エクゾディア(遊戯王OCG)

登録日:2010/02/20(土) 18:09:07
更新日:2024/04/13 Sat 16:01:42
所要時間:約 26 分で読めます




(みんな…ありがとう…。オレはもう何も恐れない…)

(ム…さっきまでの「恐怖」に歪んだ表情が消えた…?
「恐怖」を超越した「絶望感」で苦し紛れの笑みを浮かべているのか……)

海馬、それは違うぜ!
オレは「希望」を手にしたんだ!

オレの引いたカードは…

封印されしエクゾディア!!

エクゾディアとは、高橋和希作の『遊☆戯☆王』に登場するカード、及びそれを元に作られた遊戯王OCGのカードである。

【概要】

5枚の異なるカードで構成されているカード群。通称「エクゾディアパーツ」。
特徴はシンプルで、「エクゾディアパーツ5種類全てを手札に揃えたプレイヤーは勝利する」というもの。

遊戯王OCG初の特殊勝利条件を持ったカードでもあり、登場するなり早速全てが制限行き。
そして未だかつてそれが解かれた事は無い。

近年でもエクゾディアパーツを簡単に手札に加えさせないためか魔法使い族のサーチカードは少なく、大量ドローができるカードには厳しい規制が入る*1
ゲームデザインそのものにも大きな影響を及ぼしているカード群なのだ。

遊戯王含むあらゆるカードゲームに於いて、いまだにコイツと並ぶ豪快な特殊勝利方法はほとんどど無い。
知名度も極めて高く、「遊戯王に触れたことはないがエクゾディアは知っている」という人も多い。

特殊勝利効果&攻撃名は「怒りの業火 エクゾード・フレイム」。
ちなみに東映版では「エクゾディア・フレイム」、原作の記憶編では「エゾード・フレイム」。

なおよく間違えられるが、「エゾディア」ではなく「エゾディア」である。まぁデッキはその特殊性ゆえにほぼ必然的にエグいが。



【パーツ一覧】

封印されしエクゾディア
星3/闇属性/魔法使い族/ATK1000/DEF1000
このカードと「封印されし者の右足」「封印されし者の左足」「封印されし者の右腕」「封印されし者の左腕」が手札に全て揃った時、デュエルに勝利する。

封印されし者の左足
星1/闇属性/魔法使い族/ATK 200/DEF 300
封印された左足。封印を解くと、無限の力を得られる。

封印されし者の左腕
星1/闇属性/魔法使い族/ATK 200/DEF 300
封印された左腕。封印を解くと、無限の力を得られる。

封印されし者の右足
星1/闇属性/魔法使い族/ATK 200/DEF 300
封印された右足。封印を解くと、無限の力を得られる。

封印されし者の右腕
星1/闇属性/魔法使い族/ATK 200/DEF 300
封印された右腕。封印を解くと、無限の力を得られる。


ちなみに原作でのフレーバーテキストは、「但し、神の四肢たるカード4枚を揃え、5体を復活させし者、あらゆる敵を一瞬に葬り去る」というもの。
バンダイ版*2及びクロスデュエル*3でもこのテキストが採用されているが、「但し」の部分が省略されている。

とにかく本体の《封印されしエクゾディア》がいない事には話にならない。
コイツさえ手札にくれば、後のパーツは低ステータス通常モンスターなので比較的楽に揃えられる。

特定カードを5枚以上揃えたときに確実に勝利できるコンボを見つけても、「それならエクゾ揃えた方が早くね?」と返されるのはよくあること。
ただしエクゾディアパーツは全て制限カードで専用サポートもなかったため、単純に優劣はつけられないが。

と思ったら……

2015年11月発売の「MILLENNIUM BOX GOLD EDITION」にて新規サポートカードが登場。
遊戯の看板モンスター達が次々とテコ入れされる中で、ついにエクゾディアも強化された。
これで顔や手足で殴る必要がなくなるな。

召喚神エクゾディア


古の魔神よ!
封印されし五体を解き放ち、我に力を与えよ!
出でよ!古の魔神!
召喚神エクゾディア!

特殊召喚・効果モンスター
星10/闇属性/魔法使い族/攻 ?/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの「封印されし」モンスター1体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードの攻撃力は自分の墓地の「封印されし」モンスターの数×1000アップする。
(2):このカードは他のカードの効果を受けない。
(3):自分エンドフェイズに発動する。
自分の墓地から「封印されし」モンスター1体を選んで手札に加える。
(4):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
手札の「封印されし」モンスターを任意の数だけ相手に見せ、見せた数だけ自分はデッキからドローする。

「MILLENNIUM BOX GOLD EDITION」で登場した新たなるエクゾディア。
場のエクゾディアパーツをコストに手札から特殊召喚でき、攻撃力は墓地のパーツの数×1000となる。よって攻撃力は召喚時は最低でも1000、最大で5000となる。
そして他のカード効果を一切受けず、毎ターン墓地のパーツを強制で回収していく。
戦闘破壊されると手札に溜まったパーツ分だけドロー出来る

