トゥーン(遊戯王OCG)

登録日:2010/02/25 (木) 21:49:51
更新日:2024/03/14 Thu 09:20:20
所要時間:約 16 分で読めます




彼らは私を裏切らない…

永遠に死ぬことはない…

……そんな世界に――

これからユーを招待しましょう…

トゥーン・ワールド!



「トゥーン」とは、高橋和希原作の『遊☆戯☆王』に登場するカード、及びそれを元にした『遊戯王OCG』のカードの総称デース☆
『遊☆戯☆王』の世界ではが開発したことになってマース。
トゥーンは、魔法カード「トゥーン・ワールド」が存在する事で最大限に能力を発揮出来マース。


初登場は「決闘者の王国」編決勝トーナメント直前のミーVS海馬ボーイ戦デーシタ。
「トゥーン」には「トゥーン」でしか攻撃出来無いという特性を活かし海馬ボーイを圧倒シ、
海馬ボーイのデッキ最強の「青眼の白龍」さえ、トゥーンの餌食になってしまいマース、ワンダフル☆

そして私が優勢のまま決闘は進行、
海馬ボーイは敗北し魂を私の「千年眼」の力でカードに封印されマシタ。

言ってしまえばZ戦士すら戦慄させた両津勘吉やアラレちゃんのような「ギャグマンガ次元」を真面目な対戦の場に持ち込むという、
高橋和希氏の自由な発想から生まれたラスボス枠デース。イッツインテレスティング!
遊戯ボーイ戦で突然戦略が変わるのはカードゲーム的には非常に難しい話です……バット、これまでゲラゲラ笑っていたようなふざけたトゥーンモンスターの下がおぞましい怪物!
そういう意味ではデストーイなどの先駆けともいえる演出だったのデース。まさに鬼才・高橋和希ならではのフリーダムな発想が産んだワンダフルワールド、それがトゥーンだったのデース!
また文庫本9巻のカズキングによるあとがきでは、愛読しているカートゥーンの「ファニー・ラビット」…ひいてはトゥーンという存在が、恋人を失った私に残された唯一の親友であり、「不死」の象徴であることを明かしてくれマシタ…。

原作のゲーム的な動きは、当時の……というか初期遊戯王のネタ元であるMTGの「プロテクション」あたりを漫画的に落とし込んだのかもしれないデース。

だから原作の海場ボーイや遊戯ボーイを苦しめたレベルの理不尽クソカードもそのうちお願いしますよ、コンマイボーイ*1


それでは、ワタシのプリティーなトゥーンモンスター達を、ご紹介しまショーウ。


トゥーンモンスター全てと言う訳ではありませんガ、オールモストのモンスターは以下のテキストを持ちマース。



このカードは通常召喚できない。
自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在する場合に特殊召喚できる。
(1):このカードは特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):このカードは500LPを払わなければ攻撃宣言できない。
(3):相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。
存在する場合、トゥーンモンスターを攻撃対象にしなければならない。
(4):フィールドの「トゥーン・ワールド」が破壊された時にこのカードは破壊される。

※レベル5以上はリリースが1体必要、レベル7以上はリリースが2体必要。

アンビリーバボォ! はっきり言って原作からメニーメニー弱体化し過ぎデース……。
  • 特殊召喚するのにリリースが必要
  • OCGのモンスターなのに召喚酔いする*2
  • 攻撃するのにライフコストがいる
  • きっちり自壊だけは再現されている
  • トゥーンだからと言って別に無敵では無い
せめて「トゥーンだから無敵デース!」を再現して欲しかったデース……というのはさすがに贅沢というものデース。インフレが一足早く訪れてOCGどころか日本のTCGの歴史そのものが変わっていたデショウ。
ただそれを考慮した上でも使い物にならないレベルで弱いのデース!ホワイ!トゥーンのデザイナーは一体何を考えてこんな効果にしたんデショウ!?アンビリーバボーォ!

「高い攻撃力によるダイレクトアタック」「召喚権を使わない」という点は十分な利点となっているのデース。ただし召喚酔いのせいで台無しデース。
そのためもっぱら《トゥーンのもくじ》でもくじがサーチできるという初期特有のテキスト不備OCG全体でも珍しい利点を利用した「デッキ圧縮」「魔力カウンター稼ぎ」や、これで《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》をサーチして各種手札コストにあてがうデッキなどが活躍。
昔はむしろ【トゥーン】より、《大逆転クイズ》などと併用したコンボデッキなどで活躍したものデース。ある意味城之内ボーイと私と海場ボーイのハイブリッドデッキと言えなくもないデース。
一見よく分からないダイレクトアタック効果も、一応遊戯王の世界に、MTGの「飛行」「シャドー」*3あたりを持ち込んでみようという試みだったのかもしれないデース。
トゥーン同士がかち合うこと自体が稀を通り越してありえないレベルなので忘れられがちデース……バット、当時よく使われていた準制限カード《強制転移》などでモンスターを奪われた時などに起こるため、覚えておかなくちゃいけない効果という、本当にしょうもない制約だったのデース。

もっとも、トゥーンが出現した当時、たとえ限定的とはいえ「カテゴリ内全てが戦闘破壊耐性を持つ」というのはゲーム性崩壊待ったなしレベルのオーバーパワーだった*4ので、仕方がないと言えば仕方がありマセーン。
今となっては大したことがなくとも、当時はとんでもないパワーカード。ここまでデュエルモンスターズが、そしてテーマデッキがインフレするなど、当時の誰が予想したというのデショウ……本当に私の知る「マジック&ウィザーズ」とは名前が同じだけで別のゲームのようになってしまいマシタ……。


+ トゥーン・キングダムより前の昔話
この部分に限っては、ペガサスのエミュがほんとにめちゃくちゃ疲れる上にちょっと真面目な話なので標準語で記す。

トゥーンは以下のカード群を見ればわかるが、そのほとんどが召喚酔いを起こす。
しかしたった1枚だけ召喚酔いを起こさない上に攻撃時のライフコストまで不要なトゥーンが存在した。《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》である。
初期トゥーンかつ生贄1体で召喚でき、攻撃力2000でダイレクトアタックが可能。さらに当時は《サイクロン》すら制限なので《トゥーン・ワールド》が意外と対策されない。
こういった点から、このトゥーンBMGは貧弱なサポートしかないトゥーンの中では頭一つ抜けて強い、むしろ「デッキの軸にするに値する」カードだった。

