアニメシリーズに本格登場。
アランのリザードンXと対戦し、アニメでの異なるメガシンカを遂げたリザードン対決という構図が実現した。
しかし、アランのメガリザードンXに圧倒されてしまい、トロバのメガリザードンYはすぐに敗れ去ってしまった。

メガリザードンYの扱いがXよりもかなり低かったのは上述したようにサトシが使うからという説があったが、単純に扱いが悪いだけであった。
果たして、今後メガリザードンYがアニメで大きく輝ける日は来るのだろうか……来ないだろうな。
なお、アニメXYシリーズでサトシ自体がメガシンカを使わなかったことやサトシゲッコウガの存在から、今後サトシのリザードンがメガシンカをする可能性は絶望的だと見られる。

ちなみにどうでもいい余談だが、サトシのリーグ敗退の大きな原因に二回(セキエイリーグ、カロスリーグ)もリザードンが直接関与したことになる。
ジョウトリーグでもサトシのリザードンがバシャーモにあと一歩及ばず負けてしまったことも入れると、三回もサトシ敗北に立ち会ったポケモンという事に。
無印まではサトシのエースポケモンだったことから大一番に関わりやすいのでしょうがない部分もあるが、何とも言い難い話である。
しかしながらマスターズトーナメントでは…?

カキのリザードン


ポケットモンスター サン&ムーン」では、カキのライドポケモンとして登場。
カキの亡き祖父の相棒であったために既にかなりの老体であり、翼もボロボロになっている。
ガタイは良く運搬業も難なくこなしているため体力はかなりあると思われるが、カキは一切戦わせようとしなかった。


ダンデのリザードン



出典:ポケットモンスター、115話『開幕!マスターズトーナメント!!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

CV:三宅健太
ガラル地方のチャンピオンであるダンデの最強のエース。
ダンデは世界中のトレーナーが参加できる『ポケモンワールドチャンピオンシップス』の1位であるため、名実ともにアニメ史上最強のリザードンである。
その実力は半端ではなく相性が不利なワタルのギャラドスを倒したり、キョダイマックスしなくとも上記のアランのメガリザードンXを倒したほどである。

ダンデの最初のポケモンであり、ヒトカゲだった頃からの付き合い。
トレーナーデビューした頃はまだリザードであり、その後のチャンピオンになるまでの過程でリザードンに進化したようだ。
ゲーム同様に方向音痴なダンデを目的地に連れて行くこともある。

また対戦相手に会わせて技構成を相性の良いものに変えるという、アニメでは非常に難しい事をやってのける。
(アニメでは技マシンの類がないので、技を覚えるには修行するしかない)
マスターズトーナメントではダンデの総大将として活躍した。

フリードのリザードン


CV:三宅健太*7

ライジングボルテッカーズのリーダーであるフリードのエースでありパートナー。
また飛行要員としても活躍するし、更には主人公チームでは初めてテラスタルも披露する万能ポジション。ちなみにロイのホゲータに尊敬されている。バトルの実力もキャップと互角に戦えるほど強いが、基本的には彼が手持ちに居ない時のみバトルに使用している。
テラスタイプは「あく」で、アニポケ最強タイプであるエスパータイプの技を無効化できるため、最高のチョイスといえる。
使用する技は「かえんほうしゃ」、「ドラゴンクロー」、「テラバースト」(あくタイプ)、「エアスラッシュ」。

担当した三宅はダンデのリザードンも担当し、2作続けてリザードンの声を担当した。

ほかにはナナコが主役のサイドストーリーで、ヒトカゲ時代に水に落ちてトラウマになり、弱気になったリザードンを立ち直らせる話もある。


■劇場版でのリザードン


劇場版アニメでの活躍については、上述のアニメでのリザードンの欄に記載。

名探偵ピカチュウ

実写映画『名探偵ピカチュウ』にも出演。イグアナのようなゴツゴツとした鱗を持つ、よりドラゴン然としたビジュアルをお披露目した。

ライムシティの違法ポケモンバトル場にて、 乳首男 こと セバスチャン の手持ちポケモンとして登場。
このリザードンは以前にハリーのピカチュウにコテンパンにされたことがあるらしく、セバスチャンはそのことを根に持って再戦を挑んできた。

バトルの際には、セバスチャンによりRを摂取させられて狂暴化。
一方ピカチュウは技の使い方が思い出せず、リザードンはリングの中を逃げ回るピカチュウを追いかけて暴れまわった。
その暴走の余波でセバスチャンの持つRのアンプルがばら撒かれてしまい、会場が大混乱する羽目に。
Rによる暴走が解けた後にはギャラドスいかくショボーン(´・ω・`)してしまう様子も見られる。

セバスチャンはリザードンのことを「ベイビーちゃん」と呼び、ティムやピカチュウがリザードンに絡みつくと「お前ら 俺のベイビーを離せ!」と激昂するなど、リザードンへの愛情は本物であった模様。
Rを摂取させたのも、どんな手を使ってでもリザードンを勝たせたかったから、なのかもしれない。