攻撃力アップの倍率は高いが、パーツの回収が任意ではなく強制なので攻撃力は毎ターン下ってしまう。
また他のカードで攻撃力を上げたり戦闘破壊耐性を付与出来ないので戦闘には弱い。
なので召喚神の攻撃力をある程度保つためには予めパーツを墓地に落としておく必要がある。
しかしそうなると召喚条件のために場に召喚するパーツが減るというジレンマ。
パーツが全種制限で緩和も絶望的なため、攻撃力のキープは意外と難しい。

戦闘破壊時のドロー効果は手札にパーツがあるほど大量ドローが狙える。
戦略次第で、攻撃力を維持する為にパーツを墓地に置き続けるか決めよう。
なおパーツ回収効果は強制だが発動を伴うため、《発禁令》で封じると攻撃力の維持が可能になる。
ここまでやってもこいつには敵わないのはお約束。
後はエクゾディオスと併せると手軽にランク10を出したりもできる。

イラストは記憶編の神官シモンが操ったものだろうか。
効果の方はGXでアモンが使役したアニメ版エクゾディオスとほぼ同じになっている。
ただアニメ版エクゾディオスは戦闘破壊耐性もあり、効果を受けないのは相手のカードのみだった。

遊戯王デュエルリンクスでは双六が召喚した際に上記の召喚口上を言う。恐らく記憶編におけるシモンの口上をアレンジしたものと見られる。

魔神火炎砲(エグゾード・フレイム)

永続罠
「魔神火炎砲」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):フィールドのモンスター1体を対象としてこの効果を発動できる。
手札・デッキから「封印されし」モンスター1体または「エクゾディア」カード1枚を墓地へ送り、対象のカードを持ち主の手札に戻す。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「封印されし」モンスター1体または「エクゾディア」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
「MILLENNIUM BOX GOLD EDITION」で登場したエクゾディアの必殺技カード。
永続罠版の《強制脱出装置》で、手札かデッキからエクゾディアパーツを落としながらバウンスできる。

上述のように召喚神は戦闘に弱いのでこれで守っていけということなのだろう。
理想としてはこれでパーツを4枚落としたうえで、手札に残りのパーツと召喚神があれば攻撃力5000の召喚神を場に出せる。

破壊されてもエクゾディア関連のカードを回収ができるおまけ付き。
ただし「封印されし」か「エクゾディア」指定なのでエクゾディオスは対象外となり回収出来ない。

なおこのカードは記憶編の技を参考にしているため、(M&Wの)「エクゾード・フレイム」ではなく「エゾード・フレイム」となっている。
発動する際にはカード名を間違えないようにしよう。

【相性の良いカード】

●成金ゴブリン
1ドローして相手のライフを1000ポイント回復させる通常魔法。
特殊勝利デッキの定番。手札の総枚数こそ増えないが、確実にデッキを一枚圧縮できる。
【エクゾディア】デッキは相手のライフを削る気はない&削り切らなくても勝利できるため、相手にライフ回復されても問題は無い。
後述の【活路エクゾ】の場合はこのライフを回復させる効果も有効に使える。

●強欲で謙虚な壺
デッキから3枚めくり、その中から1枚を加えられるが、いくつかのデメリットがある通常魔法。
1ターンの発動枚数の制限や特殊召喚不可のデメリットがあるものの、3積みを見込める数少ない汎用ドローソース。
手札に加えるカードは3枚から選べるので、欲しいカードを手札に加えやすい。
めくった3枚は相手にも見せる必要があるため、デッキがバレやすい点には注意。
また厳密にはドローするカードでは無いので《ライオウ》がいると発動できなくなる。
昔は高価なカードだったが、現在は再録されているので安価で入手可能。

●高等儀式術
デッキの通常モンスターを素材に儀式召喚できる儀式魔法。
パーツは本体以外全てレベル1の通常モンスターなので一気に墓地に落とせる。
このままだと意味はあまり無いが…。

●補充要員
《高等儀式術》と組み合わせると途端に危険になる通常罠。効果モンスター以外の攻撃力1500以下のモンスターを3体回収する。
発動に墓地にモンスターが5体いる必要があるが、《高等儀式術》発動後に条件はまず満たしていると言って良い。

●闇の量産工場
↑と同じく、墓地から通常モンスターを回収する通常魔法。こちらは2枚。
状況によっては必要枚数は増えるがさして変わらない。

●ダーク・バースト
墓地から攻撃力1500以下の闇属性モンスターを回収する通常魔法。1枚しか回収できないが、上記2枚が対応しないエクゾ本体を引っ張ってこれる。

凡骨の意地
ドローフェイズに引いたカードが通常モンスターなら、ドローを加速させる事ができる永続魔法。
本体とそのサーチ手段以外を全て通常モンスターにすれば凄まじいドローができる。

●漆黒のトバリ
ドローフェイズにドローした闇属性モンスターを墓地に送ってさらにドローできる永続魔法。
↑と同じく何度も効果を発動出来るのが強みであり、デッキを高速圧縮して墓地を一気に肥やせる。