この時期にトゥーンを組む、酔狂を通り越して錯乱でもしていたはこの《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》を軸にデッキを組んでいた。
特に「守りのために《スケープ・ゴート》を発動して、返しに残った羊トークンを生贄に突然出てきて攻撃力2000がダイレクトアタックを仕掛けてくる」という動きの胡散臭さはすさまじいものがあった。
《トゥーンのもくじ》のおかげでサーチもたやすい上に、「《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》は召喚権を使用しないので2~3体の展開が可能」「生贄要員に別のトゥーンを使える」ことに気づくとまさに変幻自在の動きを可能にする。
事故はあるとはいえ手札3枚から突然4000ものダメージが飛んでくることもあるという、チェーンバーン並の最高速度を持ったすさまじいデッキ。普通のデッキではありえないことが起きる上にその動きがクソすぎるという意味では、ある意味原作再現と言えるだろう。
最近よくネタにされているという《魔法の筒》との相性も非常にいい。なにせトゥーンBMGがライフをたやすく削り取ってくれるため、相手のトドメとして使いやすいのだ。《ディメンション・ウォール》《拷問車輪》なども採用候補に入る。
そのためウォールバーンやビートバーンの一種のようにふるまうデッキともいえるかもしれない。
ただし他のトゥーン、特に後期トゥーンを入れるとせっかくトゥーンBMGの出してくれる速度が落ちてデッキの方向性がチグハグになる。むしろ不採用すら検討できたほど。
真面目に《トゥーン・アリゲーター》が「召喚酔いしないから」という理由で《トゥーン・ゴブリン突撃部隊》などより優先されたくらいである。まぁBMGとデーモンの生贄要員なので誤差みたいな範囲なんだけどね。
もっぱらこの型の【トゥーン】がBMG以外に入れたトゥーンは、キャノン(相手のライフをさらに詰められる)、ヂェミナイ(攻撃力が高くデメリットがない)、マーメイド(召喚権を消費しない生贄要員)、
アリゲーター(もくじでサーチ可能で召喚酔いしない生贄要員。たまに相手のライフを削って活躍する)、デーモン(4枚目以降のBMG。次のターンまで無事に生き残った上で攻撃が通れば強いが、トゥーンBMGに対して速度がお話にならないレベルで遅い)あたり。

このトゥーンデッキの最大の弱点は何といっても値段。各種コンボデッキのパーツとして高額になりやすかった《トゥーンのもくじ》《トゥーン・ワールド》に加え、
ゲームのオマケだった《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》が3枚必須。他のカードもマーメイドやデーモンは昔のSR以上なので全体的に高額になりやすいという、まさに「勝てない札束」。
そのくせ「トゥーンBMGにおんぶだっこのつまらないデッキですね」と歯に衣着せずに評する*5人もいるなど相手のウケがよくないという、当時のテーマデッキあるあるの弱点を抱えていた。
しょうがないじゃんサポートが弱いんだもん!
これが巨大戦艦より強いとされていたのは何かがおかしいが、多分「トゥーンはまともにデッキを組めるテーマではない」という認識だったのかもしれない。
この時期のテーマデッキは本当に「勝つことを突き詰めると無個性化していく」あるいは「突き詰めていくと相手のウケが悪くなる」という弱点を抱えていた茨の道だった。

が、上記の話もシンクロ召喚実装前まで。
それ以降はメインデッキの枠とリリースコストを使って上級トゥーンを出す事そのものが非効率的となり、【トゥーン】は専ら下級ハイビート型が主流*6となった。
似たような維持条件と直接攻撃効果を備えた地縛神は、当時「トゥーンの現代調整版」などと呼ばれたものである。
ガチ環境に挑むにはこのページ内にも記されている様に《カイザーコロシアム》を搭載する事が多くなったのも、ある程度展開する上級型には向かい風。
取り分け《魔法族の里》登場は大きく、これを投入したヂェミナイエルフ・仮面魔導士にたまにキャノンソルジャーといった面々が中心となる下級魔法使いメタビート風味の構築が多くなり上級トゥーンは抜かれていった。
こちらは「相手を封殺して直接攻撃する」という行為が可能だったため、どうしても「劣化ではないにしても里メタビートの亜種である」という評が多くなりがちではあったが、ハマれば強い系のデッキなので(環境外デッキの中では)実は勝つことも割と楽だった*7
2010年の《強欲で謙虚な壺》登場はこのタイプにとって大きな追い風で、課題だった事故率の軽減に大きく貢献した。ただ、特殊召喚が一切できなくなるので要するに上級トゥーンは(ry

と、この様に間接強化によってどうにかデッキを改良していった【トゥーン】だったが、直接強化は10年以上に渡って全く入らず、それでいて周りはどんどんインフレが進むゆえ上級トゥーン達に至っては観賞用のカード状態。
そもそもメタビート型に組まれるのは《トゥーン・ワールド》を置いた際のトゥーンが脆弱であるためでもあり、それが召喚条件の上級トゥーンは出すだけでも一苦労だった。
彼らがもう1度まともにフィールドに出る方法を得るには、2015年までの長い時を待たねばならなかった。




初期のトゥーン

トゥーン・アリゲーター
通常モンスター
星4/水属性/爬虫類族/攻 800/守1600
アメリカンコミックの世界から現れた、ワニのモンスター。
これぞ元祖トゥーンデース。トゥーンモンスターではありマセーン。単に偶然トゥーンという名前が入っていただけ、《トゥーンのもくじ》がなければ《ベヒゴン》《月の女神 エルザェム》《タイホーン》などと同じような、どこにでもいるバニラモンスターデース。
最近のトゥーンのサポートは、名称としてのトゥーンではなく「トゥーンモンスター」というルール的な分類を要求するため、トゥーン・キングダムなどの効果は受けられマセンガ、《トゥーン・ブラック・マジシャン》のコストになり、《トゥーンのもくじ》でサーチできマース。
デッキ圧縮に使うならば、下級のバニラで腐りにくいこのカードを使うのも手デース。また、リンク素材に使う手もありマース。

《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》と並んで召喚酔いしまセーン!イッツワンダフル!
……だからどうしたとおっしゃらないで、真面目にそういう用途で採用されていたのデース……。
昔のテーマデッキは「テーマの本筋に入るカードがあまりにもしょぼすぎるせいで、名称指定のガバなどで含まれるモンスターを入れた方が強かった」というのがままある話だったのデース。

余談デスガ、フレーバーテキストには「アメリカンコミックの世界から現れた」とありマース。
しかし、いわゆるアメコミとはスーパーマンやスパイダーマンなどのヒーローものを指すため、このモンスターの場合、正確にはカートゥーンというべきデース。

ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン
特殊召喚・トゥーン・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
自分フィールドのモンスター2体をリリースした場合に特殊召喚できる。
(1):このカードは特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):このカードの攻撃宣言の際に、自分は500LPを払わなければならない。
(3):相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。
存在する場合、トゥーンモンスターを攻撃対象にしなければならない。
(4):フィールドの「トゥーン・ワールド」が破壊された時にこのカードは破壊される。

