早乙女レイ(遊戯王GX)

登録日:2011/10/28(金) 19:26:34
更新日:2024/04/07 Sun 22:28:57
所要時間:約 2 分で読めます




早乙女(さおとめ)レイとは、アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』に登場するキャラクターである。



概要


丸藤亮に一目惚れして、デュエルアカデミアにやってきた女の子。
当初は正体を隠すために男の子に変装していたが、風呂に入らないなど明らかに様子がおかしく、結局十代にバレてしまう。
十代とデュエルしそれなりに追い詰めるが、結局敗れ去り女であることを認める。

さらに亮の口から、そもそもまだアカデミアに到底入学できない小学五年生であることが発覚。
これには十代も「俺って小学生に苦戦してたのか!?」などとショックを受けていた。

この影響からか、正体がばれてからも一人称は「ボク」とボクっ娘で、ボーイッシュな服装を好む。
ただし、成長してからは「私」も使うようになった。


第1期で1話登場しただけであり、GXあるあるのただの単発キャラかと思われていたが、
リアルでも作中時間でも一年半近く経った第2期後半でまさかの再登場。
アカデミアの開催したデュエル大会「ジェネックス」に乱入して活躍する。

万丈目に逆転負けし惜しくも準優勝に終わるが、その功績を認められ中学生ながらデュエルアカデミア高等部に特別編入。
本来女子は一貫してオベリスクブルーに所属するのだが、レイ自身たっての希望でオシリスレッドに所属することになる。
初のオシリスレッドの女子生徒で制服もないためオリジナルのものを着ている。


デュエルで負けたことをきっかけに遊城十代に鞍替えし、手作り弁当を持っていくなど熱烈なアタックをかけるようになる。
やたらと恋する乙女であることを強調する。
本人曰く「恋をした女の子に不可能はない」とのこと。

3期ではラーイエローの同級生、加納マルタンと交流を持ち、なにかと世話を焼く。
異世界編に突入後は、ユベルに重傷を負わされ、本来のヒロインである筈の明日香を差し置いて十代にお姫様抱っこされたり、
十代「レイは、俺がこの薬を届けるのを待ってるんだ」と言わしめたり、マルタンに取り憑いたユベルに真っ向至近距離から「マルっちを返せ」と立ち向かったり…
と疑似ヒロイン的立ち位置になるものの、2度目の異世界行きの際は同行していない。
3期後半の殺伐感はレイもいないし明日香は早々に退場するしで女っ気がほぼなかったからかもしれない。
とびきりヤバいのがいたような気もするが気にしてはいけない。

4期ではブルーに昇格したが、相変わらず本人はレッド気分である。

剣山とともに卒業委員になっており、アルバム作りをしたりペアデュエル大会をしたりする。
ペアデュエル大会では十代&明日香ペアとぶつかり、タッグデュエル専用カード《パートナー・チェンジ》で十代を寝取ったりしたものの結局明日香に取り返されて敗北した。

十代にとっては日常の象徴のようなキャラな為か、シリアスだとあまり登場することがなく最後まで出番はそう多くはなかった。後期明日香よりは多いと思うけど。


だが、PSP専用ソフトの遊戯王タッグフォースではパートナーに選んでともにタッグデュエルすることができ、
遊戯王OCG化されていないカードも収録され専用のデッキも組めるなどとても優遇されている。

遊戯王タッグフォースではオベリスクブルーの制服を着た、通称ブルーレイも登場する。
(そしてこころなしか、レッドのときより胸が豊かになっている気が…)

ちなみにタッグフォース3では、レッド制服、ブルー制服、小学五年(男装)、小学五年(少女)と、4種類ものストーリーが用意されている。
「レイは俺の嫁!」な人歓喜である。


そんなタッグフォースに対してデュエルリンクスでの実装はかなり遅く、
DSODワールドが開放されたり、5D'sワールドにダグナーが来たりした後にようやく単発ゲストとして登場。
その後2020年3月にプレイアブルになった。

