オースチン・オブライエン(遊戯王GX)

登録日:2010/11/15(月) 06:33:28
更新日:2023/12/05 Tue 19:05:03
所要時間:約 6 分で読めます





「ダディ、マミィ、こうすればよかったんだね…この絶望の中で、こうやって、三人で…」



オースチン・オブライエンは『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』、漫画『遊戯王GX』の登場人物。

声優:川本成(チーム太陽のリーダー、太郎と同じ人)幼少期:知桐京子(しびれデブと同じ人)



【遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX】



3期:異世界編

リアルファイター養成学園、デュエル・アカデミア「ウエスト」校代表。こうみえて高3。

既存の炎属のバーンデッキにビートダウンの要素も加えたヴォルカニック・バーンデッキを使用。
ウエスト校に来る前はずっと傭兵をやっていたらしい。しかしこの人やこの人みたいに天涯孤独の身ではなく、ちゃんと両親が健在である

TURN-108、109にて、上司であるプロフェッサー・コブラの命令を受けて遊城十代とデュエルを行う。
このデュエルはコブラが十代の力量を計る為に画策したデュエルであり、オブライエンには本気で戦うなと指示してあった。
そのため切り札の召喚を見送っているが、そうしなかった場合十代は敗北していた。

十代との対戦後、ウエスト校のデスデュエルでは有り得なかった疲労感が彼を襲った。
だがデュエル後に倒れた十代に比べて彼は膝をついただけであり、そのあとに大好物のジャンクフードをドカ食いしてかなり早く復活した。
(リアルファイターアモン・ガラムはもっと早く復活してたが)

そのことに疑問を抱き、彼はアモンと同じように独自行動でコブラを探るが、コブラに尊敬している父親を侮辱される。
カッとなって飛び掛った所を「リアル罠カード」の落とし穴に落ちてしまい地下深くに閉じ込められた。

視聴者「おい、デュエルしろよ」

数時間後、秘密道具で底の部分を掘り返して自力脱出した。流石は傭兵である。
そして逃げて来た十代達と遭遇。閉まってゆく扉を支えて死亡フラグを建てながら十代達の進路を確保した(十代の無駄話が無ければ彼も一緒にコブラの元に行けたと思うが…)

そして十代がコブラに勝ち、デュエルアカデミア一帯が異世界に飛ばされてしまった後、十代達と再び合流。

彼は傭兵であったからかサバイバル知識に長けており、
第一の異世界ではリーダーシップを発揮して警備部隊のブルーベレー隊(もちろんグリーンベレーのパクリ)を勝手に結成したり、発電施設でツバインシュタイン博士の通信を確認したりした。


ヨハン・アンデルセンの犠牲のおかげも有って現実世界に帰還した後、十代の戦友(笑)としてみんなと一緒に再び異世界に旅立つが、
「待っていろ」という自分とジム・クロコダイル・クックとの約束を無視した十代に憤り、頭を冷やさせようといったん別行動をとる。

が、その後精神的に追い詰められた十代は単独で動き出し消息を絶ってしまう。慌てたオブライエンはジムと共に行方知れずとなった十代を探していたが、その矢先に覇王と対面。
覇王の正体が変わり果てた十代であったことに驚愕する(上記の別行動と翔の裏切りが十代の覇王化にとどめを刺したようだ)。

覇王に挑んだジムはデュエルでかなり善戦するのだが、
最後には覇王十代の切札「超融合」で召喚されたE-HERO ダーク・ガイアの攻撃で敗北してしまう(墓地詐欺? ライフ詐欺? ライフ捏造? 一体何のことですか?)。
オブライエンはジムから最後に「オリハルコンの眼」を託されるも、覇王の威圧感をうけてヘタレ全開で一度コケながら逃げ出してしまう。

覇王十代の影に怯えながら異世界をさまようが、
道中で出会ったイラスト詐欺美しい海神の巫女さんと可愛い三匹の妖精達から与えられた勇気で立ち直り、覇王の部下の一人であるスカルビショップを撃破。
その後、十代を探して同じく異世界を放浪していたヘルカイザーとエドに合流する。

カイザーとエドの協力で覇王城に潜入したオブライエンは遂に覇王と対峙。
覇王が使うE-HEROに威圧されるが、ジムの形見である「オリハルコンの眼」を通して覇王の中に幽閉されている十代を発見。
十代を取り戻すことを決意して決死の反撃を開始する。

覇王とのギリギリの攻防の後、ジムの最後の助けで覇王と相打ちになるが、十代の意思を覇王から取り戻すことに成功。
だが、それと引き換えに自身は光となって消滅。「オリハルコンの眼」も砕け散るが十代は覇王の呪縛から救われた。

