中ボス

登録日:2010/02/26(金) 22:18:19
更新日:2022/09/20 Tue 17:10:29
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「もはやふたたび いきかえらぬよう
そなたらの はらわたを くらいつくしてくれるわっ!」


<①>
ゲーム等で、必ず立ちはだかる敵のこと。

ザコキャラクターとは一線を画す強敵。道・扉など進路を塞いでいたり、アイテム等を守っていたりする。

中ボスにもいくつか定義があり
  • ダンジョン等でさらに奥で別の敵がいる場合、そちらは中ボスではなくダンジョンボスとして別扱いする(ダンジョンボスもストーリー全体で見ると中ボスだが)
  • 戦った敵が別の場所ではザコモンスターとして出てくるor強制戦闘だと数が多いだけで普通に出現する
  • 普通に戦闘しても勝てないが、別のイベントで倒されたりする
などの場合もある。
中ボスは当然その他ザコより強いとされるが、その強さはピンからキリまであり、
下手すりゃザコモンスターの方が厄介(ザコを呼ぶ場合もある)だったり、逆にラスボス以上に苦戦する場合もある。若本ボイスの敵なんかは要注意。

強さの他に姿や行動・言動、演出等にインパクトがあると印象に残りやすい。
下衆な性格だったり、悪の美学を持っていたり。派手な技を持っていたり、ラスボスだと思ってたら実は裏ボスがいたり。
倒した後に仲間になるパターンだと、味方としては扱いにくかったりするのはお約束。

中ボスの印象がそのゲームの印象を大きく左右すると言っても過言ではない。


インパクトのある中ボスの皆様

■ルカ=ブライト
幻想水滸伝Ⅱの中ボス。
圧倒的な強さをもち、生半可なレベルと装備では瞬殺される事も多々ある。
また初登場時の豚のモノマネを要求するのは見もの。

■ブーメラン
ワイルドアームズに登場する中ボス。
ブーメランダイナミックに泣かされたプレイヤーは多い。
相方のルシエドもいる為厄介。

■サケカース
メダロット2のロボロボ団幹部。
カブトは大したことないがクワガタで使ってくるトリプルゴッツンが異様に強い。

■ヤガランデ
バーチャロンフォースに登場する火星の中ボス。
体力が通常の二倍、かつ威力が高く誘導と判定に強い武器をバンバン撃ってくる。
ハメ技があるがたまに効かない。

■憎悪に満ちたセセリ
エスプガルーダⅡの5面ボスつまるところ中ボス。
だが公式発言でIKD氏にとってはラスボスであり真の主人公。
通常セセリと違い残機MAXでも勝てるか危うい凶悪な弾幕。
さらにインパクトが強い「必ず死なす」というセリフを残した。

■バラモス
ドラゴンクエストⅢに登場。
ファミコンRPGを代表すると言えるほどの中ボスオブ中ボス。
「魔王」というポジションで君臨し、冒険の目標であったが、実は上にさらに「大魔王」がいたという王道を築き上げた。
イオナズン、メラゾーマのみならず、メダパニやバシルーラも使うので油断はできない。

■ムドー
ドラゴンクエストⅥに登場。
旧作のバラモスのようなポジション。
そこまではレベル上げも大して必要なかったので、そのまま戦闘に入ると地獄を見た―の典型。
大体14~16なのだが、SFC版攻略本には推奨レベル『22以上』と書かれていた。

一形態目を倒すと、まさかの本気状態の二戦目。ドラクエシリーズの中ボスは基本的に変身しないのでプレイヤーはまず想定外だが、更に攻撃がえげつない。
いなずま→凍りつく息はまさにトラウマ。
あまりの強さに『あ、負けイベントか』と思ったプレイヤーも多数いるらしい(もともと最初のイベントでムドーに負けてるのもある)。

■ウィーグラフ
FFTに登場(みんなのトラウマ)。
彼との一騎討ち含むリオファネス城の三連戦は、セーブをしたら引き返しが不可能なFFTきっての難所である。
その上異様に強いため、うっかりセーブしてしまった多くのプレイヤーを絶望のどん底に叩き落した。
が、鍛え上げた忍者ラムザで殴ると一撃死するのは、お兄さんとの内緒だ☆

あなのぬし
MOTHER2に登場する中ボス。
なぜか全員がナンバー3を自称している。詳細は当該項目を参照。

■ブラックハートmkII
バトルガレッガ最終面中ボス。5面ボス「ブラックハート」の強化型という設定。
中ボスに格下げされたと侮るなかれ、大量にばら撒く爆雷や左右に細かく振り回すワインダーバルカンなど攻撃面が大幅に強化されている。
本作の攻略ではパワーアップを必要最小限にし、無駄弾もできるだけ撃たず、スコアを稼いでエクステンドしては自爆してゲーム内ランクを低く抑える…
という極端なプレイが推奨されているが、それはラスボスではなくこの中ボスの怒りを鎮めるためとも言われている。


<②>
魔界戦記ディスガイアの登場人物。
CV:鈴木千尋

自称ビューティー男爵の、ナルシストな悪魔。

バイアスという本名があるが、


「お前の名前など、どうでもいい。ただの『中ボス』で十分だ。」



ラハールのこの一言から、中ボスという名前が定着してしまった……。

星の数ほどあるゲームの中でも、呼称が中ボスなのはこいつぐらいしかいないだろう。
ユニット名すら中ボスとなっている。

自己紹介しようとしても、大概は本名さえ言わせてくれずに無視される。

DS版でプレイできるエトナ編では、一応ちゃんと名乗らせてもらえる。

魔界戦記ディスガイア2では、エンディングが見たいとするアデル達の前に現れるが、やはり「コイツはいいとこ中ボス止まりだろ」と、一目で看破されてしまった。

カードゲーム、WSにおいても本名の上に斜線が引かれ、横に中ボスとかかれている。


その正体は、大天使ラミントンによって蘇ったラハールの父、魔王クリチェフスコイである。



追記修正お願いし…ガハッ…

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最終更新:2022年09月20日 17:10