ディフォーマー(遊戯王OCG)

登録日:2010/11/19 (金) 23:24:29
更新日:2024/01/19 Fri 22:35:11
所要時間:約 7 分で読めます




CROSSROADS OF CHAOSにて登場した「D・○○」と表記されたカード群。またはそれをテーマとしたデッキ。


●目次

◆概要

機械族を中心に少数の炎族と雷族のモンスターが存在し、総じて「表示形式によって発動される効果が変わる」効果を持つ。
遊戯王5D'sで、龍亞が使用。

名前やイラストも非常に特徴的であり、
「D・パッチン」(パチンコ)
「D・ラジオン」(ラジオ)
といった電化製品や日用品をモチーフとしている。

上記の個性的なモンスター効果により、このテーマだけでビートダウンからロックバーンまで様々な戦法をとることが可能。



◆ディフォーマー紹介


《D・ボードン》
効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻 500/守1800
(1):このカードは表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分の「D(ディフォーマー)」モンスターは直接攻撃できる。
●守備表示:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカード以外の自分の「D(ディフォーマー)」モンスターは戦闘では破壊されない。
モチーフはスケートボード。
Dに直接攻撃能力あるいは戦闘破壊耐性を付与する、ワンターンキルの一角を担う縁の下の力持ち。
守備表示で2体並べると攻撃ロックも。しかしボードン自身の攻撃力は高くないので注意が必要。
また、基本複眼であるD中で珍しい単眼。
背景の色使いが毒々しい。


《D・マグネンU》
効果モンスター
星3/地属性/雷族/攻 800/守 800
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:相手フィールド上に表側表示のモンスターが存在する場合、
このカードは攻撃力が一番高いモンスターしか攻撃対象に選択できない。
●守備表示:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
モチーフはU型磁石。
守備表示なら切り込み隊長のように他の「D」を攻撃対象に選択させない効果を持つナイスガイである。
2体並べればD限定だがロックが出来る。
通称・マグネロック
劇中では初対面の蟹さんに攻撃表示にされあっさりロックを解除された挙げ句1キルされたがナイスガイである。


《D・モバホン》
効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 100/守 100
(1):このカードは表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
サイコロを1回振り、出た目の数だけ自分のデッキの上からカードをめくる。
その中からレベル4以下の「D(ディフォーマー)」モンスター1体を選んで召喚条件を無視して特殊召喚し、残りをデッキに戻す。
●守備表示:1ターン1度、自分メインフェイズに発動できる。
サイコロを1回振り、出た目の数だけ自分のデッキの上からカードを確認する

モチーフ:携帯電話
ぱっちりおめめがチャームポイントのディフォーマー展開の要。こっちみんな。
ディフォーマーにとって必須のモンスターであるが正義の味方に殴り倒されるほどの低ステータスゆえ、運用には気を使いたい。
こらそこ、ケータイ捜査官7とかいうな

《D・ラジオン》
効果モンスター
星4/光属性/雷族/攻1000/守 900
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスターの攻撃力は800ポイントアップする。
●守備表示:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスターの守備力は1000ポイントアップする。
ディフォーマーの全体強化が行えるモンスター。
素のステータスが低いディフォーマーにとってはあって困るようなものではないだろう。ステータスの上昇効果は自身にも適用され、場にラジオン三体が攻撃表示で並べば各々の攻撃力は3400となる。
ナイスガイである。
雷族でもあるため、ディフォーマーが苦手とするシステムダウンやキメラテック・フォートレス・ドラゴンを受け付けない。ナイスガイである。
但し、ステータスをあげるのに便利な一族の結束の邪魔になったりもする。


《D・ラジカッセン》
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1200/守 400
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
●守備表示:1ターンに1度、自分フィールド上の
「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスターが攻撃対象に選択された時、
その攻撃を無効にできる。
モチーフはラジカセ。
攻撃表示では2回攻撃、守備表示では攻撃無効と便利な効果を持つディフォーマーの優等生。
ボードンの効果で直接攻撃を可能にし、団結の力などの装備魔法で強化してやればワンキルも。


