登録日:2009/08/26 Wed 09:43:44
更新日:2024/04/05 Fri 19:28:32
所要時間:約 8 分で読めます
マヌケが…知るがいい……
『世界』の真の能力は…まさに!
「世界を支配する」能力だということを!
【世界】
◆ステータス
破壊力 -A
スピード - A
持続力 - A
射程距離 - C(10m程度)
精密動作性 - B
成長性 - B
(『JOJO A-GO!GO!』による)
【概要】
『物事の完成』を意味する
タロット大アルカナ21枚目のカード
『世界』の暗示を持つスタンド。
屈強な体躯を持つ
近接パワー型の人型スタンドで、
顔の上半分を逆三角形のマスクで覆い、背中には2連のタンクのようなものを背負っている
(『
星の白金(スタープラチナ)』同様、鉄人28号の影響かもしれない)。
身体各部には当時の荒木飛呂彦のデザインの象徴ともいえる『♥』や、自身の能力の象徴である
時計の意匠が見られる。
またつま先はDIOの履いている靴と同じく反った形となっている。
ベタの多い星の白金とは対照的に紙面では白一色に見える彩色であり、事実OVA版では
象牙色に緑の差し色、TVアニメ版の基本カラーは
金色に灰色の差し色だった。
カラーリングのバリエーションは他にもTVアニメ・ゲーム・フィギュアなどで多々あり
金色・
紫色・
薄紅色、
変わったところでは
黒地に紫と赤のアクセントなどというのもある。ちょっと
バットマンっぽい。
◆性能
空条承太郎の『星の白金』同様の「近距離パワー型」に分類されるスタンド。
だが承太郎との初戦闘時は、それまで無敵の強さを誇った『星の白金』をパワー・スピード共に上回っていたのに加え、
射程距離も、2~3m程度が多い「近距離パワー型」では珍しく
10mと長く、同タイプのスタンドとしては破格の基礎スペックを誇る。
攻撃手段は「近距離パワー型」らしく、殴る蹴るといったシンプルな物理攻撃であり、弾丸のような
飛び道具は持っていないため、
スタンドで対象を攻撃する際には、スタンドの射程距離圏内まで近付く必要がある。
そのため、スタンドでの戦い方こそ承太郎同様にシンプルなものにならざるを得ないが、上述のようにスペックが高いため、
『星の白金』に勝るとも劣らない拳の弾幕ともいえる怒涛の『無駄無駄』ラッシュは非常に強力。
また、周囲の環境をことごとく凶器として利用するDIOの極悪なセンスによる変則的な奇襲と後述する特殊能力によって、
「近距離パワー型」特有の「射程距離圏内まで近付かないといけない」という欠点もある程度カバーされており、
その射程距離の(「近距離パワー型」としては)破格の長さもあって、多種多様なスタンドを持つ承太郎たち一行を向こうに回して有利にすら立ち回っていた。
なお、
ジョセフの波紋によるガードを警戒してスタンドによる直接攻撃を中断している辺り、スタンド越しにも波紋法による攻撃は通用するようである。
地力の時点でジョジョシリーズでも屈指の威力を誇るが、『世界』の真価はその特殊能力にこそある。
◆能力
その能力は
時間停止という極めてシンプルにして凶悪無比なもの。
能力を発現して間もない頃、スタンドの力試しをしようと部下((アニメ版ではヌケサク)に自分めがけて
散弾銃を撃たせた際、
弾丸が空中で静止したように見え、さらに『世界』がその静止した空間で自由に動き、弾丸を摘まんだ事をきっかけに、
自分のスタンドが時間を停止させることと、その時が止まった世界で自分とスタンドだけが自由に動く能力を持っていることに気付いた。
能力に気付いた当初は、自身が認識した「時が止まった世界」を錯覚と勘違いするほどほんの一瞬しか止められなかったが、
自身が奪い乗っ取った
ジョナサンの体が自らに馴染んでいくのと比例して、徐々にその停止時間が延長。
承太郎達との最終決戦の時点では、体感的には5秒程度の停止が可能になっており、
最終盤、DIOがジョナサンの孫であるジョセフの血を吸って更に身体が馴染み、「最高にハイ!」になった時には
約9秒にまで延長している。
DIOはこの時間停止能力と自身の吸血鬼としての人間離れした身体能力、そして『世界』自体の高いスペックを以て、
普通に考えればさほど長くない5~9秒間で多彩な攻撃を繰り出し、「ジョースター・エジプト・ツアー御一行様」と一般人を苦しめた。詳しくは後述。
共通しているのが、大抵は人を恐怖させたり殺傷するのに用いているという点。
これは後にDIOと同じく身に付けた時間停止能力を、基本的には自分や仲間の危機回避や、誰かを庇うために用いている承太郎とは対照的である。
ちなみに、スタンドの成長性は最後までBだった為、DIOがこの決戦を生き延びてさえいれば更なる長さに及ぶ時間停止が可能だったと思われる。
いずれは一分…10分…一時間と、思いのまま止められるようになってやろう…
楽しみだ…だんだん長く時間を止めるのはな…
ただし、本編登場時点でDIOが止められる時間には限度があり、さらに時間を止めるまでにも若干のタイムラグが生じるため、
連続して時間を止めることは出来ず、実質「間合い」というものが存在する。
時間を止めたところで相手が遠すぎれば有効打は狙えないし、近すぎては今度は出際を潰されてしまう。
また、『世界』と同じタイプのスタンドである『星の白金』を持っていた承太郎は、ジョセフから「DIOのスタンドは時間を止められる」と聞いていたこともあって、
具体的にどの時点からかは不明だが、『世界』によって時間が停止した世界、言うなれば「DIOの世界」を認識できるようになった上、
一瞬だけだが『世界』によって時間が停止している状態でも動けるようになっており、
本編中では、承太郎の迫真の死んだふりに騙され、念入りに斬首しようと近付いたところで(DIOからすれば)予想外の逆襲を喰らった際、
DIOは迫りくる『星の白金』の拳を止めようと時間停止を行うが拳は止まらず、そのまま頭部に痛烈な一撃を受けてしまっている。
◆ザ・ワールドの披露した技及び行動
- 階段を登ろうとするポルナレフを一段ずつ降ろし、永久にその場で足踏みさせる(通称「ポルポル現象」)
時を止めてる間にせっせと
ポルポルくんを運んでいるDIO様を想像して萌えるのは誰もが通る道。
しかし『世界』の射程が10mあるので、恐らくはスタンドを利用して逐一運んだと思われる(それはそれで面白いが)。
殺そうと思えばこの時点でいつでもチェックメイトだったのだが、DIOはポルナレフの心をへし折って再び下僕にしたがっていたので脅し止まり。
相手の行動を階段を上るか降りるかの二者択一に誘導するのも上手い。
- レストランから盗ってきた無数のナイフを時が止まった状態で大量に投げつけ、回避不能の状態を作り出す
きさまはチェスや将棋でいう『詰み』にはまったのだッ!