■マンガでのリザードン


ポケットモンスターSPECIALでは、グリーン手持ちで活躍。
ただ第1章で一時的にレッドの手持ちになったのを皮切りに、後の章でも度々彼に貸し出されている。

第6章ではゲーム通りヒースも使用。
フーディンのかみなりパンチ(当時は特殊わざ)、メタグロスのがんせきふうじと、弱点の技を立て続けに喰らっても倒れないタフさを見せた。
……タワークオリティならぬフロンティアクオリティが発動したのかは不明

第12章ではエックス手持ちとして「サラメ」というNNで登場。詳しくは該当項目参照。


ポケットモンスター(穴久保版)」でもライバルの一人グリーンの手持ちで連載初期はレッド一行と張り合うことが多かった。
あと自分の意思で自在に退化できたりした。なにこのデジモン

コロコロコミックで連載されていた「ポケットモンスターXY ポケモン竜王伝」では、主人公アキラのパートナーとして登場。
幾多のドラゴンポケモンを連れたトレーナーが集い、最強のドラゴン使いを決める大会「竜王戦」にアキラと共に挑む。


■大乱闘スマッシュブラザーズにおけるリザードン


64時代から登場。

64DX共にモンスターボールから出てきて、火炎放射を左右に放ち攻撃する。ハマると中々にダメージが蓄積するので注意。そして本体に触れた時もかなり痛い。

また、64ではヒトカゲもヤマブキシティで出てくる。

Xではとうとうプレイヤーキャラとして参戦。
ポケモントレーナーの手持ちとしてゼニガメ、フシギソウとトリオを組んでおり、三匹の中で一番強力な攻撃が多い。だが移動速度・空中移動ともに遅い。
亜空の使者』では遺跡地下におり、リュカとポケモントレーナーと戦いゲットされてから使えるようになる。
横B技のいわくだきがボスバトルで非常に有効であり、クリアゲッターのゲキむずクリアで彼にお世話になった人も多いのではないだろうか。

そして次回作である3DS / Wii Uでは晴れて単独参戦が決定。
ポケトレ・ゼニガメ・フシギソウ「解せぬ」

PVでは何気にピカ様と共に今作のモンスターボール枠と思われる繰り出されたポケモン達がいる崖の上に居座っていた。
他にはマリオや最新作の炎御三家であるフォッコと炎技を撃ち合う様子やまさかの参戦が決定したゲッコウガとの共演が描かれた。
更に前作ではひのこを放っていた空中前の攻撃技が良く見ると爪で追撃する技に変更されるなど、空中戦の性能が改善された。

また、新しい横必殺技としてフレアドライブを習得。
原作同様反動ダメージはあるものの、飛距離(リーチ)・出の速さ・威力の全てが優れており、早くも本作のリザードンの最大の主軸技となっている。
結局これで強引に勝利を納められる事もしばしばで、寧ろ飛距離が長過ぎて自滅しやすいの事の方が欠点な位。
なお前作の横B技であるいわくだきは単独参戦により空いた下Bの方に移った。こちらは威力が減った代わりにアーマーが追加され前より当てやすくなった。
またボスバトルで有効なのは本作でも健在で、ホンキ度9.0のマスターコア戦でお世話になったと言う人も少なくない。
そして最後の切りふだはメガリザードンXへのメガシンカ。ヨッシーの切り札の様に自在に飛び回りだいもんじとドラゴンダイブによる突進で攻める。
だいもんじを選出したのは初出のオリジンが元ネタなのであろうか…?
また"常に飛んでいる"と言うモデリングの仕様もある意味原作再現である。

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALでは全員参戦をコンセプトに前作は不参戦だったポケモントレーナーと手持ちのゼニガメとフシギソウが復活した事で再び彼らの手持ちに戻ったが、スタミナ制度が廃止されたので撃墜されるまではチェンジせずデメリットなしでそのまま使用も可能になった。
下必殺技がポケモンチェンジに戻った事でいわくだきは削除され、最後の切りふだもXのさんみいったいに戻った。


追記・修正はどちらにメガシンカするかを正確に見極めてからお願いします。

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最終更新:2024年04月05日 16:20

*1 「とっしん」や「メガトンパンチ」のほうが使いやすい面も多いが

*2 実は当時の対戦ではかなり強力な技だったが、旅パで使うにはダメージ効率が悪すぎるのが難点

*3 追加コンテンツでカメックス、フシギバナも進出し、同じくキョダイマックス化している

*4 リザードンは当時雷パンチを覚えない

*5 サトシも後に「お前弱いポケモンなんて相手にしないだろ?」「レベルの低いトレーナーである自分も相手にして貰えなかった」と間接的に触れていた事から。ある意味では、前述の"弱者には炎を向けない"と言うプライドを通したと言えなくも無い。

*6 赤緑のパッケージ裏の画像が元ネタ。後にXYでも拾われた。

*7 マードックと兼任。第23話のエンディングクレジットで判明。