《D・キャメラン》
効果モンスター
星2/光属性/機械族/攻 800/守 600
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:このカードが戦闘によって破壊された時、
自分の手札・墓地から「D・キャメラン」以外の
レベル4以下の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体を選んで特殊召喚できる。
●守備表示:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
お互いにフィールド上の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスターをカードの効果の対象にできない。
モチーフはカメラ。
戦闘破壊された際に手札・墓地からディフォーマーを特殊召喚する効果と、ディフォーマーに耐性を付与する効果をもつ。
耐性付与は強力なのだが、自分のカードにも耐性を持ってしまうため、ガジェット・ドライバーや装備魔法との相性は非常に悪い。


《D・クリーナン》
効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻 0/守 0
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:1ターンに1度、このカードに装備された装備カード1枚を墓地へ送る事で、
相手ライフに500ポイントダメージを与える。
●守備表示:1ターンに1度、相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択し、
装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備できる。
サクリファイズのような効果を持った掃除機。あちらとは違い、装備したモンスターのステータスは加算されず、装備カードを身代わりにする効果も持たないので、基本的には使いきりの除去カードとしての役割が主。


《D・クロックン》
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 600/守1100
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:このカードに乗っているディフォーマーカウンター1つにつき、
このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
●守備表示:1ターンに1度、このカードにディフォーマーカウンターを1つ置く事ができる。
このカードをリリースする事で、このカードに乗っている
ディフォーマーカウンターの数×1000ポイントダメージを相手ライフに与える。
モチーフ:デジタル時計


《D・スコープン》
チューナー(効果モンスター)
星3/光属性/機械族/攻 800/守1400
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:1ターンに1度、手札から「D(ディフォーマー)」と名のついた
レベル4モンスター1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
●守備表示:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカードのレベルは4になる
手札からディフォーマーを特殊召喚できる望遠鏡。呼び出したモンスターはエンドフェイズに自壊するのでさっさとシンクロやリンクの素材にしてやろう。
守備表示ではレベル4になるため、レベル3とレベル4を使い分けられる機械族チューナーという点を生かし、広いレベル帯のシンクロ召喚が狙える。
あとステータスのおかげで、地味にジェネクス・ニュートロンによるサーチとファルシオンβによる蘇生に対応している。


《D・ステープラン》
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1400/守1000
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
このカードが戦闘によって破壊された場合、
このカードを破壊したモンスターの攻撃力は300ポイントダウンする。
●守備表示:このカードは戦闘では破壊されない。
このカードが攻撃された場合、そのダメージ計算後に
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して守備表示にし、
このカードの表示形式を攻撃表示にする。
守備に特化したホッチキス。
効果の都合上、1体目の攻撃では耐性で破壊できず、その後の効果で2体目は守備表示となり、3体目の攻撃でようやく戦闘破壊できる守備表示のこのカードを戦闘破壊するのに3体のモンスターが必要となるので、相手からすればうざったい壁モンスターになる。
ただし他のディフォーマーとのシナジーは薄いので注意。


《D・チャッカン》
効果モンスター
星3/炎属性/炎族/攻1200/守 600
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:自分フィールド上に存在するモンスター1体を
リリースする事で相手ライフに600ポイントダメージを与える。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
●守備表示:1ターンに1度、相手ライフに300ポイントダメージを与える事ができる。
モチーフ:ジッポライター


《D・パッチン》
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1200/守 800
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:1ターンに1度、「D・パッチン」以外の
「D(ディフォーマー)」と名のついた
モンスター1体をリリースする事で
フィールド上のカード1枚を破壊する。
●守備表示:このカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の「D(ディフォーマー)」
と名のついたモンスター1体を破壊する事ができる。
モチーフはパチンコ。
ディフォーマーでは数少ない除去効果を持ったモンスター。
大量展開が得意なディフォーマーでは、フィールドが埋まってしまうこともよくあるので、そういう時に能動的に自分のモンスターゾーンを開けながら相手の盤面に干渉するという点では便利。
六武衆を彷彿とさせる身代わり効果もあるが、そうまでしてこのカードを維持するような場面は少ないだろう。


《D・ビデオン》
効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻1000/守1000
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:このカードの攻撃力はこのカードに装備された
装備カードの数×800ポイントアップする。
●守備表示:このカードの守備力はこのカードに装備された
装備カードの数×800ポイントアップする。
装備カードの数に応じて強くなるビデオテープ。
このカードを採用する場合は、装備魔法の採用枚数も増やして、パワー・ツール・ドラゴンも利用し、手札に加えて装備させる手段を取るのが有効。
ただし競合相手に複数攻撃が可能なラジカッセンや重装武者ーベン・ケイ等がいる点には注意。できるなら光属性・機械族という点を生かしたい。