DIOの代名詞とも言える必殺の戦法。
隙あらば抜け目なく小細工を仕掛けてきて、一撃で致命傷を負いかねない威力の攻撃を繰り出せる上に、
時の止まった世界にまで入門してきた承太郎を、その間合いの外から安全かつ確実に殺すために考案した極悪な処刑法。
時間を止め飛び道具を投げつけ相手の眼前で静止
↓
これを繰り返し、相手のほんの手前で全方位から攻撃が飛んでくるという環境をセッティング
↓
時が動き出した瞬間静止していた全ての飛び道具が一斉に相手に襲いかかる
というインパクト抜群の演出は後に多くの作品でオマージュ&パロディ化されている。
有名な辺りで
某弾幕シューティング。DIOのオマージュではパンの枚数もされている。(ここでは無駄に少ない枚数で答えている。)
効果は覿面で承太郎に深いダメージを与え、「今度同じ攻撃を仕掛けられたら死ぬ」とさえ思わせた。
また、演出からもわかるように時が止まった状態下では、あくまでDIOに接触した物だけが動き、DIOから離れると止まってしまう。
- 法皇の『結界』を時間停止の中で全て破壊した上で花京院を殺害
おまえは自分が死んだことにさえ気づいていない 何が起こったのかもわかるはずがない……
『法皇の緑』の触脚で半径20mを覆い尽くしたトラップゾーン
『結界』。
DIOが例え高速で接近してきても、触れれば即座に
エメラルド・スプラッシュを発射するこの技で、DIOの攻略を試みる
花京院。
その思惑に嵌り、結界内に誘い込まれ、身動きが取れなくなったDIOに花京院は全方位からのエメラルド・スプラッシュでトドメを刺そうとするが、
DIOは四方八方から迫るエメラルド・スプラッシュを尻目に慌てることなく『世界』の時間停止能力を発動。
そして、時間停止によって静止したエメラルド・スプラッシュの間を抜けると、結界を破壊しながら最短距離で花京院に接近し、その胴体を『世界』の拳でぶち抜いた。
絶対的な安全地帯から自分を認識できない相手を一方的に嬲り殺すという、
時間停止の悪用の典型例そのものな胸クソ悪くなるパワープレイである。
当時シリアスなバトル漫画でこのような所業をしてのけるというのは余りにも衝撃的な展開であった。
DIOの能力を知らない花京院は、いつの間にか『結界』が破壊された上に致命傷を負わされているという状況に混乱するも、
「何故自身が展開していた無数の『結界』が少しの時間差もなく同時に破壊されたのか」という疑問から「DIOは時間を止められる」という推測に至り、
致命傷を負って喋れないながらも、知恵と最後の力を振り絞り、ジョセフにダイイングメッセージという形でこのことを伝え、
それを正しくジョセフが受け取ったことで、DIOは承太郎一行に能力の正体を悟られてしまった。
これがなければ素質があると言っても承太郎が短期間で「DIOの世界」に入門できたか(時間停止中の世界を認識できたか)は怪しかったため、
DIO自身も後の承太郎との決戦中に、このダイイングメッセージの一件に触れて「花京院は大したお手柄だった」と言及している。
ちなみにTVアニメ版では、このシーンは花京院(とジョセフ)視点とDIO視点の2パターンで描写されており、
「トドメを刺そうとした次の瞬間に花京院がDIOに吹っ飛ばされている」という展開に困惑する花京院・ジョセフを描いた後、
その種明かしのように「『世界』の時間停止能力で結界を悠々と脱出し、花京院の腹部を『世界』の拳でブチ抜くDIO」を描くという展開になっている。
- 時間を止めた状態でロードローラーを承太郎に叩き付け無駄無駄ラッシュ
承太郎を完全に抹殺すべく正真正銘・最後の時間停止を行ったDIOがやらかした驚愕のフィニッシュブロー。
重量感もなくフワーッとどこからともなく馬鹿でかい車両を持って降ってくる様は恐怖を通り越してシュールである。
直接殴らないのはナイフ攻撃の時と同様、内心では承太郎にあまり近づきたくない用心深さの表れであろう。
ゴキブリを殺す時に新聞紙をのっけて上から踏み潰すようなものである。
ちなみにOVA版で落とされるのがタンクローリーに変更されたのは、その方が爆発→炎上で画面が派手になるから。
さらに、承太郎の背後に炎が燃え盛ることで、承太郎の闘志と、時間が停止したことを明確に表現できるという意図もある。
