登録日：2011/10/20(木) 07:34:57
更新日：2024/01/04 Thu 22:40:32
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私の祖国は何処ですか？
信ずる人は？
◆嵐の予感
「嵐の予感(あらしのよかん)」は聖飢魔IIの楽曲。
第7大教典『有害』、元祖極悪集大成盤『BLACK LIST』に収録されている。
なお、『XXX -THE ULITIMATE WORST-』には入っていない。何という事だ！！
小教典化されている楽曲では無い為、信者以外への一般知名度は余り高くないと思われるが、近年動画サイトへの掲載により、直撃世代以外や海外在住の信者も着実に増やしている聖飢魔IIの楽曲群の中でも「ベスト(ワースト)」と語られる程の神(悪魔)曲として最大級の評価を受けている。
項目では僅かしか明かせないが、とにかく歌詞だけでも泣けて来るので探してみるのをお薦めする(寧ろニコ動なら序でに聞ける)。
【概要】
■嵐の予感
嵐の予感
作詞:デーモン小暮
作曲:Sgt.ルーク篁III世編曲:聖飢魔II､松崎雄一
デーモン閣下による世界の真実を端的に語ったかの様な、単純ながら胸に響く(抉られる)詩篇を、静かなテンポで聞かせるバラード曲……と思いきや、中盤でのメロディーの変節から始まるサウンドセッション、フュージョンの衝撃から、また元のメロディーに“その盛り上がりを維持したまま”戻る……と云う、とてつもなくドラマティックな展開を見せる楽曲。
曲構成の基盤となるキーボードを担当しているのは「妖怪松崎様(他)」として、以降の聖飢魔IIの最大のサポートメンバーとなった松崎雄一であり、妖怪松崎様の奏でる旋律、プレイをバックに各構成員の技術が光るプログレッシブロックとなっている(※聖飢魔IIは単にHR/HMバンドとして紹介される事が多いが、全体的にはプログレバンドであった)。
……その演奏に乗せてますます冴え渡る、語りかけるかの様な閣下の美しいボーカルにも心を奪われるが、その強いメッセージ性と、抜群の説得力を以て語りかけて来る歌詞に対し、閣下曰わく「深読みするな」……との事。
……無理です閣下(※理由は一度聞けば判ります)。
聖飢魔IIの多様性を一曲で示し、尚且つ壮大な世界観、楽曲としての完成度を称えられている作品としては他に「悪魔のメリークリスマス(完結編)」があるが、曲構成の複雑さではこちらに軍配が上がるかと思われる。
……ともかく、近年の聖飢魔IIを知らなかった世代へのアピールを通して「もっと評価されるべき」……との声が出される要因の一端を担っている楽曲なのだろう。
【余談】
これだけ壮大で、繊細な構成の楽曲にもかかわらずに悪魔共は生演奏のミサでも収録バージョン以上のクオリティ(しかも、何故か後年程に上がる)で演じてみせている。
2022年5月にはYouTube公式絵巻にてロシアによるウクライナ侵攻に対しての抗議を盛り込んだ動画として公開したが、数日後には規則違反によって削除されるという憂き目に遭う。これもまたゼウスの妨害なのか。
その為、プロテストソングとしての面も持っている。
【参加構成員】
◆ライデン湯沢殿下:Drums, CHORUS
◆デーモン小暮閣下:VOCALS
◆SGT.ルーク篁Ⅲ世参謀:GUITARS, CHORUS
◆ゼノン石川和尚:BASS, CHORUS
◆エース清水長官:GUITARS, CHORUS
※and松崎雄一:KEYBOARD, CHORUS
君は、何をやり遂げる為
生まれて来たのか？
アニヲタのため？
冥殿の仕業？
最終更新：2024年01月04日 22:40