《D・マグネンI》
効果モンスター
星1/地属性/雷族/攻 100/守 100
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:自分フィールド上にこのカード以外のモンスターが
表側攻撃表示で2体存在する場合、1ターンに1度、
このカードの攻撃力はこのターンのエンドフェイズ時まで
そのモンスターの攻撃力を合計した数値分アップする事ができる。
この効果を発動するターン、他のモンスターは攻撃できない。
●守備表示:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上に存在するモンスターは攻撃できない
マグネンUと対になる、I磁石のディフォーマー。
起動効果で味方2体の打点を自身に集約でき、大幅に打点をあげられる。ただし、効果発動後はこのカードでしか殴れなくなる点に注意。
守備表示時の効果は、自分モンスターの攻撃を禁止するデメリット効果。
相手のバトルフェイズ開始時にギブ&テイクで特殊召喚することで、相手の攻撃を封じることも一応可能。


《D・ライトン》
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/機械族/攻 200/守 200
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手のカードの効果によって発生する自分への効果ダメージは代わりに相手が受ける。
●守備表示:このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
このターン戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
モチーフ:懐中電灯


《D・リモコン》
チューナー・効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻 300/守1200
(1):このカードは表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:1ターンに1度、自分の墓地の「D(ディフォーマー)」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、レベルがそのモンスターと同じとなる
「D(ディフォーマー)」モンスター1体をデッキから手札に加える。
●守備表示:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札から「D(ディフォーマー)」モンスター1体を選んで墓地へ送り、
レベルがそのモンスターと同じとなる他の「D(ディフォーマー)」モンスター1体を自分の墓地から選んで手札に加える。
ディフォーマーのサーチと蘇生が可能なリモコン。
どちらもコストとしたディフォーマーと同レベルのモンスターを引っ張ってくる。
地属性なのでナチュルシンクロモンスターの素材にも最適。
機械複製術で一気に並べてランク3エクシーズを出すのもいいかもしれない。

デュエルリンクスでは、龍亞の初期スキルによってデュエル開始前にパワー・ツール・ドラゴンと共に2枚デッキに投入できる。現在では通常プレイでも入手可能であり、OCG・TCGではルール上不可能だが最大5枚投入できるようになっている。


《D・スマホン》
特殊召喚・チューナー・効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 100/守 100
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から「D(ディフォーマー)」モンスター1体を除外した場合に特殊召喚できる。
(1):このカードは表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
サイコロを1回振り、出た目の数だけデッキの上からカードをめくる。
その中から「D(ディフォーマー)」カード1枚を手札に加え、残りはデッキに戻す。
●守備表示:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
サイコロを1回振り、出た目の数だけデッキの上からカードを確認し、
好きな順番でデッキの上か下に戻す。
通常召喚できず、墓地のDを除外して特殊召喚できるレベル1のチューナー。
召喚権を使わずに展開できる貴重なチューナーであり、サーチ効果も持つためアドバンテージも稼ぎやすい。
また、守備表示時のデッキトップ操作もドロー効果等と合わせて好きなカードを引き込める非常に重要な効果なので、どの表示形式で特殊召喚すべきかは状況に応じて判断したい。
一度手札から特殊召喚した場合はジャンクBOXなどによる蘇生も可能となるが、D・モバホンから特殊召喚した場合は蘇生制限を満たせないので注意。


《D・スキャナン》
特殊召喚・チューナー・効果モンスター
星6/地属性/機械族/攻1500/守 600
このカードは通常召喚できない。
手札から「D(ディフォーマー)」モンスター1体を除外した場合に特殊召喚できる。
(1):このカードは表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「D(ディフォーマー)」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
その後、手札を1枚選んでデッキの一番上に戻す。
●守備表示:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の墓地からレベル4以下の「D(ディフォーマー)」モンスター1体を選んで手札に加える。
その後、手札を1枚選んでデッキの一番上に戻す。
 デュエリストパック-輝石のデュエリスト編-で登場した3Dプリンター。何気にディフォーマーでは初となる上級モンスター。
手札は消耗するが、召喚権を消費しない分だけ他のディフォーマーと並べやすく、非チューナーと並べれば高レベルのシンクロ召喚も可能。
特殊召喚は任意の表示形式で行えるので、状況に適した効果の選択も狙いやすい。
よく見ると、特殊召喚並びに効果の使用に同名カードの制限が無いため、手札に余裕があれば1ターンに複数回の展開及び効果の発動も可能。
ディフォーマー魔法・罠のサーチか下級ディフォーマーのサルベージが行える。
効果自体は有用性があるものの、レベル4以下で無いためにD・モバホンでのリクルートやジャンクBOXでの蘇生に対応していないのが難点か。