また、ゲーム『アイズオブヘブン』でもオープニングで入る第3部最終決戦イベントのシチュエーションがこのOVA版に酷似したものとなっており、
暗に「このゲームの中で起こってることは原作とは繋がらないパラレル展開だよン♪」という主張が込められているようにも思える。
ただし、このタンクローリーはもともと横転していたもので爆発もしないため、OVAとも違う展開である。
【本編での活躍】
その高い基本性能と無敵の能力で次々とジョースター一行を倒していくDIOと『世界』。
DIOとの戦いの中で同じく時間停止能力に目覚めた承太郎の『星の白金』に壮絶な一騎打ちの末敗北した。
共に追い詰められては逆転するというシーソーゲームの末、「時間停止能力を身に付ける」という承太郎の急成長によって追い詰められたDIO。
が、承太郎は「後味の悪さ」を失くすべく、立てなくなったDIOに追い打ちをかけずに立ち上がれるくらいの回復をするまで待つと宣言し、
その後で互いに同時にスタンド攻撃を放ち、「どちらのスタンドの拳が速いか」を競うという、西部劇のガンマン風の決闘を持ち掛ける。
DIOは「コケにしやがって」と内心憤りつつ、同時に承太郎の「人間らしい」価値観を侮蔑し、
宣言通り追撃してこない承太郎に、血の目潰しと共に『世界』の蹴りを放つ不意打ちを仕掛ける。
承太郎は目潰しを喰らいつつも、『世界』の「左足」に『星の白金』の渾身の拳を合わせて食い止めるが、
蹴りの衝撃によって拳にひびが入る『星の白金』に対し、『世界』は蹴りは止められたもののびくともせず、
その様子と、目潰しのアドバンテージもあって勝利を確信したのか、不敵な笑みを浮かべるDIO。
しかし次の瞬間、『星の白金』の拳が命中した『世界』の左足にひびが入ると、
そのひびは見る間に左半身全体へとおよび、ついに頭部へ到達するや『世界』はほぼ真っ二つに割れ、
直後、『世界』同様のひびが全身に走ったDIOの肉体は、驚愕する当人を余所に木端微塵に砕け散った。
脳も破壊されては吸血鬼の再生能力でも復活できず、ついにDIOは承太郎…ジョースターの血統の前に完全敗北――死亡することになった。
DIOは自身の肉体についてこう語っていた。
「体の左半分が弱い。まだ時間が必要だ」
不死身の肉体を完成させるためにジョースターの血以上に必要だったもの、それは時間。
血を得はしたが時間を得ることができなかったDIOの肉体は、スタンドごと粉砕されてしまった。
『世界』の時間停止能力は、DIOが内心で抱いていた「時間の束縛から自由になりたい」という願望の発露であるという。
彼は完全な肉体とスタンドを手にし、時間の支配者となったかに思われた。
だが彼も結局は、時間の支配からは逃れえなかったのである。
「時間を止める」というのはSF作品ではお馴染みの描写ではあるが、ごく短時間・発動までの隙・発動後の隙という制限を付け、更に時を止められた側は最初気づけない『謎の能力』として描写する形で、
単なる無敵の能力ではないまでも極めて強力な恐るべき能力として表現したのは、やはり荒木飛呂彦の天才的な技量によるものとしか言いようがない。
なお、『星の白金』の時間停止は「『星の白金』の速度が光速に達した時に時間が止まる」と第6部で説明されており、『世界』の時間停止能力とは毛色が異なっている様子。
第3部時点では最終決戦中にこの能力に開花したことで慣らす時間がなかったこと、第4部時点ではDIOとの戦いの後に時間を止めることがなかったこと、
第6部では本体の承太郎の加齢による衰えが原因で、停止できる時間は最長2秒程度であったが、第6部終盤では娘の徐倫のために覚醒して最長5秒止められるようになった。
親の子に対する愛は偉大である。惜しむべきはその愛が原因となってプッチ神父に倒されてしまったことか。
以下重大なネタバレ注意
【THE WORLD】
『THE WORLD』
オレだけの時間だぜ
第7部『スティール・ボール・ラン』終盤で、
大統領の能力で呼び出された別の次元の
Dioが
『THE WORLD』という『世界』にそっくりな時を止めるスタンドを使う。
一巡後の並行世界であろうと、精神のパターンが近いから似たような能力になるということなのだろうか…?
