登録日：2009/06/29 Mon 05:39:33
更新日：2023/07/09 Sun 08:58:55
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そぼろ（素朧）とは、調理された食品の一種。
元々は「そおぼろ（粗朧）」が語源といわれる。
「でんぶ等の“おぼろ（朧）”をより粗くしたもの」という意味。
▽目次
概要
以下の様な材料を、そのままあるいは調味して、汁気がなくなりぱらぱらになるまで炒ったもの。
- 豚や鶏の挽肉
- 魚肉やエビをゆでてほぐしたもの
- 溶き卵
大抵は材料ごとに単品のそぼろとして作られる。
一度に多くの種類のそぼろを用いる場合も「右側に肉そぼろ、左側に卵そぼろ」等、混ぜずに盛り付けて配色を楽しめるようにする事が多い。
主な用途は、ごはんや弁当などの具。
例えば
鮭そぼろなら、鮭ごはんや鮭
おにぎり等が出来上がる。
比較的簡単に作れ、安価でしかも美味しい、夢の様な料理。
但し、そぼろ単品だと箸ですくってもポロポロこぼれてしまい、どうにも食べにくい。
基本はごはんと一緒に食べよう。
そのままごはんにかければ「
そぼろ丼」、弁当に入っていたらみんな大好き「そぼろ弁当」。甘く似た油揚げに詰めれば「そぼろいなり寿司」。
単色や肉そぼろ・卵そぼろの2色も良いけど、さくらでんぶも入った3色なんてのもまた定番かも。
でも3色そぼろのレシピの3色目ってそぼろじゃないインゲンかホウレン草だよね。
おかずの定番なら野菜や厚揚げといっしょに煮てとろみをつけたそぼろ煮、煮物や揚げ物にそぼろとろみあんをあけたそぼろ餡掛け。
ほか、炒め物、チーズ焼き、コロッケ、
オムレツなど色んなおかずに使える。サラダや冷奴にパパっとのせても。
スパゲッティやまぜそば等麺料理のソースにも使える。
用途が幅広いので作り置きの常備菜の定番でもある。小分けにして冷凍保存しておくと便利。
調理例
15分で完成、簡単豚そぼろ。
基本材料
- 豚挽き肉 500g
- 濃縮めんつゆ 100cc
- 水 150cc
- ショウガ 少々
- 砂糖 少々
豚の脂が苦手な方は諦めて下さい。
挽き肉は国産でも比較的安く手に入るので、可能ならば国産を使用しましょう。
1．鍋に水、豚挽き肉を入れ、火をつけないで挽き肉をほぐします。
2．挽き肉がほぐれたらショウガをひとつまみ入れ、火をつけ挽き肉が固まらない様にまぜながら中火で煮ます。
※お好みで料理酒を少々入れてもOKです。
3．挽き肉に半分ほど火が通ったら、砂糖ひとつまみとめんつゆを入れ水分をとばします。
4．水分がある程度なくなったら、一度味見し砂糖、めんつゆ、
醤油、
塩等で味を調節して完成です。
ほかほかごはんにかければ、アナタに小さな幸せが訪れます。
応用編のオススメは、卵焼きにそぼろ入れて焼くだけの「そぼろ入り卵焼き」。
名前はそのままだが美味い。
余談
BSEでアメリカ産の牛肉がほぼダメになった時期に、そぼろ丼を出す店が増えた。
牛丼も美味いけどそぼろ丼もいいよね。
食べる時にこぼさない様に注意しながら追記、修正お願いします。
- コレステロールさえ気にしなければこれだけでご飯2杯はいける恐るべきコストパフォーマンスを誇る一品 -- 名無しさん (2014-11-28 20:39:35)
- 鶏そぼろのほうが好き卵そぼろと一緒に親子そぼろ丼は美味しい。 -- 名無しさん (2014-11-28 21:44:36)
- ↑２豆腐のそぼろというのがあり（豆腐はよく水気を切る）コレならカロリーは低く抑えられて美味しい。 -- 名無しさん (2014-11-28 21:45:57)
- 間違えて凍らせちゃった豆腐を思いっきり炒めて、上記と同じ調味料で味付けをするとなんと不思議、鶏っぽいそぼろの出来上がりだ！ -- 名無しさん (2018-12-10 19:33:17)
- そぼろに細切れのシイタケを混ぜると美味しい -- 名無しさん (2021-09-11 14:35:52)
- 大豆ミートみたいなのもあるし…豆腐でも似た様な物は作れるのかもなと感心した -- 名無しさん (2023-07-09 08:58:55)
最終更新：2023年07月09日 08:58
