登録日:2011/10/09(日) 23:33:50
更新日:2021/02/24 Wed 06:39:25
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「――それでは、まずシンデレラ役に立候補は――」
(主役なんてやりたい奴いんのか? 題材がシンデレラとか……高校の文化祭でやる事かよ? そんなのやりたい奴なんて誰も……)
「はーい! 私やります!」
「え"っ!?」
「ちょっとアニヲタ君、『え"っ』て何よ『え"っ』て!?」
「えっ……だってシンデレラだぞ? 恥ずかしくない訳?」
「お姫様なんて女の子の夢じゃない! それに主役よ主役! せっかくの劇、目立たずして何が劇か!」
「……つか、お前シンデレラなんてガラじゃないだろ」
「……委員長! 王子様役はアニヲタ君を推薦したいと思います!」
「え"っ!?」
おちゃっぴい
おちゃっぴいとは、女性の性格・性質を表す言葉である。
「おちゃっぴぃ」「おちゃっぴー」等と表記する場合も。チャッピーとは多分書かない。
簡単に言うと
- 活発
- おちゃめ
- おしゃべり
- でしゃばり
- 目立ちたがり
以上のような性質の女性がおちゃっぴいに当て嵌まる。
あまり現代社会では一般に認知されているとは言えず、普通に用いられている言葉ではないかもしれない。
……が、少し考えて欲しい。
アニヲタ諸君的には、こういった性質のキャラクターに心当たりがある人も少なくないのではないだろうか。
ニュアンスとしては、多少「アホの子」に通ずる所がある気がする。
もっと広く言うなら、どんな作品にも一人はいるであろうムードメーカーやトラブルメーカー。
それらは全て「おちゃっぴい」であると言っても過言ではないのである。
平たく言えば、属性の一つと捉える事もできるかもしれない。
なりたちは古く、江戸時代からある言葉。語源は「お茶挽き」からと言われる。
お茶挽きとは、江戸時代の遊郭で遊女達が客に出すお茶を挽く事。
お茶挽きの遊女達は他に仕事もないので、暇を持て余しお喋りばかりしていた為この「お茶挽き」が転じて「おちゃっぴい」になったとか。
主なおちゃっぴい達
「はぁ……マジで俺王子役になっちまったじゃんか……どういうつもりだよ?」
「だって私の事馬鹿にしたし! それに……夢だったし……」
「お姫様がか?」
「それだけじゃないもん! アニヲタ君と……昔からずっとアニヲタ君とやりたかったの! お姫様と王子様!」
「えっ」
「全く……もう……ニブチンめ! こういう事だってば!」
「ちょ、待っ!? く、くっつくな!」
「全校中に見せ付けて、注目集めて、目立って目立って目立ちまくるんだから! 頑張るわよ!」
追記・修正お願いします
- ハルヒもこれだと思う。 -- 名無しさん (2013-12-07 17:45:34)
- 「おちゃめさん」の別の表現なだけだと思ってた…いや、まぁお茶目ではあるんだろうが…… -- 名無しさん (2013-12-07 19:02:17)
- パッパラ隊でこの言葉を知った。 -- 名無しさん (2014-10-11 19:49:06)
- パッパラ隊のランコの造語とか思ってた・・・ -- 名無しさん (2014-10-11 19:52:39)
- 正直90年代にちょっと使われてた程度の死語だと思う -- 名無しさん (2014-10-11 20:09:07)
- BLEACHでルキアが欲しがってたウサギの容器の名前かと思ったら違った… -- 名無しさん (2017-02-27 10:56:07)
- キテレツ大百科(アニメ)のキャラの話じゃ無かった。 -- 名無しさん (2021-02-24 06:39:25)
最終更新:2021年02月24日 06:39