微妙にデザインが変わっており、肘と膝部分のパッドがハート型から「D」のイニシャルになっている。
岩のようなマッチョなガタイに冷酷・傲岸な無表情をしていた『世界』と見比べると、
メチャクチャ痩せているうえに何やら気の抜けた優しげな目つきをしており「きれいなザ・ワールド」などと呼ばれたりする。
もっとも、これは意図的なデザイン変更というよりも作者の画風の変遷の影響によるものという線が濃厚で、
『JOJO-A-GO!GO!』でDIOの『世界』が新規に描き下ろされた時点で既にこの『THE WORLD』とほぼ同じデザインになっていたりする。
スタンド能力も『世界』と同じように近接パワー型(SBRでは割と珍しいタイプ)で、上記の通り特殊能力として時間停止能力を有するが、
DIOの『世界』は、彼がジョナサンの肉体や時間停止そのものに慣れていくごとに時間停止できる限界時間が徐々に伸びていったのに対し、
Dioの『THE WORLD』は、「自分以外の時間を5秒間停止させる」と明確に時間停止の限界時間が定められている点が異なる。
劇中では馬を駆りながらのレースの最中という状況もあり、走りながら時間停止を絡めたブービートラップを仕掛けて
ジョニィにダメージを蓄積させていくというやり方で戦っており、直接的なパワーでごり押しするような真似はしていない。
ただし、これは事前に大統領からジョニィのスタンド『
牙』(特にACT4)の危険性を聞かされて戦う前から警戒していたのに加え、
戦闘中に『牙(ACT3)』の能力で追撃してきたジョニィの腕を時を止めて斬り落とそうとした際、『停止した時間の中で腕が動いた』と感じてさらに警戒を深めた結果、
徹底的にジョニィ及び『牙』の射程外から間接的に攻撃することで、なるべくジョニィからの攻撃を避けようとしたためと思われる。
以下ゲーム『アイズオブヘブン』のネタバレ注意
【ザ・ワールド・オーバーヘブン】
ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』に登場する作者監修の同ゲームオリジナルスタンド。
『もしも3部で承太郎達が返り討ちにされていたら?』
『もしもプッチ神父ではなく、DIO自身が天国への行き方を実行し、天国へ到達していたら?』
という並行世界のDIOの持つスタンドである。
姿形は元の『世界』と同じだが、
金色と
白が反転したカラーリングになっている。
よく見ると眼も
どこぞのギャング達よろしく白目と黒目が反転しており、不気味な印象を与える。
名前の由来は西尾維新氏の著作である小説『JOJO'S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN』からだろうか。
◇能力
これが…『ザ・ワールド・オーバーヘブン』だ
このDIOが望む真実に、必ず到達するのだ……
その能力は『真実』の上書き。
この世のあらゆる事象をDIOの望む形の現実=『真実』に上書きし、書き換える……言うなれば現実改変能力。
その効果たるや、DIO自身が
『自分には通用しない』という真実を上書きすれば
ジョニィの
タスクACT4の爪弾や
息子の
GERをも無効化し、
例え『星の白金』に頭を砕かれようと
『既にダメージを回復した』という真実を上書きすれば即座に全回復。
挙句の果てにあの
D4Cを持つ
大統領ですら何十という並行世界を逃げ続けても逃げ切る事は出来ず(大統領はDIOの持つ圧倒的なスタンドパワーによるものと解釈している)、
『大統領はどこにも存在しない』という真実で上書きして完全に消滅させるという
正真正銘のチート。
スピードワゴン曰く
『むちゃくちゃだぜ』『勝てるわけがねえ』。
また、『甦り、自分に忠誠を誓う』という真実にでも書き換えたのか、
作中で死亡した人達を蘇らせ、およそDIOに従うような性格ではない連中と一緒に洗脳した。
この時吉良吉影が顔を変える前後で二人になっており、同一世界の時間軸にいる人間ならば
いくらでも増殖させることができるようである。…お金持ちになれそうだ。
メイド・イン・ヘブンの加速能力と同じ経緯で発現したと思われる。ただ、メモによると自分は死ぬと想定しており、手順がいくらか異なる可能性が高い。
ベースであるザ・ワールドやメイド・イン・ヘブンと能力に共通点はなさそうに見えるが、実はそうでもない。
DIOがザ・ワールドの能力をただ時間を停止させる能力ではなく、光の速度まで加速させる能力と捉えていたのであれば、このような考えに至りうる。
一瞬のうちに光速に至る力を超長期的に作用を及ぼすように作り替えるのであれば、ザ・ワールドを核として一度崩壊させないといけないのだろう。
そして、プッチは1巡しただけで終わりにする予定だったが、DIOは基準世界の外側で宇宙の時間を無限に加速させて開闢と終焉をやり直していると思われる。
無限にループする世界の中から都合のいい状態を取り出して基準世界にマッチングさせているという訳である。
「必ず自分の望む真実に到達する」という能力は、
奇しくも息子ジョルノの「決して真実に到達させない」能力とは真逆の性質であり、
それ故にオーバーヘブンの能力を一早く見抜いたのもジョルノだった。
また後述するように「魂」が関わるスタンドのため、
ダニエル・J・ダービーにも「自分のスタンドである『オシリス神』と共通点がある」と言われていた。
能力を抜きにした純粋なパワー自体も圧倒的に上昇しており、ゲーム中では謎の落雷でこちらにダメージを与えてくるなど
弾丸などの飛び道具を持っていなかった元の世界と違い遠距離攻撃まで可能となっている。
余談だが、プッチ神父の発現したメイド・イン・ヘブンは『運命』を確定させ、覚悟をさせる世界こそが天国としていたが
DIOのオーバーヘブンは、その定まった『運命』を都合のよい『真実』に上書きができる『世界』こそが天国とすれば彼らは確かに親友の間柄であっただろう。
なお、これでもまだ終着点というわけでは無いようである。
少なくともDIOはこの能力を自身がさらに高みを目指すために拠って立つ踏み台程度にしか考えておらず、
まだまだパワーアップする気満々でいた。この際限の無い欲深さこそDIOの最大の武器かもしれない。
以上のようにまさに神の御業の如き万能感を醸し出しているザ・ワールド・オーバーヘブンだが、
完全無欠の最強のスタンドッ!……というわけでもなく、欠点や弱点も多い。
ムシのいいご都合主義を決して許さない荒木の美学からは逃げられなかったか……
◇弱点
まず最大の弱点として挙げられるのが、強大過ぎる能力の代償からか燃費が非常に悪い点。
発動には膨大な魂のエネルギーを必要とする上に、一度能力を使うとインターバル(次に能力を使用可能になるまでの時間)も極めて長いため迂闊に連発する事ができない。
まあ、こんなチート能力をホイホイ気軽に使われたら無理ゲーなんてレベルじゃないから当然なのだが
魂のエネルギーを補充することで再度使用可能となるが、DIOが自身のノートに記していた『極罪を犯した36名以上の魂』というのはこれを指す。
どうも劇中のDIOの言葉から察するに、これは単に「空になった器をまた補充する」というだけの意味ではなく、
36人分の魂を吸収すれば「燃費の悪さ」という弱点そのものが解消されるようである。なんてこった!