トゥーンの代表的なモンスターデース。
リリースの必要がありますガ、特殊召喚で攻撃力3000が飛んでくるのは驚異の一言デース。
しかも通常召喚のような動きをするだけで実際には「特殊召喚」の為、アドバンス召喚に使う事のできない《スケープ・ゴート》などのトークンも使えマース。アンビリーバボー!!
それどころか通常召喚したモンスターを生贄に出すことはもちろん、そのターンの通常召喚に制限がかかる《迷える仔羊》などのカードを使っての特殊召喚、2体以上の展開も可能デース!
《トゥーン・デーモン》が当時としてはそこそこ強かった理由、お分かりいただけましたネ?
バット、結局召喚酔いしてしまうので返しに対策されやすく、特殊召喚が珍しかった時期でもそんなに強いカードではありませんデシタ。

かつては軽いトゥーン・デーモンの方が採用されていましたガ、
ゴヨウや椿姫等の高攻撃力モンスターの増加に伴い見直されたカードデース。
あのガチムチ天使の恩恵も受けられマース☆
バット、重い事は変わりないので召喚には《クロス・ソウル》を使うとベターデース☆
これなら海場ボーイも満足してくれるデショウ。

かつてはデッキ圧縮目的でエクゾディアにもくじと一緒に入っていたり、魔力カウンターデッキに投入されていることもありマース。
《トゥーンのもくじ》から《トレード・イン》に繋げられるのも他のトゥーンに無い利点デース、もっぱらこのコストとしての役割の方が期待されてたのデース。
コストとして強いんじゃ意味がないと思われがちです、バット、それでもこの愛らしくなった海場ボーイのワイフにしかできないお仕事というのは称賛されてしかるべきものデース。
……聞いてマスカ、《トゥーン・ドラゴン・エッガー》ボーイ?

トゥーン・デーモン
トゥーンモンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に「トゥーン・ワールド」が存在する場合のみ特殊召喚できる
(レベル5以上はリリースが必要)。
このカードは特殊召喚したターンには攻撃できない。
このカードは500ライフポイントを払わなければ攻撃宣言できない。
相手フィールド上にトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
存在する場合、トゥーンモンスターを攻撃対象に選択しなければならない。
フィールド上の「トゥーン・ワールド」が破壊された時、このカードを破壊する。

トゥーン・マーメイド
特殊召喚・トゥーン・効果モンスター
星4/水属性/水族/攻1400/守1500
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在する場合に特殊召喚できる。
(1):このカードは特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):このカードは500LPを払わなければ攻撃宣言できない。
(3):相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。
存在する場合、トゥーンモンスターを攻撃対象にしなければならない。
(4):フィールドの「トゥーン・ワールド」が破壊された時にこのカードは破壊される。

トゥーン・ドラゴン・エッガー
特殊召喚・トゥーン・効果モンスター
星7/炎属性/ドラゴン族/攻2200/守2600
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
自分フィールドのモンスター2体をリリースした場合に特殊召喚できる。
(1):このカードは特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):このカードの攻撃宣言の際に、自分は500LPを払わなければならない。
(3):相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。
存在する場合、トゥーンモンスターを攻撃対象にしなければならない。
(4):フィールドの「トゥーン・ワールド」が破壊された時にこのカードは破壊される。

原作でも登場した3体のトゥーンデース☆
初期も初期のカードであるがため、現在では正直言って特筆するような事はありまセーン…
トゥーン・マーメイドが唯一リリースを必要とせずに出せるノデ、
エクシーズ召喚やリンク召喚に繋げやすいぐらいデース…。
特に、特殊召喚のコストの重さがかなり痛いデース。

デーモンは旧トゥーン組の中だと頭一つ抜けて強かったものデース……ただ……ノォォーゥ!トゥーンBMGの方がよほど強かった……!
一応出しやすい上に高い攻撃力を持つので、召喚酔いのターンさえしのいでしまえれば次のターンから大暴れデース。……問題となるのは「2ターン使って2500ダメージってそんなに強くないよね」って話デース。
1体リリースかつどうせ召喚酔いするので、《クロス・ソウル》で出すのがオススメデース。


マーメイドはかつては採用理由のなさが困ったものデース……一応リリース要員としては役に立ちます、バット、その用途なら別に《デビルズ・サンクチュアリ》でもいいんデース。
そもそも上級トゥーンは召喚権を消費しないため、このカードよりも《クリッター》辺りを生け贄に捧げた方がディスアドバンテージを取り戻せて明らかに都合が良かったのデース・・・・・・一応《トゥーンのもくじ》でサーチする先に1枚入れておくくらいは役に立ちマース。
余談となりますガ、このけばけばしい外見は当時の女子高生の流行「ヤマンバギャル」なども取り入れていると思われマース。
アニメでは愛らしい姿を披露してくれていると評判デース、やはりトゥーンはアニメ映えするテーマだと確信できマース。

・・・・・・と、この様に昔は散々な評価でしたが、時代が進むごとに(《トゥーン・ワールド》さえあれば)「特殊召喚できる下級」というだけで価値が上昇。
ファンデッキレベルではありマスが【トゥーン】にシンクロ召喚・エクシーズ召喚*8・リンク召喚といった戦術を組み込むのに一役買ってくれているできる子へと成長を遂げているのデース!
ちなみに初期のデュエルリンクスでは召喚権を消費しない【トゥーン】のリリース要員として活躍、大忙しの日々を送っていた様デース。


ドラゴン・エッガーは……多分遊戯王というゲームが終わる頃までずっと活躍できないデショウ……当時の小学生が買ってパックを剥くたびに顔を出す《迷宮変化》《ウォール・シャドウ》*9とともに本気でうんざりさせられたカード……ノォォォォーゥ!


トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール
トゥーン・効果モンスター
星6/闇/魔法使い/攻2000/守1700
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、自分フィールドのモンスター1体をリリースした場合に特殊召喚できる。
(1):このカードの攻撃力は、お互いの墓地の「ブラック・マジシャン」「マジシャン・オブ・ブラックカオス」の数×300アップする。
(2):相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。存在する場合、トゥーンモンスターを攻撃対象にしなければならない。
(3):フィールドの「トゥーン・ワールド」が破壊された時にこのカードは破壊される。

アノBMGが遂にトゥーン化しマシタ。実にプリティー!
しかし、攻撃時のライフコスト以外トゥーン共通エフェクトをそのまま持つ為、使い難くなってしまいマシタ。
上級モンスターとしてはややローパワーな事もネックデース……。
しかし、トゥーンで唯一召喚ターンに攻撃可能なモンスターなのがグッドポイントデース。
使ってみると他のトゥーンとはまったく違う動きをするため、厳密には旧トゥーンとは違った括りになりマース。昔の枠だと召喚酔いとライフコストテキストが入らなかったのデショウ。
パンドラボーイが「し、知らねェ~~!!」と驚いてくれたお師匠参照テキストに感謝デース、このフレーバー・テキストみたいな効果のおかげでかつてのトゥーンはなんとかデッキの形になったのデース。

パワー不足を補う為リリースにはネクロ・ガードナーorディフェンダーを使えばベリーファニーではないでショーカ? 
ちなみにこのカードはドーマ編で登場しマシタが、使ったのは私のニセモノデース。


後期のトゥーン

こちらは以下の共通テキストになりマース。

(1):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。
(3)または(4):フィールドの「トゥーン・ワールド」が破壊された時にこのカードは破壊される。

※(3)はモンスター毎に異なる。
今までのトゥーンとは効果が少し違い、召喚時の制限と攻撃時のコストが無くなり、使い易くなりマシタ。
ただし召喚酔いは相変わらずなので、フォローは必須デース。

トゥーン・ヂェミナイ・エルフ
トゥーン・効果モンスター
星4//魔法使い/攻1900/守900
(1):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。
(3):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
相手の手札をランダムに1枚選んで捨てる。
(4):フィールドの「トゥーン・ワールド」が破壊された時にこのカードは破壊される。

トゥーン化したモンスターで唯一効果が追加されたモンスターデース☆
現在、最も実戦に耐えうるのはこのカードなのではないでショウか?
攻撃にラグがあるとはいえ下級で1900はかなりのもの、ハンデス効果はその攻撃力を活かせるビッグなメリット!

「魔法族の里」「カイザーコロシアム」など相性の良いカードも発掘されて来ているのでオススメデース☆
それらを駆使した専用デッキ【トゥーンコロシアム】は、強力な拘束力を持っているのデース。

彼女たちは新たなトゥーンでワタシが実際に使った代表的なカードなのデース。



後述の《トゥーン・キングダム》到来後は《魔法族の里》を加護を失いましタが、強固な耐性を得て安定してハンデスを連発できるようになっていマース。
時代が進んでもやはり【トゥーン】の下級エースの座は揺らがないのデース!
ちなみに魔法使い族なので、《魔術師の右手》で疑似的に魔法ロックを再現する事も可能デース、グレイト!


トゥーン・キャノン・ソルジャー
トゥーンモンスター(禁止カード)
星4/闇属性/機械族/攻1400/守1300
このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃する事ができない。
自分フィールド上に「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールド上にトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
フィールド上の「トゥーン・ワールド」が破壊された時、このカードを破壊する。
また、自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースする事で、
相手ライフに500ポイントダメージを与える。

トゥーン化したキャノン・ソルジャーデース。
共通効果以外はオリジナルと変わりませんガ、
後述するトゥーンのもくじでサーチとデッキ圧縮を同時に出来る利点がありマース☆
この使い勝手の良さカラ【サイエンカタパ】や【混黒1キル】と言った1キルデッキのお供として大活躍デシタ。
10期に入ってからは
「トゥーンのもくじ3連発で墓地に魔法カードを3枚溜められる」
「闇属性なので自分を射出すれば闇黒の魔王ディアボロスを特殊召喚出来る」
と言った利点から【閃刀姫】デ採用される事もありマシタ☆

バット…海馬ボーイの新顔・Aーアサルト・コアと遊作ボーイのエース・ファイアウォール・ドラゴンを組み合わせた無限ループコンボが開発サレ、オリジナル共々禁止カード入りとなってしまいマシタ…オ~マイガ! オ~マイガァァ~~!!
確かにトゥーンは開発者権限で作った物デスガ、まさかトゥーンから禁止カードが出るとは…時代の流れは恐ろしい物デース。
回数制限のない射出効果は総じて悪用されがちとはいえ、アンビリーバボーデース。

トゥーン・ゴブリン突撃部隊
トゥーンモンスター
星4/地属性/戦士族/攻2300/守 0
このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃する事ができない。
自分フィールド上に「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールド上にトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
フィールド上の「トゥーン・ワールド」が破壊された時、このカードを破壊する。
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になり、
次の自分のターンのエンドフェイズ時まで表示形式を変更する事ができない。

有名なデメリットアタッカーのゴブリン突撃部隊のトゥーンデース☆
高い攻撃力でダイレクトアタックが出来マース☆
デスガ、トゥーン共通のデメリットで突撃部隊の強みである高い攻撃力からの速攻が出来なくなっているノデ返り討ちに遭い易く、あまり使い途がありまセーン…
敢えて使うナラ【スキルドレイン】での4枚目以降ノ突撃部隊として使うぐらいデショウ……が、その役割でも《不屈闘士レイレイ》《ゴブリンエリート部隊》の方がはるかに強いデース。ゴブリンの名称サポートでもあるなら別デショウガ……。
スキドレである程度軽減できるとはいえ、スキドレなしでもアタッカーとして運用できる彼らに対し、召喚酔いはそれだけ致命的なのデース。似たようなカードに《遅れたオーク》もありマース。
そもそもシンクロやエクシーズでたやすく高攻撃力が実現できる現代遊戯王で採用する強みがない《ゴブリン突撃部隊》のサブ……考えただけでも頭が痛くなりマース。


ただーし、下記の《トゥーン・キングダム》が登場してからは立場が向上していマース。
耐性を得られるので1ターン守備表示で過ごしてもノープロブレム・・・・・・は言い過ぎですが、サンドバッグ状態を防いだりと優秀な壁としても機能するのデース。
さすがに下級エースの座こそ《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》に譲りますが、1枚入れておくと面白い働きをするカードへと成長を遂げましタ。
遊星ボーイの言う通り、どんなカードにも価値があるのデース。


トゥーン・仮面魔道士
トゥーンモンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻 900/守1400
このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃する事ができない。
自分フィールド上に「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールド上にトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
フィールド上の「トゥーン・ワールド」が破壊された時、このカードを破壊する。
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。

「戦闘ダメージを与えた時にドローする」昔ながらのモンスター、仮面魔道士のトゥーン版デース☆
低めの攻撃力をダイレクトアタックでカバーしてドローしやすくなってマース☆
手札の足りなくなる【トゥーン】ではありがたい効果に加え、サポートの多い魔法使い族デスガ、さすがに攻撃力が低すぎるのは無視できずやはりアタッカーとして見るならトゥーン・ヂェミナイ・エルフの存在が大きいデース・・・・・・ついでに言うと《強欲で金満な壺》とはバッドシナジー、どうにも効果を活かしづらいのデース。
ちなみにこのカードもドーマ編出身デース。