《D・テレホン》
チューナー・効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 100/守 100
(1):このカードは表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
サイコロを1回振る。
自分は出た目の数×100LP回復する。
その後、出た目の数以下のレベルを持つ「D(ディフォーマー)」モンスター1体を自分の墓地から選んで特>殊召喚できる。
●守備表示:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
サイコロを1回振り、出た目の数だけ自分のデッキの上からカードをめくる。
その中から「D(ディフォーマー)」カード1枚を選んで墓地へ送る事ができる。
残りは好きな順番でデッキの上か下に戻す
デュエリストパック-輝石のデュエリスト編-で登場した新参者。ガラケー→スマホと来て固定電話と、モチーフ的には時代を逆行しているような気もしなくはないが、その性能は強力。
守備表示ではサイコロの目の数に応じてめくったカードの中からDディフォーマーカード1枚を墓地へ送る効果。勿論墓地肥やしは便利なのだが、それ以上に強力な効果が、攻撃表示の場合の効果。
サイコロの目の数に応じたライフ回復と任意でDディフォーマー1体を蘇生できる効果なのだが、なんとこの効果、1ターンに1度の制約もないし、なんなら同名カードも参照できる。なのでモバホンと共に無限ループが可能。
おそらくモバホンを使いまわすことを想定して作られたようであり、この調整は意図的なものである可能性がある。

変わった使い方としては、上記の無限ループを利用して、アイルの小剣士の攻撃力を無限に上げたり、エンタメデュエルの「サイコロを振った回数及びコイントスの回数が合計5回になった。」の条件を満たしたり、ビッグバンガールやサイバー・サモン・ブラスターを絡めた1ターンキルも可能。


シンクロモンスター


《D・イヤホン》
シンクロ・効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1200/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをターン終了時までチューナーとして扱う。
(2):フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。
自分のフィールド・墓地からこのカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
(3):このカードを装備したモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。
デュエリストパックで登場した、まさかのシンクロモンスター。
モンスター1体をチューナーにする能力と、墓地からシンクロモンスターの装備カードとなって2回攻撃能力を付与する効果を持つ。
⑴の効果は自身にも使えるので、連続シンクロの経由点として使用するといいだろう。
モチーフはワイヤレスイヤホン。イラストを見てもらえば分かるが、どことなく龍亜・龍可兄妹に似ている。



魔法カード


《D・スピードユニット》
通常魔法
手札の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体をデッキに戻してシャッフルする。その後、フィールド上のカード1枚を選択して破壊し、デッキからカードを1枚ドローする。
手札交換と除去を兼ね備えた1枚。手札に来てしまったいらないディフォーマーを別のカードにできる。
ただし破壊できなかった場合はドローができないので注意。

《ジャンクBOX》
通常魔法
(1):自分の墓地のレベル4以下の「D(ディフォーマー)」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。
下級ディフォーマーの蘇生ができるカード。
効果も無効にしないし、表示形式の制約もないので、通常召喚では難しい守備表示時の効果を活用できる。
単純にして強力。

《ダブルツールD&C》
装備魔法
自分フィールドの、「パワー・ツール・ドラゴン」または
レベル4以上の機械族の「D(ディフォーマー)」モンスターにのみ装備可能。
(1):ターン毎に以下の効果を適用する。
●自分ターン:装備モンスターの攻撃力は1000アップし、
装備モンスターの攻撃対象になったモンスターの効果はそのバトルフェイズの間だけ無効化される。
●相手ターン:相手は装備モンスター以外のモンスターを攻撃対象に選択できない。
(2):相手ターンに、装備モンスターが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時に発動する。
その相手モンスターを破壊する。
《パワー・ツール・ドラゴン》および機械族・レベル4以上のディフォーマー専用の装備カード。
自分ターンには強化と攻撃対象の効果無効化を付与し、相手ターンには相手への攻撃制限と戦闘後のモンスター破壊能力を付与する。
何方も強力だが、ターンごとに効果が変わる都合上、器用貧乏になりやすいのが欠点か。