DIOからすれば「ジョースター8人+彼らに仲間入りした『自身の敵』28人」が罪人なので、最終決戦時は各地で相討ちとなった彼らの魂と聖なる遺体のエネルギーを吸収し、残りは承太郎と徐倫の2人のみとなっていた。
また、『世界』の元の能力である時間停止の方が安全に事が片付く状況でもオーバーヘブンを使用しているため、
プッチ神父の
メイド・イン・ヘブンのように新能力を獲得した代わりに元々持っていた時間停止能力を喪失してしまった可能性がある。
ただし、先述の謎の落雷の他に瞬間移動と思しき能力も披露している。
時間停止であたかも瞬間移動したかのように見せたのか、それに代わる新たな能力をオーバーヘブンによって発揮出来るのかは不明。
自分に対して「真実の上書き」を使うことで「今現在自分が存在している位置」を書き換えたのかもしれない。
そして、第5部で
ブチャラティが語った
『スタンドか本体のDIO自身が拳で殴る(手で触れる)事』が能力の発動条件であるという点。
何らかの方法で拳を封じられた場合、能力を使う事が出来ず、完全に無力化されてしまう(蹴っ飛ばすとかはできると思うが)。
この他にも『発動時は到達すべき真実をDIOが想定していなければならない』ので、知識として存在していない事態には即座に対処できず、
頭部を破壊されたあと能力発動で傷を消していることからもわかるように、
(吸血鬼並みの身体能力が据え置きとはいえ)天国に到達したDIO本体には普通にダメージが通る。
それこそ頭部を木端微塵にするなどして『能力を使う』と脳で判断することすら不可能なダメージを一瞬で与えれば、そのまま殺し切ることも充分可能といえる。
何より最大の弱点は
これ程までに強力なスタンドであっても、『同じ世界に並行世界の人物や物が存在すると消滅する』という並行世界の法則は無視できない
……という点であろう。
ちなみに、上書きされた真実はDIOが死んでも解除されない。
その為、本作のEDはファンにとっては(賛否はあるだろうが)非常に印象深いものに仕上がっている。
【余談】
- 『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド(劇場版)』の主題歌『VOODOO KINGDOM』は、映画自体は1部を扱っているものの、復活後のDIOを含めて『ディオのテーマ』をコンセプトにした曲となっている。
随所に部を超えたDIOを思わせる歌詞が使われており、Aパートにも「調和した真実の世界」というフレーズが。
- JCコミックス27巻に収録された『DIOが結界を突破するために時を止めるシーン』。
件の『コーラン事件』の影響から、事件後に発行された版では背景のモスクの尖塔が送電鉄塔に修正されている。
しかも執筆時期の違いからそこだけ6~7部っぽいタッチになってしまっていて違和感が大爆発している。
- 作中でDIO様は「精密動作性でもスタープラチナより上」だと言っている。が、ラッシュ比べでは精密動作性まで上だとは言えないような……。
実際、弾丸をつまむなどはクレイジー・ダイヤモンドでも可能なので、
作中の描写を考えると評価通りスタープラチナより下でもなんら不思議は無いと言える。
まぁある程度自信過剰になり、全てにおいて頂点であると宣言するのがDIO様なので問題はない(実際スタープラチナの精密動作性Aに対し世界はBである)。
- 初期に『隠者の紫』らしき茨のスタンドで念写をするシーンがあるので、
「初期設定で世界は『全てのスタンドの能力を使える』能力だったが、さすがにチートすぎるので『時を止める能力』に変更」とも噂されていたが、
これについて確実にそういう設定だったというソースは無いので注意。
今は念写能力について「JOJO A-GO!GO!」のスタンド辞典に記載されているジョナサンの肉体が持つスタンドが公式設定である。
茨のスタンドは初期にしか出ておらず、体が馴染むごとに人間から吸血鬼化しているとDIOが説明していたり、
DIOのスタンド「ザ・ワールド」は時間が経つごとに止められる時間が増え、決戦の時にはもうあと一人の血で完全に馴染む状態。
完全に馴染むと体からジョナサンの星の痣が消えていたのでジョナサンのスタンドは徐々に使えなくなったとしてもおかしくは無い。
小説『OVER HEAVEN』では明確に隠者の紫であると説明されている。
DIOが目覚めた事によってDIOが持つ2つの能力のうち『隠者』がジョセフに、『世界』(スタープラチナ)が承太郎に発現した、
という噂もあるが公式でそのような説明がされたことは無い。
- 7部のジョニィはすぐに「まるで時間を止められたみたいだ」と能力をズバリ言い当てている。
この点について「3部のメンバー(+某議員)が何度も喰らっても見破れなかったのに(花京院が犠牲になることで見破ったのに)ジョニィが一発で時間停止だと見抜くのはおかしい」という指摘もある。
それに対して「ジョニィは以前に似たような能力と戦った経験があって予習済みだから」という反論もある。
実際にジョニィは能力を喰らった際にリンゴォのことを思い出している。また馬に乗って競争しながらの戦いだったために互いの距離や速度に注意を払っていたはずなので「5秒くらい」という時間まで特定出来たのも不自然ではないという考察もされている。
メタ的に見ると読者にはバレバレの能力を作中の人物が考察して謎を解く展開をやってもつまらないのは目に見えているのでこの点は仕方なかったのかもしれない。
アニオタの追記・修正はよく馴染む!!