●ワンチャン!?
自分の場にレベル1モンスターがいる時にデッキからレベル1モンスターをサーチできる通常魔法。
そのカードを召喚(Not通常召喚)できないとエンドに2000ダメージを受けるデメリットがある。
レベル3の本体以外全部サーチできるうえ、ダメージも《一時休戦》で踏み倒したり《活路への希望》のドローに繋げたりできる。
場に出すレベル1モンスターもドローソースである《ミスティック・パイパー》や《サイバー・ヴァリー》など相性の良いカードは豊富で困らない。
最悪2000のライフコストと考えても悪い取引ではない。
【エクゾディアビート】なら普通にパーツを出せばいいし。

●トレジャー・パンダー
自分の墓地から魔法・罠を3枚まで裏側除外して、枚数分のレベルを持つ通常モンスターをリクルートするモンスター。
効果に回数制限がないため本体以外のパーツを呼び出し、《闇の量産工場》などで手札に戻すという集め方が出来る。
【エクゾディア】なら自然と上記の様な魔法・罠が多めに入るのでコストを確保するのは容易く、先攻1ターンキルも可能。
ただし《トレジャー・パンダー》自身に効果無効が直撃した場合はその時点で致命傷となりかねないため、《死者蘇生》などリカバリー手段も用意しておきたい。


●運命のドロー
デッキからカード名が異なるカード3枚を選んで相手に見せてからその3枚をシャッフルしてデッキの上に戻し、自分は1枚ドローする通常魔法。
発動条件としてライフが相手より少なく、フィールドの攻撃力の1番高いモンスターが相手フィールドにいる場合という状況を要求する。
また発動後は魔法・罠をセット出来ず、ターン中は魔法・罠・モンスター効果を1つしか発動出来なくなるデメリットもある。
パーツを3枚選べば素早く揃えられる。
デメリットも発動前にセットすれば問題なく、1枚で2枚以上ドロー出来るカードを使えば発動制限もほぼ無視出来る。
発動条件もあまりモンスターを並べない【エクゾディア】なら非常に満たしやすい。

【関連カード】

●エクゾディア・ネクロス
《エクゾディアとの契約》により特殊召喚されるモンスター。
「墓地にエクゾディアパーツが揃っている」という珍しい召喚条件のあるカード。しかもパーツが一枚でも墓地を離れると自爆する。
召喚条件が厳しい上に除去されやすく、事実上上記の《召喚神エクゾディア》の下位互換なので実戦では使われない。

後に登場したこいつらのせいで、以前以上にネタカードになってしまった。

●究極封印神エクゾディオス
アニメとOCGで効果が違う。
アニメでは《究極封印開放儀式術》でエコー(人間)をリアル生け贄に捧げてアモンが召喚した。
攻撃名は「天上の雷火-エクゾード・ブラスト」。

OCG版は「簡単に出せるレベル10で攻撃力は墓地の通常モンスターの数×1000」「攻撃時にデッキから好きなモンスター1体を墓地へ送れる」という感じ。
「便利だけど墓地に送るのエクゾディアじゃなくてもよくね?」なので「エクゾディアパーツを墓地に揃えての特殊勝利」が注目されることはまずない。
本家【エクゾディア】でもまず採用されない。

ちなみにエクゾディア関連が多数再録されている「MILLENNIUM BOX GOLD EDITION」では未収録というハブられ方をされてしまった。
登場作品が原作やデュエルモンスターズではなくGXであったから仕方ない。

●守護神エクゾード
守備力4000のすごいヤツ。
しかし名前と見た目だけで、エクゾディアとしての関係は無い。

●守護神エクゾディア
カズキングが新たにデザインしたエクゾディア。
2体または5体リリースで召喚可能で、リリース元の元々の攻守の合計分ステータスが上がる。
5体リリースで出した状態で相手が出した闇属性・悪魔族モンスターを戦闘破壊したらデュエルに勝利する特殊勝利モンスターである。
闇属性・悪魔族モンスターを押し付ける方法が使えないので、特殊勝利するのはかなり不安定。

●真エクゾディア
カズキングが新たなデザインしたエクゾディアその2。
手札ではなく場にこいつと手足のみを揃えるとまさかの相手が勝つモンスター。
場が空の時に手足を並べてこいつを送りつけてようやく勝てるので守護神以上に不安定。
手札や墓地を経由して手足を揃える場合、通常のエクゾ本体を手札に揃えた方が早い。
それでも使う場合、
《トレジャー・パンダー》で場に手足を揃える
→《トレジャー・パンダー》から《副話術士クララ&ルーシカ》をリンク召喚
→クララ&ルーシカを《ワンダー・ワンド》などのコストにして退かす
と言った工夫が必要となる。

【主な派生デッキ】

【図書館エクゾ】

手札交換の魔法カードを続々と使用して《王立魔法図書館》に魔力カウンターを乗せ、大量ドローを狙うデッキ。
エクゾディアパーツも魔法使い族なので相性も悪くない。
【エクゾ】デッキの中でも【チェーンエクゾ】と並んで相手の出方に無関心なデッキのため、「壁とデュエルしてろ」と言われるとか言われないとか。