《D・リペアユニット》
装備魔法
(1):手札から「D(ディフォーマー)」モンスター1体を墓地へ送り、
自分の墓地の「D(ディフォーマー)」モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
対象のモンスターを特殊召喚し、このカードを装備する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
(2):装備モンスターは表示形式を変更できない。
効果をざっくり言うと、ディフォーマー版早すぎた埋葬。
同じ蘇生札であるジャンクBOXと比べると、エンドフェイズ時の自壊デメリットがないが、こちらは手札コストを要求し、表示形式の変更もできず、自身が破壊されると装備モンスターも破壊されてしまう。
一方で、こちらはサーチが容易なので、どちらをどれだけ採用するかはデッキと要相談。墓地にディフォーマーが存在すれば手札コストで送ったディフォーマーを蘇生も出来るので、手札で持て余しているディフォーマーを展開するというプレイングも出来る。

《D・コード》
装備魔法
「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターの表示形式が変更される度に、
フィールド上に存在する魔法または罠カード1枚を破壊する。
装備モンスターの表示形式変更をトリガーに魔法・罠を破壊できる。
ガジェット・ドライバーなどを使ってなるべく相手ターンに効果を発動したい。
ただし強制効果な点に注意。

《D・パワーユニット》
装備魔法
「D(ディフォーマー)」と名のついたレベル3のモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターの元々の攻撃力を倍にする。
発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時にこのカードを破壊し、
自分は装備モンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。
レベル3ディフォーマーの攻撃力を倍加する装備魔法。
装備対象が狭すぎる上、それらは総じて元々の攻撃力が低いため倍加させても上級モンスター級の攻撃力すら得られない事も多い。
加えて、自壊効果とダメージという大きなデメリットがある為、活用しづらい。

《D・レトロエンジン》
装備魔法
「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターが破壊された場合、
お互いにそのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。
装備モンスターが戦闘破壊された場合に、お互いにその元々の攻撃力分のバーンダメージを受けるカード。
ただしディフォーマーはもともとの攻撃力が低いのであまり大ダメージは与えらない。
一応、攻撃表示の《D・ライトン》がいれば倍のダメージを相手に押し付けられるが現実的ではなく、カード消費に見合うダメージ量は期待できないだろう。

百機夜行
速攻魔法
自分の墓地に存在する「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスターを
全てゲームから除外する。
自分フィールド上に表側表示で存在する機械族モンスター1体の攻撃力は
このターンのエンドフェイズ時まで、
この効果で除外したモンスター1体につき200ポイントアップする。

《D・フィールド》
フィールド魔法
(1):フィールドのモンスターの表示形式が変更される度に、
このカードにディフォーマーカウンターを1つ置く。
(2):フィールドの「D(ディフォーマー)」モンスターの攻撃力は、
このカードのディフォーマーカウンターの数×300アップする。
(3):フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地の「D(ディフォーマー)」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
表示形式が変更されるたびにカウンターを置き、カウンターの数に応じてディフォーマーを強化できる。
1ターンに1度の制限も無く、特化できれば大量のカウンターを乗せられるものの、同じ全体強化なら1体でディフォーマーカウンター3個分程度の強化を手軽に行えるD・ラジオンも存在する。
併用するのも手だが、あちらを守備表示に変更すると攻撃力が強化されなくなり、このカードは守備力は強化できない等、微妙にかみ合わない。

後半の効果はこのカードが破壊された時にディフォーマーを蘇生する効果。
自分で破壊しても発動するが、ディフォーマー1体の蘇生で得られるアドバンテージは大きくはなく、ディフォーマーはそういったギミックを重視するデッキでもないため、状況を見て行う程度だろう。
基本的には除去に対するちょっとした保険と捉えることになるか。