- 時を止めるだけでも十分過ぎるほど厄介なのに、本体が吸血鬼なせいで数少ない対処法である不意打ちが実質的に潰されているという鬼畜さ。 -- 名無しさん (2013-08-13 17:14:53)
- ホル・ホースの背後を取り返したシーンで、わざわざ蜘蛛の巣をえっちらおっちら避けながら背後に廻ったのかと思うと思わず和む -- 名無しさん (2013-08-13 17:48:22)
- ↑2 紫外線照射装置による不意打ちィィィイッ! -- 名無しさん (2013-08-13 18:04:57)
- どうやってロードローラー運んだんだ・・・?てかよく見つけたな・・・ -- 名無しさん (2013-08-13 18:29:09)
- DIOの性格的に絶対やらないけど、逃げに徹されて後日襲われてたら負けてたな。 -- 名無しさん (2013-08-13 18:37:02)
- DIOの性格上闇討ちはしないだろうがね。ジョースター一行がエジプトに向かっていることが分てても場所を変えなかったし -- 名無しさん (2013-08-13 18:39:04)
- フリーザの戦闘力53万発言と世界の能力判明と、どっちがより多く当時のジャンプ読者を絶望に叩き落としたんだろうか -- 名無しさん (2013-09-06 14:53:59)
- 初見時の印象は(思ったより毒のないデザインだなぁ)と。アメコミヒーローと鉄人28号系のレトロなロボットが合わさったようなシルエットがDIOの屈託のない強さへの憧憬、さらにいうならインフレパワーバトル全盛の当時のジャンプを感じる。 -- 名無しさん (2013-09-06 16:40:51)
- スタプラとのラッシュ勝負では勝ったように見えるがさりげなく磁石を付けられてる辺り、単純なパワーやスピードでもあちらより上かは分からない -- 名無しさん (2013-10-18 22:57:28)
- > 初期設定での世界は、「全てのスタンドの能力を使 える」能力だったらしい。 -- 名無しさん (2013-10-22 10:32:34)
- ↑これ、何の根拠もないガセネタだぞ。この部分は何を参照して書いてるんだ? -- 名無しさん (2013-10-22 10:33:31)
- DIOとおそろいのパンプキンイエローもいいが、OVA版準拠の白亜の巨体も美しい。スタチューレジェンドのセカンドカラーで黒一色になると一気にロボットっぽく見える。 -- 名無しさん (2013-10-22 13:13:45)
- ↑3それだと「強いも弱いも…」と完全に噛み合わない気がするが… -- 名無しさん (2013-11-18 11:07:13)
- 時止めは、再使用までどれくらいかかるんだろう? -- 名無しさん (2013-11-18 11:50:58)
- >フリーザの戦闘力53万発言と世界の能力判明と、どっちが~ -- 名無しさん (2014-01-07 20:21:04)
- そりゃフリーザだろう。人気や知名度ではドラゴンボールの方が遥かに上だったし、時止め自体はギニュー特戦隊のグルドでもできるからな -- 名無しさん (2014-01-07 20:23:12)
- ディエゴのも同じパラメータなんだろうか -- 名無しさん (2014-01-17 21:56:05)
- ディエゴの方は本家よりパラメータはひくそうなイメージ -- 名無しさん (2014-03-26 05:58:10)
- 遊戯王のTHE・WORLDの元ネタだっけか? -- 名無しさん (2014-04-14 22:44:14)
- ↑全然違う。このスタンドの元ネタが元ネタ。ただ効果がこの世界を想像させた上に後に使用者が同じテラ子安になったおかげでさらにネタになった -- 名無しさん (2014-04-14 23:24:31)
- 遊戯王の方もこっちもタロットの大アルカナ「世界」がモチーフ -- 名無しさん (2014-04-14 23:40:53)
- ここまでの破格のスペックはやはり吸血鬼だからだと思う -- 名無しさん (2014-04-15 00:16:18)
- ↑そこは「DIOだから」だろ。吸血鬼自体は柱の男の餌じゃん。世界は最高格、GERが破格ってイメージ -- 名無しさん (2014-04-15 00:25:19)
- アニメ第一部のOPで弾丸がゆっくり飛ぶのはこのスタンドの、「弾が静止して見えた」というところから来てる -- 名無しさん (2014-04-15 00:56:57)
- ↑ソースは?神風動画サイドの発言? -- 名無しさん (2014-05-28 18:48:38)
- 3部格ゲーの時止めかっこいい -- 名無しさん (2014-06-27 02:09:04)
- ロードローラーは吸血鬼の聴力を使って探したのだろう -- 名無しさん (2014-10-19 09:22:10)
- ディエゴWORLDはスタンド自体の性能は初期GE位と思ってる。 -- 名無しさん (2014-10-19 09:40:31)
- 無駄に痩せてて弱そうだからな。 -- 名無しさん (2014-10-24 15:39:17)
- マスクの下ってどんな顔してるんだろ。イケメンが出てきそうだけど。 -- 名無しさん (2014-12-11 17:49:40)
- ↑20 一年以上前のものに返答するのもあれだけれど、ジョセフの念写をディオが同調して把握したところからそういわれている -- 名無しさん (2014-12-11 17:56:47)