【未来オーバーエクゾ】

【未来オーバー】のコンボでデッキを圧縮して、エクゾディアパーツを揃える力技なデッキ。
未来融合-フューチャー・フュージョン》が禁止カードだったのでこのデッキは一時期組めなかったが、未来融合のエラッタによる復帰で一応復活した。
……融合を主目的にしているわけではないので若干やり難くなっているが。
《クインテット・マジシャン》の登場により、パーツを全てまとめて墓地に叩き込むことも可能となった。

【調理師エクゾ】

《悪魔の調理師》を相手の場にコントロール転移し、リクルーターの自爆特攻で大量ドローとデッキ圧縮を行いエクゾディアパーツを揃えるデッキ。

【便乗ターボ】

相手にドローさせるカードを《便乗》とのコンボで利用し、高速で手札を増強するデッキ。
相手にもドローさせる都合上他のデッキよりも速攻でエクゾディアパーツを集めることが求められる。

【凡骨エクゾディア】

大量の通常モンスターと《凡骨の意地》で大量ドローするデッキ。
他にも通常モンスターや特定のレベル・種族を発動条件とするドローソースは多いのでそれらを組み合わせるか、
あくまで《凡骨の意地》に特化してデッキをほぼ通常モンスターにするという2つのタイプがある。

【チェーンエクゾ】

《強欲な瓶》や《八汰烏の骸》でチェーンを組みながら、《積み上げる幸福》でのドローを狙う。

【活路エクゾ】

甲虫装機」全盛期、2012年の世界大会本選に出場してギャラリーを沸かせた【チェーンエクゾ】の派生デッキ。
上記のカード達だけでなく、相手のライフを大幅に回復させる《ギフトカード》や自分のライフを削るカードなども積み込んでいるのが特徴。
相手のライフを回復しつつ自分のライフを消費する異色のデッキで、そうして大量のライフ差をつくってその分だけドローできる《活路への希望》で大量ドローを狙う。
《神の宣告》が無効化効果そのものより、支払うライフコストの方を警戒しなくてはならないという曲者っぷり。

そのため上記の世界大会の一回戦では
  • 対戦相手のLPが17000まで増加
  • ターンエンド時の手札調整*4によって6枚ものカードを墓地に送る
  • エクゾディアパーツが揃った時点で残りのデッキ枚数が5枚以下
等々異様な展開が繰り広げられた。

四回戦ではこのデッキの対戦相手(【スキドレバルバ】の有村選手)が高度なデュエルタクティクスを見せた。
なんと自分の発動した《マクロコスモス》に自らチェーンして《神の警告》を打ち込み、自分のライフを削って相手側とのライフ差を減らしたのだ。
これは《マクロコスモス》に「《原始太陽ヘリオス》を特殊召喚する」という隠された効果があったため。
すなわち「『モンスターを召喚・特殊召喚する効果』を含んだカードの発動」である=《神の警告》で止められる*5ため可能な戦術。
この上級者ならではのプレイングに会場からはどよめきの声が漏れ、大会を大きく盛り上げたのは言うまでもない。

余談だがこのデッキを使ったJarel Winston選手、「夢にエクゾディアが出た」という理由でこのデッキを持ち込んだとか。

【ヌメロンエクゾ】

ドン・サウザンドの「ヌメロン」シリーズのOCG化に合わせて誕生したデッキ。
  • 《ヌメロン・ダイレクト》でNo.1~4を並べてから《希望の記憶》で4ドロー
  • No.1~4を素材に出した《鎖龍蛇-スカルデット》などで手札を入れ替える
などでデッキを高速で回してエクゾディアパーツを揃える。

他のタイプより必要なギミックに消費する枠が少なく、デッキスロットが大幅に空くのが特徴。
他の【エクゾディア】のギミックを搭載したり、はたまたサイドチェンジで戦術をガラッと入れ替えたりと言う動きも可能。

【ハンドレスエクゾ】

手札にパーツ揃えるエクゾディアと手札を0にするハンドレス戦法がまさかの共存。一聞しただけでは「なぁにこれ?」となる事間違いなしなデッキ。
その実態は《ハンドレス・フェイク》と《サイバーデーモン》を投入。
毎ターン《サイバーデーモン》の効果でドローしてエクゾディアパーツを揃えるというもの。
【エクゾディア】最大の弱点である手札破壊を《ハンドレス・フェイク》の効果で手札を全て除外しておくことで防いでしまおうという訳である。
ちなみに元々はトリシュ全盛期の時に満足民達が考案した低予算デッキだとか……なにやってんだアンタら。

【暗黒界エクゾ】

デッキの拡張性の広さで有名な「暗黒界」と混ぜるのもあり。
「捨てる」をトリガーとしてブラウやスノウでデッキ圧縮し、グラファが敵のカードを破壊しつつエクゾディアパーツが揃うまでの壁となってくれる。

また《暗黒界の門》の効果コストが「暗黒界」モンスターではなく悪魔族指定なのもポイント。
防御用の《クリフォトン》や《バトルフェーダー》がダブった場合もデッキを回せる。