ユベルが十代と融合し事件が全て解決した後、他の留学生(リアルファイターアモンは除く)と同様にウエスト校に帰っていった。


4期:ダークネス編

ヨハンと共にちゃっかり登場。OPにもしっかり出ている。帰ったジムやアモンはどこへ行ったのやら……。

ワカメ藤原の存在についてペガサスの依頼で独自に調査をしていた。
十代に携帯電話を渡し敵襲の危機を伝えた。なお、充電器は渡していない。
自分の学校はどうした? と思うだろうが卒業の時期が違う事を鑑みるにカリキュラムも弄れたのだろう。


更にペガサスからの任務でアカデミア本校を再び訪れ、オネストに襲われた10joinを救助し、十代達と合流…だから学校は(ry

その後、無人となった童実野町で調査をしている途中で闇磯野ことミスターTと遭遇しデュエルをする。

オブライエンは幼少期、車の事故に巻き込まれたことがある。
炎上する車内から脱出はしたものの、両親ともそのまま気絶してしまい、とっさに父を救出した。

直後に父が目を覚まして母を助け出したため誰も犠牲にはならなかったものの
、オブライエンはこの一件で「あの時、父と母のどちらを助けるべきか打算を働かせた」という自責の念をトラウマとして抱えることになった。

そのため、父親の姿を借りたミスターTの言葉に翻弄されながらも冷静に対処しようとするが、
ヴォルカニック・クイーンを召喚されたことで、それを起点に母親が死んだという幻影を見せられ、冷静さを次第に欠いていく。
最後は母親を見捨ててしまったという嘘の記憶を植え付けられてしまい、精神が崩壊して紙一重で敗北。ダークネスに取り込まれてしまう。
しかも彼の父母もオブライエンの記憶を消去されるという真っ暗展開。

1時間で負けた伝説のラスボス、ダークネスの事件が解決した後、他の人々と同様に現実世界へと戻ることが出来た。




ウエスト校やアークティック校はアカデミア本校と卒業の時期が違うらしく、ヨハンと共に十代達の卒業式を見に来ていた。ジム達は(ry


【使用デッキ】
前述の通り、バーンビートデッキ「ヴォルカニック・バーンデッキ」の使い手。

永続魔法〈ブレイズ・キャノン〉にヴォルカニックモンスターを装填し、発射して相手モンスターを破壊する除去能力

戦闘を放棄する代わりに相手にダメージを与えるバーン能力

切り札の〈ヴォルカニック・デビル〉

を兼ね備えたバランスのいいデッキ。流石傭兵。
弱点は手札消費が少々激しい事、上記の通り飛び抜けた強さが無い事があげられる。


特筆すべき点は、後にクラッシュタウンで流行る事になる、銃型デュエルディスクを始めて使用したデュエリストである事。
しかも、彼の銃型デュエルディスクはデッキを装填しカードを射出する機能が搭載されている。
異世界ではカードの着弾点が爆発する。
オブライエンはこのディスクを用いた早撃ちの練習を日々続けているが、TFSPではキャラクター名鑑にて「何の意味があるのか不明」とぶった斬られたうえで、

もしかすると、構えが早かった方が先攻を取れる、まるで西部劇のようなローカルルールが存在するのかもしれない。

と付記されている。


【秘密道具】
  • ワイヤー付きアンカー
杭とワイヤーと電気ノコギリを組み合わせた彼の代表的なアイテム。
みょうちきりんな彼の特訓方法もこの装備あってこそ。

  • 通信機&発信器



【漫画版GX】

アメリカ・アカデミアからの留学生組の1人として登場。
プロデュエリストの父親が闇の決闘に敗れて昏睡してしまい、その真実を探るためアカデミアに入り込んだ。
初登場時のタッグデュエルではジムと組んで万丈目&翔と対戦したが、翔のロイドコンボと万丈目のドラゴンモンスターの連携に敗れた。

その後、万丈目とデイビット・ラブの対戦(これも闇の決闘である)の記録映像から、万丈目が闇の決闘について知っていると踏み、崖ステージで彼と対戦。
が、アメリカ校の校長であるマッケンジーから渡されたプラネットカードを通じて途中から操られ、敗北後に記憶を削られてしまった。
最終的にはプラネットカードを回収され自身も闇の世界に囚われる憂き目を見ている。

使用デッキは不明だが、どうも炎属性・機械族のデッキを使用している模様。



「ミッション了解。この俺には、追記・修正することなど造作もないことだ」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 遊戯王
  • 遊戯王GX
  • 留学生組
  • 遊戯王登場人物項目
  • 川本成
  • ガチムチ
  • チキン
  • ソルジャー
  • 傭兵
  • ヴォルカニック
  • スティッチ
  • ヘタレ→勇者
  • 銃型デュエルディスク
  • オースチン・オブライエン
  • 俺の名前はオブではない
  • ブレイズ・キャノン

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年12月05日 19:05