兵藤一誠

登録日:2011/04/23(土) 18:47:10
更新日:2023/11/04 Sat 17:16:24
所要時間:約 6 分で読めます




ハイスクールD×Dの主人公。
CV:梶裕貴

私立駒王学園2年生。愛称はイッセー。
悪友の松田、元浜と合わせて「三バカ」と呼ばれる、学園内でもかなりの有名人。

ある日、その身に宿る神器(セイクリッド・ギア)を危険視した堕天使によって殺害されるが、
偶然持ち合わせていたグレモリーの魔法陣によって憧れのリアス・グレモリーを呼び寄せ、彼女の眷属悪魔として転生した。
以来「上級悪魔に昇級し、自分のハーレムを作ること」「仲間のため、何より主のために強くなること」を目標にしている。


彼を語る上で欠かせないのは、その 性欲 である。
イッセーといえばエロスといっても過言ではなく、それ関連のKYっぷりや行動力、そして戦闘力は普段と比べものにならない。
取りあえず女性がいれば覗き、リビドーに忠実に発言するし顔に出る。
そのため、クラス女子の大半からは毛虫のように嫌われている。
その辺は本人も自覚があり、謝罪もするが反省する気はほとんどなく初期は鉄拳制裁を受けることもあった。
当初は問題だらけであったがこれを上手い具合に利用して自身の能力としている。(後述)


一方、根は非常に努力家かつ生真面目な性格。名前の通り信頼には全力の誠意で以て応じる熱血漢。
時間があれば仲間たちとトレーニングに励んでいる。
また、この手の主人公としては珍しく非常に礼儀正しい。目上や年長者には基本的に敬語であり出来る限り尊重する姿勢を見せる。


そして、イッセーの持つ愚直な優しさに助けられた人物は多く、男女敵味方問わず惹きつけられた者は多い。
基本エロ猿ではあるが、相手の事を真剣に考えて行動するからこそ、深く付き合うほど好感が持てるタイプといえる。

作者ブログによると女性読者からの支持も高いとのこと。


端的に言うなら、90年代ジャンプ主人公のノリと思うと分かりやすい。
この手のハーレムモノとしては比較的珍しく、モテる理由が明確で女性の好感度がハッキリ分かれている。


他に、リアスの兄・魔王サーゼクスの発案で魔界の特撮番組『乳龍帝おっぱいドラゴン』の主役として子供たちから人気を集めている。



【戦闘スペック】
転生悪魔なので人間とは比べものにならない身体能力を持つ。しかしそれゆえに光や聖なる属性が致命的な弱点となる。
また、ドラゴンの属性も持つのでアンチドラゴンの能力にも弱い。

元々は普通の高校生だったので身体スペックも悪魔としては凡庸だったが、ライザー戦に向けた合宿、龍王タンニーンのおっさんとの修行などで、着実にしかも数段飛ばしで成長している。
魔力の方も、最初は魔法陣での跳躍ができないほど貧相だったが、現在は並以上になっている。ただし依頼人の下には未だにチャリンコで出向く。
眷属としての役割は『兵士(ポーン)』。それだけで恩恵はないが、状況に応じて昇格(プロモーション)し能力を底上げできるので幅広く戦術を組める。


  • 洋服崩壊(ドレスブレイク)
イッセーの欲望技その一。ライザー戦で披露。
体に触れ、魔力を流し込んだ女性の衣類を一切合財弾き飛ばす。女性(と着衣好き)の敵ともいえる技。
この効果は「身に纏ったもの全て」という範囲で発動するので、仲間の縛めを解くのにも有効。まぁ服もろともだが。
なぜかどんな物理的硬度も魔術防御もすり抜けるチート臭い万能っぷりを持つ。
後に「女性の纏う術式のみ」弾き飛ばす「洋服崩壊A(アストラル)バージョン」を開発、通常版は「B(ボディ)バージョン」と呼ばれるようになった。

  • 乳語翻訳(パイリンガル)
イッセーの欲望技その二。ソーナ戦で披露。
女性のおっぱいに『胸の内』を訊く固有結界。おっぱい毎に性格が異なるが正直に教えてくれる。
これまた読心術などに対する術式をすり抜ける。そのためレーティングゲームでは基本使用禁止の憂き目に遭った。おっぱいに人格があり、しかも何故か心の声を代弁する。
物語が進むにつれて対峙する相手が大抵男性キャラ、もしくはそもそも人でない怪物となったため使用頻度が格段に落ちていたが、とある場面で無意識化に発動しイッセーとその家族を危機から救うことに。