《D・コンバートユニット》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの表示形式によって以下の効果を適用する。
●攻撃表示:対象のモンスターとはカード名が異なる「D(ディフォーマー)」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
その後、対象のモンスターを持ち主のデッキの一番上に戻す。
●守備表示:対象のモンスターを攻撃表示に変更し、手札からレベル4以下の機械族モンスター1体を特殊召喚する。
機械族1体を対象とし、対象とする機械族が、攻撃表示ならそれとはカード名の異なるDディフォーマーをリクルートした後に対象モンスターをデッキトップに戻す効果、守備表示なら対象モンスターを攻撃表示に変更した上で手札の下級機械族を特殊召喚する効果を持つ。
どちらも有用な効果だが、特にD・モバホンをリクルートし、その効果を発動することでデッキトップへ戻したモンスターがディフォーマーであれば改めて特殊召喚できる点が強力。
イラストではモバホンが変形している。

《ガジェット・ボックス》
永続魔法
このカード名はルール上「D(ディフォーマー)」カードとしても扱う。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、このカードにディフォーマーカウンターを3つ置く。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドのディフォーマーカウンターを1つ取り除き、
自分フィールドに「ガジェット・ボックス・トークン」(機械族・地・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
ANIMATION CHRONICLE2022で登場したカード。
発動時にカウンターを3つ置き、カウンターを消費してレベル1のトークンを生成する効果を持つ。
ガジェット・ボックス・トークンがある限りシンクロしかEXデッキから出せなくなるが、単純なシンクロ召喚サポートとしても便利なうえ、EXデッキからの展開にしか制約がかからないため、変わったところでは、トークンの名前がガジェット・ボックス・トークンである点を利用して、古代の機械熱核竜や古代の機械合成竜が追加効果を得る為のリリースにしたり、あらかじめリンクリボーを墓地に置いて自己再生のコストに使っても良く、ガジェット・ボックス・トークンがいなくなればリンク召喚などにつなげられる。


罠カード


《D・ゲイザー》
永続罠
「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
そのモンスターを表側守備表示にする事ができる。

《D・スクランブル》
通常罠
相手が直接攻撃を宣言した時、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に発動する事ができる。
その攻撃を無効にし、手札から「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。

《ブレンD》
通常罠
自分フィールド上に「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスターが
2体以上表側表示で存在する場合、
相手フィールド上に存在するカードを2枚選択して発動する。
相手はその中から1枚を選択し、相手が選択したカード1枚を破壊する。


《D・バインド》
永続罠
自分フィールド上に「D(ディフォーマー)」と
名のついたモンスターが存在する限り、
相手フィールド上のレベル4以上のモンスターは
攻撃宣言できず、表示形式の変更もできない。

《デイフォーム》
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する「D(ディフォーマー)」と名のついた
モンスターが攻撃対象に選択された時に発動する事ができる。
攻撃モンスター1体の攻撃を無効にし、攻撃対象に選択された
「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体の表示形式を変更する。


《パワーアップ・コネクター》
通常罠
発動後このカードは装備カードとなり、自分フィールド上に表側表示で存在する
「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体に装備する。
装備モンスターは攻撃をする事ができない。
この効果で装備された時、装備モンスター以外の
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択する。
選択したモンスターの攻撃力は装備モンスターの攻撃力分アップする。

《D・インパクトリターン》
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):相手フィールドの魔法・罠カードを2枚まで対象として発動できる。
手札から「D(ディフォーマー)」モンスター1体をデッキに戻し、
対象のカードを持ち主のデッキに戻す。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
「D(ディフォーマー)」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
手札のディフォーマーをデッキに戻すことでの魔法・罠のデッキバウンスと、ディフォーマーの蘇生・帰還が可能なカード。
2つの効果はどちらか1つしか使用できない点に注意。


《D・バリア》
カウンター罠
自分フィールド上に表側表示で存在する「D(ディフォーマー)」と
名のついたモンスターを破壊する魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
さらに自分のデッキから「D(ディフォーマー)」
と名のついたカード1枚を手札に加える。


◆ディフォーマーの愉快な仲間達


《ガジェット・ドライバー》
効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 200/守 200
(1):このカードを手札から墓地へ送り、
自分フィールドの「D(ディフォーマー)」モンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
その自分の「D(ディフォーマー)」モンスターの表示形式を変更する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
手札から捨てる事で、自軍のD達の表示形式を変更出来るドライバー。
相手ターンでも発動出来るのでいざという時有るといいかも。