- ↑でもそれも読者の想像で今のところ全部使える予定だったってて明言ないよね。「時間に関する能力は強いだろうからラスボスにした」って言ってるのはどっかで見た覚えが。ジョジョニウム17巻でDIO誕生秘話あるなら、なんか触れられるかな。 -- 名無しさん (2014-12-11 18:37:34)
- ナイフ!道路標識!ロードローラー!スタンドパワー!フフフフ!これで何者もこのDIOを超えるものがいないことが証明された! -- 名無しさん (2014-12-18 11:18:00)
- ↑文字にするとしょっぱいが、実際に絵にすると凄い威圧感なんだろうなそのフルアーマーDIO様・・・w -- 名無しさん (2015-01-26 21:54:31)
- まどマギのほむらもザ・ワールド・・・ -- 名無しさん (2015-01-26 21:59:23)
- ↑あれは時止めにしては変な描写が多かったから実質的には別物なんじゃね? -- 名無しさん (2015-02-09 13:12:48)
- エジプト編に入ってからのopの映像で承太郎達の周りに歯車みたいなのがあるのはザ・ワールドの能力の暗示なのか?少なくとも個人的にはそう思って見てる -- 名無しさん (2015-02-09 14:01:37)
- ↑まぁそうだろ。スタプラの辺りとか時止めっぽい演出多いし。曲名も曲名だし -- 名無しさん (2015-02-09 14:06:16)
- 余談に誤植発見(『時を止める』が『時を戻す』になってます) -- 名無しさん (2015-04-26 14:38:26)
- ↑間違ってないと思う。『全てのスタンドの能力を使える』→チート過ぎて『時を戻す』→それでもチートだから『時を止める』になったって噂だからね。『時を止める』もチートだとは思うんだが…ザ・ワールドさえあれば本来天敵のワムウとかエシディシとかゴミだわ -- 名無しさん (2015-05-08 18:48:19)
- パワーAでも柱の男たちに攻撃が効くのかな? -- 名無しさん (2015-05-30 19:01:35)
- 3部初期のスタンド名の付け方「タロット+色」の法則を続けてたら、『ワールド・ゴールド』で韻を踏んだ名前にするつもりだったんだろうか、なんて思った -- 名無しさん (2015-06-04 16:02:09)
- 読者に向かって、自分の能力を説明してくれるラスボス。 -- 名無しさん (2015-06-04 17:27:13)
- 俺も不死身!不老不死!スタンドパワー!が欲しい -- 名無しさん (2015-07-14 17:50:38)
- まぁそのいろんな意見はあると思うけど、世界は唯一無二の強力なスタンドだと思うよ -- 名無しさん (2015-07-23 22:33:11)
- 遊戯王GXでも子安でカリスマリーダーでザ・ワールドなんだ -- 名無しさん (2015-07-23 22:57:42)
- ↑もっともあっちのザ・ワールドは後にEX二種類が出たせいで立場なくしとるがな -- 名無しさん (2015-09-24 23:46:41)
- 最強のスタンド -- 名無しさん (2015-10-05 22:47:23)
- オーバーヘブンについても追加します -- 名無しさん (2015-12-21 11:02:06)
- 賛否両論かもしれんがオーバーヘブンは個人的には好き。 -- 名無しさん (2015-12-22 16:30:54)
- オーバーヘブンは半公式だけど日記は本音を書くとこじゃないんだよね。承太郎もダンに言ってたけど自分の事は自分じゃわからないからね。本音を書こうとしたって強がって理想の自分を書いたり恥ずかしい事は書けなかったりするよね。だから読んでて『自分の中のDIO様像』とかけ離れていたら「あ~DIO様がまた強がってるぅ~」とか「もう、DIO様ったらこんなこと書いちゃってるけど本当はテレちゃってw」なんて解釈しながら読むのも一つの楽しみ方である -- 名無しさん (2015-12-22 16:47:54)
- 将軍「回れ、朱黒の旋盤よ!」 -- 名無しさん (2016-02-23 16:32:01)
- Eohでのこととかはまだ書かれてないのか -- 名無しさん (2016-04-16 17:58:26)
- オーバーヘブンのおかげでラスボスとしての貫禄が戻った感じ -- 名無しさん (2016-04-24 08:33:43)
- オーバーヘブンはこれでもゲームという媒体だからわかりやすいチートに妥協した感がプンプンするんだよな・・・wもし本気で荒木先生が世界の究極進化系をデザインしたならもっと難解でブッ飛んでて、攻略の糸口すら予期できないシロモノが生まれそう。 -- 名無しさん (2016-04-24 15:35:54)
- 次はザ・ワールド・オーバーヘブン・レクイエムだな! -- 名無しさん (2016-04-25 06:14:52)
- ↑これ以上どんな風に進化するんだ… -- 名無しさん (2016-04-26 07:39:50)
- 時間停止発動のタイミングが完全に本体の状況判断なので、逆に言えば想定してない形の攻撃を自動で防御~的な使い方はできない。射程距離とかも含めて攻撃面では間違いなくぶっちぎりだが、本体が敵の位置や状態を把握できてない場面だと微妙にツライ(実際本編でもそういう状況でピンチに陥ってる) -- 名無しさん (2016-04-30 08:52:38)
- なんで欲望を操るスタンドは出ないだろうか -- 名無しさん (2016-05-23 14:05:07)
- ふはははははは -- 名無しさん (2016-06-17 16:45:33)
- これの進化系こそがザワールド・アイズオブヘブンなんだろ -- 名無しさん (2016-06-17 17:23:34)
