ロートス・ライヒハート(Dies irae)

登録日:2012/03/29(木) 00:04:51
更新日:2022/09/18 Sun 18:20:17
所要時間:約 5 分で読めます


※この項目は重度のネタバレを含んでいます。アニメ派、ネタバレを避けたい方は回れ右へ























「だから俺がオデュッセウスになるんだよ」





CV-先割れスプーン(PC版)/鳥海浩輔(CS版)

一応、「設定」だけは無印版にもあるが、完全版にて正式に登場する。


第二次世界対戦時に生きていたドイツ・ベルリンの遺産管理局職員。
ドイツで多くの死刑執行人を輩出してきた名家・ライヒハート家の一員で、由緒正しい「首切り役人」。
実在した「ヨハン・ライヒハート」という史上最多の罪人の首を刎ねた処刑人と同門という設定である。
実家の家業に嫌気が差したために出奔した自他共に認める落ちこぼれ。
根はいい加減で、第二次世界大戦真っ只中でも、世界の平和や自国の勝利よりも、愛読している雑誌が休刊にならないかを気にする程。

一般人だが、聖槍十三騎士団の初期メンバーとは顔見知りが多い。

社交的な性格で、ルサルカベアトリス・キルヒアイゼンとは仲が良かった。
また、徴兵された戦場で死にかけた自分を助けたミハエル・ヴィットマンとは無二の親友でガチホモ疑惑が出る程。
ロートスは1944年に彼と同じ戦場で戦死した。 

その正体は主人公藤井蓮の前世
前述の通り、本来の彼は1944年に死亡したが、
カール・クラフト=メルクリウスの手によりミハエルと共に魂を回収され、黒円卓の第七位を選ぶバトルロイヤルへの参加を強いられる。
生き残った彼らの半分に「ミハエル」としての個我を元に作られたのが黒円卓の第七位となる「ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン」、
そして残った半分に「ロートス」としての個我とメルクリウスの血を混ぜて作られたのが「藤井蓮」である。

蓮の持つ「刹那を愛する」という渇望は元々彼が持っていた渇望。
「ロートス」は一般人だが、「蓮」はそこにメルクリウスの血が混ざったことで重度の厨二病患者となる。
触った者全ての首を斬り落とすマリィを蓮が扱えるのは、処刑人の血筋である「ロートス」の魂を受け継いでいるから。
また、ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲンが蓮との戦いに拘るのも「ミハエル」である彼が「ロートス」である蓮との決着をつけたいため。
…と、ここだけ見ると重要人物だが、作中で「ロートス」が出るのは玲愛√ラストとドラマCDだけ。
「ロートス」として目覚めるシーンは一切無く、終始「藤井蓮」で通るため、出番がとにかく少ない。

しかし、スタッフが「もう一人の主人公」と公言した最重要人物である。
実際、公式で行われたカップリング人気投票でルサルカとのペアで一位になるくらい愛されている。
ちなみに人気投票の感謝ムービーでは伝説の迷言を残している。

また、蓮がメルクリウスにそっくりと言われるのに対してロートスは全く別の顔をしているという設定があるが、
劇中での彼の外見は蓮の髪色を青から黒に変えただけで瓜二つの姿をしている。

これには全く別の顔をしたキャラを出すとプレイヤーが混乱するため、制作側が配慮したという理由がある。
…というか玲愛√に出てくるロートスのCG自体聖槍十三騎士団の軍服を着た蓮のイラストを、服装をいじって使いまわしたもの。




















玲愛√のエピローグにて、メルクリウスが滅びマリィが神様となった新世界の1939年12月25日のクリスマス、
そこでロートスはゲシュタポの長、ラインハルト・ハイドリヒと出会う。
彼とロートスの語らいで「Dies irae」という物語はその幕を閉じる。







神咒神威神楽ではロートス本人の登場はないが、天魔・夜刀は藤井蓮と彼が高次元で融合したキャラクターとのこと。



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最終更新:2022年09月18日 18:20