トゥーン・ワールド
永続魔法
1000LPを払ってこのカードを発動できる。

トゥーンの根幹を為す最重要カードデース☆
因みに、かつては海馬ボーイに調整されてしまい毎ターンライフコストを必要とシ、
墓地に送られると支払ったコストが戻ってくると言う、
クセの強い物デシタガ、ERATTAにより今の効果に変わりマシータ。

ちなみにトゥーン・ワールドそのものには効果はありまセーン。が、これが「破壊」されてしまうとトゥーンモンスター達も巻き込まれてしまうのデース……。
遊戯王にはこのほかにも《光のピラミッド》という、特定のテーマの軸にはなるがそれ自体は何もしないカードがありマース。
こういったカードはあまりウケがよくなく、それだけ単体でもらったプレイヤーが困惑するのデース。そのためセットで運用できるカードを一緒に手に入れさせる必要があるのデース。
このエラッタもペガサス編のストラクチャーデッキあたりが初出デース、つまり他のトゥーンと併用できるセットなのデース。

なお、このカードには効果はないものの、発動時には「何も処理しない」という処理が挟まるので、チェーンの組み方によっては別のカードのタイミング逃しが発生することがありマース。
また、トゥーンの自壊はフィールドのこのカードが破壊された場合と明記されているため、相手の場のトゥーン・ワールドが破壊されても道連れにされてしまいマース。
ルールは一見複雑だけど複雑だぜ!


トゥーンのもくじ
通常魔法
(1):デッキから「トゥーン」カード1枚を手札に加える。

トゥーンデッキには最早必須と言って良いカードデース。
ワールドでもモンスターでも好きな方をサーチ可能、さらによくある同名カードはサーチ不可という制限もありまセーン。と言っても名称サーチの最初のカードだからしょうがないのデース。
このカードの失敗が名称指定に慎重になるきっかけを作ったと言えなくもないのデース。
「もくじからトゥーンモンスターの載っているページを開くという」イメージなのにもくじばかり開くとかひねくれた読み方デース。
トゥーンデッキ以外でもデッキ圧縮や魔力カウンターの利用に使用されてマース……というかそういう用途で使われることの方が圧倒的に多いデース。
《精神統一》*10なんてカード誰も覚えてないのデース!
「トゥーン以外で使われることの方が圧倒的に多かったトゥーンサポート」「名称指定サーチにおいて同名カードをサーチできる問題点」というのは、遊戯王OCGに大きな教訓を残しマシタ。ただしそれが生かされるようになるのは5D's以降、つまり5年以上後の話デース……。

ただし、トゥーンデッキで使う場合はサーチ先との兼ね合いもあるので、乱発には注意デース。


トゥーン・ディフェンス
永続罠
(1):相手モンスターが自分のレベル4以下のトゥーンモンスターに
攻撃宣言した時にこの効果を発動できる。
その相手モンスターの攻撃を自分への直接攻撃にする。

下級トゥーンモンスターへの攻撃をダイレクトアタックに変える永続罠デース。
…正直なところ、キングダムの効果で戦闘破壊耐性がつくノデほぼ無意味デース…
デッキ枚数が残り少ない時には役に立つデショウガ、ダイレクトアタックのダメージで負けてしまっては元も子もありまセーン。「スピリットバリア」と併用したいところデース。


そして時は過ぎ2015年、ついにトゥーンにも新しい仲間が増えたのデース!

2015年以降のトゥーン

これ以降のトゥーンは「トゥーン・ワールド」が存在しなくても破壊されないノデ安定した強さを持ちマース☆

トゥーン・アンティーク・ギアゴーレム 星8 地属性
機械族・トゥーン ATK/3000 DEF/3000
(1):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。
(3):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(4):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。

アニメで登場したクロノス教諭の切り札、古代の機械巨人がトゥーン化した姿デース。
元のカードに比べると特殊召喚も可能なのがビッグデース。
さらにトゥーンワールドが破壊されてもこのカードは破壊されまセーン。
まさに新たなトゥーンの切り札になる存在デース。

トゥーン・サイバー・ドラゴン 星5 光属性
機械族・トゥーン ATK/2100 DEF/1600
(1):相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(3):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。

アニメでも登場していないカイザーこと亮ボーイサイバー・ドラゴンもトゥーン化デース☆
トゥーンに足りなかった展開力を補うこのカードはトゥーンにとって必須となること間違いなしでショウ。
このカードもトゥーン・ワールドの道連れにはなりまセーン。
また、来日したキメラテック・メガフリート・ドラゴンの登場で相手のEXゾーンのモンスターをほぼ確実に除去出来る様になりマーシタ☆

トゥーン・リボルバー・ドラゴン 星7 闇属性
機械族・トゥーン ATK/2600 DEF/2200
(1):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。
(3):1ターンに1度、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
コイントスを3回行い、その内2回以上が表だった場合、そのカードを破壊する。

バンデット・キースのエースモンスター、リボルバー・ドラゴンもトゥーンになりマーシタ☆
不確定ではありマスガ、トゥーン初の破壊効果持ちのモンスターデース。
レベル7であり闇属性でもあるノデ七星の宝刀や闇の誘惑で除外シテドロー、闇次元の解放で帰還させると言う芸当も出来マース。

トゥーン・バスター・ブレイダー 星7 地属性
戦士族・トゥーン ATK/2600 DEF/2300
(1):このカードの攻撃力は、相手のフィールド・墓地のドラゴン族モンスターの数×500アップする。
(2):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(3):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。

遊戯ボーイのドラゴンスレイヤー、バスター・ブレイダーもトゥーンの仲間入りデース☆
相手のドラゴンの数だけ攻撃力を上げ、その高い攻撃力でダイレクトアタック出来マース。
デスガ…トゥーン・アンティークギア・ゴーレムの方が攻撃力が相手に左右されなくて攻撃時に魔法・罠を封じれるノデ安定性があり、リミッター解除で攻撃力倍加も出来るノデ爆発力もありマース…
さらに、「バスター・ブレイダー」として見てもせっかく増えたサポートを殆ど受けられないノデ「トゥーン」でも「バスター・ブレイダー」でも居場所がありマセーン…。
何故ワタシはこのカードを作ったのデショウカ?

