河村隆(テニスの王子様)

登録日:2011/09/11(日) 15:25:30
更新日:2024/04/09 Tue 14:45:02
所要時間:約 7 分で読めます





バーニング!

河村(かわむら)     (たかし)

漫画『テニスの王子様』及び『新テニスの王子様』の登場人物。
CV:川本成(あさりど)
実写映画:小谷嘉一


【プロフィール】

在学校:青春学園中等部 
クラス&出席番号:3年4組5番
誕生日:11月18日(蠍座)
身長:180cm
体重:65kg
血液型:A型
利き手:右利き
足のサイズ:27.5cm
視力:右1.2、左1.5
座右の銘:『虎穴に入らずんば虎子を得ず』
プレイスタイル:アグレッシブ・ベースライナー
家族構成:父(自営業-寿司屋の板前)・母・妹
得意科目:数学
苦手科目:世界史
委員会:美化委員
よく訪れる学校のスポット:屋上

【嗜好・特技】


趣味:モノポリー・包丁を研ぐ(修行中)
好きな食べ物:松茸の土瓶蒸し・生いくら丼
好きな色:水色
好きな映画:アクション
好きな本:料理の本
好きな音楽:東京音楽
好みのタイプ:スタイルのいい子(すらっとした感じが好き)
行きたいデートスポット:ショッピングモール
日課:お店の仕込み・夕飯の片付け
今一番欲しい物:自分の包丁
おこづかい使用例:寿司を食べ歩いて研究
苦手な物(事):高い所
テニス以外の特技:かんぴょうづくり

実家は上記を見て貰えばわかるように寿司屋で、青学メンバーも大会の打ち上げで店を使用したこともある。
中学卒業後は寿司屋を継ぐ為に本格的な板前の修行を始める予定であり、テニスは中学三年で最後と決めている。

当然、実家が寿司家なため料理男子で、本人もそれなりに料理が出来る模様。
好きな音楽が東京音頭という事で、このチームのファンなんだろうか?

【新テ二でのパラメータ・スポーツテスト結果】

  • 新テニスの王子様のパラメータ(5段階評価)
パワー:5/5 スピード:2/5 テクニック:2/5
スタミナ:3/5 メンタル:3/5 (合計15)

  • スポーツテスト結果
50m走 7秒25(9/9位)
握力 60,5㎏(1/9位)
シャトルラン 101回(8/9位)
反復横跳び 54回(8/9位)
背筋 155㎏(2/9位)
上体そらし 67.0cm(1/9位)(菊丸と同率1位)
長座体前屈 50,6cm(3/9位)
立ち幅跳び 196cm(9/9位)
ハンドボール投げ 52m(1/9位)
持久走 5分1秒(9/9位) 

(青学レギュラー9人中)

パワーが売りなだけあって握力や背筋といった筋力系の項目は青学レギュラーの中ではトップクラスで、ゴツい見た目に反し、意外に体の柔軟性も高い模様。
反面、スピードが要求される50m走や反復横跳びといった項目は部内でも下位クラスで、素早い動きは苦手な模様。

【人物・人間関係】○


主人公、越前リョーマの所属する青学テニス部のレギュラーであり、3年生。

普段は温厚で大人しい人柄だが、テニスラケットを持つと人格が豹変し、豪快でアグレッシブなキャラとなる。
(ただしそれが目立っていたのは初期だけで、途中からは試合中でも普段と変わらない言動が多くなっている)
また、試合中は『バーニング!』『カモーン!』等なぜか横文字を多く使う。

山吹中亜久津仁とは幼なじみであり、彼の家庭環境も知っている仲。

仲間からの愛称は『タカさん』。某有名野球映画の俳優は関係ない。

ちなみに、現青学3年レギュラーの中では唯一、3年になって初めてレギュラーを勝ち取った苦労人。

【テニス(テニヌ)のプレイスタイル】


  • 『テニス』のプレイスタイル

魚や氷の入った荷物を運ぶ等の実家の手伝いの賜物か、パワーだけなら青学レギュラーでも頭一つ抜けており、
バーニングサーブや波動球等のパワーショットで相手を圧倒する戦い方を得意とする。

他校のパワープレイヤーとも渡り合える貴重なプレイヤーである為、試合では相手のパワープレイヤーに当てられることが多く、それ以外だとシングルスの層が厚い青学では、ダブルスもこなし、相性がいいのか主に不二とダブルスを組むことが多い。

その反面、パワー以外の打球コントロール等の技術やスピードの面では他のレギュラーに劣り、前述の通り、他の3年メンバーとは違い唯一3年生になって初めてレギュラーを勝ち取れたこともあり、総合力では青学レギュラーでも下の方と見られている。
その為、他校の一部からは「青学のお荷物」と揶揄されたことも。その揶揄した相手も『お荷物』だったのはなんとも皮肉。

  • 『テニヌ』のプレイスタイル
氷帝の樺地、四天宝寺の石田銀のように、何度か正攻法では太刀打ちできない遥か格上の相手と当たることがあったタカさん。
そんな相手との試合で負けない為に彼が取った戦法は、

「自分より先に相手の腕を壊して試合続行不可能にする」

というものであった。
樺地戦では波動球の撃ち合いに持ち込み、互いに試合続行不可能の引き分けに持ち込むという成果を残し、
銀戦では師範の108式まである波動球と相手の波動球無効化能力によってフルボッコにされるも、最後の執念で放った一球で師範の腕を折り逆転勝利を収めている。

なお本人の名誉の為に言っておくと、最近のテニヌで顕著な「相手を物理的に試合続行不可能にして勝つ」という風潮を最初に作り出したのは別に彼ではなく、むしろ作中最初に腕が壊れて試合続行不可能になったのは地区予選決勝の不動峰戦の彼自身であった。