実装時のイベント内容から推測するに、時系列は恐らく4期のブルー昇格後と思われる。
あろうことか斎王(※光の結社時代)に十代との恋愛運を占ってもらおうとする猛者。
またヘルカイザーとなった亮に対してはやはり複雑な心境である様子。

使用デッキ



・恋する乙女デッキ
ビッチ乙女モンスター「恋する乙女」を主軸にしたコントロール奪取デッキ。
1回目の戦闘でカウンターを乗せ、2回目の戦闘でそのモンスターを奪う(コントロール奪取)効果で十代のモンスターを奪った。

レイ自身に似た女の子という容姿や「乙女カウンター」という名のカウンターというゲームから浮いた雰囲気もさることながら、
最も印象に残るのは戦闘時の茶番である。

戦闘が始まると周囲がお花畑に変わり、
「攻撃するなんて、そんな……ひどい……」と怯える恋する乙女に攻撃モンスターが動揺する(基本掛け声だけのモンスター全員が喋る)。
露骨なほどあざとく可愛そう感を出す恋する乙女と、
「惚れたー!」などと叫びながらヒーローにあるまじき変わり身の早さでホイホイ鞍替えするE・HERO達のチョロさが笑いを誘う、GXではよくある明らかなネタ回であった。

ただし単発回のネタデッキであるため、関連カードも少なくデッキとして全然完成はしていない。
ゲーム『タッグフォース』シリーズにオリジナルカードとして収録されておりデッキが組めるが、初見ではほぼ勝つ方法が分からないだろう。
今ならパワー・ツール・ドラゴンが存在するのである程度は戦えるのだが……

デュエルリンクスでも基本はこのデッキ。ただしレベルが上がるに従って色々混ざる。

・神秘の卵デッキ
ジェネックスで使用していたデッキ。
「ミスティック・エッグ」を「ミスティック・ベビー・マジシャン」「~ドラゴン」「~ナイツ」のいずれかに進化させ、
更にその進化形態(「ベビー」の取れたカード名)で戦う戦術だった模様。

……「だった模様」というのは、一部分しか描かれていないデュエルで1回使っただけだからである。
この回では「ミスティック・ドラゴン」シリーズが登場したが、「マジシャン」「ナイツ」はテキストから存在が読み取れるだけで登場すらしていない。
唐突に出てきたミスティック・ドラゴンの攻撃力3600は結構インパクトのある数値ではあったが。

ライトロード
元々単発キャラであり、デュエル回数も少なく上記のような感じでまともに使えるものがないため、『タッグフォース3』で使用しているデッキ。
OCG出身のカテゴリだが、当時のガチカテゴリであるため、明らかに負ける要素が見当たらない。
恐らくブルーに急成長した証なのだろう。
最早レッド時代の恋する乙女の面影はない。

初期デッキはレベル8と他と比べてもずば抜けて高く、CPU相手ならそのままレイ頼みでの連勝も可能な強さのため浅い周回でのパートナーにも向いている。

リンクスでは最高レベルのレイが使用する。恋する乙女も混ざってるが明らかにライロだけで戦ってるほうが強い。
10期で追加された「トワイライトロード」もしっかり使ってくる。というより、キャラレベルアップでもらえるカードはほぼこちら。

・霊使い
デュエルリンクスで何故か割り当てられたカテゴリ。タッグフォース等での繋がりも特になく、アイドルカードであることと名前繋がりがせいぜいである。
中間レベルのレイのデッキにはダルク以外の基本全種に憑依装着、成長形態もいくつか投入されており、全部専用セリフがある。



タッグフォース3のレッド制服verエンディングではその結末に驚愕した人がいるに違いない。
だがしかし、ブルー制服verではレイを愛するプレイヤー達にとって歓喜どころの騒ぎではなかっただろう。



追記・修正は女であることを認めてからお願いします。

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最終更新:2024年04月07日 22:28