レッドアイズ・トゥーン・ドラゴン 星7 闇属性
ドラゴン族・トゥーン ATK/2400 DEF/2000
(1):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札から「レッドアイズ・トゥーン・ドラゴン」以外のトゥーンモンスター1体を
召喚条件を無視して特殊召喚する。

城之内ボーイのドラゴンも可愛らしいトゥーンになりマシタ☆
この子もレベル7闇属性なのでトゥーン・リボルバー・ドラゴンと上記のコンボを共有出来マース。
そしてトゥーン待望の展開能力持ちデース!
…Why?「真紅眼の黒竜の能力じゃなくて吹雪ボーイダークネスメタルドラゴンの能力じゃないか」?細かい事は良いのデース☆
攻撃力の高いブルーアイズやゴーレムを呼んで並べたり、同じレベルのトゥーンを呼んでランク7エクシーズも出来る様になりマース。
同じドラゴン族のトゥーン・ドラゴン・エッガーなら効果は使えまセンガ、遊矢ボーイの覇王黒竜が出せマース。後に出たオーバーロードを重ねる事で3回攻撃が出来マース。ようやくトゥーン・ドラゴン・エッガーに役割が出来マシタ…

トゥーン・ブラック・マジシャン 星7 闇属性
魔法使い族・トゥーン ATK/2500 DEF/2100
(1):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。
(3):1ターンに1度、手札から「トゥーン」カード1枚を捨て、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「トゥーン・ブラック・マジシャン」以外の トゥーンモンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
●デッキから「トゥーン」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

遊戯ボーイのエース、ブラック・マジシャンも弟子に15年程遅れてトゥーン化デース
手札の「トゥーン」を捨てる事で同名以外のトゥーンモンスターをリクルートor「トゥーン」魔法・罠をサーチ出来マース☆
このリクルート効果には今流行りの「召喚条件を無視」シテ呼び出すので初期トゥーンも問題なく出せマース☆
しかも効果の発動に同名制限がついてないノデ複数揃えたりフィールドから離して再び出すなり工夫すればコストが許す限り何度でも使えマース☆
ただし、《トゥーン・アリゲーター》だけはテキストに「トゥーン」と記載されてないためリクルートの対象外となりマース…Noooooo!
このカードも闇属性・☆7ナノデ上記のリボルバーやレッドアイズとコンボを共有し、効果でランク7に繋げることも出来マース☆
サーチ効果も単体では万能サーチのもくじに劣りマスガ、そのもくじをサーチ出来ると言う点では評価が高いデース☆

トゥーン・キングダム
フィールド魔法
(1):このカードの発動時の効果処理として、自分のデッキの上からカード3枚を裏側表示で除外する。
(2):このカードのカード名は、フィールドゾーンに存在する限り「トゥーン・ワールド」として扱う。
(3):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分フィールドのトゥーンモンスターは相手の効果の対象にならない。
(4):自分フィールドのトゥーンモンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに破壊されるモンスター1体につき1枚、自分のデッキの上からカードを裏側表示で除外できる。

GXで登場したトゥーン使い待望のカードデース。
アニメでは永続魔法デシタが、フィールド魔法なのでテラ・フォーミングでサーチが可能になり、
なんといってもトゥーンモンスターに様々な耐性を付加するこのカード……。
「トゥーンとは完全無敵の生命体を意味するのデース」が遂に実演できマース!
ただし、裏側除外はもっとも再利用の難しいコストなので、デッキアウトによる自滅に要注意デース。トゥーンとはミスマッチデスガ、「ネクロフェイス」との併用が推奨されマース。
変わったところでは「魂吸収」を張って回復しまくる手もアリマース。
「王宮の鉄壁」で完全に機能を停止する上、先攻ターンで襲ってくる「タイフーン」が最大の脅威となるので、2枚目をサーチしておくか「禁止令」を先出しすることも視野に入れマショウ。

コミックハンド
装備魔法
自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在する場合に相手フィールドのモンスターに装備できる。
(1):装備モンスターのコントロールを得る。
(2):装備モンスターはトゥーンモンスターとしても扱い、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、装備モンスターは直接攻撃できる。
(3):フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在しない場合にこのカードは破壊される。

トゥーン使いも予想外のカードが遂にOCG化されたのには流石のワタシもアンビリーバボォ!。
コントロール奪取したモンスターをトゥーン化させてしまう再現度は恐ろしいの一言デース。

トゥーン・ロールバック
通常魔法
(1):自分フィールドのトゥーンモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。

トゥーンモンスターに2回攻撃する権利を与えるカードデース。
コンボ性が高いので、使う場合はトゥーン・ブラック・マジシャン・ガールに使用する事でフィニッシャーとする、
もしくはトゥーン・ヂェミナイ・エルフかトゥーン・仮面魔道士に使用して、アドバンテージを獲得していきまショウ。

シャドー・トゥーン
通常魔法
「シャドー・トゥーン」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在する場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。

トゥーン・ワールドが存在する場合、相手モンスター1体の攻撃力分のダメージを与えるカードデース。
相手依存ですが、大型モンスターがいれば引導火力にもなりマース。
トーチ・ゴーレムや溶岩魔神ラヴァ・ゴーレムを押し付け、トゥーン・マスクやコミックハンドと組み合わせるといいでショウ。
採用する場合は、もくじでサーチ出来る事を踏まえてピン挿しでもノープロブレムデース。


コピーキャット
通常魔法
「コピーキャット」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」及びトゥーンモンスターが存在する場合、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードがモンスターだった場合、
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
そのカードが魔法・罠カードだった場合、
そのカードを自分フィールドにセットする。

相手の墓地のモンスターを自分フィールドに特殊召喚するか魔法・罠カードをセットする効果を持つ強力なカードデース。
発動条件はそれなりに厳しいですが、奪ったカードに関しては何の制限もアリマセーン。
相手の墓地発動効果を持つカードなどを封じるのもイイデショウ。

原作が終了して数年、このカードが登場すると聞いて懐かしいと思った人もいるのではないデショウカ?



トゥーン・マスク
通常罠
(1):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在する場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1枚を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルまたはランクの数値以下のレベルを持つトゥーンモンスター1体を
召喚条件を無視して手札・デッキから特殊召喚する。

召喚したターンに攻撃できないトゥーン達にとって、相手ターンでの特殊召喚手段の存在はビッグ☆
だたし、このカードで特殊召喚すると蘇生制限を満たさない点には注意してくだサーイ。
もっとも現状のトゥーンで汎用性の高い蘇生カードは「死者蘇生」程度なので、
気にする必要はないでショウ。


トゥーンのかばん
通常罠
(1):自分フィールドにトゥーンモンスターが存在し、
相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。
そのモンスターを持ち主のデッキに戻す。

発動条件はトゥーンモンスターが存在する時と緩く、
「モンスターをデッキに戻す」という除去としては最高レベルの性能を持っていマース。
相手がペンデュラム召喚などで大量展開しようとした瞬間に発動する事で、出鼻を挫くのが主な役割デース。