初期のうちから勝っても負けてもボロボロになる人生からは逃れられなかったという、ある意味気の毒な人である。

『実力で勝てないからって、相手怪我させて勝とうとするって卑怯じゃね?』と思われるかもしれないが(事実、氷帝戦では相手チームの一人に突っ込まれている)、
全てはタカさんの人一倍強い自己犠牲精神によるものである。

前述のとおり、タカさんは中学三年でテニスは終わりと決めており今年が最後であること、
また、入部当初はパワー以外はまるでいいところが無く自信を無くしていたタカさんは、不二や菊丸ら同学年の仲間からかけてもらった暖かい言葉で救われた過去を持つこと等から、誰よりも仲間がいる青学が勝つことに執念を燃やしており、その為なら自分を犠牲にしてでも青学に勝利をもたらそうとした決意が結果に繋がっているのである。

そもそも彼は故意に相手の怪我を狙う戦い方(例えばわざと顔面にボールをぶつけようとする等)はせず、
あくまで正面からのパワーのぶつかり合いで敵を自分より早く消耗させる戦い方をしており、
自分もボロボロになるというリスクを抱えながらの正々堂々とした戦法である。

その為最終的には氷帝側からもその自己犠牲の精神を「大した奴だ」と認められている。


【戦績】


  • シングルス

関東大会一回戦氷帝学園戦            樺地
シングルス3:両者試合続行不能によりノーゲーム  △     
全国大会準決勝四天宝寺中戦           石田銀     
シングルス2:相手の棄権負けにより勝利      〇


  • ダブルス

地区予選不動峰中戦       石田鉄&桜井   
ダブルス2:棄権負け●      相方は不二*1 
都大会決勝山吹中戦       新渡戸&喜多  
ダブルス2:3-6で負け●      相方は不二

関東大会準決勝六角中戦     天根&黒羽    
ダブルス2:7-6で勝ち〇      相方は桃城  
全国大会2回戦比嘉中戦     平古場&知念  
ダブルス2:7-5で勝ち〇      相方は不二


(モブキャラは割愛する)


非モブキャラ成績
シングルス:2試合:1勝0敗1分   勝率100%
ダブルス:4試合:2勝2敗     勝率50%
合計:6試合:3勝2敗1分      勝率60%


唯一、完全に負けた試合は都大会決勝・山吹中との不二と組んだダブルスのみで、よくよく見ると、他に完全に負けたと言える試合は、原作42巻中には存在しない。
パワー系相手とのシングルスの試合でも、自分の腕を犠牲にしてまでも、格上の氷帝の樺地や四天宝寺の石田銀相手に引き分け以上に持ち込む等、要所ではしっかり貢献している。
よく『青学のお荷物』と称されることが多い彼だが、この成績を見る限り『青学のお荷物は誤解である』事がおわかりいただけるだろう。

【必殺技】


  • バーニングサーブ
本人のパワーと、バーニングモードの迫力が備わり高い威力を発揮する。

  • 波動球
不動峰戦で石田鉄が使用したものを真似た全力を込めたフラットショット。
タカさんは普段は片手ではなく両手で撃つことで腕への負担を減らしている。

  • ダッシュ波動球
加速を加えて片手で放つことで波動球の威力を更に高めたが、腕への負担が大きく、本来は一試合に一発が限度。
石田銀師範の一式波動球と同程度の威力。

  • 漢球(おとこだま)
石田銀との試合で、勝利への執念と残された生命の全てを込めて最後に放った一球。
波動球とは異なるブレを生み、師範の波動球無効化を無効化した挙げ句師範の腕を一球でへし折った。
これだけ聞くとテニス漫画の必殺技として何を言ってるのか分からないと思われるが、一切脚色の無い事実である。

  • 佰八式波動球
とうとうやってしまった
そもそもの2や3の時点でヤバいのに108とかどうなるんだと言われていたが、その威力は、狙って当てたわけでもない照明の柱がヘシ折れる程。
柱の材質について明言はされていないが、それなりに太めの鉄柱に見える。
こんなんモロに喰らったら常人なら死ぬわ。
この事故により試合は予想外の展開となる。

なお、百八ではなく佰八であり、石田銀の技とは違うのでは?とも言われている。


【新テニスの王子様】


新テニスの王子様では高校生との合同合宿に他の青学メンバー同様選ばれる。

Q:テニス引退したんじゃ?
A:いえいえ、まだ中学卒業してないからセーフです。

亜久津とペアを組むも、サバイバル戦では亜久津に敗れ脱落となる。
…しかし亜久津はタカさんの波動球をどうやって返したのだろうか。

その後は他の負け組同様、地獄の特訓をくぐり抜け復活。
現在は同じパワープレイヤーの樺地とダブルスを組み、高校生日本代表メンバーに挑戦中。
なお、この試合においても彼は相手プレイヤーの必殺ショットを自分の体で受け、
敵の必殺技を覚える程度の能力を持つ樺地を最大限に活かすサポート役に徹している。

タカさん「樺地君は相手の必殺技をコピーできますよ」
相手「じゃあお前は何ができる?」
タカさん「樺地君の盾になれます」←結論

本当にそれでいいのかタカさん…。


【余談】


  • 彼が「青学のお荷物」と呼ばれながらも師範と死闘を繰り広げていた時期がちょうど映画「ファインディング・ニモ」のヒット中であった為、2ちゃんねるのテニプリスレにはそれをパロディにして「ファイティング・ニモツ/全身大ヒット中」というネタが使われていた。


追記・修正バーニング!!

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最終更新:2024年04月09日 14:45

*1 石田鉄の波動球から相方の不二を庇って、腕を痛め、それを案じた不二が棄権を申し入れた為。