ただし普段の「暗黒界」で使う一部のドローソースと相性が悪いのでそれらが投入できないのは少し弱点でもある。

【シンクロエクゾ】

【試着エクゾ】とも。【ローレベル】の亜種で、エクゾディアパーツが積極的に召喚される稀有なデッキである。

とどのつまり《魔の試着部屋》《人海戦術》《トライワイトゾーン》などのカードを駆使してパーツを展開。
それらを《馬の骨の対価》や《凡骨の施し》といったバニラ及びローレベル用のドローソースのコストにしてデッキを掘り進める。
これらでデッキを高速回転&高速展開する過程でエクゾ本体もデッキから引き出しつつ余ったパーツをシンクロ素材にする。
そして隙あらば回収してこっそり特殊勝利もできたらいいな、というわりかし合理的かつ狡猾な戦術を取るデッキ。

フリチェ回収要員シンクロの《霞の谷の雷神鬼》やその素材なる《霞の谷のファルコン》など場に出していてもパーツを手札にそろえることは可能。

サポートのシナジーでフェザーマンやバーストレディなどの「HERO」も取り入れることができたり、レベルが合いやすいのでエクシーズもできたりする。
意外とカスタマイズに幅があるデッキタイプ。

あくまで特殊勝利に特化する場合は《TG ハイパー・ライブラリアン》も活用できる。
《チューナー・サポーター》+《地獄の暴走召喚》or《機械複製術》+《シンクロキャンセル》等でドローしまくるという手段もある。
この場合においても膨大な手札アドバンテージのおかげで普通にビートダウンで勝てることもある。

さりげにカオス系統も入りやすい上、ローレベルであることから《シューティング・クェーサー・ドラゴン》も出せたりする。
各々の改造でいくらでも戦術の軸を変えられるので侮れない。

ネタデッカーの間では多少の認知度はあるものの、知らん人は発想すら片隅にないデッキである。
そのためクェーサーを場にだしながら結局手札にエグゾを揃えてしまうような変態じみた動き「何だ、こいつ…」と思われてしまうことも。

「レベル1の封印されし者の左足・左腕・右足・右腕に、レベル1のウォーター・スピリットをチューニング!」
……キモエディアが出来上がりそうだ。

【エクゾディアビート】

上記の【シンクロエクゾ】の亜種。ついにパーツ単体でも殴るデッキへと進化した。
《下克上の首飾り》や《窮鼠の進撃》、その他通常モンスター&ローレベルサポートカードを駆使し、エクゾディアパーツで殴って勝利するデッキである。

一見ただのネタデッキ。しかしパーツは各種ステータスなどだけを見れば、かなり優秀な部類のモンスターである*6
魔法使い族なので《マジシャンズ・クロス》で攻撃力を3000にできたり、レベル1なので《ジャンク・シンクロン》で釣り上げたりできる。
そのまま《アームズ・エイド》を出して他のパーツに装備出来たりも割と実用的。
腕はともかく足に腕が付くのは若干シュール

あくまでもパーツで殴る点を重視しただけであり、ほとんどの場合上記の【シンクロエクゾ】のギミックは生きてる。
そのため「変な攻撃力の足や腕を回避したら、クェーサーやシューティング・スターが出てきた」という事態も当然ありうる。

無論特殊勝利を狙うのも一応ありだが、大抵の場合【シンクロエクゾ】以上にビートダウンに特化させているのが基本。
そのせいで使用者が「バニラのエクゾディアパーツで殴るデッキなんだから、レベル3効果モンスターの 顔 面 は 邪 魔」とか言い出したりする。
その結果、顔面もとい《封印されしエクゾディア》だけを抜く本末転倒な場合もある。

なお上述した《召喚神エクゾディア》が登場したため、区別化のために【(エクゾディア)パーツビート】と表記する例もある。

【月光エクゾ】

融合デッキの皮を被ったエクシーズデッキと名高い【月光RR】の《月光彩雛》と《月光黄鼬》、《月光虎》の3枚によるランク4基盤を初動として使用するデッキである。

あらかじめ、フィールドから墓地に送られるとドラゴン族・戦士族・魔法使い族いずれかの通常モンスターを名称ターン1制限無しでサーチ可能な《青竜の召喚士》を墓地に送っておき、これまた名称ターン1制限無しで魔法使い族モンスターを蘇生可能な《神聖魔皇后セレーネ》で使い回すことでパーツを集める。
《青竜の召喚士》によるサーチが効かない顔面はどうするのかと言うと、《ライトロード・ドミニオン キュリオス》や《ユニオン・キャリアー》などを使い、デッキから別のゾーンを経由して手札に持ってくる方法がよく使われる。


【エクゾチェンジ】


「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
相手のループコンボを眺めていると思ったら自分の手札にエクゾディアが5枚揃っていた……まるで意味がわからんぞ!