そして2019年、海外先行で新たなトゥーンが追加されマシタ☆
WORLD PREMIERE PACK 2020で日本にも上陸デース。

トゥーン・カオス・ソルジャー
特殊召喚・トゥーン・効果モンスター
星8/地属性/戦士族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
レベルの合計が8以上になるように、自分の手札・フィールドのトゥーンモンスターをリリースした場合に特殊召喚できる。
(1):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。
(2):1ターンに1度、自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在する場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。

遊戯ボーイの裏エース、カオス・ソルジャーもトゥーン化デース☆
元々が儀式なので初期のトゥーンと同じ特殊召喚モンスターになり、召喚方法もオリジナルに準じていマース。
(2)の効果はカオス期と呼ばれる時代に大暴れし、規制を受けるに至った「開闢」を意識シテいマース。
攻撃放棄のデメリットもそのままデスが、オリジナルとは違い魔法・罠も対象に取れマース☆
ただしリリースコストはトゥーン限定であることに要注意デース。
さらに除外効果はカード名縛りではないので、複数並べばその分発動できマース。


トゥーン・ハーピィ・レディ
トゥーン・効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1300/守1400
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
自分フィールドにこのカード以外のトゥーンモンスターが存在する場合、
さらに相手フィールドの魔法・罠カード1枚を破壊できる。
(2):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(3):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。

ミス舞の代名詞、ハーピィ・レディもトゥーン化デース☆
攻撃力は本家同様低いものの、特殊召喚条件が非常に緩い上に魔法・罠の対象を取らない除去まで備えてマース。
フィールドに残しておくとサンドバッグになりかねないので、他のトゥーンの特殊召喚コストに回すのがベターデース。
また、適当なレベル4モンスターを用意すればチューナーの代わりとしてハーピィ・レディ・SCを呼ぶ事が可能デース。
ちなみにこのカードの登場で、トゥーンカテゴリにようやく基本6属性がコンプリートデース☆


トゥーンのしおり
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):「トゥーンのしおり」以外の、「トゥーン・ワールド」のカード名が記されたカード
または「トゥーン・ワールド」1枚をデッキから手札に加える。
(2):自分フィールドの「トゥーン・ワールド」が効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。

トゥーン・ワールドのしおりデース。
サーチ範囲がもくじと少し違うのデスガ、キーカードであるトゥーン・キングダムを迅速に手札に引き込めるのがビッグデース。
さらにこちらは、墓地にある時トゥーン・ワールドの破壊の身代わりになってくれマース。
展開したトゥーンモンスターの一網打尽を抑制してくれるので、もくじからこのカード→キングダムとつなぎたいところデース。

トゥーン・フリップ
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在する場合に発動できる。
デッキからカード名が異なるトゥーンモンスター3体を相手に見せ、
相手はその中からランダムに1体選ぶ。
そのモンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚し、残りをデッキに戻す。

トゥーン・ワールドを読んでいる最中のシーンのようデース。
トゥーン・ワールドの存在を前提に、デッキからランダムにトゥーンを呼び出す効果を持ちマース。
召喚条件をスルーできるので、ブラック・マジシャン、レッドアイズ、カオス・ソルジャーあたりを選んでおくと展開力や除去能力にブーストがかけられマース。
ただし召喚酔いは回避できないので、そこには注意デース。
ただ、このランダムというのが困りものデース・・・・・・デッキに上級トゥーンを多く組み込む事になるため安定して戦術に組み込むのはリスクを伴ってしまいマース。


トゥーン・テラー
カウンター罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」及びトゥーンモンスターが存在し、
相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

トゥーン初のカウンタートラップデース☆
前提として2種類のカードをフィールドに必要としマスガ、どちらもサーチ可能なので見た目ほど重くはありマセーン。
ただし、その前提ゆえに基本的にはトゥーン・ワールド/キングダムを守るために使うことになるデショウ。
しおりと併用すれば除去に対してもある程度強気に構えられマース。
ちなみにイラストは暗い図書館にトゥーン・ワールドが浮かぶという、トゥーン初登場のパック「ファラオのしもべ」のCMを髣髴とさせるものになってマース。


相性の良いカード


  • 怨霊の湿地帯
アニメDMにて闇マリクが使用したカードデース。
場のモンスター全てに召喚酔いをもたらす永続魔法デスガ、一部のトゥーンが持つデメリットと被るので、実質的に相手にだけ遅延をもたらすことになりマース。
実際このカード、私のストラクチャーデッキに入ってたことがありマース。

  • ブレイクスルー・スキル
モンスター対策として有名な効果無効トラップデース。
トゥーンにおいては召喚酔いを無視できる「禁じられた聖杯」の方が有効デスガ、ナチュル系のシンクロに弱いので相手の効果モンスターを止めるならこちらも候補に入りマース。

  • 神の通告
宣告シリーズのカウンタートラップデース。元々汎用カードなので普通に採用圏内であるものの、トゥーンにおいてはフィールド外からの効果発動を潰せることを重視したいところ。ハンデスで落とした暗黒界やシャドール、もくじに対する「灰流うらら」への対策となりマース。
「トゥーン・テラー」の来日まではこれでトゥーンを守りマショウ。ただしライフコストに注意デース。

  • 魔宮の賄賂
魔法・罠への万能カウンターデース。
トゥーン・ヂェミナイ・エルフの存在から、ドローさせるデメリットもある程度軽減できマース。
このデッキでは「ハーピィの羽根帚」や「コズミック・サイクロン」がマストカウンターとなるため、それらを確実に潰すために採用するのはアリデース。

  • マクロコスモス
全体除外を強要する永続トラップデース。
トゥーンはそもそも墓地をあまり利用せずに展開するので、ローリスクで採用できマース。
ヂェミナイ・エルフのハンデスをサポートしつつ、各種墓地利用系のカードを牽制できるのが大きいデース。
ただしこちらも同様のカードは使えなくなるので、発動前に墓地に送るか、別の手段を用意するとよいデショウ。

  • 追い剥ぎゴブリン
戦闘ダメージをトリガーにハンデスを食らわせる永続トラップデース。
トゥーンはダイレクトアタックに長けているので相性は抜群、特にヂェミナイ・エルフは自前のハンデス効果と合わせて2枚もの手札を削れマース。

  • 各種全体除去カード
キングダムがあればトゥーンモンスターの破壊は防げるため、これらのカードで厄介な相手モンスターを潰しつつダイレクトアタックを通したいところデース。

  • カイザーコロシアム
相手のモンスターの展開数に上限をかける永続魔法デース。
こちらのモンスターを1体に抑えれば、相手はモンスターによる打開がほぼ不可能になりマース。
メタビート系のデッキには弱いので、トゥーン・キングダムやトゥーン・ワールドを守るために「マジック・ガードナー」を併用することも考えられマース。