二天龍の片割れ、赤龍帝ドライグの魂を封じた左手の籠手。神滅具(ロンギヌス)の一つ。
人間界の10秒ごとに能力を2倍する効果がある。
神器を使った各種能力は項目参照。

  • アスカロン
天使長ミカエルから譲り受けた聖剣。
『龍殺し(ドラゴンスレイヤー)』であり、ヴァーリやその他ドラゴンに有効な武器。
ゼノヴィアに貸出すこともある。

【人間関係】
先に挙げた性格、そしてドラゴンを宿す宿命として多くの人間の興味を惹く性質。
仲間たちとは非常に良好な関係であり、チームの士気の要。特に女性陣はかなり依存している。
もっとも一般的な感性を持つ人物(主に女性)には敬遠(初対面ではアレな印象を持たれることも・・・)される。
が、学園の女子たちからは夏休み以降は少し見直されているようだ(レーティングゲームでの修行などでイッセーに落ち着きが出るようになったため)。最も文化祭や三者面談での描写を見る限り、時と場によってはその限りではないようだが。

男とは良くも悪くも戦闘で関係を深めている。

木場とはエクスカリバーの一件以来、無二の親友とも言える仲。ギャスパーもイッセーの影響で前向きになりつつある。
匙とは親友であると同時に同じく龍を宿し、互いに競い合う良きライバル。

アルビオンを宿すヴァーリ・ルシファーとは、宿命の敵であるが現状闘う予定はない。

若手No.1の実力者サイラオーグ・バアルとも死力を尽くした殴り合いの果てに紙一重で勝利。出自を越えまさに強敵と書いて「とも」と読む関係。

現魔王の四名、北欧の最高神オーディン、天使長ミカエル、堕天使総督アザゼルなど、各界の重役にも期待されている。
特にサーゼクス、アザゼルからはかなり評価されており、そのせいでフリーダムな彼らの被害を受けることもしばしば。


女性関係だが、人間はさておき悪魔としてのイッセーを知る身近な者たちからは総じてLOVEの方の好意を向けられている。
しかし、イッセーはどんなときでも最後の一線を越えなかった。

これはイッセーがヘタレなのではなく、悪魔となった経緯に起因する。

初めての恋人であった少女(堕天使)に殺され、その後再会した時に必死で考えたデートプランを「ありきたりでつまらなかった」と酷評され、散々見下された結果、
女性と深く付き合うことがトラウマになってしまっていたのだから。
ハーレム王を目指す反面、女性と仲良くすることに恐怖を感じていたのだから。

そのせいで、主従よりもっと近い関係を望むリアスと仲違い。
眷属たちも最初は非難したが、経緯を知る初期組女性陣が理由を悟ってメンタルケアを敢行。結果完治とはいかないまでも随分解消された。

そしてサイラオーグ戦、真紅の赫龍帝覚醒と同時に全冥界生中継の舞台でリアスへの想いを絶叫。
その後「部長」ではなく「リアス」と名前を呼び、改めて告白しとうとう結ばれることとなった。


とはいえ、他の女性陣も虎視眈々とイッセーを狙っている。(悪魔は一夫多妻も可)

また、天使で幼なじみなイリナもイッセー狙い、
転入してきたレイヴェルについては兄ライザーと母親から「娘(妹)を色々な意味でよろしく。あとあの子今フリーだから(=上級悪魔になったらいつでも眷属として連れていけますよ)」と念を押されている。
京都妖怪の総大将の娘であるロリ狐っ娘・九重にも好意を持たれていて『京の都・天龍御子千年計画』絶賛進行中であるなど、何気にハーレム絶賛拡大中。


身に宿るドライグは一心同体の相棒。
能力覚醒の方法で泣かせてばかりだが、力に驕らないイッセーのことは高く評価している。乳龍帝とか言われて精神崩壊して幼児退行したけど

サイラオーグ戦時には、白龍皇の残留思念の協力もあり歴代赤龍帝の説得に成功。
覇道でない王道、希望を示したイッセーにより、強烈な憎悪のほとんどが消失。

歴代所有者たちもおっぱいを愛する紳士然とした姿になった。

しかし彼らはより深い交流をする前に、サマエルの毒からイッセーを守るため消滅。
凄く晴れやかに『ポチッとポチッと、ずむずむいやーん!』とおっぱいドラゴンの歌を唱和しながら消える姿にイッセーは感謝しながらも呆れずにはいられなかった。




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最終更新:2023年11月04日 17:16