- THE WORLD OVER HEAVENの能力が完全に第六魔法な件 -- 名無しさん (2016-07-17 21:17:44)
- オーバーヘブンもリングアウト復帰のときに時間止めてないか?今更だが -- 名無しさん (2017-02-12 17:26:27)
- 青と黒のカラーのアニメの「ザ・ワールド」が結構好きです -- 名無しさん (2017-05-06 17:27:51)
- オーバーヘブン -- 名無しさん (2017-06-22 22:11:29)
- オーバーヘブンって…森羅万象が対象のヘブンズドアーみたいな感じか… -- 名無しさん (2017-06-22 22:12:59)
- ↑9 ただ、DIOは吸血鬼特性のおかげである程度「食らい発動(格ゲーでいうバースト)」ができるのが最高に噛み合ってて厄介 -- 名無しさん (2017-12-21 17:23:32)
- このタイトルだとタロットの方の世界とごっちゃになってややこしい。ニコ百みたいに「ザ・ワールド(スタンド)」とか「世界(スタンド)」とかの方がいいんじゃないかな -- 名無しさん (2018-07-09 05:04:13)
- 『JJ』では諸事情で究極カーズと同等の究極生命体に進化した影響で、1時間以上時止め可能になったザ・ワールド・アルティメットとか披露してたね -- 名無しさん (2019-05-30 22:10:28)
- 実は時止め能力って無敵ではないんだよね。ほぼ不死身のDIOや、精神肉体共に最強の承太郎だからこそ使いこなせる。オレのような一般人なら使いさえできるけど、使いこなせはしないんだよなあ。ましてやバトル物なら尚更ね -- 名無しさん (2019-06-27 12:04:43)
- 世界の恐ろしいところは成長性Bであり、これだけの能力であっても発展途上といところだな -- 名無しさん (2019-09-26 23:23:27)
- ディエゴはDIOほど能力隠す余裕なかったしジョニィが気づいたのはそんなに違和感ないかな (姿や音を消せる・馬ごと瞬間移動・ナイフ同時出現) -- 名無しさん (2019-10-28 07:33:48)
- 日常的な環境で5秒止めたら何ができるだろうか?平和的な使い道が思い付かない。事故や犯罪を未然に防ぐのには使えそうだが、そうそう出くわすものじゃないしな。 -- 名無しさん (2019-10-28 13:39:41)
- ↑うっかり落ちたケーキやこぼしかけたジュースを戻す。 -- 名無しさん (2020-02-17 14:58:06)
- ↑↑スカートの中を覗くことさ! -- 名無しさん (2020-06-15 00:22:12)
- ↑ それ5秒そこらで足りるか? 逃げる時間も計算しろよ! -- 名無しさん (2020-06-30 20:45:26)
- DIOが9秒止められるのにディエゴや承太郎が5秒しか止められないのは5秒が人間の限界ってことなのかね -- 名無しさん (2020-07-27 18:47:57)
- 不老不死で疑似的に永遠を体験できている吸血鬼のDIOだから到れた発想とも考えられるしな -- 名無しさん (2020-09-07 22:13:40)
- 時間停止中にナイフ投げて少し進んだらピタッと止まる理由を考えてみたら「投げるまでは俺の物(身に付けた服のようにDIO様と一緒に動ける)」→「投げた後は俺の物じゃない(自分以外と同じように止まる)」みたいになった…が、DIO様が出来て当然と思ってるので出来てる(出来た)のでしょう。 -- 名無しさん (2020-10-01 17:25:19)
- それだと手から離れた瞬間に即座に停止して承太郎の目の前で止まるという風にはならないのでは -- 名無しさん (2020-10-01 17:48:14)
- ↑記憶の中と漫画(アニメ)の実際の光景がなんか食い違ってたわ。単純にある程度は自由に動かしたいだけ動かせるって考えればいのか。 -- 名無しさん (2020-10-01 19:15:21)
- オーバーヘブンでも流石に柱の男をどうにかしようとはしなかったのか -- 名無しさん (2021-04-03 22:58:45)
- ↑ 放っといても敵対するからじゃね。直接洗脳したのは殆どジョースターの仲間だし -- 名無しさん (2021-04-04 23:25:57)
- ↑11 麻雀やポーカーで、相手の手を覗くくらいかねぇ……オービー君がやられたんじゃないかと根強く囁かれる手の入れ替えとか山の仕込みとかは、一般人が狙ってやるのは5秒じゃまあ無理だろうけど。 -- 名無しさん (2022-11-06 09:52:07)
- ↑9↑10 エスカレーターに突然盗撮カメラが現れ、忽然と消えるみたいな、瞬間移動の代替というかポルナレフ状態のような使い方なら、5秒あれば何とか…… -- 名無しさん (2022-11-06 09:55:16)
- 曲がりなりにも他者の幸福のために発現したメイドインヘブンに対してオーバーヘブンはDIOだけが幸福になる能力になっている辺り天国への儀式って儀式を執り行った術者にとっての幸福をこの世に顕現させる方法なのかもしれないなって感じた -- 名無しさん (2023-01-23 15:08:59)
- たった5秒「しか」止められない設定が逆に時間停止の圧倒的強さを際立たせている。荒木先生の天才性。 -- 名無しさん (2023-10-15 07:23:34)
- 未だに「全スタンド能力使用説」を信じてる奴いるんだな。哀れ -- 名無しさん (2023-12-22 13:54:34)
最終更新:2024年04月05日 19:28