《ガジェット・アームズ》
効果モンスター
星2/水属性/機械族/攻 200/守 400
リバース:自分の墓地に存在する
「D(ディフォーマー)」と名のついた
魔法または罠カード1枚を選択し、手札に加える


《ガジェット・トレーラー》
効果モンスター
星6/地属性/機械族/攻1300/守 0
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札から「D(ディフォーマー)」モンスターを任意の数だけ選んで墓地へ送る。
このカードの攻撃力は、この効果で墓地へ送ったモンスターの数×800アップする
自己強化が可能なトレーラー。自己強化の上昇値自体は高く、強化も永続的ではあるが、元々の攻撃力が低いため、大きな攻撃力を得るには相応の手札の消費が求められる。
ディフォーマーとのシナジーの薄さゆえに長年冷遇されてきたが、下記のガジェット・ゲーマーの登場で一気に評価されることに。

《ガジェット・ゲーマー》
効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻 300/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから機械族・レベル1モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードをリリースして発動できる。
手札から「D(ディフォーマー)」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、手札・デッキから「ガジェット・トレーラー」1体を特殊召喚できる。
デュエリストパックで登場した、ゲーミングPC型の新規ガジェットにして、トレーラーの地位を大きく向上させた1枚。
通常召喚時限定だが、⑴の効果でレベル1機械族をサーチし、⑵の効果でサーチしたモンスターを特殊召喚するのが一般的か。
⑵の効果は手札の機械族と共にガジェット・トレーラーも呼び出せるので、チューナーと一緒に特殊召喚してやれば、そいつとガジェット・トレーラーでシンクロ召喚ができる。トレーラーのリクルートは任意なので、呼び出さなくともよい。
(1)のみを目当てに、ディフォーマー以外でレベル1機械族がキーカードとなるデッキにサーチャーとして採用するのもOK。


パワー・ツール・ドラゴン
御存知愛と正義の使者にして龍亞きゅんのエース。
デッキから装備魔法をサーチする効果と装備中の装備魔法を墓地に送り破壊を免れる効果を持つ機械のドラゴン。
個々の火力が低めのDの強い味方。自身の効果で簡単に強化でき、破壊耐性を持つので簡単には破壊されない。ハリケーンやバウンスに弱いのはお約束。
ダブルツールD&Cを装備しつつリミッター解除でフィニッシュで満足しよう。

どこぞの黒羽龍よろしく、単体ではディフォーマーとあまりシナジーは持たない。ようはデッキに入れる装備カード次第である。

因みに回るとこうなる

「ワンフォーワン発動。ラジオン捨ててモバホン特殊召喚。機械複製術発動。モバホン2体特殊召喚。モバホン効果発動。スコープンを守備で特殊召喚してシンクロ。ライブラ。モバホン(ry
1ドロー(BOX)モバホン(ry2ドロ(リモコン、ラジカッセン)BOX発動。スコープンで手札のラジカッセン特殊召喚。パワツ。3ドロ(死者蘇生、BOX×2)パワツでリペアサーチ。リペアで手札のリモコン特殊。
リモコンの効果でラジオンサーチ。リモコンとライブラでスタダ。2ドロ(団結×2)BOX発動。
リモコンからラジオンサーチ。リモコン、ライブラでスクラップ。団結ドロー。BOX発動。ボードンサーチ。ギガンテック特殊召喚。パワツに団結3枚。」

運次第過ぎだが


ほぼ機械族で占められている、基本攻撃力が1500以上越えない、展開のほとんどをモバホンによる特殊召喚に依存しているといった点から多くのメタに悩まされる。



◆漫画版

このカテゴリのカードは存在せず、代わりに自分の場に機械族以外のモンスターを召喚した場合ディフォーマーとして扱う永続罠「ディフォーマライズ」とその効果を受けているモンスター1体につき攻撃力が600上がる装備魔法「D・マスタ・アーム」等のサポートカードが登場している。
漫画版での龍亞のデッキは実質龍可のデッキのエクストラに「機械竜パワー・ツール」が入っているだけなので、そこをフォローするためにこれらのカードが入っているのだろう。



初対面の蟹頭かつサティスファクションのメンバーにワンターンキルをされたディフォーマー使いの方、追記・修正お願いします。

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最終更新:2024年01月19日 22:35