要するに《エクスチェンジ》を使い回し、相手の手札にエクゾディアを完成させるデッキ。
最近はデッキのカードを直接渡せる《プレゼント交換》が登場したのでこれを使う手もある。(少々遅いが)

総括するとエクゾディアの効果で自ら敗北するデッキである。おそらく遊戯王史上最大のネタデッキ。
何せ勝つためでも負けるためでもない、勝たせるための構築というカードゲーム界屈指の迷デッキなのだ。

相手も1枚目はとりあえず完成阻止にと絶対取るだろうが、2枚目以降は腐るだけなのでたぶん取らないのでそんなこと理論上「不可能」。
……かと思われたが、「自分の手札がエクゾディアパーツと《エクスチェンジ》しかない状況を4回作る」荒業によりこれを理論上「可能」にした。

まるで意味がわからんぞ!

これをされて勝った方は精神的大ダメージを負って後のプレイングに影響が出る。絶対出る。

遊戯王の大会で「こいつ……できる!」と思わせる方法の一つ

【原作での活躍】

◆原作&遊戯王デュエルモンスターズ

vs海馬

元々は双六のカード。
王様の回想内の双六曰わく、「未だかつて誰も手札に揃えたことは無かった」らしい。

海馬との闘いで追いつめられた遊戯。
逆転できるカードがないかと手札を確認するがそこには腕や足だけしか描かれていないカードばかり。
使い方もどのようなカードかまったくわからない遊戯

「意☆味☆不☆明なカード」

「コレデドウヤッテタタカエバイインダ」


と猛烈な棒読みで発言。

ちなみにこれは超圧縮されたことで有名なアニメ遊戯王DM 第1話 での発言である。

この棒読みは表遊戯の「なぁにこれぇ」と共に某動画サイトで遊戯のMADの格好の素材となっている。

その後遊戯は脳内にあらわれた双六の幻によって、意味不明なカード達が「いままで誰も召喚したことがないエクゾディア」であることを思い出す。
そして土壇場で《封印されしエクゾディア》を引いて逆転勝利した。
2015年にはこのシーンを元にした《ピースの輪》というカードがOCG化された。発動条件から原作再現しているのでロマン好きな人はぜひ。


余談だが、アニメの遊戯はエクゾディアをフィールド上に置くときに

【左】【左】【本】【右】【右】
【足】【腕】【体】【腕】【足】

このように右腕と左腕、右足と左足のそれぞれの位置を反対にするという意☆味☆不☆明な置き方をしていた。
実際にカードのイラストを見てもらえば、如何に不自然な光景になるかはお分かりだろう。
恐らくエクゾディアの体の向き(相手側)に合わせたかったからだろうが、かなり無理があるような……
ちなみに原作ではテーブルデュエルだったので五芒星のような配置に置いていた(テーブルの狭さと角度の問題からかつぶれた形状ではあったが)。


その後エクゾディアパーツ一式(及びデッキ)は無事助け出した双六から譲り受けたが、王国に向かう途中に蟲野郎によって海に捨てられてしまう。
城之内が頑張って二枚回収したもの、残り三枚は海の藻屑と化したためこれ以後遊戯がエクゾディアを使うことは無かった。
主人公の切り札を使用不可にするというのは当時としては大胆な展開。
ただ後述の通りこのカードが有ると全ての戦いがエクゾディアありきになってしまうため致し方ないだろう。

なお藻屑となったと言ったが、実は外伝作品にて梶木漁太が残りを回収し遊戯に返却している。


バトルシティ編

バトルシティでは明らかに噛ませなキャラのグールズのレアハンターが偽造エクゾディアパーツを使用。
デッキに各パーツが3枚積みの極悪仕様だったが、噛ませらしく王様に敗れた。
ちなみに原作での体たらくはともかく、DM5・6では強力になっている。
DM5・6では《クリッター》や《黒き森のウィッチ》を多用した高速サーチに加え、《悪夢の鉄檻》や《光の護封剣》でロックしてくるデッキを使う。
積んでいるパーツはさすがに1枚ずつだが下手すりゃ闇マリク以上の強敵で、このレアハンターが最強の敵になってたりする。

ちなみにこのレアハンター(原作版)。
彼はドローソースに《天使の施し》用いているが、彼のデッキにはエクゾディアに蘇生への制限があるのもあってか墓地を使うカードが見当たらない。
はっきり言うとアドの面では《強欲な壺》でも良いはずである。
もちろん手札入れ替え効率は3枚ドローできる《天使の施し》の方がいいので一長一短だが。

ちなみに、エクゾディアパーツをそれぞれ3枚積み…と聞くと一見強そうに見えるが、現実のデッキでは非効率である
真面目に考えてみよう。エクゾディアパーツを3枚ずつ投入すると、それだけでデッキの37.5%を占めてしまう。
複数枚投入することで、ハンデスやデッキ破壊に強くなるといったメリットはあるが、同じパーツが複数枚手札に来て手札事故の要因となり得るのは無視できない

