登録日：2011/11/26 (土) 11:39:46
更新日：2022/03/12 Sat 19:28:52
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第0章「ゼロクロイツ」に登場する敵、鉄身の巨人ことロボットを統率する七体の機体の総称。それぞれが虹の七色の一つでカラーリングされていることからその呼び名がついた。
もともとは星間戦争によりエネルギー不足となった文明が新たなエネルギーを手に入れるために送り込んだのだが、敵対する文明が先に送り込んだロボット「グランドゼロ」と対峙した際に機能停止までに追い込まれたグランドゼロが放った毒電波により狂わされ、「マテリアル・パズル」の舞台となる星を破壊しようとしだす。
普段は破壊活動は他のロボットに任せて上空から人間たちを監視しており、上位機種のロボットが破壊された場合は偵察のために、炉(ロボットの生産工場)が33％以上破壊された場合はその原因を排除するために降りてくる。
その力は凄まじく、グランドゼロとの三つ巴であり七体総出だったとは言え星の守護神デュデュマを捕縛する程の戦闘能力を持つため、
クロイツでも苦戦は必至。っていうか七体中四体はほぼ道連れで倒されている。
更には学習能力もあり苦戦するようなら自らを改造し強化。中には自己修復機能を身につけるやつまでいる。ちなみに修復中や爆弾を作り出す時に魔力を変換するかのような「カチャカチャ」という音がする。
名前は「○ノ○龍」というかたちで統一されているが、だいたいが龍とはかけ離れた姿。そもそも姿に統一性がない。また、
ジール・ボーイの合成魔法拳を連想させる名称のものもいるが、関連性は不明。
以下、虹の詳細(倒された順)。
◆黄ノ卍龍(きのまんじりゅう)
やじろべえのような姿をしており、下半身に巨大な球体が存在し、骨のようなものがそれをつかむように覆っている。
ミトの父セトがゼロクロイツを使い、セトとともに消滅。
◆緑ノ深龍(りょくのしんりゅう)
羽虫のような姿をしている。
ミトの兄リトがゼロクロイツを使い、リトとともに消滅。
◆赤ノ妃龍(あかのひりゅう)
虹の中ではもっとも龍っぽいデザイン。
自己修復機能を持ち、蛇のように自在に動く両腕と大量の爆弾でフラメアインスとシルトツヴァイを圧倒するも、「焦天回廊」最大の技「太陽陣」を二度もくらい、破壊された。
◆青ノ彗龍(あおのすいりゅう)
読者の寿命まで削ってくれたトラウマメーカー。詳しくは項目参照。
「太陽陣」により破壊される。
◆紫ノ珀龍(しのはくりゅう)
彫刻のような姿で胴体部分には龍っぽい何かがホルマリン漬けにされている。
飛行能力は持つが、戦闘時は大地に根をはり地中を移動。大小様々なレーザーを撃つ。
「堕天黒(タナトス)」と化したフェーダードライの圧倒的な力の前に木っ端微塵となる。
◆橙ノ華龍(とうのかりゅう)
カブトガニかカブトエビに二本腕生やしたような姿のロボット。それまではまったく姿を見せない謎の虹だった。
フェーダードライに一撃で倒された噛ませ……と思いきやまだ完全に倒されておらずフラメアインスと強制融合してフラメアインスを操ってしまう。
が、フェーダードライの思わぬ不意打ちにより粉々にされた。
◆藍ノ刻龍(あいのこくりゅう)
四本腕の仏像。世界中で目撃されているため虹のボスと推測されている。
その力は正しく最強の虹と呼ぶに相応しく、紫ノ珀龍や橙ノ華龍を一撃で半壊させたフェーダードライを圧倒した。
最後は爆炎を翼としたフェーダードライの特攻、「メギドウィング」により倒される。
こうしてベルジは命を尽くして戦い、虹は全て倒された。
これにより地上のロボット全ては活動を停止。平和が訪れた。
そしてその平和が一月ほど続いたのち
最終更新：2022年03月12日 19:28
