古河渚

登録日:2009/05/31(日) 07:55:54
更新日:2023/11/08 Wed 13:36:38
所要時間:約 4 分で読めます。




この学校は好きですか?

私はとってもとっても好きです

でも、何もかも……変わらずにはいられないです

楽しいこととか……うれしいこととか、ぜんぶ

ぜんぶ、変わらずにはいられないです

それでも……この場所を好きでいられますか







だんご、だんご、だんご♪


誕生日:12月24日
身長:155cm
体重:43kg
B80・W55・H81

テーマ曲:渚

二本の触角のようなアホ毛が特徴の女の子。
学校前の坂で一人佇んでいた所で岡崎朋也と出逢う。


生まれつき病弱なため、3年時殆ど学校を休んでしまったためダブっている。
根は真面目で、誰に対しても敬語を使い、人当たりも良いのだが、基本的に引っ込み思案なので友人を作るのが苦手。
3年の時は話せる友人が何人かいたが、みんな卒業してしまったため今は独りぼっちになってしまった。


「あんパンっ!」などと食べたいものを叫んで自分を奮い立たせるクセがある。
ただあんパンは取り立てては好きではないらしい。
余談だが、クイズマジックアカデミーで渚の自分を奮い立たせる言葉はカツサンドである。
しかし、あんパンのイメージが強すぎるせいか間違える人が多い。
というかカツサンドって何回使った?


勉強は割と得意な方だが運動は苦手。
料理は家で手伝いをしているのでそれなりに作れるが、際立って上手いという描写はない。

ひと昔前に流行った「だんご大家族」が大好きで、普段控え目な渚もこの話題になると途端に饒舌になる。

普段はお人好しでアホの子だが、かなり強い意志を持っており、心の芯はしっかりしている。
だんご大家族が絡んでくると特に頑固になる一面もある。
また普通なら他人に言わないようなことも思い切って口にしてしまい「地球上でめずらしい生き物」と言われたり。

演劇に興味があり、廃部になった演劇部を再興させて創立者祭に出る事を目標にしている。
その渚の願いを叶えるため、朋也と(ついでに春原とも)力を合わせて頑張って行くが、……実は当の本人は演劇の経験どころか観たことすらない。

それでも昔どこかで聞いた、「世界に一人だけ残された少女の物語」を覚えており、これを演目にしたいと考えている。


メインヒロインだけあって、一ノ瀬ことみ伊吹風子のルートでも活躍する。


体育倉庫イベント渚verでは、渚のズボンを脱がさせるというドキドキな事が出来る。
なぜかグラサンしたおっさんが来るパターンもある。


なお渚ルートとラストの選択肢を間違えると爺さん先生のルートに入ってしまう。
光の玉を集めるのに必要なルートだが、渚一筋の方は注意。




原作では演劇部としての活動を一から始めていく内に、二人は恋人同士となっていく。
しかし、無事創立者祭にて演劇を成功させたのも束の間、渚の病気が再発し、渚は長期に渡って学校を休むことになってしまう。


アニメでは風子、ことみルートの後に渚ルートに入ったため、朋也と渚が共に過ごした学生生活はそれなりに長かったが、
原作では二人の学生生活はたったの一ヶ月程度の儚いものだった。








「あなたを、お連れしましょうか」


「この町の、願いが叶う場所へ」



以下ネタバレあり













AfterStoryにて朋也と渚は同棲を始める。また酔うと絡み酒になり主張が強くなることが発覚した。
もう一年の留年と朋也の父親の逮捕などの苦難を乗り越えて、二人は結婚する。
(テレビアニメ版では、同棲を始めるのは結婚を決めてからに変更されている)

ささやかな幸福のなかで二人は過ごす。
そんななか、徐々に変わっていく町の姿に不安を覚えた朋也によって(テレビアニメ版では渚の意向による妊活のため)、渚は抱かれる。
(原作ではほのめかされる程度だったが、みさき樹里氏のオフィシャルコミック版ではより直接的に描かれている)
やがて、渚は一人の子どもを身ごもることになる。それが爆弾発言に繋がる

忙しくも幸せな日々が続いたが、町の姿が変わっていくと同時に渚の体調も悪化していった。
秋生が朋也に語った話では、かつて渚が死にかけた時に、町が渚を助けてくれ、
その時から渚と町は繋がっているのではないか、ということだった。
を生む前に渚は例の熱を発症してしまい、このまま子供を生めば母子ともに危ない状態になってしまうとも告げられたが、
それでも渚は、あえて自宅出産という道を選んだうえで汐を生んだ。
(テレビアニメ版では、大雪で交通機関も麻痺した状態で突然発熱して産気づき、自宅出産せざるを得なくなった、というふうに変更されている)

そしてを生み終えた渚は静かに息を引き取った。

その後の渚は、朋也のターニングポイントといえる場面において、出会った時の姿で登場する。
あの時、声をかけなかったならば。坂を一緒に上らなかったならば。
朋也は、手を取らなかった。
あの日のことをなかったことにして、悲しみを忘れる。
こうして、5年の月日が流れた。








幾度ものループを重ね、光の玉を集めて、真のエンディングへ――




以下、劇場版のネタバレあり












劇場版では、何らかの夢(原作の幻想世界にあたる)を見ているということが語られる。
また、なぜ秋生が演劇を辞めたのかもすでに知っており(だいたい原作通りだが、町との繋がりについては完全に削られている)、
そんな親たちへの恩返しの意味を込めて演劇を志す。
創立者祭で演じる劇の内容は、自分の見た夢を演じる一人芝居となった。

しかし、夢の内容は覚えていても文章にならず、結局はぶっつけ本番で臨むことになる。
劇は見事成功に終わるが、舞台裏で朋也は動揺していた。
渚の演じる劇の内容が、朋也がしばしば見ている夢と同じだったからである。
悪夢に等しい夢を見ていたのは俺だけではなかった。
悪夢を見てなお、渚は明るく振る舞っていた……
そんな渚に愛おしさを感じた朋也は本番が終わった直後に渚に告白し、渚もそれを受け入れる。

その後体調を崩した渚は、1年近く休学し、朋也たちより1年遅れて高校を卒業した。
卒業を待って、朋也と渚は同棲を始める。
渚もファミレスで働き始める。
家にはしばしば古河夫妻や春原たち、祐介と公子などが遊びに来るなど、まさに「だんご大家族」と言えるような順風満帆な同棲生活だった。

しかし、渚が妊娠し、病院で朋也や古河夫妻が知らされたのは、
渚自身が想像以上に弱っており、このまま出産すれば助からない可能性が高いという事実だった。
結局渚は意志を曲げず、元気な汐を出産するが、医師の宣告通り渚は死んでしまう。


5年という長い年月を塞ぎ込んでいた朋也は、直幸の機転で企画された「合宿」のなかで汐と再会する。
汐を胸に抱いたその一瞬、悪夢のなかで目指した約束の木の下で、
あの舞台の衣装を着た渚が、ニコニコと笑っているのを見たのだった。






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最終更新:2023年11月08日 13:36