更にそれ以外の戦術も、
  • 壁モンスターや攻撃妨害カードで時間稼ぎ
  • その隙に《天使の施し》で手札入れ替え
の2つだけとド素人並み。というかド素人以下。
なにせ当時のカードプールでは、
  • 攻撃力1500以下or守備力1500以下をサーチできる《クリッター》《黒き森のウィッチ》
  • 墓地の魔法を回収できる《聖なる魔術師》
  • 攻撃力1500以下のバニラを回収できる《補充要員》
上記のカードが存在していおり、より効率的にエクゾディアパーツを揃える手段がある。
これらのサーチ・サルベージ(こちらは原作では蘇生制限によって不可能のようだが)系を一切入れてない時点で彼の実力の低さがうかがえる。
アニメ版では一応《クリッター》を使用していたが。

使ってた壁モンスターもOCGでは効果はあるものの、耐性は持っておらず、簡単に除去されてしまう。
《光の護封剣》も簡単に除去されるので一枚だけでは強固なロックとはいえない。
パーツに関しても現実の上述した【エクゾディア】と比べて揃えるのが非常に遅いため、ハンデスも含めて様々な手段でパーツも処理されかねない。*7
また城之内戦では《三つ首のギドー》や《デスハンド》など、明らかに壁と呼ぶには力不足なモンスターを使用していた。
ちなみにギドーの守備力は1400。…明らかに力不足。
挙げ句の果てに何に使うのすら不明な王様も使った《幻獣王ガゼル》《バフォメット》もデッキに確認できる。

逆に当時なら…と思うかもしれないが、ぶっちゃけ当時でもこの戦術だと難しい。
まあそもそもパーツを各3枚入れられた時期がかなり短いため比較も難しいのだが。


アニメオリジナルエピソード

乃亜編における最終戦、「海馬瀬人vs海馬剛三郎」戦にも登場。
上記の通り「海馬の屈辱のカード」として剛三郎が使用。
苦渋の選択》を使い一気にエクゾディアパーツ4枚を墓地に送り手札に加えたパーツも墓地に送るという行動に出る。
その後《エクゾディアとの契約》を使い《エクゾディア・ネクロス》を特殊召喚し海馬を苦しめた。
…が、剛三郎は《エクゾディア・ネクロス》の性能を過信してサポートを一切行わず、海馬に「破壊されないだけでダメージは通る」という隙を突かれてライフを削られはじめる。
最終的に《魂粉砕》で墓地のパーツを除外されたことで特殊効果も失いあっさり敗北した。
余談ながらこれは「エクゾディアに敗北して魂を砕かれた海馬が、魂を砕くことによってエクゾディアを打倒する」という構図になっている。
遊戯戦と真逆なのは何やら感慨深いものがある。

…うん、人によっては《エクゾディア・ネクロス》よりも《苦渋の選択》のほうが印象に残るデュエルであったであろう。
パーツを使うのでなくそれを墓地に送るという絵面は海馬じゃなくても驚愕のシーンである。

ドーマ編のドーマもこのカードを所有している。


王の記憶編

原作&DM最後の登場は記憶編。
双六の前世?であるシモンの精霊として登場。通称「王宮の魔神」
じーちゃんとは王様にとってのブラマジのように前世から縁があったようだ。

死霊軍を一掃しゾーク・ネクロファデスに戦いを挑んだが一撃で倒されてしまった。ゾーク曰く「この程度の炎で地獄は照らせぬわ」らしい。
DMにおいてはエクゾディア自身はゾークと互角の戦いを繰り広げた。
しかしシモンがエクゾディアを使役する消耗に耐えられず、押しきれないところを突かれて敗北する形となった。

というかエクゾディアが精霊のシモンは一体どれだけ心が強いのだろうか?


遊戯王デュエルモンスターズGX

ユベルに乗り移られたマルタンがアモンとのデュエルで使用している。
その後はアモンの手に渡りアモンが使用する。

余談だがアニメGX150話の最後のシーン。
アモンは墓地のエクゾディアパーツ3枚を《補充要員》で一気に回収+次のドローでエクゾディアを揃えようとするというシーンがあるが…。
実はその時墓地にはパーツ3枚+《霧の王》しかいなかったため「 《補充要員》がそもそも発動出来ない 」という脚本ミスがある。
結果的には発動前に勝負がついたので問題にはならなかったが。

まぁ色んな決闘者が多用する「発動していた!」と比べると、理不尽さはそれ程感じないので許してやろう。

これ以降のエクゾディアとその関連カードのアニメ・漫画での登場は現状ない。(『ZEXALⅡ』のカードイラストには登場した)


【ダンジョンダイスモンスターズ】

パーツ4体をディメンジョンして、それら全てが生き残っている状態で本体をディメンジョンすると勝利する効果で登場。

パーツはLv3、本体はLv4なのでやはり大変。
ディメンジョン目的で無くともクレストがいいので、そっち目的で入れてもいいかもしれない。

揃うと業火殲滅のムービーが入り、敵モンスターを全滅させた後にDMを撃破する。
ちなみに攻撃はパーツはパンチやキック、本体は衝撃波で攻撃。

遊戯王デュエルリンクス

表遊戯が最初に覚えるスキル「じいちゃんのカード」でデッキ内にパーツ一式が投入される他、双六のスキルで墓地やデッキ内に出現するが、単独での入手は出来ない。
にもかかわらず召喚神だけはなぜかトレーダーで手に入るが、上記の理由で実質表遊戯&双六専用のカードと化している。なぜ?