  • 征覇竜-ブレイズ
除去と自己再生を持つ炎属性・ドラゴン族のエクシーズモンスターデース。
エクシーズ召喚にはレベル7が2体必要デスが、レッドアイズを使えば楽に出せマース。
キングダムがあればノーコストで除去でき、トゥーンにはドラゴン族が多いので自己再生も活かしやすいデショウ。






















+ 12期におけるトゥーン
この様に強化こそ受けたトゥーンだったが、最後の強化が2019年基準止まり*11であり、テーマ内にアドバンテージを稼いでくれるモンスターも制圧モンスターもいないため「初手5枚が事故っておらず、しかも手札誘発での妨害も喰らっていないにもかかわらず、手札誘発や罠込みでのたったの2妨害しか立てられなかった」なんて事はざらであるメタビート時代より状況悪くなってね?
《トゥーン・キングダム》も2015年のカードであり、戦闘・効果破壊&対象耐性程度であればもう多くのデッキが近いものを備えていると言っても良い。
その上それはモンスター効果ではなくフィールド魔法1枚除去されただけで消滅する耐性であるため、モンスターが備えているそれより破られやすい。
はっきり言ってしまうと、【御巫】でならそれ以上の耐性を付与した上にフィールド魔法という弱点を抱える事もなく疑似直接攻撃の様な事が可能で、しかも「トゥーンにおける《コミックハンド》」の様なコントロール奪取まで可能ときている*12
あちらは苦手なカード*13が違うため完全にどちらが上か下かはあえて言及しないが、大抵それは局地的なカードな上どちらが使いやすいか安定するかで言えば・・・・・・
後攻デッキにしようとするのも召喚酔いが足を引っ張るため1ターンキル達成が難しく、それこそ「【天盃龍】、【御巫】、【ヌメロン】、【銀河眼】、【壊獣カグヤ】、【サイバー・ドラゴン】、【逆鱗1キル】etc・・・・・・ら名だたる後攻デッキ群に何かしら勝る点がトゥーンにあるのか?」と問われると非常に怪しい。
現状所謂「トゥーンデッキらしいトゥーンデッキ」で勝利するのは結局茨の道・・・・・・は言い過ぎにしても苦難の道のままなのはあまり変わっていない。

上記の《トゥーン・キングダム》の事情もあり、やはりトゥーン中心で勝利をリスペクトすると下級中心のメタビート寄りになるのは(勿論、トゥーンの得意技が直接攻撃である以上除去するより盤面をある程度ロックするのは正しいが)昔と変わっておらず、採用されるのは専らヂェミナイエルフやハーピィレディ、次点でゴブリン程度である。
主力モンスターがハーピィ以外20年以上前のものと考えると、残念ながら強化の方向性が環境にマッチしていない・時代遅れと言わざるを得ない。

一応既存の【メタビート】との差別化点として、(デメリットはあるが)《トゥーン・キングダム》1枚でアタッカーに対象耐性が付けられるため《無限泡影》に強くなる、《群雄割拠》《センサー万別》を両採用し同時発動しておける点はある。
また、最近の罠ビートデッキは墓地利用が増えている反面、トゥーンはほとんど墓地を使わないため全体除外カード《ディメンション。アトラクター》・《マクロコスモス》を採用できるのは、【エルドリッチ】・【ラビュリンス】・【神碑】*14・【導師ビート(サブテラー)】・【蟲惑魔】・・・・・・といった罠デッキ群への差別化にもなり、ヂェミナイエルフのハンデス効果の強化にもなる。
ただし逆に言えばこういったカードを採用しなければ「わざわざトゥーンでやる意味はあるのか」という指摘を受ける事になってしまい、自ら墓地を使ったり横展開を捨てる事は拡張性の放棄にも繋がってしまう。

らしさと強さをどう両立するか、まさにビルダーの腕の見せ所と言えよう。

余談だが、マスターデュエルでは2024年末に汎用ドローソースや《カイザーコロシアム》等相性の良かった永続ロックカードの規制が大幅に進み、あちらでは残念ながらこのタイプのデッキはほぼ構築不可能となってしまった。



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最終更新:2024年03月14日 09:20

*1 2024年現在、未だにファニーラビットを基にしたと思われる《トゥーン・ダーク・ラビット》がOCG化されてまセーン

*2 「召喚したターンに攻撃できない」ことを指すTCGの俗語。遊戯王では原作およびアニメ版のバトルシティ編の融合モンスターに適用されていたが、OCGにこのルールは無く、同様のデメリットを持つモンスターが少ないため、そもそも使用される機会が少ない(用語そのものを知らない人もいる)。

*3 どっちも「同じ能力を持ったクリーチャー以外にブロックされない」というもの。高空を飛んだり異次元から攻めたりするイメージ。

*4 トッププレイヤー同士の戦いならそうでもないのだろうが、当時の遊戯王の主要顧客は小学生である。スーレアウルレアの突破できない壁なんて出されたらプレイヤーが興ざめし、コミュニティでの流行とゲームの売り上げがそこで終わる。これ自体は小学生の頃にアニヲタ諸兄も経験したことがあるだろう

*5 当然この様なバッドマナーが許されるわけもないが

*6 そもそも2007年頃にはこちらがとっくに主流となっていた事が当時のレシピ等でも分かっている

*7 この頃になると、小~中規模程度の店舗大会では優勝・入賞報告がマジであったりした

*8 しかも水属性なので所謂「バハシャ餅」に貢献できたのは嬉しい誤算デース

*9 《迷宮壁ラビリンス・ウォール》がノーマルレアだったため。当時このノーマルレアという概念があるらしいぞと小学生の間でも話題になりはじめていた。そして小学生も意外と知恵があるので「ああ、ノーマルだって嘘ついてこういうのを売るんだな」と気づいたものである。

*10 デッキから《精神統一》を1枚手札に加える。ターン1枚制限。魔力カウンターを貯めるために使うというデザインのカード。イラストがアラビアンな美女がヨガのポーズを取っているセクシーなものなのだが、テキストの意味不明さから初心者がよく「これは何のために使うカードなんだ?」と首を傾げた上、このカードが出た頃はまだ「空打ち」ルール整備の過渡期だったこともあり、ルール整備後は「3枚目が発動できない」というデメリットまで加わったというとんでもない失敗カードとなってしまった。《魔力掌握》はもくじと統一のダメだった点を一気に片づけた名カードである。

*11 もっと長く強化の来ていないデッキや不完全なまま放置されているテーマも複数存在しており、最不遇テーマなどと言うのは失礼であるが

*12 更に言うと御巫はどちらかと言うと後攻デッキ寄りであり、そういうタイプのデッキに先攻力でも劣るというのは物悲しいものがある

*13 《冥王結界破》等

*14 このデッキはあまりビートはしないが