また双六のレベルアップスキル「封印されし力」で墓地に用意できるが、ライフが1000減るごとに本体・両腕・両脚をそれぞれ出現させるものであるため、全部揃えるのはかなり手間。*8
しかも、双六には召喚神の召喚台詞とカットインが用意されているのだが、墓地のパーツをいったん場に呼ばないとダメなので非常に扱いづらいスキルと化している。
せめて孫と同じくデッキ内に用意してほしかった。恐らくネクロス用のスキルなのだろうが……。

さすがにこれは扱いが難しすぎると考えられたか、2023年の復刻ゲットイベントでは新たに「封印されし古の魔神」が実装。
こちらは自分のドローフェイズ開始時、デッキボトムに両脚→両腕→本体の順でエクゾディアが追加されるというものであり、「青竜の召喚士」や「黒き森のウィッチ」を用いることで特殊勝利も結構現実的なラインに入る。ただし「封印されし力」と異なり自分のターンを3回迎える必要があるため、特化構築が必要な代わりに1ターンで全ての効果を使えるあちらとは相互互換になっている。

とはいえ安定性は「封印されし古の魔神」の方が上なので、爆発力に賭けてワンキルを狙うか、召喚神やネクロスを狙って堅実に行くかはプレイヤー次第である。


【漫画・アニメでの扱い】

エクゾディアは「パーツを揃えれば勝利」という特殊勝利の中でもかなり扱いやすく、通常のデュエル以上に「ドローで何とかなる」カードである。
そのためデュエル展開を盛り上げたりする都合上どうしてもドローに補正がかかるアニメ・漫画のデュエルでは(構成的に)非常に使い難い存在でもある。

要は上記の「コンボ決めるよりパーツ5枚をそろえる方が早い」をそのまま当てはめることができるのだ。
同時にこのパーツが揃えられなくなった場合、手札の全パーツがディスアドバンテージになるのは上記のアニメの通りである。

和希が一回のデュエルでHA☆GAにエクゾディアを捨てさせたのは英断だったと言えよう。
というか、そもそも主人公サイドが使うべきカードではないともいえる。

ちなみに「遊☆戯☆王の日」に原作・アニメキャラを模したデッキを使うコンセプトデュエルにおいてもエクゾディアは使用可能。
その場合「劇中で回収できなかったエクゾディアパーツが使用できない」という原作再現を兼ねた規制が敷かれている。


Q.ゲーム開始時にお互いの手札にエクゾディアパーツが揃っていた場合どうなりますか?
A.引き分けになります


【立体化】


近年、ブラックマジシャンガールを筆頭に看板モンスターのフィギュア化やプラモデル化が進んでいる中、2023年8月に召喚神エクゾディアとしてFigure-rise Standardシリーズにてプラモが発売された。
全長210mmというプラモデルとしてはかなり大柄な迫力あるスケール、その大きさが可能にした緻密なパーツ分割によって未塗装でも劇中のイメージがほぼそのまま再現されている。

追記・修正は初手でエクゾディアを揃えてからお願いします

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 遊戯王
  • 遊戯王OCG
  • 闇属性
  • 魔法使い族
  • 特殊勝利
  • 制限カード
  • エクゾディア
  • パズル
  • ロイヤルストレートフラッシュ
  • 封印
  • 海の藻屑
  • 調整中
  • 漢のロマン
  • エクストラウィン
  • 遊戯王OCGデッキテーマ項目
  • アモン・ガラム
  • レアハンター
  • 原作出身
  • シモン・ムーラン
  • 武藤双六
  • 闇遊戯
  • 海馬剛三郎
  • 封印されしエクゾディア
  • 封印されしもの

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月13日 16:01

*1 これは遊戯王OCGにはマナなどのリソースシステムがないのも理由であるが。

*2 全カードにフレーバーテキストが存在する。

*3 OCG及びラッシュデュエルで効果モンスターだったモンスターにも通常モンスター版が存在し、その分のフレーバーテキストが新規で設定されている。

*4 手札の上限は6枚まで。自分のターンエンド時に6枚以上だった場合は墓地に送って減らさなければならない。この手札調整というルールも普通のデュエルではまず使わないものである。

*5 加えて相手がエクゾディア勝利の特化型だったため、この2枚が腐っていた。

*6 攻守0かつ無制限の《千眼の邪教神》と比べれば若干サポートカードの数は減るものの、あちらと同程度のサポートカードが存在することになる。

*7 《義賊の極意書》《イタズラ好きの双子悪魔》(禁止カード)などのハンデスでも充分対処できる。

*8 しかも、1回発動する為の条件が「減ったライフ1000につき~(2000~2999なら2回発動と言った具合)」という条件ではない為何度もライフを1000以上減らす必要がある他、両腕や両足を墓地に置くには手札に別途「エクゾディア」モンスターを用意する必要がある。